標茶町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月5日
私道の維持管理に困難を持っている農家経営者の実態を調べ必要な支援策を
2019年6月5日、標茶町議会の一般質問で、渡邊定之議員が「私道の維持管理に困難を持っている農家経営者の実態を調べ必要な支援策を」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、農林課長 長野大介、建設課長 冨原稔が答弁しました。
- 質問者
- 渡邊定之 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、農林課長 長野大介、建設課長 冨原稔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 渡邊定之
次に、私道の維持管理に困難を持っている酪農経営者の実態を調べ必要な施策をということについて質問いたします。本町の酪農家の中には、公道から搾乳施設、餌のストック施設、倉庫まで相当の距離があり、道路の維持管理、除雪作業等に苦労されている実態があります。どのように考えていますか伺います。一般的な私道とは違い、タンクローリー、飼料運搬車の大型化により、道路の維持管理が大変であります。また、道幅ぎりぎりでの私道でのアクシデント等の多発、大雨等による道路の損壊など、個人の対応には限界があります。実態を聞き取るなどして、必要な支援策を講じるべきだと考えますが、伺います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
私道の維持管理に困難を持っている農家経営者の実態を調べ必要な支援策をのお尋ねの件でありますが、私道の維持管理、除雪等につきましては、これまでも議会議論がありましたが、個々の経営における施設や機械等の整備、労働力の確保について、原則的にはそれぞれの経営者として判断、対処されるべきもので、個々の経営の中で完結されるものと考えております。次に、私道の維持管理の実態の聞き取り、取り組みと必要とされる支援策に関するお尋ねですが、個々の経営における施設や機械等の整備、労働力の確保については、原則的にはそれぞれ経営者として判断され対処されるものですので、農道の維持管理につきましても、現行の各種助成制度等を活用いただきながら、経営内で完結されるものと考えております。ただし、自然災害等の発生により生産基盤に著しい被害を受けた場合で、町民の緊急避難を行うため、また、人命の安全確保を図る観点から、個人財産である道路等の応急的な復旧支援が必要な場合には、人命救助の立場から速やかに対応することとしておりますが、自然災害が終息後の個人財産の復旧につきましては、原則個人で行うこととなっております。いずれにいたしましても、自助、共助、公助という考え方からすると、個々の経営では及ばないことにつきましては、JAなどの生産者組織の中で議論を尽くされた上でともに進めていくべきと考えておりますし、町政施策全体の中で緊急性、公平性、事業効果、財源確保、持続性等を総合的に勘案し、優先度を判断し、町として町民に理解をいただける施策の実施に努めてまいりますので、ご理解を願いたいと存じます。
質問 1番 渡邊定之
この質問で僕は実態を調べて必要な支援策をという、本当はこの現状を、実際に担当課の職員の皆さんが歩いていただいて生の声を聞いていただくということが非常に大切だと思うのですけれども、本当にミルクローリーも昔の場合10トン、1,000リッターというのですか、ぐらいのタンクローリーがやっぱり入ってくる、そういう時代ですし、餌の車も本当に何十トン、10トン単位の餌を積んで私道に入ってくるという、そういう現実があります。そういう中で、現実的な道路事情は、なかなか個人で対応するには限界があるというぐあいに思っていますし、そういう訴えがたくさんあります。それと、除雪についても、以前も質問いたしましたけれども、私道から公道までの距離が何百メートルという本当に個人で作業するには非常に負担の多い実情もあるというぐあいに思います。そういう意味では、私のこの質問の、そういう経営者の実態を調べて声を聞く、その部分で改めてお答えをしていただきたいなと思うのですけれども。
答弁 農林課長 長野大介(農林課長は2022年3月まで)
お答えいたします。私道の実態把握の部分でございますけれども、まず、町のほうでやっている事業がありまして、標茶町被災農道等整備事業補助金交付規則というのがございまして、その中では27年度から30年度の4年間で42件の補助を行っております。もう一つが中山間地域等直接支払制度の交付金の中で取り組んでいるのがございまして、全体取り組みでは27年から30年度の4年間で885メートル補修している実績がございます。そして、共同取り組みの中では、27年から30年度までの4年間で砂利、砕石、黒ボク、山砂、舗装の整備で281件やっているような実績がございます。以上です。
答弁 建設課長 冨原稔(建設課長は2025年3月まで)
私道の除雪に関する部分については、建設課のほうからお答えいたします。私道についてどのような基準で除雪をしているかということになるかと思いますけれども、まず、町道以外の除雪を行っている部分についてでございますが、高齢者世帯等で支援が必要な場合、福祉除雪を行っております。こちらにつきましては、地域の民生員の方を通して保健福祉課に相談があり要支援と判断された場合に建設課に依頼があり、町で除雪を行っています。また、私道といっても、いろいろのケースがございます。完全に個人の敷地の中を個人の住宅に向かっている道路あるいは町道ではないですが、個人だけではなく、その他の方も必要として使っている、ある程度公共性のある道路に分けられるものと考えております。このような私道であっても、公共性が認められる道路につきましては、建設課の除雪計画の中で行っている箇所もございます。以上です。
質問 1番 渡邊定之
本当に全町にこういう私道が長くて、除雪その他で苦労している人がそんなにたくさん農家戸数であるわけでもないと思うのです。そういう意味では、そういう実情を、本当に実態を聞き取るという、そういうことを行動してほしいなという思いからこの質問をいたしました。どうか本当に除雪につきましては、他町村の経験等を踏まえて、私道の除雪に対してそれなりの対応をされている近隣の町村もあるというぐあいに聞いていますので、そういうことの実態も踏まえて、対応していただきたいということをお願いし、この質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
先ほどの山小屋の関係で、私、実際に現場を管理している方の意見を聞いてという話をしましたが、最終的にはそこの委託契約している虹別連合会等を通じて、特に一番現場に精通している方の意見を聞きながらというふうに答弁したつもりだったのですが、その意図がうまく伝わっていなかったということで、改めてご説明を申し上げます。