猿払村議会 平成25年第1回定例会 2013年3月6日
企業誘致及び地域企業再生促進条例と商工業の助成について
2013年3月6日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「企業誘致及び地域企業再生促進条例と商工業の助成について」質問し、村長 巽昭が答弁しました。
- 質問者
- 野村雅男 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 野村雅男
次、4番目。企業誘致及び地域企業再生促進条例と商工業の助成について。これを質問いたしたいと思います。この条例はですね、平成20年 3月17日に制定されております。企業の誘致と地域企業の再生ということを目的としています。投下資本額3000万円で100分の20の補助、金額は600万円。それからまた、5000万円以上になりますと最高限度額が設けられまして、1000万円の補助となっております。また附則として、新築後3年間は固定資産税を課さないということになっております。また、これらの効果が、新しい人員を雇ってですね、新規に雇った場合に5人以上で、1人につき年間10万円でですね、最高限度額が100万円となっております。新規雇用ですね。それから企業再生。大変、猿払村としましては画期的な制度だなと。そういうふうに思っております。しかし、前段でも太田議員さん。太田議員さんは商工会の会長という立場でもございます。村長さんもですね、実をいうと村長さんになる前は商工会の副会長さんということで、立場がそうで あったということでございますので、ある程度のことはいろいろな形で理解をされていると。その中でですね、しかし今、この制度があってですね、村長さんも3000万円以上、今、村内の企業の中で投資をできる企業というのが、例えば、今の商工業者の中にですね、数多くいるかといえば、おそらく、ほとんどいないと思います。今年度は、新年度予算の一般会計で1件載っておりますが、これをですね、先ほども商工会会長の太田議員が質問した、今、衰退をしているですね、この地域の中で企業の生き残り、あるいは、新規を求めてもなかなか来ない。そして土木や建設の人方もですね、なかなか公共工事も減っていると。思い 切った投資はできない。後継者の問題もありますよね。そういうことの中からですね、もう少し、小さい、零細の方々も使える、そういうふうな形で対応できないのかなと。猿払村の現状というのを考えると、なかなか新規で、ここへ来て商売をされる方はいないと思います。しかし、今残っている業種の中でも、相当数欠けている業種があると思うのですね。例えば今、思い出すのは床屋さんですけども、皆さん、それぞれ長年続けられたのですけど、後継者もいなければ、また新規で来る人もいない。そういうときにですね、車で行ける方々はいいと思いますが、子どもさんなり、あるいはお年寄りなり、そういう方々は公共交通機関に乗って、時間を掛けて行かなければいけない。そうすると、今、村長さんがおっしゃっている、孫の代まで安心して暮らせる、そういう時代になるのかなと。そういうことからですね、村長さんも、かつては商工会の副会長さんという立場もありました。商工業、私も商工業ですが、そういう後継者の問題とか、そういうのは十分、分かっていただけるのではないのかなと。そういう点をですね、村長さんは、どのようにお考えかですね、お話をしていただければ、ありがたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。この条例の目的は、工場等を村内に新設又は増設を行う者に対し、奨励措置を講ずることにより、企業誘致及び企業再生の促進を図り、もって本村産業の振興と雇用の創出を図ることとなっております。条例ができた背景としては、平成16年から取り組んでいたホタテ貝殻粉砕工場の企業誘致などがあったのではないかと思います。また、利用できる人が一部しかいないのではないかとの御指摘がございましたが、実は私もかねてからですね、この条例には改正点があると感じておりました。担当課長に、その検討も指示していたところでございます。私が感じていた改善点、改正点といたしましては、議員も今おっしゃいましたが、使える範囲の方をもう少し広げることができないか、ということがまず1点でございます。そしてもう1点は、逆に、この財源は一般財源でございますから、無限にあるわけではございませんので、例えば高額なる金額とか、1度使った方。今までに2度使った方はいらっしゃいませんが、何度も使われる方がいるのはいかがなものかと。そのようなことが前から気になっておりました。この点のことをですね、今後、担当課で煮詰めましてですね、次の議会、または遅くとも9月議会までにはですね、修正案を提案したいなと思っております。
質問 野村雅男
私も議員になりまして、この4月で丸2年になりますけど、なった当初からですね、このような新規で、あるいは、そういう人を猿払村に呼び込むような、そういう施策を、ということで、最初から村長さんにお話をしてきたつもりでおります。村長さんも、ちょうど今年の予算編成は村長さんの最初の任期として最後の年となりますが、これらについて、どういうところに村長さんの言っている人を集める、人を増やすと。これは、この質問の通告外ですけども、そういう意気込みが、私、ちょっと今年の 一般会計予算の中に、そういう項目が果たして、あるのかなと。村長が自ら、これは俺がやったのだと言えるようなものがあるのかなと、そういう気がしてなりません。それで、たまたま今年の一般会計にね、1000万円が上がっていたので、それに関連して今、これを質問しているのですけど、やはりですね、スピード感というものが今の時代、ある程度要求をされるのではないのかなと。スピード感があるからといって、すぐ結果が出ることばかりではございません。しかし、やはり、そんなに時代は待ってくれないと思いますよ。そして、やはり今やらなければならないと、そういう思いで村長さんに決断をして、出られたのではないのですか。最初の2年間はですね、財政を健全にしなければいけないと、いろいろなことを犠牲にしてきたはずです。そして昨年、一転して、地方交付税の増額もありました。今年はまた、アベノミクス(安倍晋三首相が第2次安倍内閣において掲げた一連の経済政策に対する通称)もあります。ですが、そういうことに囚われないで、やはり村長さんの思いがあるのではないのか。こういうのは先に、今年度の当初あたりで載っているべきではないのかなと。その辺のところ、村長さんの気持ちを、もう一回お願いをいたします。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。確かに議員のおっしゃるとおりだと思います。今年度は積極的な予算を組みたいと思っておりましたが、現実的には作ることができま せんでした。その責任は負わなければいけないと、私は思っております。ただ、弁解するわけではございませんが、今、スピードという、時間の御指摘もございましたが、確かにスピードも必要なのですけども、やはり、議員もおっしゃいましたけども、財源という問題もございます。私が村長に就任した頃に、まず 一番最初に考えたことは、私は企業家でございますから、どうやって収益を出すか。どうやって財政を豊かにするか、ということでございます。それは交付税の問題も含め、なかなか難しいと。 せっかく地方税を稼ぎましてもですね、翌年、その分が75パーセントぐらい減らされるとか、いろいろ民間とは違いましてですね、この世界では難しいところもあるなと、感じてまいりました。その次に考えたのは、やはり借金を減らすということでございます。私が就任した折は、実質の借金、地方債の発行額から、交付税で補填されるものもありますので、それを差し引いた金額。それから、我々の貯金がありますので、その貯金を引いた金額ですね、この金額が大体20億円ぐらいございました。これが今年度には、おそらく 6億円ぐらいになると思います。14億円ぐらい減少していると思います。そして、この予算どおりにいきますと、おそらく来年度終了時点では 3億円か、上手くすれば実質なくなっているのかもしれない。しかし、これが決して正しいことなのかどうか、私は分かりません。それこそ、後の質問にもあるかもしれませんけども、緊縮財政といわれても仕方ないと、私は思っております。しかしながら、ある程度、財政に目処がつきましたのでですね、来年度以降に関しましてはね、今年が改選期でありますから、来年度以降、私がやるのか、ほかの人がやるのか、それは分かりませんけども、誰がやってもですね、ある程度思い切った施策はできるのではないのかなと。かように思っているところでございます。
質問 野村雅男
村長さんも大変、財政という点では苦労してきたということは、私もある程度は理解をしていることでございますが、しかし、財政が厳しい中でもですね、どうしてもやらなければいけないことというのが、あると思うのです。それをですね、早く見つけて、村民に幸せになっていただきたいと。そのような配慮が必要だなと。そういうふうに思う次第でございます。