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標茶町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月4日

植樹活動の意義を明確にし積極的に進めるべき

2024年6月4日、標茶町議会の一般質問で、渡邊定之議員が「植樹活動の意義を明確にし積極的に進めるべき」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、教育長 青木悟、農林課長 村山尚が答弁しました。

質問者
渡邊定之 議員
答弁者
町長 佐藤𠮷彦、教育長 青木悟、農林課長 村山尚

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 渡邊定之

私は、一般質問3点を用意し、質問させていただきます。町長は行政報告の中で植樹、「森と川の月間」についても詳しく述べられた部分もありますので、重複してしまうかもしれませんけれども、質問させていただきます。植樹活動の意義を明確にし積極的に進めるべきについて質問いたします。今年も「森と川の月間」が進められていますが、クリーン作戦と同時に植樹が多く行われています。その中で、川と植樹を結びつけた植樹活動も盛んに行われていますが、町としてはどのような効果を期待していますか。森と川の月間の植樹事業に参加いたしました。関係者からの声、そこで参加された方々の声として、植樹をする場所がないとの声も聞かれました。町としても積極的に場所の確保に協力すべきではないかと思います。町が貸している土地などもあると思いますし、この際、河川敷地などの確認も行ってみてはどうですか。そのような土地があるとすれば、どのような用途で、例えば植樹が可能な 1,000 平方メートル以上の土地について明らかにしてください。40地元の子供たちも学校行事の一環として取り組んでいるこの植樹祭、将来的にはどのようにすべきと考えていますか。お伺いいたします。

答弁 町長 佐藤𠮷彦

10 番、渡邊議員の植樹活動の意義を明確にし積極的に進めるべきとのお尋ねにお答えいたします。本町は、釧路湿原国立公園、阿寒摩周国立公園、厚岸霧多布昆布森国定公園を有し、釧路川、西別川、別寒辺牛川の3本の川が流れ、かけがえのない豊かな自然の中にあります。その大地を先人たちが切り開き、自然とともに酪農・畜産業を含む私たちの生活は発展を遂げてきました。多様な生命、あふれる自然を守り、未来の主人公である子供たちに引き継ぐことは、自然の恵みを享受してきた私たちの使命であることから、本町では毎年5月を「森と川の月間」に位置づけ、植樹活動やクリーン作戦など、森と川を守る運動を展開してきました。また、この3本の川は、森の栄養分を海へと運ぶ役割を担い、豊かな漁場を育むとともに、下流域で暮らす人々の生活を支える重要な水源にもなっており、こうした河川周辺環境の保全に努めることは、上流部に暮らす私たちの果たすべき当然の責務であると考えております。1点目の川と植樹を結びつけた植樹活動も盛んに行われているが、町としてはどのような効果を期待しているかとのお尋ねですが、森と川の月間における本町内で実施されている植樹活動につきましては、現在、シマフクロウの森づくり百年事業植樹祭、豊かな緑と魚のリバーサイド植樹活動、虹別萩野魚付保安林再生事業植樹が行われておりますが、それぞれ主催する団体や関係者で組織する実行委員会等において、目的や趣旨が定められておりますので、それらの達成に加え、水源涵養や土砂流出防備等、森林の持つ公益的機能の発揮と、さらには心安まる豊かな暮らしの基盤となる森、緑に対する町民の理解が深まることにも期待をしております。町としても積極的に場所の確保に協力すべきではないかとのお尋ねですが、本町におきましては、それぞれの植樹活動における目的や趣旨に沿い、保全が必要な河川周辺の主伐期を迎えた町有林のうち針葉樹林を、ミズナラやヤチダモなど郷土樹種が生い茂るより、本来の自然に近い森林に近づけることを基本とし、これまでの積極的に植樹活動の場として提供してきております。次に、この際河川敷地などの確認を行ってみてはどうか。町が貸している土地などはないか。あるとすれば、どのような用途か。場所面積について明らかにされたいとのお尋ねですが、町が貸している土地につきましては、河川敷地で町道虹別 69 線沿いの西別川河川敷で1万 4,165 平方メートルを放牧地として、町道虹別 65 線沿いのシュワンベツ川河川敷 4,500 平方メートルを放牧地として、馬場通路として、また、電柱や電線などの占用許可をしております。また、河川敷地以外の町有地で 1,000 平方メートル以上の貸付けは令和5年度では町内会地域会に2件、消防署に1件、国に2件、民間事業所に 18 件のほか、工事用の短期貸付けが4件で、合わせて 27 件、28 万 228 平方メートルの貸付けを行41っております。また、いずれの貸付けも、それぞれ貸付け側が事業目的を持って使用していることと、市街地や学校跡地であることなど、森と川の月間関連事業用地としての使用は想定できるものではないと考えております。いずれにしましても、冒頭説明申し上げた森と川の月間関連事業の趣旨に基づき、今後においても関係機関及び関係団体と連携協力し、植樹活動やクリーン作戦などの取組を推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

答弁 教育長 青木悟

引き続き、教育委員会に関する質問にお答えいたします。2点目の地元の子供たちも学校行事の一環として取り組んでいるが、将来的にはどのようにすべきと考えているか伺うとのお尋ねですが、虹別小学校及び虹別中学校においては、毎年度、生活科や総合的な学習の時間を利用し、全校児童生徒が森と川の月間植樹活動等に参加しております。虹別小学校では、植樹活動用の苗木づくりなど、事前の活動を行い、虹別中学校では、講話の時間を設け、森と川に関する理解を深めた後に植樹活動に参加しております。この活動は児童生徒にとって、地域の自然環境を生かしたふるさと教育につながるものであり、大変貴重な機会となっております。今後においても児童生徒の学習の場としたい考えでありますので、ご理解をお願いいたします。

質問 10番 渡邊定之

今、河川敷その他いろいろ町が貸している敷地についてのお答えの中で、基本的にはそういう場所はなかなか見つからないという答弁だと理解しますが、次の質問に関わるとも思うのですけれども、河川敷と農地とそこの部分での境界みたいなところで、町有地に入り込んで草地になっている部分とかというのも調査はされているのですか。

答弁 農林課長 村山尚

担当課のほうからお答えさせていただきます。今、渡邊議員のほうから、これは植樹を前提として、要は河川敷地だとか町有地に入っている農地がないのかという調査はしているのかということだったのですけれども、植樹前提ではなくて、中山間等直接支払事業だとか、そうした部分から、当然、そこについては所有地内で草地をきちんと管理していただくという前提になっておりますので、そういった面からの調査は行っておりますが、植樹が可能かどうかという観点からの、そういった調査というのはしておりません。ただ、町長からの答弁にもございましたが、基本的には河川敷地周辺の町有林において、植樹可能なところについては、平成 26 年から植樹会場として使っていただいております。議員の地元であります虹別地区において、シマフクロウの保護活動をしている団体が植樹活動を 30 年ほど前から実施しているのですけれども、その団体に対して、これまでに 9.242ヘクタールの町有林のほうを植樹会場として提供してきたところでございます。

質問 10番 渡邊定之

基本的に植樹をする場所を積極的に行政のほうとしても、探すという言い方はあれかもしれない、植樹が可能なところは、ぜひそういう団体とかには協力して情報として流していただきたいなと思います。それと、子供たちの学校行事の一環として取り組んでいるということは、今、教育長からの答弁ありましたけれども、非常に僕も朝ラジオ等を聴く機会が多いのですけれども、やっぱり子供たちに植樹の面白さといいますか、この木が将来どうなるのだということを教えていくことの大切さというのをラジオを通じて聴いたりしているものですから、そういう夢のあるような行事としてこれからも続けていっていただきたいと思います。そういう点で、この質問は終了します。

出典:標茶町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月4日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる