みんなの議会

猿払村議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日

海岸浸食について

2017年3月7日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「海岸浸食について」質問し、村長 伊藤浩一、産業課長 小林智司が答弁しました。

質問者
野村雅男 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、産業課長 小林智司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 野村雅男

3番目、海岸浸食について。昨年、実施した議会の村内行政視察で灯台の下、また漁協のホタテ加工場、またササキ商事さんのスタンドと漁協の作業場の間、その辺を海岸侵食の現場として、あまりにもひどかったので、急きょそこに議会の視察で議会の皆様方に見ていただきました。本当に短期間で相当な浸食が進んでいることを目の当たりにしたところでございます。その後ですね、今はササキ商事さん、それから漁組さんの作業場のところはそのあと早急に応急処置をして作業場が戻って、埋め立てをされて戻っております。そして今、この年明けてからですね、灯台の下、猿払鉄鋼さんのところは一回、一昨年ですか、行ったテトラというんですか、それを置いたのを一回全部よけて、そして下を新たにまた整地をして、床っていうんですか、大きな石を入れてまたそこに埋め戻しをして、さらに距離を広げたとそういう工事をしております。また漁協さんの奥のほうの加工場のほうも、テトラを入れて海岸浸食をやっている、戻しをしていると、こういう現状でございます。私はですね、今もう海岸浸食はどこもひどいです。ここ急にやってきたわけではありません。それでこのままやってると、こういうただやられた所にただやってるだけでは全然防ぎようがない。よく私も考えてみますと、今ちょうど猿払鉄鋼さんの辺りは昔は鬼志別川のちょうど河口であったということで流れがありますから、当然いろんな形で土砂がそこから出てた、ですから昔で考えたらそんな浸食をされるような場所では全くない。昭和54年に今の鬼志別川が切り替わって浜鬼の街からちょうどスポンと海に出るようになった。そこにもですね、やはり潮の流れがありますから導流堤を相当出してはいるんですけれども、すぐ川が加わってしまうような、冬期間になるとですね、そういう時化が多い、しかしその砂をですねまた全部牧場の奥のほうの、あるいは知来別のほうもですね、そういう形で港湾、港の土砂もそちらのほうに全てなげていると。しかし砂は海岸には戻ってきませんよね。そういうことでどうしたら海岸浸食が防げるんだ。これはやっぱり離岸堤ではないか。それは近い所では知来別の東浦寄り、離岸堤の設置した場所にはやはり丘のほうに砂がついているというような、最近あまり通らなくなりましたけれども富磯も富磯の街の入っていってすぐ向こう側の海岸のほうは、やっぱり波がぶつけてずいぶん海岸浸食があった。しかしそのあとに海のほうにテトラを入れて、そして今はそういう心配はなくなって砂がついている、そういう状況でございます。そういうふうになればですね、海岸浸食という心配がなくなりますし、道路もちゃんときちっと通れると。今道路は知来別と加工場の間が今、山のほうに移行されようとしておりますけれども、そんなお金かけるんであれば離岸堤に出したほうがよっぽど良いと私は思いますよ。やっぱり根本的な工法をやっていかなければですね、私はそういうこの海岸の侵食っていうのは防げないのではないのか。この辺は村長さんの考え方はいかがでしょうか。

答弁 村長 伊藤浩一

ただ今のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。議員のほうからいろいろご提案をいただきました。どうもありがとうございます。海岸侵食対策につきましては、毎年村長としてまたは漁業協同組合の理事、もしくは幹部等ともですね宗谷総合振興局や北海道水産部、建設部及び国の水産庁に伺い、現場の深刻な状況等を説明した上で陳情書を提出するなど、早急かつ強力な陳情活動を現状としても行っております。また一つの例として、議員のほうからおっしゃられた総合加工場の裏の産業廃棄物の置き場所という所についても、非常に低気圧の関係で侵食がひどかったという形の中で、道のほうにお伺いをして補正予算を組んでいただいて、12月に浜猿払にあるテトラをですねそちらのほうにきちっと移していただいてそこを守っていただいたと。そしてさらには、この3月に新たに補正予算を組んでいただいて、加工場の裏のほうに30メートルの消波ブロックをきちっとつけてもらえるような形で補正予算を組んでいただきました。これはあくまでも臨時的な対応というふうに私も捉えておりますので今後は恒久的な対策として、陳情書にも載せておりますけどもそういう形の中で、振興局とまた国のほうにきちっと要請をしておりますので、平成29年度についても引き続き村の現状を訴えながら陳情をしていき、早急に対応していただくようお願いをしてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 野村雅男

私も前段で質問申し上げましたけれども、いわゆるやられてからやってもらうだけではもうこの侵食は防げない。もう当然直してもらった所もおそらくまた今年、一年後にね秋口というかその辺で見るとまたどこかこういうふうな沈みかかっていたりそういうことになるのではないのかなと。例えば、灯台下のところの今年はテトラを一回、去年、明けたから一昨年ですね。やったんですけど、工事を見てると全部一回取ってそしてならして、そしてまた大きな石を下に入れてそこにまた戻しているという状況です。最初の年は村長さん就任した翌年です。もう2月、5月、村勢懇談会があって私が申し上げたんではなくて、周りの人方があそこひどいなというお話になっていろいろ対処していただいて、その年の秋に石籠ですか、石籠を12個くらいいっぺんにバーンと入れてくれたんです。しかし、石籠も一冬過ぎたら何もどこか砂の下になって、明けたから一昨年になりますけど、一回目のそのコンクリートの工事あった際には石籠だってもうどういうふうになってたのかわからないですよね。ちゃんとしたのは1個もなかったそうです。かなりの部分やっぱり壊れていたそうでございます。ですから、そしてそれがまた1年経って、今年の工事が本当は去年の秋口か10月頃の工事だったんですけど、年明けてから始まりました。それが全部一回撤去しなかったらきちっと置かれないとそういう状況になって、工期が遅れたんだというふうにも聞いております。ですからこういう陳情ですね。ただ普通に陳情していたらいつまで経っても、そしてまだほかにもいっぱい海岸侵食の激しいところはありますよね。その辺をですね、やはり総力を上げて我々もね、したら議会として皆さん方に、議会の中で見ていただいて、議長はじめですね陳情でもどこでもやっぱり行きますよ。そういう形でやっぱり大きなその力、流れを持ってきていただいて、何もそんな富磯さんもあるいはまた知来別さんも過去にやった経緯もあることでございますから、成功例はあるわけですから、ぜひともですね、そういう形で強力な陳情をしてそういうふうに食い止めていただかないとですね、やっぱりもう限界がきてるんでないか。やがてもう道路にいきますよ。やってない所から道路にくるんじゃないかな、そういう心配をしている。もう1回、村長さんの強い答弁をお願いいたします。

答弁 村長 伊藤浩一

陳情要請につきましては、ただ行って名刺を置いてくるだけではこざいません。きちっと陳情書という形の中でつくって図面を貼りつけて、文言をつけてきちっとその担当部長もしくは水産庁長官のほうにきちっと席上で説明をさせていただいております。その中で私が答弁不足のところについては、漁業協同組合の幹部の理事、代表理事を含めて理事の方々に補足説明をしていただきながら、きちっとその辺は陳情していっているような状況でございます。これは水産業のみならず、農業関係についても道・国のほうへ赴いたところについては、生産局、それから農村局等についてもきちっとそういう形の中で陳情をしてきているつもりというか、してきております。今後、そういう形の中で私が足りないところについては、そういう関係機関の方々と一緒にあわせて陳情していきたいというふうに考えております。以上です。

質問 野村雅男

はっきり離岸堤と言ってお願いをしているわけですが。

答弁 村長 伊藤浩一

今の臨時的な部分については一応、消波ブロックという形の中でやっております。ただ離岸提が良いのか、またどういう形が良いのかという部分については、それぞれの漁業関係者、幹部の方々がそれぞれ私よりずっと優れている方々でございますから、どういう形にすれば一番前浜に砂が着くのかという形の中で今現在進めております。産業課長から説明をさせます。

答弁 産業課長 小林智司

ただいまの質問にお答えをしたいと思います。陳情内容につきましては、漁協さんのほうといろいろ打ち合わせをさせていただいて、今おっしゃるような形で根本的な整備が必要だということもございましたので、選択肢はいろいろあるかと思いますけども、エサヌカのほうでやってます潜堤とかっていう形も一つの選択肢としてどういったことが良いのかということも踏まえて、北海道のほうでそういった漁業関係のプロのほうの目で見て、どれかどういう対策が一番有効なのかということを踏まえまして、私達のほうからは要望として一つの選択肢として、こういうこととこういうことがあるということは書面に残して陳情させていただいているという経過でございます。離岸堤という言葉については、その文言の中には入れてはいないんですけども、根本的なそういうなどということの一つの言葉の中の等という中に含みで書かさっているというか、含みで入れてるといった形にしかなっていません。離岸提という言葉については、文言としてはその陳情書の中には入っていないです。

質問 野村雅男

どうなんですか、私もだいぶ説明しましたけど今の状況で消波ブロックだったりコンクリートであったり、石籠であったりといういろんな、今浜猿のエサヌカの海岸については潜堤という形で説明を受けましたけど、今のその対処療法、いわゆる侵食がひどくなったからブロックを入れるんだと、あるいは石を入れるんだ、それはやられたからやってもらうだけで、そしたらそれをやられないようにどうするんだという考え方はないのかって聞いてるんですよ。現実に知来別だって相当昔は、私、佐藤義雄さんと今の堀井さんのお宅のところの裏へ行ってみたら、本当に波返しがすぐ下にあったんですよ。相当深い下にあったんですよ。しかし今、沖のほうにブロック置いてから、あそこ本当に砂がいっぱいありますよ。それと苗太路というか今の警察署の前のほうもですね、いっときは本当に砂が取られたんですよ。しかし離岸堤を離したことによって、ずっと砂がついたとこういう現状ですよ。今、ただこの対処療法だけでやっていくともうあちこちとられるだけですよ。ですからもっと先に何かそういう形で離岸堤を一つ、できないのか。人も住めなくなるし、ササキさんの後ろだって相当波が常時ついてる形ですよ。どうですか、その辺の判断を。

答弁 村長 伊藤浩一

先ほども申し上げましたとおり、12月、3月で補正を組んでいただいて消波ブロックを置いたという部分については、これは暫定的な部分であります。当然これから爆弾低気圧、どんな低気圧が来るかわかりませんけれども、もしかしたらその部分で対応し切れない部分もあるだろうというふうには思っております。ですから平成29年度以降に、これは予算の関係もありますから、きちっと今の総合加工場、ササキさんのスタンド、それから山田鉄鋼所さん、その辺をきちっと財産を守っていただくような形でやっていただきたいというふうに、これは陳情できちんと申し上げております。たまたま今、エサンベの部分については農地海岸の部分で潜堤という部分で経編もございます。その中できちっとどういう形が良いのかというのは二転、三転をしながら最終的にはつくっていただいて、そして今、前浜が少しずつ現状に復元しつつあります。そういうことを含めながら最終的に前浜を元に戻す、そして今ある現状の施設もきちっと財産を守っていただくというような、恒久的な対策を立ててほしい、つくってほしいという形の中で、これは道のほうにきちっと要請をしております。ただ、道のほうとしても全体的な予算がありますので先駆的に猿払でどうのこうのという部分についてはまだはっきり話はなりませんでしたけれども、29年度以降についてもきちんとあそこは守っていただくという形の中で、約束をしていただいておりますので、今後も含めてですねきちんと要請をしながらあそこの財産を守っていただくような形で進めていきたいと、お願いをしていきたいというふうに考えております。

質問 野村雅男

予算がついて、今は臨時的にですね海岸保全という形で取られたところを直していただくと。そこについては色んな形で予算もしてるし村長さんもはっきりそういう形で陳情している。ですけど、離岸堤をつけてくださいとは言ってませんよという答弁ですよね。ですからそこに、別に私要望しないけどね、村長さんの考え方はどうなんですかというお聞きをしてるんです。ここまでやってね、やっぱりもっともっと来ますよこれ。現状この海岸見てったら。ですから近いうちにもう、そういうふうにいかないとですねもうあちこち取られてくるところは出てきますよということです。まあ次4番目について、敬老会についてを議題といたします。

出典:猿払村議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる