標茶町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月8日
新型コロナワクチン接種について町民の苦情と要望に応えるべきではないかについて
2021年6月8日、標茶町議会の一般質問で、渡邊定之議員が「新型コロナワクチン接種について町民の苦情と要望に応えるべきではないかについて」質問し、町長 佐藤彦、保健福祉課長 石塚剛が答弁しました。
- 質問者
- 渡邊定之 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤彦、保健福祉課長 石塚剛
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 渡邊定之
次に、新型コロナワクチン接種について町民の苦情と要望に応えるべきではないかについて質問いたします。新型コロナワクチン接種について、1回目、2回目ともに町民からの苦情が寄せられていると思いますが、どのような苦情がどの程度来ているのか伺います。厚生労働省の「新型コロナワクチンについてのお知らせ」では、接種を受けるための手続として、電話やインターネットで予約をしていただくとありますが、本町はこれに従って受付業務を行ったのでしょうか。また、この方法で大変な混乱が生じましたが、これについて今後、今回の教訓を生かして方法を考えるべきではないですか。インターネットの操作も分からない、電話が通じないからなどで「もう接種は諦める」との声も聞こえます。この人たちが必要なワクチン接種を受けるように、再度、周知、呼びかけをしてはどうですか。厚労省の接種順位を見ると、1、医療従事者、2、高齢者(令和3年度中に65歳に達する方)、3、高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等で従事されている方、4、それ以外の方となっています。高齢者施設等に従事している人や訪問介護ヘルパー、ケアマネジャー等の優先順位を上げるべきではないですか。介護現場では利用者に接するとき日々怖い思いをしていると聞きますが、いかがですか。一人暮らしで、仕事の関係上、電話申込みが困難な人がいます。手だてを講じるべきではないですか。以上、伺います。
答弁 町長 佐藤彦
1番、渡邊議員の新型コロナワクチン接種について町民の苦情と要望に応えるべきではないかのお尋ねにお答えします。議員ご案内のとおり、新型コロナワクチンにつきましては、本年2月14日にファイザー製のコロナウイルスワクチンが特例承認となり、2月17日から医療従事者への優先接種が開始され、3月中にも高齢者への接種が始まる予定でしたが、ワクチンの供給状況が不安定であったため、高齢者向けのワクチンは4月12日に配送が開始されました。本町では、5月12日の高齢者の接種開始に向け、4月28日にコールセンター及びウェブサイトで予約を開始したところ、3時間で予約枠が全て埋まってしまいました。また、2回目の予約につきましても、660人分の予約枠で募集を行いましたが、1時間半で予約枠が全て埋まり、高齢者の皆さんにはご心配をおかけしたところであります。高齢者のワクチン接種の終了時期でありますが、当初9月中の終了を予定したところでありますが、町立病院の医師や札医大の教授のご協力もあり、7月末までに高齢者への2回目の接種を終了できる見込みとなったところであります。1点目の1回目、2回目にどのような苦情がどの程度寄せられているかのお尋ねにつきましては、苦情の主なものについては、電話がつながらない、つながっても予約が埋まっているなどのご意見を頂いているところであります。苦情の件数については集計しておりませんが、ふれあい交流センターへの専用電話ダイヤルへの問合せは、これまで311件となっており、そのほとんどが副反応や集団接種など、ワクチン接種に関する相談とのことであります。2点目の電話やインターネットでの受付を厚労省に従って行ったのかのお尋ねですが、本町では、これまでインフルエンザワクチンの集団接種を行ってきた経験から、当初は電話での予約を想定して事業の構築を図りました。しかし、インフルエンザの場合でも電話受付に相当な人員の確保が必要なことや、今後、若年層への接種を進めていかなければならないこと、さらにワクチン接種事業は長期にわたるため、限られた人員の中でワクチン接種の業務と予約等の業務を同時並行で行うことは困難と判断し、外部事業者に委託し、多様な予約方法をあらかじめ構築することを選択したものです。議員ご指摘のように、一部電話がつながりにくい状況にありますが、これは全国的に7月末の高齢者接種の完了に向け、予約枠が一定の期間に集中していることが要因として考えられます。事業者では受け口回線の増強などの対策を行っているところではありますが、抜本的な解決には至っていない状況です。抜本的な解決ではありませんが、2回目の予約よりキャンセル待ちを設け、電話での対応が難しい高齢者に対し、キャンセル待ちに登録することで接種に結びつけているほか、本日6月8日より3回目の予約開始に当たり、1日ではありますが、開発センターや各公民館にワクチン予約支援の職員を配置し、予約のお手伝いをさせていただいています。今後は、より若い世代に接種が移るため、接種券の発送件数を調整するなどの工夫をし、電話とウェブサイトでの予約方法を継続していく考えでありますので、ご理解を願いたいと思います。3点目のワクチン接種を諦めた人へ再度、周知、呼びかけをのお尋ねですが、予約が難しい要支援・要介護認定者へは、現在、ケアマネジャーを通じてワクチン接種の意向調査を実施しているところです。また、最終的に未接種の高齢者につきましては、何らかの方法によってワクチン接種の希望についての意思の確認は必要と考えているところであります。4点目の介護従事者の優先順位を上げるべきではないかのお尋ねにつきましては、訪問介護ヘルパーなどのいわゆる介護従事者につきましては、国の優先順位では当初一般と同じ接種順位でありましたが、現在は基礎疾患を有する人たちと同じ接種順位となっており、町といたしましては、訪問先でコロナ患者が発生した場合でも訪問いただける事業所を通じて接種の希望を調査しているところであります。また、日中の電話が困難な人への対応のことでありますが、コールセンターは午前8時から午後8時まで受付業務を行っており、ご自分の都合のつく時間帯に電話をしていただければと考えますし、3点目のご質問にお答えしたとおり、最終的には接種の意思確認を行う中で意思の表示をしていただければと考えております。いずれにいたしましても、町民全体へのワクチン接種事業はこれまでに経験のない事業であり、一日でも早く接種を希望される町民が安心して事故のないようワクチン接種事業を進めたいと考えておりますので、ご理解を頂きたいと思います。
質問 1番 渡邊定之
今、説明の中で、接種順位の考え方などもお答えいただきました。現場で介護の対応をしている方の不安な思いと、それを考えるとなかなか、私的には本当に大変な思いをしているのだなという具合に理解できますし、そういう順位のつける難しさというのも理解できます。そこで、今、高齢者、そして基礎疾患、そういう順番に進んでいっていると思うのですけれども、全国的に取り組まれているような、例えば標茶なんかは共済とか農協とかという、そういうルートから接種が来るというような可能性というのは、標茶が対応するお医者さんの数なんかもあると思うのですけれども、そういう可能性は考えられませんか。よそのルートからそういう接種、いろんな集団接種みたいなね。
答弁 保健福祉課長 石塚剛(保健福祉課長は2022年3月まで)
お答えいたします。今、接種の方法につきましては、国のほうでいろいろと接種体制の強化という部分で、自治体が行う接種、それからもうちょっと大きな規模の自治体が行う大規模接種、それから最近、昨日から受付を開始したというところでいきますと、職域接種というところがあるのかと思います。議員ご質問の趣旨を職域接種と捉えた場合に、今のところ町内の中で職域接種を希望する職域、例えばJAさんが直接自分たちの農家さんや従業員さんたちのためにやるような職域接種という部分につきましては、まだ相談含めて町のほうには届いていないところでございます。
質問 1番 渡邊定之
本当に混乱を来している状況で大変な取組になるという具合に思いますし、先ほど最後で申し上げました一人暮らしで仕事の関係上電話申込みも困難な人がいるという部分では、やっぱり現実的にこういう状況に至っている方はいると思いますし、これから一般接種になると、そういう時間の中で申込みが不可能だと、かなり難しいという人も現れると思います。そういう人方の状況をつぶさに入手しながら、コロナのワクチンの接種に対応していただきたいということを申し上げて終わりたいと思います。