みんなの議会

標茶町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月5日

障がい者に必要なグループホームを

2023年12月5日、標茶町議会の一般質問で、渡邊定之議員が「障がい者に必要なグループホームを」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、保健福祉課長 浅野隆生が答弁しました。

質問者
渡邊定之 議員
答弁者
町長 佐藤𠮷彦、保健福祉課長 浅野隆生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 渡邊定之

それでは、3つ目の質問に移ります。障がい者に必要なグループホームを。自立と生きがいを見いだせる障がい者に必要なグループホーム施設建設を考えてはいませんか。また、これから建設する民間事業者に対する支援策を考えるべきではないですか。同時に、本町の障がい福祉計画第6期では、共同生活援助「グループホーム」のサービスの見込み量と確保の方策では、令和5年34人となっています。今後、将来を見据えた障がい者に必要なグループホーム施設利用者の推計や見通しについてお聞きいたします。

答弁 町長 佐藤𠮷彦

10番、渡邊議員の障がい者に必要なグループホームをのお尋ねにお答えいたします。1点目のグループホーム施設建設の考えはないかとのお尋ねにつきましては、施設基準に合致したグループホームの建設費用、必要な人員配置等を考慮しますと、現状では困難であると判断するところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。2点目の民間事業者に対する支援策を考えるべきではないかとのお尋ねにつきましては、令和5年第1回定例会で深見議員の一般質問にもお答えしておりますが、町独自の支援策として、建設費については一定の条件を満たすことにより、町内事業者については標茶町GOGOチャレンジショップ支援事業、町外事業者については標茶町振興条例の対象となるものと考えております。その他、北海道における建設費の補助制度がございますので、これらをご活用いただくことになるかと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。3点目のグループホーム施設利用者の推計や見通しについてのお尋ねにつきましては、令和5年度グループホーム利用者は39名となっております。将来推計として、現在、策定中であります第7期障がい福祉計画の試算では、3年後の令和8年までで44名まで増加する見込みとなっておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 10番 渡邊定之

これは自分の子供の将来を考えての訴えだと思うのですけれども、やはり標茶のそういう障がいを持って、できるだけ地元、親の近くで自立した生活をしたい、そういう障がいを持つ人たちにとって何かそういう優しさといいますか、そういうのが伝わってこない町だよなという訴えがあるのですね。そういう意味では、6期の基本計画の中にも書いてありましたけれども、近隣市町村との調整をしながらという書き方をしていますけれども、本当に私も本町のそういう施設が少ないなという気がします。新しい計画策定の下でも、今答えられた姿勢は変わらないのですか。

答弁 保健福祉課長 浅野隆生

次期計画策定の部分についてのお尋ねというふうに思います。基本的には同じような形を考えていきたいなというふうには思っておりまして、全ての施設を町内で完結するという部分はなかなか難しい部分があるのかなというふうには考えておりますし、以前町長のほうからもご答弁させていただいておりますけれども、近隣の施設を利用してという部分も当然考えていかなければならない部分だというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 10番 渡邊定之

以前もこのような質問の中で、そういう町外等の施設に本町から支出されるお金が年間5,600万円というお答えをいただいたような記憶があるのですけれども、その理解で間違いないですか。本町の子供たちといいますか、障がいを持った子たちが行って生活している、そこの部分、本町から他町村のそういうところに出しているお金が5,600万円という答えをもらったような記憶があるのですけれども、それで間違いないですか。

答弁 保健福祉課長 浅野隆生

お答えをいたしたいというふうに思います。すみません。大変申し訳ないのですが、私、今、具体的な金額持ち合わせてはおりませんが、町外の施設に入所されている方の給付費、住所地特例で標茶の方が町外に入っている部分につきましては、当然給付費をお支払いしていることになりますので、ちょっと5,600万円という金額については、申し訳ないのですが、給付費については町からお支払いをしているところでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 10番 渡邊定之

そういう意味では、町外にそういうお金を出していれば、それで町の障がい者に対するグループホームとか、それはそれでお金を出すことで町の障がい者の人たちに対する姿勢はそれでいいと、今後もその方向を転換する気はないという理解でよろしいですか。

答弁 町長 佐藤𠮷彦

先ほど来ですが、お金の話とかそういうことを聞いて非常に残念だなと思っているのですけれども、私どもは、できれば町内にそういう施設があればという思いはずっと持っています。実は関係者の親御さんとか、そういったこと、私ずっと福祉関係の仕事もやっていましたので、よく分かります。話をしています。いろんな施設、今ほかの町であるのは、ほとんどは民間です。社会福祉法人とかそういったところが運営されていて、先ほど来、行政で造る気はないのかという話がありましたけれども、ほとんどないです。そういう状況の中で、やはりそういう志のある方が集まって、将来の家族の方々が自分の子供、お子さんが将来困らないように何とかして皆さんで集まって社会福祉法人を立ち上げたり、いろんな苦労されながらやっているのが、僕は現状だと思っています。大変、渡邊議員から非常に何か町は冷たい対応を取っているみたい話がありましたけれども、私はさっきから聞いていて非常に残念だなと思っています。渡邊さん、家族会の会長をやられたり、いろんなことをしながら、私どもは、例えばあそこの授産施設の活動一つを取っても、いろんなものを作っていただければ役場の中で売ってあげますからと話をしながらずっとやっていたのですが、なかなか商品を持ってきてくれないのです。それが現状なのですね。声をかけて、ようやく最近、安定的にお店を開いていただくようになったり、我々は、それは直営的にいろんなものを支援することはなかなかできないですけれども、やれることは本当に相談を受ければいろんな声を差し伸べようと思っています。具体的にこのグループホームの話も時たまあるのですけれども、途中で途切れています。どこか土地はないですかとか、提供してもらえませんかと、そういう話をあるのですけれども、具体的なまだ事業計画まで立ち上がった話は来ないのが実は現状で、いつでも来れば相談に乗ろう、そういう気持ちで担当にも言っていますし、そういう現状で今こういう話をされるというのは、私、非常に残念だなと思いながら今聞いていました。私もいろんな人、関係者の障がいのある方たくさん知っていますし、お話も知っています。何とか標茶に一人でも住んでいただきたい。今よその町に行こうと考えている方もいるということも十分分かっていますけれども、その人が標茶にいていただけるためには皆さんでいろんな形で、いろんな施設、標茶町には社会福祉協議会とか、そういうところもあります。そういった人たちが本当に本気になってそういう場所を立ち上げるとか、いろんな議論の場をつくっていただけないか、そんなふうに思っていますので、せっかくの機会ですのでちょっとお話をさせていただきましたけれども、そういう話があれば幾らでも相談に乗りますので、ぜひ声をかけていただければ、そんなふうに思っています。

質問 10番 渡邊定之

その町長の思いがまだ届いていないのではないかと思うのですね、僕は。今の本当に長い答弁ありがとうございました。そういうことで、グループホームのことについて今回質問いたしましたけれども、そこで生活する親御さんたちは、本当に標茶で生まれ育って最後までここで生活したいという思いは非常に強く持っていますし、それに報いるのが私たち議会、行政の責任だと思います。私の質問を終わります。

出典:標茶町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月5日 議事録 PDF(66ページ) 間違いを知らせる