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鹿追町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月18日

公共工事の検査体制について

2024年6月18日、鹿追町議会の一般質問で、青砥敏一議員が「公共工事の検査体制について」質問し、町長 喜井知己、建設水道課長 大上朋亮が答弁しました。

質問者
青砥敏一 議員
答弁者
町長 喜井知己、建設水道課長 大上朋亮

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 4番 青砥敏一

公共工事にかかる検査体制についてお伺いいたします。町発注の工事は、毎年度各種行われ、完了の際は契約等に基づき適正な完了検査が行われ受け渡しを行っていることと存じます。平成 30 年(2018 年)に工事発注した認定こども園しかおいについてお聞きいたします。認定こども園しかおいは、子育て支援センター、学童保育所を併設した幼保一体化の総合施設として、園舎は令和元年(2019 年)11 月完成し、12 月から供用が開始されました。この認定こども園しかおいは、総工事費 11 億 5,149 万円と多くの財源を投じて建設された施設であり、今後何十年も活用される子育ての拠点施設であります。この施設を建設するにあたっては、運営方法はもとより、利用しやすい建物にするため町長をはじめ関係職員、PTAなどの多くの皆さま方が時間を費やし、意見交換、先進地の視察等を行ってきたとお聞きしております。そしてその成果として、それらが反映され、随所に工夫が施された施設として建設されたものであると多くの住民の皆様が認識しているところであります。しかしながら、この施設が供用開始してから、建物の不具合があり、具体的には園舎の雨漏りや、内部の壁面にはカビが発生する等の事象があると多方面からお聞きする機会がありました。通常考えると新築された建物において、このような事象は想定できないことであると思います。町長にお伺いします。1、公共工事における検査の手順は。また、関係要綱等、どのようなものに基づいて実施されているのか。2、認定こども園しかおいは、中間検査も含めどのように実施されたのか。3、認定こども園しかおいは、完了後、不具合を生じ、修繕が必要な状況にあったのか。修繕を行ったのであればその内容、経過、費用負担は。

答弁 町長 喜井知己

青砥議員からは、「公共工事の検査体制について」と題しまして、3点御質問をいただきましたので、順次お答えさせていただきます。認定こども園しかおいの新築工事は、「建築主体工事」、「機械設備工事」、「電気設備工事」の3工種を平成 30 年(2018 年)8月 20 日に契約締結しております。また「地中熱ヒートポンプ工事」は平成 30 年(2018 年)11 月 12 日に、「外構工事」は平成 31 年(2019年)3月6日にそれぞれ契約締結しており、本工事は5工種に分割し発注したものであります。1点目の、「公共工事における検査手順は。また、関係要網等、どのようなものに基づいて実施されているのか」についてお答えいたします。工事の完成検査は契約書に基づき、「受注者は工事が完成したときは、その旨を発注者に通知しなければならない」とされ、「発注者は通知を受けた日から 14 日以内に検査を完了し、その結果を受注者に通知するものとする」とされております。検査は、国及び北海道が示している「工事検査要領」等を参考とし検査を実施しているところです。次に、2点目の「認定こども園しかおいは、中間検査も含めどのように実施されたのか」についてお答えいたします。「建築主体工事」、「機械設備工事」、「電気設備工事」の3工種において、それぞれに「でき形部分等(第1回)確認請求」が提出され、各契約書に示す支払限度額相当額分を平成31 年(2019 年)3月 27 日に「でき形部分等(第1回)検査」として実施しており、検査はでき形部分を現地で確認の上、でき形部分等内訳書を作成し、でき形部分等確認通知書を受注者に通知し検査を終えております。また、3工種の完成検査は、令和元年(2019 年)11 月 11 日に検査を実施し、受注者から提出された工事成果品の工事写真、各種計算書、材料搬入検査簿など提出書類の書類検査と、現地検査を実施し完成検査を終えております。次に、3点目の「認定こども園しかおいは、完了後、不具合を生じ、修繕が必要な状況にあったのか。修繕を行ったのであればその内容、経過、費用負担は」についてお答えいたします。御質問のとおり、何点か修繕の必要な事象が起こり、その都度改善策を協議し対応しており、大きく分けて3点の修繕について内容や経過を御説明いたします。1点目は天井からの漏水であり、令和3年(2021 年)3月に保育室や遊戯室で発生しました。通常見えない所に隙間があり、雨が強風により吹き付けた事が原因でした。不備があった箇所は、雪解け後の5月に板金工事や室内の天井板の張り替えを行い早急に対応し改善を図っております。2点目はカビの発生ですが、令和2年(2020 年)7月に外気を取り入れる吸気口の室内吹き出し口がある2か所の収納庫内にカビが発生しました。外部空気が入るために湿気がこもりがちになることが原因であると考えられたことから、8月に廊下側へアースチューブ吹き出し口を出す工事やパイプファン3個を設置し状況を見ることとしましたが、次の年には廊下の天井やロッカールームにカビが発生することとなりました。このため天井を張り替え、カビによる健康被害が無いように清掃業者や職員が清掃を行い対応しております。なぜ、空気がこもるのか。湿度は時期でどんな風に変化するのか空気の回り方等解明することに時間を要しておりますが、まだ、根本的な解決には至っていない状況です。3点目は床フローリング材の乾燥収縮ですが、初年度の床暖房を入れる期間(11 月~5月)からフローリングの床板同士が離れ、隙間が空く現象が起こりました。当初隙間は小さかったためシーリング材により補修し対応しておりましたが、令和3年(2021 年)頃には隙間が大きくなり、隙間がある部分の板の張り替え、一部にアルミ製の見切り材を入れ対応しております。 また、令和4年度(2022 年度)になっても隙間が改善しないことから、一部の床面に換気口を2個設置し床下の空気の流れに変化があるか様子を見ることとし、隙間が空く期間については、職員がテープを貼って対応しておりました。いずれにしましても、長期にわたり原因究明や改善されないことや園舎を使用している子供たちや職員にとって早期に解決すべき問題であることから、これまでとは違う新たな改善策を強く要請し、設計者が費用を負担した上で6月末から7月末までに最終工事を行うこととなっております。内容としましては、カビが発生しないよう外気の取り入れ方を見直し、新たに外気の温湿度を調整して室内に取り込むため、外気処理エアコンを遊戯室へ設置すること、ロッカールームにパイプファンを設置すること、天井の防カビ塗装をそれぞれ行います。また、フローリング床板につきましては、アルミ製の見切り材や伸縮性のあるゴムパッキンを設置し、床板が動かないよう改善を図るものであります。当初から修繕に要した費用に関しましては、設計者や施工業者と施工不良及び設計の瑕疵という共通認識であり、町は一切負担しておりません。 今後、早急に二つの課題の解決に取り組んでまいりますので、御理解と御協力をお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。

質問 4番 青砥敏一

ありがとうございます。検定後における施設の不具合が発生した場合、早期の解決を行うなど対処方法を確立する対応していく必要があるのではないでしょうか。また、このような問題は鹿追町に限ったことではなく、ほかの自治体においても抱えている問題だと思われます。こども園の受注業者さんは管内でも有数な建設業者であり、先進的な取り組みを行っている会社でありますので、このような問題のときにも施工者側からの建設的な意見が聞けると思われますが、いかがお考えでしょうか。

答弁 町長 喜井知己

お答えをいたします。この件につきましては、当初からいろんな問題が出ていまして、その都度、施工業者さんにはいろいろお願いをして対応はいろいろされてきておりますが、先ほどお話したとおり抜本的な解決につながってこなかったというのが実態であります。確かに施工に伴う問題は一部もしかしたらあるのかもしれませんけれど、どちらかというとこれまでの話し合いの中で最終的には問題が多いのはやはり設計側の問題が大きいということで、先ほどもお答えしましたとおり認識も一致をしているところでございます。そういったことで抜本的な解決には先ほど言ったような対応もしてまいりますけれども、それで全てが解決するわけではないということも見込まれますので、これについてはそういった設計等の瑕疵による責任というのは当然あるということは認めておりますので、今後ともしっかり初期の目的が達成できるような施設運営ができるようにしっかりと設計者、あるいは施工業者のほうと今後とも協議を進めてまいりたいと思っております。

質問 4番 青砥敏一

ありがとうございます。答弁の中に6月末から7月末までに最終工事を行うこととなっておりますが、これもう4年半以上が経過しているのも驚きなのですが、最終工事ということはこれで直らなくても最終ということなのでしょうか。お伺いします。

答弁 建設水道課長 大上朋亮(建設水道課長は2024年12月まで)

今回、6月から行われる最終工事ということで答弁していますけども、今までの経緯も踏まえて違ったかたちでということもございますので、今回が最終工事ということで考えておりますが、その後も少し様子を見なければならないということも考えておりますので、一応今回は最終工事にしたいという考えでおります。

質問 4番 青砥敏一

ありがとうございます。それと今年度は大規模改修があると伺っていますが、概要等このような事態にならないように再発防止対策があればお聞かせ願いたいのですが。

答弁 建設水道課長 大上朋亮(建設水道課長は2024年12月まで)

ちょっとお聞きしたいのですけれども、大規模改修というのは町民ホールとかそちらのほうの大規模改修という御理解でよろしいのでしょうか。

答弁 建設水道課長 大上朋亮(建設水道課長は2024年12月まで)

はい、今お聞きしましたところ町民ホール役場周辺のエリアのお話だということでございますので、その中に認定こども園のほうは含まれておりませんが、こういうことがないように今進めている状況でございますので、手戻りがないよう進めていきたいと考えております。

質問 4番 青砥敏一

以上です。ありがとうございました。

出典:鹿追町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月18日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる