猿払村議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日
猿骨沼のシジミ採りについて
2023年9月12日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「猿骨沼のシジミ採りについて」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 野村雅男 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 野村雅男
次、2番目に移ります。猿骨沼のシジミ採りについて。以前は猿骨沼を開放して、村民限定でシジミ採りを行っておりましたが、私の記憶している限り、ここ数年は実施されていないように思っております。村民の方々より再開を望んでいるというお話を聞いているところでございます。今年度は開放する予定はあるのか。また次年度以降はどのように考えているのか。お聞きをしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
猿骨沼のシジミの開放ということでご質問を受けましたので、現況も含めながら答弁をさせていただきたいと思います。猿骨沼におきましては、浜頓別側の半分を漁業協同組合、稚内側の半分を村が内水面の漁業権を保有しております。これまでの経過といたしましては、平成元年度から平成4年度までの間、天塩町から延べで105万粒のシジミ貝を購入、そして放流し、平成6年から5年間にわたり、村民開放を実施いたしましたが、その後、資源の減少により試験開放を中止したところであります。その後は毎年、村と漁業協同組合、宗谷地区水産技術普及指導所の3者で、猿骨沼のシジミ貝生息調査を実施しておりますが、昨年10月に行った調査の際には、村側の生息密度が1平方メートル当たり、シジミ貝8個、資源量想定量が2.8トンということで生息数も年々減少しており、村民開放ができるまでに回復していないとの、宗谷地区水産技術普及指導所の見解でありました。よって、現段階においては、資源回復の見通しは全く立っていない現状でありますが、今後も猿骨沼の生息調査は、継続して実施してまいりますので、当面はその状況を注視していきたいと考えております。議員ご質問のあったとおり、今年度、来年度以降の開放については、生息調査を見極めた上で検討してまいりたいと思います。
質問 野村雅男
村、それから漁業協同組合さん、それから宗谷地区水産技術普及指導所の調査は、本当にきちんとした調査が行われているものだと、感じているところでございます。しかし村民の方々も非常に高い関心を持っていると感じているところでございます。今年、たしか5月の11日か12日くらいだったと思うのですけど、自治会連合会の会議があって、一部、委員の中から稚内市で猿払産のシジミが売られていると。売られているのであれば、猿骨沼のシジミの開放というのは、考えられないのかと質問があったところでございます。私もヒントはそれだったのですけど、そのうちいつか今年あたり開放になるのだろうなと思ってきたのですけど、今まで開放のお話も聞いておりませんでしたので。ただ、お聞きをしますと稚内市の小売り屋さんで猿払産のシジミは、その後も継続して売られているようで、猿骨沼かどうかは聞いておりませんけれども、資源的にはどこかにあるのではないだろうかという推察をしているところでございます。本当に猿骨沼の天然シジミが河口から継続して沼に生息している。私も昭和40年代、私が店に帰ってきた頃でしたけれども、エサンベの方に、ときどきシジミが採れたから売ってくれないかと、お菓子の背の高い缶で2、3缶、うちの店で売ったことがあります。大きな粒ばかりのものが、また1週間もしないうちにまた売りに来るので、余したりする記憶がずっとあります。シジミが全く再生しないわけではないと思うのです。だから、沼の底を少しかき混ぜてやるとか、そういう方法を講じるような種になる貝を入れて自然を復活させるような政策をとっていかないと、シジミは増えないと思うのです。私は猿払村にシジミ貝がとれるということが、私は誇りだと思います。小学校高学年の生徒たちが、猿骨沼に入ってシジミ採り体験、大変貴重な体験だと思います。そういう体験学習があってもいいのではないか。また、いっぱい取れましたら、学校給食とかでシジミ汁とか、ふるさとに自然が残っていることを知っていただくのも大変大事なことだと思います。漁業協同組合さんも猿骨沼の漁業権につきましては、お話をお聞きしますと、このまま置いといたらシジミが誰にでも採られて枯渇してしまう。地域の住民さん方が村に陳情したというので、村も動いて何とか漁業権を取ろうとしたのだけど、村は、生産生活者でないから取れないと。漁業協同組合さんが協力していただいて、漁業権をとって、半分は漁業協同組合さんが、半分は村が管理をしていく。そのように私もお話を聞いているところでございます。復活させるという気はないのか。気があれば復活すると思うのですけど、どうですか。もう1回、村長さんの力強い言葉をいただければいいなと思いますけど。
答弁 村長 伊藤浩一
現状としては、村が管理、保有しているところについては、先ほど答弁したとおり、資源が回復していない状況の中で、村民の皆さん方に開放して、採っていただくということは多分不可能だろうと思います。過去に村民開放したときも、天塩町からシジミを購入し、まいて村民の方々に開放していったという経過もありますけれども、現在の天塩町もシジミの資源が非常に厳しいと聞いております。さらに宗谷地区水産技術普及指導所とも検討しながら、手だてをしていけば、村が保有している猿払沼の一部のシジミが回復していけるのかというところも、改めてご相談をさせていただきながら、取り組んでまいりたいと思いますが、これは今すぐできるかどうかについては厳しいですけども、その部分については、資源の枯渇が復活できるような方法も検討してまいりたいと思っております。
質問 野村雅男
シジミを天塩町さんから買って、それをまいてシジミ採りを実行したこともあるような、私の解釈が間違っているのか、わかりませんけども今年の5月の時期から、浜鬼志別のお祭りのあたりですか、その頃もシジミに出て、とっているような経緯もありますから、猿払沼の南半分なのか、ポロ沼のほうで生産されているのかわかりませんけど、稚内のお店のほうには猿払産のシジミが売っていることであれば、別に天塩町のシジミに頼らなくても、村内産のシジミが揚がっているのであれば、このまま猿骨川が同じような水系だと思いますので、シジミの資源が回復されるまでの間、漁業協同組合さんのほうから別に無料でくれという話ではありませんけど、同じ程度の資金を払って、シジミの放流もそうですし、シジミ採りも実行できるのではないのかなと気がいたしますので、検討して村民の皆さん方の希望に沿うような資源が早く回復されて、子どもたちにも体験ができるような状況をつくっていただきたいと感じているところでございます。