清水町議会 平成20年第7回定例会 2008年9月16日
総合計画の策定について
2008年9月16日、清水町議会の一般質問で、橋本晃明議員が「総合計画の策定について」質問し、町長 高薄渡が答弁しました。
- 質問者
- 橋本晃明 議員
- 答弁者
- 町長 高薄渡
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 橋本晃明
2番、橋本晃明です。議長のお許しをいただきましたので、一般質問を行います。まず、1点目は総合計画の策定についての考え方であります。中長期的な清水町のありかたを定める総合計画は、まちづくりの基本的な方針であり、非常に重要であると思います。将来の町の姿を描くことで、個々の事業の是非というものを判断していく、個々の政策を関連づけて、ストーリーをつくる。すなわち町の政策に一貫性を持たせて相乗効果を高めていく。財政的な安定のためには、中長期的な視点というのは欠かせない。これから策定作業に入る第5期の計画について、その策定の基本的な考え方、それを伺いたいと思います。総合計画の位置付けであります。私はかなり重要であると考えておりますが、町長はその点どうお考えなのか、また策定の方法についても古くはコンサルタントに多額の予算を支払って担当者とコンサルタントでつくったような時期もあったかと思いますが、町民の意見をいかに反映をしながら、そしてまた町長のまちづくりの姿勢というものをどう加味していくのか、伺いたいと思います。総合計画のなかで非常に重要なポイントは人口の想定であると思います。10,000人を境にして、自治のありかたを問われているということもありますが、人口、例えば昔のように夢のある計画という抑えかたで目標値にするのか、現状を厳しく精査したうえで現実味のある人口設定をして、政策を考えているのか、その考え方は更に重要だと思います。また、人口の減少とともにそれよりももっと重要なのは年齢構成の移り変わりだろうと思います。それらについてのお考えを伺いたいと思います。この総合計画の描くもの、将来の重要課題、どういったことをお考えなのか、お伺いしたいと思います。2番目は、町民の起業を支援するということにもっと力を入れてはいいのではないかという点です。町の経済の活性化のためには、企業誘致とともに内なる活性化が不可欠であり、町民の起業を支援することが重要だと思いますが、町長のお考えを伺いたいと思います。今、役場のなかに、これらを担当する部署はあるのか、また、新規事業に対するしくみ、要するに行財政改革のなかで新規事業についてはすべて基本的にストップしてきた、そういうなかで新規で事業を始めようとするときに、それをいかに採用をしていくか、その判断をする仕組みはあるのかどうか伺いたいと思います。以上、2点であります。
答弁 町長 高薄渡(町長は2016年12月まで)
それでは橋本議員のご質問にお答えしたいと思います。まず、総合計画の位置づけですが、総合計画は本町のまちづくりを総合的、計画的にするための基本的な指針となるものでして、町政運営上、最も上位の計画でございます。現在の総合計画は、地方自治法第2条第4項に明記されておりますように、自治体は町の総合計画をつくらなくてはならないとなっております。したがって、この計画を策定するうえでは3つに分かれておりますけれども、基本構想、それから具体的な施策を明らかにしていく基本計画、10か年のうちの5年先、中期、これをみる実施計画の3つで構成がされているものです。しかし、議決を経るのは基本構想のみという状況になっているわけですが、今日、自治法いろんな面で全体的に協議をしていくものが必要ではないかということも言われております。実施する事業については、財政状況に取捨選択するものではないということになるんですが、施策の達成度、あるいは優先度ということを考えていく場合に、実施計画に載せていかなければならないものなんですが、財政計画とその直近する5年では不透明で見えないというなかでは、単年度、あるいは2年か3年、長くてもそこまでの財政計画と予算というものをしていかなければならないのではないかということになるわけです。このようなことから、市町村での総合計画は最も重要なことになるわけです。毎年、実施計画については、社会の変化や財政の変化におきまして、予算編成前にローリング、いわゆるヒヤリングをしながら、総合計画審議会に諮問して、答申を経て、事業計画としていくわけです。策定の方法ですが、今策定は平成21年度から取り組む予定をしております。計画は23年から32年という10年間に及ぶものです。策定手順、手法については、現在情報を収集しておりますが、前回の策定作業にも実施しました住民アンケートを必須と考えております。当然、そのアンケートの集計、分析、これを行わなければなりませんが、専門的な方々に委託をすることを想定しているわけですが、計画本文の策定については、計画審議会と協議をして、直営で実施してまいりたいと考えております。当然、この計画というのは、本町のまちづくりの意思を表すものでありまして、町長個人の意思を表すものではなくて、あくまでも町として、代表者たる町長が責任を持って、実施をするということでございます。現在、本町は住民とともに歩む協働のまちづくりを将来像としておりまして、住民情報公開制度をはじめとして、さまざまな住民への情報を知り得る基準や手順を示しているものです。後は、住民の皆様がそれをどう運用・活用するかにかかるわけです。人口の想定ですが、前回も非常に困難を要しましたが、11,000人ということで、現在は10,400という数字になっておりますが、概数値のときは10,989人、したがって約11,000人となっております。平成7年では11,325人ですから、平成7年よりは1,000人ほど減っているという状況です。あくまでも人口については、将来指標の原点であります。まちづくりの施策をしていくうえでどうしても欠かせないわけです。努力目標ということでおさえているわけですが、本町の現況、それから将来の現況から考えると、自然の増というよりも現状維持を守ることにかかってくるわけでして、現在の人口より多く望むことはできないのではないかと、しかし、努力目標であるけれども、それに向かっていくんだということを明確にしていかなければならないのではないかと考えております。4点目の将来の重要課題ですが、年齢も含めてそうですが、当然、日本社会におきましては、少子高齢化ということでして、逆三角形になっているわけです。よほどの環境づくりをしない限りはこのまま推移していくわけです。当然、国としましてはあらゆるそういう面で手立てを加えておりますが、やはり社会環境、経済環境というものを充実しなければ元のような形には進んでいかないのではないかと思います。本町ではそれを踏まえたうえでその施策も考えていかなければならないと思います。年齢構成に合わせたそういう質的な充足を目指すことを計画に含めなければならないのではないかと思います。当然、アンケート、住民懇談会、町民参加のもとの審議会、多くの方に参画をしてもらいたいと考えているところです。次に、起業の支援です。庁内にその部署があるのかということです。庶務規定上は、企業誘致等々に関するものは産業振興課商工観光係となっております。しかしながら、従来からの庶務規定ですが、今置かれている状況は起業のみではなくて、興す企業もありますし、企業誘致もありますが、全体的に取り組みをしていかなければならないということから、5団体による活性化戦略会議というのを設置しました。その中身はあくまでも地域資源と人材をいかして、活力ある町を創造していくため、農業、商工業、建設業及び観光業が強固なネットワークを築いて、既存産業の振興、企業誘致、起業支援、これは橋本議員の質問になりますが、新産業の創出、こういうことを地域経済を活性化させることを目的にしてつくったものでございます。これによりまして、さきほど申し上げました商工観光係のみならず、総括的なものをやらなければなりません。農業であれば農業関係、それから建設業であれば都市施設の土木建築、そういうことでさまざまな分野に及ぶものですから、総務課政策室をその事務局といたしました。そこで当然、そこだけで進めるものではなくて、構成課はそれぞれ構成員となっています。お互いに起業支援や企業誘致を認識して確認作業の窓口を構築しているところです。今後も更に組織や機構等、検討委員会で協議させておりますので、そこで明らかにもう少ししていかなければならないと思っております。次に新規事業に対する仕組みでございます。当然、起業あるいは創業支援では、そういうものをやろうとすることを知ろうとする、相談していくそういう流れがこれに対応する仕組みづくりになっていくんだろうとこのように思います。役場の窓口がひとつになりながら、情報を入手して関連課に回していくということもひとつでありますし、複数の課で窓口をしながら、情報の共有をしていくというのも必要でありますが、さきほど申し上げましたように、これもそういう仕組みをしっかりとつくりあげてまいりたいとこのように考えております。なお、こういうなかにはどうしても、そういう技術といいますか、知識といいますか、そういうものが必要ですし、また、出向く、歩いていかなければならないとものもあります。その人材の養成、これも努めていかなければならない。それには、単純ななかに送り込むだけではなくて、そういう金融政策を含めて、その方々の支援協力を得て、どうやったら起業を手助けしていけるのかということをしていかなければならないと思います。当然、地元の方々がこれを行うにあたっては、以前、それぞれ新しいものにチャレンジする事業ということを取り組んだことがあります。もう一度そういったものを構築していく必要があるのではないかと思うわけです。一方で、そういうものにつきましては法がありますので、さまざまな法律や制度を運用して起業する方々への協力体制を惜しまないということをしていこうと考えております。そういった面では、まさに町として体制づくりをしていかなければならない状況かと思います。終わります。
再質問 2番 橋本晃明
それでは、1番目の総合計画策定についての考え方から再質問を行います。町のもっとも上位に位置する計画であるということからその重要性について、異論のないことが確認できましたが、それでは町長が重要だと考えている総合計画が、本当に重要と考えられていたのかという部分について質問をしたい。今年の予算委員会のときにも、質疑をさせていただきましたけれども、総合計画にまったく載っていない道路の建設予算が予算に盛られていたと、このことについては、予算委員会のなかで都市施設課長から緊急的といいますか、下水がどうしても必要になったと、併せて道路をやることでコストが下げられるという説明があって、予算の必要性というのは理解をいたしました。しかし、その予算がつくにあたって、さきほど町長は、予算編成前にローリングを行って、それを総合計画審議会に諮問答申し事業を実施すると、手順を述べられておりましたけれども、こうはなっていない。総合計画審議会に出されたものには、それに載っていない事業が、予算編成といいますか、ローリングの後に出てきて、予算に組み込まれていると、このことについて、特にまちづくり基本条例が出来た後ですし、総合計画審議会というのは年に1回しか開かれないなかで、いかに町政に生かしていくかということが問われているときにこういうやりかたはないのではないかと、予算委員会ではそこまでは聞きませんでしたけれども、この場で町長の考え方を伺いたいと思います。
答弁 町長 高薄渡(町長は2016年12月まで)
あの、総合計画が重要性があるというのは申しております。そのへんについては、予算委員会のときにもかなり質問がございまして、私の考えは述べたつもりでしたけれども...(途中中断)(橋本議員より町長の答弁はないと発言あり)
答弁 町長 高薄渡(町長は2016年12月まで)
なかったですか。いや、私、ありました。(橋本議員より再度町長の答弁はないと発言あり)◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
答弁 町長 高薄渡(町長は2016年12月まで)
私の記憶では委員会で質問があったので、述べさせていただいたのではないかと思います。ちょっと1点、誤解されていると思いますが、総合計画委員には予算は出しません。あくまで総合計画委員会は、ローリングを行った後の総合計画審議会に諮問しているのであって、予算は出しておりません。あくまで予算は予算であります。前回、私が言ったのは、社会的な変化、状況変化、町政を運営していくなかでさまざまな変化があった場合に、これはやっていかなければならないと思うんです。計画は計画ですが、その地域住民が生活用道路として緊急に必要だと、以前からずっとそのことが言われていた問題で、そういうものの優先をさせていただいたというのが現状です。それが総合計画に入れていなかったことに関してはすごく反省してまして、道路の優先順位といいましょうか、それを組み立てる必要があるのではないかということで、今年度からそういう方向性を、反省点を踏まえてしていきたいと思います。まだ、あそこで新たな住宅地が民間によって、これが町が進めているのであればそういうことにあるんですが、新たな住宅地が生まれてきたと、あるいは生まれると、それからそこに水溜りがあって排水がいかないと、そういったところが今回見受けられたので、そこの優先をさせていただいたんです。予算に提案し質問を受けて、かなり議論されたわけですが、そのへんの部分を今年度反省して、次の計画にはそういうものをないようにして、社会的条件変化によって変わる場合もあるということ、固定したものではないということだけは言わなければならないかなと思います。どこの自治体でもそういうことがありえるわけです。基本的な考え方は総合計画に基づいて計画を組んで、そのなかから優先順位を決めて、財政の許す範囲で位置づけをしていくということが基本です。そういうことがございましたので、十分にそのことについては反省し次期にいかしていきたいとこのように思います。