みんなの議会

猿払村議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日

イトウの保護について

2020年12月9日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「イトウの保護について」質問し、村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

次に、イトウの保護について。私も、店に今でも立っておりますけれども、このコロナ禍の中でも、全国から多くの釣り人が来村されていると。そういうふうに感じているところでございます。そして、もう10数年前ぐらいは、結構ベテランの方々というのが、イトウ釣りだけやっている趣味の方々が結構いらっしゃったような感じがしたのですけれども、このごろは、本当に若い方々、そして、全国に広がっているなと。車で来られている方もいて、先日も長野県ナンバーですとか、滋賀県ナンバーですとか、そういう車もありましたし、それから、このGoToトラベルではないですけれど、GoToトラベルの金券といいますか、そういうのを利用される方もおられますし、結構多数の方々が、イトウ釣りに訪れているというのが、私の実感でございます。この猿払村に、イトウという資源があるという。これはほんとに貴重なことでありますし、ぜひとも私たちも残していきたいなと。ここには、イトウの会の会長さんもいらっしゃいますけれども、ほんとに私たちも、できることを応援したいなという気持ちでおります。ただし、せっかく来られたのですけれども、資源保護の観点から、このリリースというのを、イトウを釣られる方というのは、私からすれば高尚な趣味ですから、そういう資源保護ですとか、そういうことに対しては、大変理解のある方々ばかりだろうなという思いは、ずっとありましたけれども、最近は少し、様相がちょっと違うようでございます。絡む方もたまにこう来るのですけれど、目の前でやっぱりリリースではない方法を選ばれる方もいるそうでございます。これを今ここの席で、どうのこうのという話はあれなのですけれど、ぜひとも、この資源を残して、次の世代に残していって、このイトウが資源であるとともに、村に来ていただける皆さん方の糧になることによって、観光にもそうでしょうけれど、猿払村にも協力していただけるところもあるのではないのかなというふうに感じる一人でございます。私も今、自分の感じていることだけを申し上げたのですけれど、村長さんは、このイトウに関して、どういうふうに捉えられているのかお聞きをしたいなと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。まず、前段でございますけれども、詳細の人数は、現在把握しておりませんけれども、議員のおっしゃるとおり、現在のこのコロナ禍の中でも、多数の釣り人が来村しておりまして、中には、初めての人もいるというふうに聞いております。そのような状況でございますけれども、猿払村では、釣り人の間のルールでありますキャッチ&リリースがほぼ守られているとイトウの会から報告を受けております。また周辺へのごみ捨てについては、減少傾向にはあると思われますが、依然、捨てられている状況があることには変わりないと思っています。そのため、村では、キャッチ&リリース、ごみ捨て、私有地への立ち入り及び産卵期や夜間の釣りの自粛に関する看板を作成し、イトウの会と連携をとり、村内7か所に設置をしております。また今年度は、実施を見送りましたが、村とイトウの会が共同で、河川のごみ拾いを実施しながら、釣り人に対するマナーの遵守の呼びかけを行ってきております。こういうようなことは、引き続き、イトウの会と連携をとりながら、根強くやっていきたいというふうに思っております。また、このイトウに関して、私の思いということでございますけれども、私も産業課長を経験した当時、このイトウの会といいますか、このイトウに携わった経過があります。これは非常に貴重な資源だというふうに思っておりますので、これは当然、後世に残していかなければならない。その中でも、やはりこのキャッチ&リリースというところが、非常に大事だというふうに思っておりますから、この部分については、釣り人の方に、キャッチばかりするのではなくて、魚とのファイティングを楽しんでいただけるような形にしていただきたいという中で、今後、イトウの会と連携をしながら、そういうことも含めて進めていきたいというふうに思っております。

質問 野村雅男

キャッチ&リリース。これがほんとに、イトウの保護の一番の目標というか、合言葉であると思います。それで、そんなに私たちは、来客される方々がマナーも悪くて、リリースもしないというか、やんちゃな方々ではないと思いますし、そういうことは全然感じておりません。ですから、きちんとお話すれば、非常に物わかりの良い方々ばかりだなと、そのように感じている一人でございます。いろいろな意味で、イトウの会さんのバッジとかも、店で売らさせてというか、お手伝いをさせていただいたら、結構、皆さん方がそういう形でお手伝いをしてくれたり、Tシャツなんかもイトウの会さんで制作したもの、あるいはマイバッグも少し扱わさせていただいたら、イトウを好きで釣りに来られている方だなという人方が、全部ではないと思いますけれど、買い求めている姿も見ております。そしたら、もう少し踏み込んでいくと、例えば、私たちでも何か協力できるかなというところは、お店で何か伝えられるくらいのことしかできませんけれども、例えば、こういうイトウの会ですとか、あるいは村ではこういう取り組みをしていますよですとか、村でこういうような形で、パンフレットや冊子は、全員はできないにしても、そういうような形はできるかなと思うのですけれど、いずれにしても、この1つの繋がりといいますか、イトウを通じての繋がりですから、当然、そういう方々はホームページですとか、いろいろな形で覗いてるかもしれません。ですけれど、ちょっと声をかけたりというものを、村のほうからもパンフレットを渡すことによって、猿払村のお友達になってくれるという可能性は、ないわけではないと思います。何かそういうようなバネにするというお考えは、今、持っておりますでしょうか。

答弁 副村長 眞野智章

ただいまのご質問にご答弁させていただきます。まず最初にイトウの魚、村のいわゆるシンボルでございます。一応、このイトウの会と村と王子ホールディングスさんを含めて、平成21年だったかと思いますけれども、保全協議会が立ち上がり、令和元年に、イトウの保護の10周年が迎えられ、そして猿払村の保全の関係について、令和元年度に東京のほうでシンポジウムを行ったという経過があり、この間、村のイトウの会、そして王子ホールディングスさん、そして、村と連携をしながら、この大切なシンボルであるイトウの魚を保全しようということをしてきましたけれども、改めて、この場をお借りして、まずもって、イトウの会、そして王子ホールディングスさんには、お礼を申し上げたいというふうに思います。ただいまのご質問にありますイトウの会の部分、あるいはイトウの保全の部分で、村として当然、広報が必要だというふうに思っています。議員おっしゃるとおり、大変それが重要なのだなというふうに思っていますし、平成26年くらいだったと思いますけれども、村の中でも、このイトウをどう保護していけばいいのかというような討議をした経過もありまして、その中で、まず、しっかりとイトウの魚が、いわゆる村のシンボルであるということを、やはり村民にもきちんと理解をしてもらえるような、そういう取り組み。あと、それに合わせた形も含めて、村外の人たちにも、やはりこういうイトウの魚を大切にしていただきたい。そして、釣り人のマナーを守っていただきたいというような、いろいろな部分を出されておりました。まず、一番大切なのは、村民の方に理解をしていただくということが一番大切なのだなというふうに思っていますので、議員おっしゃるとおり広報的な、どういうパンフレットになるか分かりませんけれども、イトウの会のほうと協議をさせていただいて、協力をしていただけなければ、なかなかこういうパンフレット作りについては、難しいものだというふうに思っておりますので、協力を得ながら、まずそういうものを作成していくというふうに検討してまいりたいというふうに思いますし、併せて、議員さんのお力もお借りしながら、村内のいろいろな商店、あるいは事業所を含めた形で、そういうものを置かせていただければなというふうに思いますので、そういう形で検討していきたいと思います。最終的には、イトウの会と王子ホールディングスさん、村というふうに含めた形の中で、この保護のための条例を制定してはどうかという話も中にはございます。ただ、村としては、現状では村民の皆さんに、本当にそれを理解していただけるように、できる活動から現状しているという状況でありますし、もちろん、イトウの会の皆様にも、その部分については、ご協力をいただいて、いろいろな大学生も含めて、村のほうに招致していただいて、今まで10年以上になりますけれども、そういう活動もしていただいておりますので、条例の部分については、やはり必要かどうかというところについても、改めて検討してまいりたいなというふうに思いますので、よろしくご理解をお願いします。以上です。

質問 野村雅男

イトウの会の皆さん、また村長さんをはじめ皆様方が、大変このイトウの保護に熱心に動いていただいていると、そういうことは承知をしておりますし、ほんとに感謝を申し上げるところでございます。私も全く関心なかったわけではないのですが、知ってきている人方が、年代的に大きく変わったなと感じるのは、ここ最近でございます。そういう風潮から、このような認識をさらにしていただいて、私たちも何もできないのですけれど、できるだけいろいろなことを協力していきたいなと。そのような気持ちから、このイトウの質問に至ったところでございます。今後とも、いろいろな形で情報提供をしていただいて、イトウの資源がずっと続いて、村民の中で愛される魚になって、シンボルになっていただきたいなというふうに願うところでございます。

出典:猿払村議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる