猿払村議会 平成24年第3回定例会 2012年9月19日
子供広場の設置について
2012年9月19日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「子供広場の設置について」質問し、村長 巽昭、教育長 大石真が答弁しました。
- 質問者
- 野村雅男 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭、教育長 大石真
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 野村雅男
質問、2点について質問をいたしたいと思います。1点目。子供広場の設置について、ということで質問をいたしたいと思います。大変、今、子どもたちの教育環境というのは大きく変化してきていると、そういうふうに考えている一人でございます。今年に入りましても、子どものいじめが原因で、いじめられた子どもが自殺に向かったというニュースが何件も報道されている現況でございます。この根底は何かというのは非常に難しいことでありますが、我々、この地域に住んでいる大人の一人として、大変痛ましいことでありまして、それを何とか未然に防ぐ方法はないのかなと。 どんなことがあるのかなと。そんなふうに常日ごろ考えている一人でございます。ただ、前段に申し上げました教育環境というのは、その時代背景も大きく影響していると思いますが、少なくとも私が育った子どものころとは大変大きな様変わりであるというふうに考えている一人でございますし、価値観の変化とか、そういうことも本当に目まぐるしく変化をしていると。先日、村長とお会いしたときに、子どもが外に出て遊ばないね、というお話をしましたら、村長も、こないだオジョールスキイ村の人方が来たときに、村内、鬼志別の街の中を案内したときにも、オジョールスキイの村長さんからも、家はありますが大人も出てないし、子どもさん方も見えませんねと、そういうような感想をいただいたというふうにも、村長さんからお話をいただきました。ここでですね、私もいろいろなことを自分の常日ごろのことで考えてきていることでございますが、子どもたちにとって何が魅力かと。魅力のあるものには、やはり子どもたちも出てきて、外に出るのではないのかなと、そのように思いまして、この地域の中にですね、今、子どもの遊び場、広場というのが、それぞれの地域の中で、全部の箇所ではないと思いますが、ある程度、揃っていることというのは事実でございます。しかし、年代的に限りますと、小さな子どもさん方が遊ぶような遊具施設というのは、それぞれの地域にあるようでございますが、やはり専門的に子どもが魅力を持って遊ぶということになると、やはり学校とか、学校の中とかにある、そういう球技ですとか、そういうものに限られてくるような気がしております。そういう中で、やはり地域の中で一定の広さがある所にですね、何か競技をするような、そういう施設を、子どもたちの楽しめる競技の施設を 作ったらどうかなと。そういうことによって、子どもも興味を示して、外に出て、そういう所に来て、そして保護者も伴って遊べるような、そういう施設を作ることによって子どもたちが興味を 持って出てくると。そういうことによってですね、そういう親同士、あるいは子どももですね、複数以上、集まってくることによって身体、精神、そういうものが、いろいろな形で身体をぶつける、あるいは、そういう競技を通じてですね、何かまた学校の行き帰りとか、学校の中とか、そしてまた学校が終わってから家庭へ帰って、何もないという状況を回避できるのではないかなと。そのようなことによってですね、いじめとか、そういう方向に向かわないで、友達関係が良くなるとか、あるいは親同士もそういう形で理解ができるとか、そういう接する場が、ちょっと少ないような気がいたしますので、その点、こういう場所を地域と協力をしながらですね、行政だけにやれということではありませんけれども、地域の中でもですね、そういうお手伝いをされてる方々というのは、やはり子どもさんの親を中心にですね、いるのではないのかなと。そういうものを、連携を図っていきながら地域の中で、そういう場所を作っていったらどうかなと。そのように考えている一人でございますが、その辺について考え方をお伺いをいたしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。この後、教育長からも答弁がございますが、その前に簡単に私のほうから答弁したいと思います。今、質問の中にもございましたけども、こないだ、オジョールスキイ村の一行が当村を訪れました。行政報告もしております。その中で 1日、オジョールスキイの村長を中心に、大人の方を私が村内視察をいたしました。鬼志別を1周したのですが、そのとき突然、今、質問者がおっしゃったとおり、向こうの村長が、この村には子どもがいないのですか、という質問が急にきまして、私もびっくりして、ハッと気が付いて、改めて外を見ますと、本当にゴーストタウンのように我が村が見えました。人っ子一人いなかったですね。それが街の真ん中です、この鬼志別の。私らにとって見慣れた風景ですけども、普段は何にも思わないような、何も思わなくなった風景となっておりました。言われたようにね、私たちが子どものころはですね、私たちは学校が終わると暗くなるまで山や川で遊んでおりました。自分たちで自分の遊び場を見つけておりました。しかしながら、その反面ですね、逆にクラスに1人ぐらいは、やはり川とか海の事故で亡くなった方もいらっしゃいます。今、先ほどの質問者の言葉の中にもあったとおり、なかなか教育環境も、子どもを育てる環境も変わってまいりました。少子化の中でですね、安全に子育てをするというのが、最も大切なことの一つとなってきているようでございます。そのような背景を受けながらですね、しかし、やはり子どものころ、自然と接するというのは大きくなってからも大変意義があることと思いますので、子どもが遊べる場については、もう一度しっかりと検討してみたいなと思っているところでございます。私からは以上です。
答弁 教育長 大石真(教育長は2016年3月まで)
ただ今の質問、子どもの現状を憂える立場から、元気に逞しく育ってほしいという子どもの発達への願いが込められた中で、外遊びをどうするのか、という御質問だというふうに理解させていただきますが、議員様がおっしゃるように、子どもの外遊びの関係では本当に減少してきているということで、国のほうも同じような捉えをしております。その中で外遊びの減少が体力や社会性の低下を招いているし、そして先ほど、おっしゃられたように、いじめや引きこもり、そういう増加にもなっているのではないか、という影響を指摘しております。しかし、その外遊びの中には自ら子どもが育つ力を引き出す力や、それから今、子どもたちも孤立化しておりますから、仲間と繋がって、孤立する「孤」から、それぞれ一人一人が光る個性の「個」への転換を図る大事なところではないだろうかということで、施策もいろいろ出ております。多くの人がそれを 望んでおり、私たちもそのように考えております。日本学術学会というところが内閣府にございまして、外遊びを増やすための答申がなされております。その中の骨子、一番大きな骨子が、私も同意なのですが、先ほど御提案されたような形で出ています。地域をよく知る大人が子育て世代の人たちを巻き込んで、そして、まちづくりを主体的に取り組んでいく、ということが一番の根底だと。議員が御指摘されたとおりだと、私も認識しております。その中での遊びの広場の関係でございますが、競技の場というのを、きっと今の高学年、中学生というのは非常に興味を持っているところかな、というふうに思いますが、それが可能な地域。それから、そうでなく別な形のものというものもあるのではないかな、というふうに思います。ということでいけば、それぞれの地域の方々の総意で、ビジョンを具現化される形に話をされていく中で、教育委員会、行政がパートナーとして、みんなが元気になる、子どもが元気になる環境づくりに向けてですね、協力していきたなというふうに考えているところです。
質問 野村雅男
ただ今、村長さんからと、教育長さんから、現状等はこういう形で、なかなか、いろいろな社会の中で子どもたちの環境の変化と、行政としても、教育委員会としてもですね、そういう憂いを持ちながら地域の中で 一生懸命、努力されていると。それから、前向きに何かを検討されていると。そういう前向きなお話もいただきました。今、拓心中学校ではですね、全員部活。それから全校合唱。これも相当の年数続いております。しかし今、続いて、大変継続をされてですね、大変良い状態が続いておりますが、それが始まる前はどうだったのか、ということを考えてみますとですね、まとまりがない。子どもの数も今よりも大分、多かった時代もあると思いますが、やはり少し荒れていた時代もあったと、そのように記憶をいたしております。しかし、この全員部活。それから全校合唱。そして大変良い指導者を迎えられてですね、大会に行く。そして少しずつ成果が出てくる。さらにまとまりが良くなる。そして、地域で優秀な成績を収めると。そういうことの繰り返しがですね、今、継続をされて、大変良い状態であるというふうに私は感じております。それから、稚内市もですね、今、南中学校のですね、南中ソーランが大変、全道、全国でも有名ですけども、この、南中ソーランが誕生したという背景もですね、その前は、もう大荒れの、稚内南中の校長にも、学校の先生にもなりたくないと。酷い所だというような、そういう状態がですね、地域の方々、そして学校、そして教育の関係者。とにかく地域を挙げてですね、いろいろな取り組みが始まって、それが、南中ソーランを生んで、今に続いていると。そういう背景もあります。猿払村は、そのような状況ではございません。ございませんけども、やはり子どもたちが、そういう憂いがあるというふうに私は、いつでも、そういうふうになるということもありますし、今は平穏を保っているという状況であろうと思いますし、ただ、地域の中で今、本当に外になかなか出ない。小学生もですね、それぞれスポーツ少年団とか、いわゆる野球ですとか、剣道ですとか、 サッカーですとか、バレーボールですとか、行っている子たちは良いのですが、行っていない。あるいは、いろいろな地域、遠い地域もありますのでですね、全部が参加しているわけではないと。そういう中で、学校が終わって、いわゆる、その家へ帰るまでの時間、その間が空いていて、あるいは土曜日、日曜日はお休みだと。親御さん方も仕事の関係でですね、忙しい時期は、どうしても投げっ放しになると。そういうときに近場での、そういう子どもたちが集合してですね、遊べる場所というのを、隙間でありますけれども、必要な時代ではないのかなと。そのようなことで、外に出て、それは毎日遊べとか、そういうことではありませんが、子どもたちがフッと考えたときに、それがあるな、という形の遊び場が地域の中に、そういう場所が必要なのではないのかなと、そういうふうに思います。例えば鬼志別でいいますとですね、旧鬼志別川の、商店街の横のほうの広場などもですね、何もない、ただ埋めただけで何もない。そういう所を有効活用してですね、ただ草ボウボウ生やしておいてね、冬は雪捨て場くらいですよね。冬の活用というのは、なかなか難しいですけども、夏、草を地域の人方で、あるいはお父さん、お母さん方で草を刈ってね、何か遊具をちょっと仮設でも良いから置いて、下をちょっとローラーで整地してね、何か遊具を置いて遊べる場所を。浜鬼志別でいうと、水産加工総合管理センターの周りですとか。今は公営住宅も取り壊しが始まりましたのでね、そういう場所を確保してですね、夏の間に何か小競技ができるような場所、そのような所をですね、村長さんにばかりに100パーセントおんぶに抱っこではなくて、地域の力というのは必要だと思うのですよ。付けたは良いけど、あとは何も活用もしないで投げっ放しになっている。やはり、みんなが参加して、もちろん子どもさん方がいるね、親御さんの協力も、もちろん必要ですけども、地域としても、そういうことを考えてやっていくべきでないかなと思いますし、そういうことが今後あるとすれば、協力を一つ、していただけるのかどうか。また、指導もいただけるのかどうか。こういう点を一つ、お答えをいただきたいと思います。
答弁 教育長 大石真(教育長は2016年3月まで)
今おっしゃられたように、子どもたちが仲間と共に遊ぶ。その中で培われる社会規範だとか、失敗しても大丈夫だという安心感だとか、そういうものが確実に育つような形でやってほしいという、子どもの豊かな成長を願う気持ちが伝わってまいりました。本当にそのとおりだな、というふうに感じます。いろいろな場所の有効活用についての方法については、私共も考えていかなければならないと思いますし、ぜひ先ほど、おっしゃられたような皆さんの知恵もですね、お借りしながらですね、そこのところからを基に進んで行けたら良いかなというふうに考えていますし、地域のほうで、そこの管理も含めてやっていって子どもを育てていくのだという、その意識は非常に村づくり、みんなで、地域ぐるみで、子どもを育てようというス タンス、とても素晴らしいことではないかなというふうに思います。そういうところに依拠しながらですね、これから子どもたちが元気に外で遊べるような、そんな形を地域と共にですね、考えていけたら良いなというふうに思っています。
質問 野村雅男
今、教育長さんからも大変理解のある、そして前向きな考え方を披露していただきましたので、子供の広場の質問につきましては、これで終わりたいと思います。