みんなの議会

標茶町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日

やすらぎ園の早期充実について

2022年12月6日、標茶町議会の一般質問で、鈴木裕美議員が「やすらぎ園の早期充実について」質問し、町長 佐藤𠮷𠮷彦、副町長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
鈴木裕美 議員
答弁者
町長 佐藤𠮷𠮷彦、副町長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 鈴木裕美

2点について、通告に従いましてお伺いをいたしたいというふうに思いますが、やすらぎ園の早期充実についてを、まずもって伺います。佐藤町長は、「もっと元気なしべちゃへ!」をうたい、2期目のスタートをいたしました。町長は、選挙の際、町政に当たる基本方針として、1つ、町民が主役の公平でわかりやすい行政の推進、2つ、環境循環型の元気なまちづくりを目指す、3つ目、元気で創造性豊かな標茶を育むまちづくりを目指すと掲げて、主要な重点政策5点の一つに、安全・安心な暮らしを守るため、やすらぎ園の今後のあり方を検討し改築を推進しますと掲げております。また、このたびの町政執行方針でも多くの課題に取り組むことも明らかにしておりますが、町長がまず最優先課題として取り組む事業は何を考えているのかをお伺いいたします。本町の人口は、先月11月末では7,182人、65歳以上の人口2,565人、そして高齢化率35.7%、そしてやすらぎ園の待機者は今現在63名になっておりまして、また、さらに職員の要員不足で入所者100床がいつになれば満床になるのか、それらを考えたとき、やすらぎ園の課題を私は最優先に取り組むべきだと考えておりますが、いかがでしょうか。まずお伺いをいたします。

答弁 町長 佐藤𠮷𠮷彦

6番、鈴木議員のやすらぎ園の充実に早急に取り組むべきとのお尋ねにお答えいたします。お尋ねの1点目、最優先課題として取り組む事業は何を考えているのかについてですが、現在、新型コロナウイルス感染症を初め、ロシアのウクライナ侵攻、円安などにより、エネルギーを初めとするさまざまな生産資材の物価高騰など、酪農・畜産は大変な状況にありますので、まずは関係機関、関係団体と協力しながら、しっかりと支援をしていきたいと考えています。また、並行して町民の生活を守るための経済対策についても、継続して取り組んでまいりたいと考えております。その上で、議員のご案内のとおり、5つの柱、28項目の公約については、やすらぎ園の改築を含めて、どれもスピード感を持って取り組むべき課題であると認識しております。既に公約で掲げている全ての事業を対象に、関係する課とヒアリングを行い、早期の実現に向けて進めるよう指示したところでありますので、ご理解を願います。次に、やすらぎ園の充実に早急に取り組むべきとのお尋ねですが、やすらぎ園の現状につきましては、施設の老朽化や介護職員の不足などが喫緊の課題となっておりますが、特に入所定員につきましては、現状の介護職員でこれまでどおり安全・安心で安定的な介護サービスを提供していくため、100名を80名に制限していることはご案内のとおりであります。介護職員の確保につきましては、これまでも町の広報紙やホームページを初め、折り込みチラシ、ハローワークの求人情報を活用するなど人材確保に取り組んできたところですが、残念ながら、いまだ充足するまでには至っておりませんので、引き続き人材確保に努めてまいります。待機者につきましては、12月1日現在で63名となっておりますが、待機者全員が即入園を希望しているとは限らず、入園の順番が来ても、もう少し在宅で生活したいなどの理由で入園を辞退される方もおります。また、家族の方が病気等で介護が困難になるなど緊急の場合は優先的に入園していただく対応をとっております。なお、直近の2か月で7名の方が入園し、今後3名の方が入園予定となっておりますが、そのうち入園申請から実際の入園まで最も早い方が1か月以内、数か月以上の方が入園申請後半年から1年以上で入園されているのが実態であります。やすらぎ園につきましては、ご指摘いただいた私の選挙公約や施政方針でも述べておりますとおり、将来人口や今後の高齢者の推移を見据え、改修計画を含む今後のあり方について総合的に検討してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 6番 鈴木裕美

自分も町長の答弁に十分理解をいたしておりますが、いたしておりますが、今、町長が述べられた、1か月以内で入る方もいるし、せいぜい1年待たずで入られているという状況も承知はしておりますが、私としては、やはり家族の苦労を考えたときに、やすらぎ園問題というのは最重要課題だなというふうに思いまして、取り上げてみました。そして、さらに昨年の12月定例会において、厚生文教委員会が所管事務調査で報告をしておりまして、委員会の所見では、職員の定数は決まっているが、入所希望者が相当数いることから、職員定数を変えてでも定員を維持するべきであり、そのための手だてを早急に検討すべきと所見で述べております。確かに、待機者63名というのは、他の施設に入られていて、在宅での療養生活をされている方というのは少ないかもしれませんが、他町村で療養されている方ではなくて、地元でやはり家族のそばで暮らしたいという状況の中では、早急な取り組みをしていかなければならないのではないかなというふうに私は思います。介護度につきましても、63名中、3が36名、4が16名、5が11名おりますね。そういう状況を見たときに、介護度5の方々というのは本当に在宅で療養するというのは難しいことで、他の施設を選んで療養されているのではないかなというふうにも感じておりますが、ぜひ、人口の推移を見ていかなければならないことも十分に理解をいたしますが、本町でいつまでも暮らしていたいという思い、そういう住民の思いを酌み取り、やっぱり先ほど指示をしたということですけれども、早急に考えていただきたいというふうに思いますので、もう一度伺いたいというふうに思います。

答弁 町長 佐藤𠮷𠮷彦

先ほども答弁したとおり、状況については十分私も把握していますし、以前、やすらぎ園の福祉担当の課長をやっていたときもございますので、介護の、例えばやすらぎ園の入居者の会議にも出ていたこともあります。ただ、その中では、やはり今、待機者が63名というのが出ていますけれども、なかなか声をかけても次入らないという方が結構いらっしゃるというのも事実でありますし、いろいろな状況があるのかなというふうに思っています。それと、もう一つは、町外の施設を利用されている方が三十数名いらっしゃるというのも皆さんご理解していると思うのですが、その方にアンケートをとった結果も、私、今年の9月ぐらいに見せてもらったのですけれども、実は地域によっては、家族が例えば釧路市内、釧路町に住んでいる方とか、虹別に住んでいる方なんかは、弟子屈に入っていても、実は改めてやすらぎ園を望みませんよ、要するに距離的な問題で実はそちらのほうが近かったり便利だよということも含めて、やはり標茶町だけで、やすらぎ園だけで完結するのではなくて、民間の施設、近隣の施設、さまざまな条件がありますので、それらも総体的に考えながら、今後、標茶のやすらぎ園のあり方もしっかり考えていきたい、その中で町民の皆さんが困らないことをしっかり考えていきたいと思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 6番 鈴木裕美

町長の言うことも十分理解をいたします。1点だけ、職員の確保について、たびたび広報紙等に、やすらぎ園も含めてほかの部署もそうなのですが、職員の募集についてのチラシが入ってきておりますが、本当になぜ職員が集まらないのだろうというふうに正直に感じております。民間も、最近また本町の中の民間のところでも要員不足で募集をかけているのですが、民間よりはと言ったら語弊がありますか、町の公の施設というのは、労働条件も含めてやっぱり働きやすい環境にあるはずだと私は思っております。ちょっと語弊があるかな。ちょっと言い過ぎだと思えば撤回をいたしたいというふうに思うのですが、そういう意味から、よくやめる方がいるとか、いろいろなことを聞かされますけれども、単なる募集をかけるだけで私は来ないのではないかというふうに思っております。そういう意味では、本当に皆さん、庁舎内も含めて、園だけに任せるのではなくて、庁舎内全てが要員不足に関しての議論をしっかりとしながら、そしてましてや人の命を預かっている職場ですから、手厚い体制、処遇改善をしてあげるべきだというふうに思うのです。職員定数の問題もありますし、厚生文教委員会の所管で取り上げておりましたけれども、やっぱりそこのところというのは待遇改善がまず第一ではないかなというふうに私は感じております。ただ、残念なことに、町長がある席で、映画の席といいましたかな、希望があるけれども、そのことによって介護保険料が上がるのだというご挨拶をされたというふうに、私はその映画を見に行けなかったものですから、人から伺って、そのようなことがあるけれども、町民は介護保険料が上がるということをあまりよく理解されていないのですね。と私は思いました、そのお話を聞いて。ですから、そういう部分もしっかりと町民に対して、説明責任みたいなものを果たしていただきたいなというふうに思うのですけれども、その辺、一応伺っておきたいと思います。

答弁 町長 佐藤𠮷𠮷彦

私がどこかでしゃべったことに関してのお話を今されたので、そのことについてだけ今お話ししますけれども、やっぱり介護保険料全体で、介護保険料というのは量が拡大すれば当然上がっていくというのは、それをなかなか町民は理解されないのかなというふうに思っています。ですから、例えば100床を維持するとすると、今の80床より20人分の経費がかかって介護保険料に反映される。そこをやっぱり理解していただきながら、介護保険料がどの程度まで上がっても町民の皆さんがそれをよしとして受けるのか、あるいは例えば標茶の本当に介護保険料が上がってでも100床を維持したときに、では標茶の将来人口が今よりもさらに少なくなったときに、ではそれに合わせて今の民間の事業所の方々が今と同じように営業できるのかどうか含めて、しっかり考えていかないと、やすらぎ園はそれなりに安い料金設定でやっていますから、やっぱり民間のほうにしわ寄せが行くのではないか、そんなことも含めて、やっぱりいろいろな選択肢をうまく維持しながら、今ある民間の方々にもしっかり頑張っていただいて、行政が最低限やらなければならないのはここまでだということも含めて、それは介護保険料もそうですし、実際に例えばやすらぎ園がユニット化になったときに、では1人当たりの施設の利用料が2万円から3万円くらい高くなりますよということもしっかり理解してもらいながらやらないと、実際に新しくなったけれども、こんなにお金かかるのだったら年金生活ではなかなかきついですよという話になってしまわないように、しっかりそういったことも議論しながら、これからの先を検討していきたい、そんな思いで僕はしゃべったのではないかなと思いますけれども、その一部だけ、その辺取られて話をされると非常にどうかなと思うのですけれども、一応そういうことですので、よろしくお願いしたいと思っています。

答弁 副町長 牛﨑康人

職員の待遇改善の関係なのですけれども、今までもこの場所で何度かご質問を受けて、お答えをさせてもらっております。そのときにも申し上げているのですけれども、例えばやすらぎ園介護職であれば、夜間勤務手当を創設して、若干ですけれども、待遇改善の一助というふうにさせてもらっております。過去にこういった質問をいただいたときに現場のほうにヒアリングをして、民間と比べて実際どうなのだろうかという、民間、町内の類似事業所と比べて待遇が劣っているかどうかという、そういうヒアリングをしたことがあるのですが、そのときには現場のほうから、決して劣っているということではないと思いますという返事をもらったところであります。その上で総体的な、地方公務員法であったりとか、あるいは給与条例等々の条件の中で給料本体を上げるのはなかなか難しいなという判断をして、過去には答弁をしてきた経過があります。会計年度任用職員制度になってもう数年たつわけなのですけれども、今ちょうど配置の検討等を終えたところなのですが、今年度その会議の場において、現状の技術職の給与の水準が果たして適切かどうかということについては、今後の検討課題だということで、これから考えていきたいなというふうに思っていたところであります。ただ、本町の体制からすると、職員の数、それから会計年度任用職員の数等々、総体の人件費が結構な金額、数字になってきているということを考えると、なかなか簡単に答えが出る問題ではないのではないのかなというふうに思いながらであります。具体的な作業については、まだこれからということなのですけれども、検討課題として認識はしているところでありますので、ご理解をいただければというふうに思います。

質問 6番 鈴木裕美

十分に理解はしているのですが、ただ、同施設内での同じ仕事をされていて、片や正職、片や会計年度任用職員という、そういうのがあって、立場上、任用職員の方々が不満を漏らすとか、そういうことも聞こえてきていますが、この件につきましては本当に難しい状態だというふうにも十分理解しておりますが、ぜひ早急な課題として取り組んでいただきたいということをお願い申し上げて、

出典:標茶町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる