みんなの議会

猿払村議会 令和2年第2回定例会 2020年6月25日

新型コロナウイルス感染症対策について

2020年6月25日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「新型コロナウイルス感染症対策について」質問し、村長 伊藤浩一、産業課長 小林智司が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、産業課長 小林智司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

通告に従いまして質問をいたしたいと思います。新型コロナウイルス感染症対策についてということでございます。私の前の議員さん方もそれぞれの質問をされたようでございますので、猿払村で今のところ発生していない、こういう状況でございます。大変本当に幸いで喜ばしいことかなと思います。しかしながら、数多くの方々が感染されて、そしてもう相当数の方々が亡くなっております。全世界での様子も皆さん方もご承知でしょう。そして日本国内も世界のなかでは本当に少ないほうだと。そういったなかで我が北海道、たしか2月の初旬ごろだったと思いますが、北見の展示会でのクラスターは、それがクラスターであるという判断をするまでにはしばらくかかりました。それから多分、雪まつりで感染したんだろうというのも、あとで分かったことでございます。それらが重なり合いながら、道内の感染症がぐんぐんと増えていった。2月の末には北海道知事、鈴木知事が緊急事態宣言を全国に先駆けて発して、北海道は3月19日まで緊急事態宣言。そのあと政府の方も緊急事態宣言を発しました。そして北海道もいったんは収まったようにみえましたけれども、その後、2次の感染拡大ということで、それが今も続いている状況でございます。幸い、管内は札幌の病院によるクラスターの患者さんが何名か出て、そのうち当管内の利尻富士町で、院内感染によるクラスターで帰られたところに、家族及び知人が合わせて3人が感染したと、そういう状況でございます。いずれにいたしましても、管内の基幹病院であります市立稚内病院では、本当に受け入れを直ちに決め、そして3名の患者さん方も今は退院をされた、そういうふうに報告を受けているところでございます。市立稚内病院あるいはまた管内のそういう医療の関係者、あるいは全国、そしてその医療の関係者、看護師さん、そしてまた病院の関係者、行政の関係者、そういう方々のたまものであろうということで、大変感謝を申し上げるところでございます。管内はそういう形で、今感染者はゼロという状況でございますが、この秋には、あるいは冬を迎える当たりには、また再び新型コロナウイルスが拡散するというお話もございます。またインフルエンザも合わせて発生するだろうと、本当に予断を許さない、あるいはまた私たちもいつも緊張の場所に置かれている、こういうようなところでございます。どうか猿払村も村長さんをはじめ、私たちも生活のなかにおいてそうですけれども、ぜひとも皆さん方いろいろ取り組みながら、このコロナウイルスに対して協力しながら防いでいこうではないか、そんな考え方でございます。1番のほうにつきましては、村長さんも先ほどから何度も答弁をされておりますので、1番の質問については今、お話をしただけで終わらさせていただきたいと思います。次は2番目の質問でございます。新型コロナウイルスが何であるかというのは、私たちの仕事は本当にそうでありますが理解しがたい、また始まりのころは本当に不安であり、遠出は避けて近場で日用品を調達する。本当に窮屈な、あるいはゆっくりした気持ちではなく、そそくさとことを済ませて自宅に戻っていると、そういうような状況でございます。国のほうでは国民一人当たり10万円、このコロナウイルスに対して国民がいろいろな形で、心あるいはまた物資両面にわたって困窮しているだろうということで、一人当たり10万円の支給金の決定がありました。当議会も4月28日に、この支援金の上程があり決定をしたところでございます。しかしですね、支給に当たって6月16日ということで、それは5月13日に委員会があって村長さんにお聞きをしましたら、申請は今月いっぱい受け付けて、支給は6月16日ですと、そういうお話でございました。しかしふたを開けてみますと4月30日に一部、銀行の借り入れで支給した町村もございます。また5月1日に、実際に支給金を支給したところもあります。管内では大体5月20日くらいに第1弾として、それぞれの個人の口座にお金が振り込まれたという状況が多いようでございます。ただ100%ではありませんけれど、どうして猿払村だけこの6月16日という選択肢になったのか。そこをまず1つ、皆さん方に説明をさせていただきたいなと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの野村議員のご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。特別定額給付金につきましては、議員おっしゃられたとおり、4月の第2回臨時会において補正予算として計上し、議決をいただいたのち、申請書類を5月15日に発送し、各世帯には18日から20日までの間で郵送されたと思います。正確な事務の執行を基本に考え、給付システムの契約手続や金融機関との調整を踏まえ、1回目の支給日を6月16日と定め、以降は月初めと中旬の月2回支給することといたしました。全国の市町村では、1週間ごとに支給するケースやオンライン申請のみを先行して支給するところもあり、全国で最後に支給された市町村として本村が報道されましたが、全世帯に郵送されるにも3日間を要し、短い期間での受け付けでは、窓口が殺到することも考え、受け付け期間を2週間ごとに設定したところであります。また本村は、地域が点在していることや高齢者が多い地区もあり、また添付書類には本人確認の書類の写しも必要となりますが、コピー機がないご家庭もあることから、コピー機のある最寄の郵便局や事業所のご協力もいただきました。さらには全村民へのマスク配布時にも、あえて各職員が健康状態や申請書の提出状況の聞き取りを行うことにさせていただきました。その結果、1回目で村民の9割以上の方へ支給することができました。また5月の第3回臨時議会において補正予算として計上し、議決をいただいた衛生支援給付金及び商業応援給付金につきましても、速やかに準備を進め1か月以内での給付を終えております。いずれの給付金につきましても、決して事務の遅れではなく、丁寧に事務を進めることができたものというふうに私は思っております。またあえて申しますと5月いっぱいまでについては、外出自粛規制という形のなかで高齢者の方々、また学校に行けない子育て世帯の方々がおりますことから、あえて5月22日のマスクの配布のときについては郵送ではなくて、職員に配付をしていただきました。それで先ほど答弁しましたけれども、各世帯の子供たちやお母さん方、高齢者の方々の健康状態の聞き取りをさせていただく、これも職員の勉強の1つだろうということで、あえて職員の方々に配っていただいたというような状況もあります。またホタテ乾燥貝柱についても送付をしないで、あえて職員に配っていただきました。漁組の職員の応援もいただきました。これも村民の方々の健康状態等も含めながら、職員の方々に聞き取りをしていただきました。こういう丁寧な形で、本村としてはやらせていただいたという状況でございます。また第2回目の給付つきましては、7月1日になりますけれども、その部分についてはほぼ、98%以上が2回目の給付で全世帯に10万円が交付されるというふうに思っております。また残りの部分については1件1件お電話をするとか、それから訪問をしておりますけれどもなかなかお会いができない、申請がしていただけないというところが数件ございます。その部分につきましては、極力早いうちに申請をしていただけるように、こちらの方からもアプローチをしていきたいというふうに考えております。以上です。

質問 野村雅男

村長さんからご答弁をいただきました。実際はもっと早くできたのではないのかなと。その安全上、それから事務をきちんとやる確認の意味もあったと思いますが、しかし日々生活をされていて、皆さん方がそういう自粛をされているなか、村長さんをはじめ村の職員の方々もいろいろな意味で制約もあり、自粛もあり大変な時期だったと思います。ですけれど、いろいろなところの取り組みを新聞あるいはテレビ等を見てても、うちだけ6月の16日はなかったんではないのかなと、そんな気持ちでおります。それと干貝柱も配布をしていただきました。これは大変ありがたいなと、そんなふうに考えております。それから生産者の方々も本当に流通が遅いなかで、生産者のお助けになったのかどうかは分かりませんけれども、同じ村民として私たちはお金を出したわけではありません。国からお金をいただいたなかから買っていただいたということで、そういう面、少しはお手伝いをしたのかなと。それも干貝柱は6月の15日ぐらいですか、村民配付されたのが。ですけれどホタテの玉冷も引換券はまだ発送されてませんよね。それも合わせて行政にもスピード感というのが、事務的な安全を確認するのに当たって、配布のほうの日程が先になったと。そういう先ほどの答弁なんですけれども、消費のほうも早くやることによって、また村民の方々も早く承知していただく、あるいはまた次の段階で新たな考え方というんですかね、そういうのも出てくるかなと思うので、それについてもまだ配付されていない。それから事業所への支援金ですよね、46事業所。宿泊飲食店の9事業所。これはまだですよね。これらもいつになるのか、そして件数は少ないのになんでこんなに遅くなっているのか。その辺、もう一度ご答弁をお願いしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

まず村内の消費喚起という形のなかで、議員おっしゃられたとおり、6月15日にホタテ干貝柱を配付させていただきました。そのうち1世帯当たり冷凍玉冷を4キロ、それと5千円の商品券を配付するという形のなかで議決をいただきました。その作業としましては、当然これは金券になりますので、印刷をかけなければならないという状況のなかで印刷をかけて、担当課のほうで23日に郵便局のほうにお願いをして運び込みました。それで郵便局のほうには、各世帯のほうに郵送・配達をする部分については、1週間程度お時間をいただきたいという状況のなかで、できれば今月中に各世帯のほうに我々のほうから封書で各世帯のほうに、書留として郵送されるというふうに考えております。決して事務遅延ではなくて、我々も商工会事務局と連携をしながら一生懸命やっておりますので、村民の方々には、ほかの市町村と比較をして、10万円も含めて遅れているのではないかというような印象を与えているかもしれませんけれども、我々としてもしっかりとそのような手戻りがないように、田舎ですから日々受け付けて、金融機関のほうも受け付けてから4日間、間がほしいという形のなかで、月曜日に我々から金融機関に引き継ぐと、早くて金曜日もしくは月曜日にそれぞれの口座に入るという状況にはなるんですけれども、ただこういう田舎なので、隣の家が10万円入ったけれど、わしのところはまだ入ってこないですとか、そういうようなことがあるので、できれば私としては第1回目の給付のときに極力100%を目指そうという形のなかで、少し申請期間のお時間を長くいただいて、こういう結果になったという状況ですので、ぜひ村民の方々にはご理解をしていただきたいというふうに考えております。またこれから第2弾、第3弾の地方創生臨時交付金の形が出てくるかと思いますけれども、その部分を利活用しながら検討していきたいというふうに思います。また足りない部分については、産業課長のほうから補足説明をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 産業課長 小林智司

今回の衛生支援給付金及び商業の同じ給付金につきましては、5月13日の議会の議決を得て、5月18日にその給付金の案内を通知して、5月29日にはその受け付けの期限を終了したのち、6月10日には各事業所のほうに支給をした経過となっています。以上です。

質問 野村雅男

続いて、質問を続けさせていただきます。午前中に質問した件につきましては、これからも第2波といいますか第3波、あるいはまたこれからも予断を許さない状況が続いている。なければいいんですけれど、これからもそういう対策をとらなければならないときが来るのかなと、そういうふうに想定をしております。そういうときには、ぜひとも今回のこの対応の経験をもっといろいろな置かれている立場の方々、やっぱり村民の方々ですから配慮をいただいて、対応がスピーディーに取っていただくことを希望いたします。次に3番目。コロナウイルスが収束に向かいつつあるのですが、非常にこの感染力が強いというふうに言われております。3密という言葉も新しく作られた造語かなと思いますが、こういうことが今後一番の留意点かな、そのように感じるところでございます。しかしながら、今猿払村は非常に災害とかの少ない村でございますが、今までも災害に対して、避難訓練等を想定して行ってきたところでございます。しかしこれに、この今の新型コロナウイルスの対策で3密という言葉を入ってきたときに、今までこの災害緊急避難、そういうことのなかに3密がどうしても否応なしでも入ってくる。そういったときに、これまた新しい対応をしていかなければならないのではないのか。そういうふうに考えられるわけですけれども、村長さんも今までも何回となく村のなかでいろいろ打合せ、あるいはまた対応策を練っているようでございますが、この緊急避難あるいはこの防災、こういう面から今どのようにお考えになられているのか、それをお伺いしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。ただいま議員からおっしゃられたとおりだと私も思います。災害の少ない本村においても、もしもということを考えながら対応していかなければならないというふうに思っております。村では現在、避難所運用マニュアルを作成し、各地域の自主防災組織及び各避難所の施設管理者に配布をしておりますが、国から示されたガイドラインに基づき、新型コロナウイルス感染症対策に対応した、内容の見直しを現在進めております。具体的には、今回のような感染症が流行している場合、受け付け時に健康状態のチェックを行った上で、感染症疑いの方や濃厚接触者用の専用スペースを設けることや避難者の滞在スペースについても、余裕を持った配置が必要と考えております。また国の第2次補正予算による、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が、本村にも交付される見通しとなっておりますので、この交付金を活用して、各避難所における衛生管理環境対策の物資を購入して、整備してまいりたいというふうに考えております。また先般、道と恵庭市で開催された、この感染症対策の避難所の対応マニュアルという部分についても、自治体の方に配布をされるというようなお話がありますので、そのような形も利用させていただきながら、今後対応策を練っていきたいというふうに考えております。以上です。

質問 野村雅男

大変難しい判断を迫られる対応ではないかなと私も考えております。村長さんも今、この緊急対策のマニュアル、こういうものを参考にしながら早い機会にいろいろな対策を打っていきたいと、そういうお答えでございました。やっぱり準備、これはしておかなければいけない。前段でも村長さんの答弁で申し上げられたフェイスシールドとマスク、体温計、あるいはまたこの大きな避難場所での社会的弱者と申しますか、お年寄りをどうやって扱ったらいいのか、あるいは子どもさん方をどういうところに避難をしていただいたらいいのか、あるいは子どもさん方のいるお母さん方、そして女性の方々、そういう方々が優先的な形で避難所のなかで席を確保していかなければならない。しかもそれを3密というものを避けながらやる。大変です。大変だと私も思います。しかしもし災害が来たときは、それがこのコロナウイルスあるいはほかのウイルス、そういうもの合わせてこれは避けては通られない。これを少しでも回避をして、こういう決意が必要ではないのかなと。その防災備品、そういうのも遂次準備をしていかなければいけない。今の現有の施設のなかで今、村民の皆さん方が充分に入るスペースがあるのだろうか。これも根っこから、今まで学校は避難所ですよ、あるいは小学校、中学校は避難所ですよ。会館が避難所ですよ。ですけれど、そこだけでは納まりきらない。そういう事態がありありと目に見えてくるところでございます。ぜひともそういう見地に立って、将来的にすぐは間に合わないかもしれませんが、最初は応急手当をしていただいて、じっくり先を見つめながらそういう施設の確保あるいは整備、そういうものに力を注いでいっていただきたいなと。そういうふうにご提案申し上げました。私の質問を終わらさせていただきます。ありがとうございます。

出典:猿払村議会 令和2年第2回定例会 2020年6月25日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる