佐呂間町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月23日
新型コロナ感染症予防について
2020年6月23日、佐呂間町議会の一般質問で、三田真美議員が「新型コロナ感染症予防について」質問し、教育長 仲川倫則、町長 川根章夫が答弁しました。
- 質問者
- 三田真美 議員
- 答弁者
- 教育長 仲川倫則、町長 川根章夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 9番 三田真美
次、2点目、新型コロナ感染予防についてであります。まず、1点目の①では、学校でのマスク着用に伴う熱中症対策についてであります。学校では感染を予防するために密にならないような机の配置なども今も心がけているとは思います。ただ、これから暑くなって、夏に向かってマスクの着用により、例えば扇風機の設置だとか、いろんなことをしていかなくてはいけない部分も出てくるのでしょうが、その対策についてはどのように行っていくのかを伺いたいと思います。
答弁 教育長 仲川倫則
議員ご質問の学校での感染予防対策についてでありますが、基本的には文部科学省から示されています学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」に定められており、それに準じて対策を講じております。まず、その中で感染症予防対策として、1つとしては感染源を断つこと、さらにもう一つとして感染経路を断つこと、さらにもう一つとして抵抗力を高めることが示されております。感染源を断つことでは、発熱等の風邪の症状がある場合は児童生徒、教職員も自宅で休養することの徹底と、登校時の検温と健康状態の把握であります。次に、感染経路を断つことでは、当該ウイルスは飛沫感染と接触感染が主な経路でありますので、学校での行動の切替え時には手洗いの徹底、マスク着用やハンカチを利用するなどのせきエチケット、児童生徒が多く触れる箇所などの消毒の徹底であり、教職員が放課後に学校内の消毒作業を行っております。最後に、抵抗力を高めるために、十分な睡眠、適度な運動とバランスの取れた食事を心がけるように指導しております。また、集団感染のリスクを回避することとして、3つの密が重なる場合を避けることとされておりますが、その対策としましては、1つ目は密閉を回避するため、教室等の換気を徹底することです。換気時には2方向の窓を全開にして、空気を流して入れ替えます。2つ目は、密集を回避するため、人との距離を確保します。新しい生活様式を踏まえた学校の行動基準では地域の感染レベルのレベル1に相当しますので、児童生徒の距離は85センチから1メートルを目安に教室での座席を配置しております。3つ目に、密接な場面でのマスク着用であります。基本的には常時マスクの着用が望ましいとのことですが、夏場を迎え、熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合には、無理せずマスクを外し、換気や人との距離を保つなど、配慮が必要となってまいります。体育の授業については、十分な距離を保っていればマスク着用は必要ないとしていますが、そのほかの感染リスクの高い教科として長時間対面するグループワーク、理科における近距離での実験や観察、音楽における近距離での合唱やリコーダー等の演奏、技術・家庭科における調理実習など、活動がある程度制限されているものがあります。給食では、栄養を取るという重要な活動である反面、感染リスクが高い活動であり、服装や手指の衛生消毒、会食時には会話をしない、対面にしない等の対応をしております。そのほか、スクールバスでの登下校時には窓を開けての換気、できる限り乗車中の距離を保ち、マスクを着用、やむなく座席が隣り合った場合には会話を避ける等の指導をしております。議員ご質問の2点目でありますマスク着用と熱中症の対策についてでありますが、先ほど述べましたように、熱い夏場を迎えてのマスク着用は非常に息苦しく想像されます。無理せずマスクを外し、換気や人との距離を保つなど、配慮や指導、児童生徒の健康観察が重要であり、感染予防を行った上で熱中症予防に努めるよう周知徹底に努めてまいります。なお、こうしたことについての文書は、適宜学校に発出をしております。長期間の臨時休校により子供たちの学習に遅れが生じていますが、授業時数を確保するために夏季休業期間中には10日間程度の通常登校を予定しております。暑い時期の授業となりますこと、熱中症対策として例年に増して水分補給を小まめに行い、教職員が児童生徒の健康に十分配慮し、特に酷暑日と予報されるときには臨時休校や早期下校等の判断も考えられ、昨年暑さ対策のために各学校に配置した扇風機や緊急的にはパソコン室のエアコンの利用、または昨年各学校に設置した保健室のエアコン等をフルに活用しながら学校運営をお願いしているところであります。また、各保護者に対しましても、先ほど言いましたように例年に増して家庭での十分な睡眠などを含め、夏期間の熱中症対策や夏休み登校、感染予防対策についてご理解、ご協力をいただけるよう各学校からお願いと説明をする予定であり、皆様それぞれの立場で対応することが必要だというふうに考えております。以上です。
質問 9番 三田真美
今教育長より感染症の予防、熱中症対策について答弁をいただきました。去年のように39.5度ということがありましたが、今回はすごく涼しいのですけれども、何事もなくコロナの時期と熱中症がうまく子供たちに影響を及ぼさないように頑張っていっていただければと思います。それでは、最後の②の質問に移ります。最初は2つしか考えていなかったのですが、川根町長には12年間、私の一般質問などもいつも真摯に答弁をしていただき、心から感謝をしております。時間はあまりないとは思うので、難しいでしょうが、今後の引継ぎ事項としたりとかして考えていただきたく、最後の質問を伺いたいと思います。本州は今梅雨の時期になっております。北海道も近年猛暑や梅雨のような気象状況になってきています。災害も毎年のようにあり、本町でも避難を余儀なくされたとき、今後コロナの再流行の際はいろんなことを考えていかなくてはいけないだろうなというふうに思います。感染症予防としては、複合災害対策をしなくてはいけないですし、分散避難や事前避難、または広域避難、例えば佐呂間町が何かの災害で被害、水害とかであったときに、3町で広域でやっている例えば遠軽町、湧別町の避難所さんにお世話になれるように、今からいろんな話をされておくとか、そういうこともこれからは必要だと思います。それと、密にならない。今よくテレビでもやっておりますが、避難所とかの感染症の予防の対応について伺いたいと思います。
答弁 町長 川根章夫(町長は2020年6月まで)
災害時における町内の避難場所としては、現在31か所を指定避難所として設置し、被災地の近隣の避難所を基本とし、その時々の災害状況に応じ、より安全な避難場所へ住民を誘導することとしております。ご質問の避難所での感染予防対策についてでありますが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、国からは4月の初めに内閣府、消防庁、厚生労働省の所管課長等の連絡により、避難所における対応についての通知が道を通じ、なされておりまして、実際に避難所を開設しなければならないような事態になった場合には、平時の事前準備も含め、その通知を参考に対処してまいりたいと考えているものでございます。通知されております内容につきましては9点ほどございまして、項目別に申し上げたいと思います。まず、1点目について、可能な限り多くの避難所の開設をしていただきたい、2点目といたしまして、親戚や友人の家等への避難の検討をお願いしたい、3点目が自宅療養者等の避難の検討、4点目が避難者の健康状態の確認、5点目として手洗い、せきエチケット等の基本的な対策の徹底、6点目といたしまして、避難所の衛生環境の確保、7点目といたしまして、十分な換気の実施、スペースの確保等、8点目といたしまして、発熱なりせき等の症状が出た者のための専用のスペースの確保、9点目といたしまして、避難者が新型コロナウイルス感染症を発症した場合の9点でございます。三田議員の質問の中で近隣の町村の助けを求めるということもあったわけでございますけれども、近隣も同じ状況でございますので、ここの中では2点目の近隣でなくて親戚や友達の家への避難ということを町のほうでは考えているということも付け加えさせていただきたいと思います。9点の内容でそれぞれ指示が出されているということでございますけれども、9点目として申し上げました新型コロナウイルス感染症の場合には軽症者であっても原則として一般の避難所に滞在することは適当でないとされておりますので、発症が確認された場合には保健所等の指示に基づき、管内の感染症受入れ病院や指定された軽症者等の宿泊施設なりに移っていただくことになると思います。避難所での具体的な対応につきましては、災害の発生状況により避難状況が異なってまいりますので、その時々で判断し、指示していかなければなりません。当然避難所現場における運営職員の判断に委ねる部分も多くありますが、現在北海道新型コロナウイルス感染症対策に関する基本方針として示されております道民の新しい生活様式に基づくソーシャルディスタンス、約2メートルの距離を基準としまして、町が備蓄しております避難所専用の間仕切りやその他の防災資機材などを活用しながら、3密とならないような対応を指示してまいりたいと考えております。また、避難状況によっては、先ほど申し上げましたとおり、避難所の開設を増やし、避難者を分散させるなどの対応も検討するとともに、定期的な換気と町の備蓄マスクや消毒液等を活用し、避難者や運営職員に対しましてもできる限りマスクの着用や手洗い、消毒などの徹底をお願いし、避難所での感染予防に努めてまいりたいと考えております。なお、本町の避難所指定における使用可能人員につきましては1人当たりの所要面積を3.3平方メートル、1坪として算定しておりまして、おおむね2メートルの間隔は保たれる使用人員となっております。いずれにいたしましても、このような感染症拡大の時期において避難勧告、指示等を発令しなければならないような自然災害が発生しないことを常に願うところでありますが、万が一避難所を開設しなければならないような状況になった場合は、ただいま申し上げた内容に従い、できる限りの感染対策に努め、佐呂間町地域防災計画に示しております避難対策計画に基づき、避難所運営に万全を期してまいりたいと考えてございます。よろしくお願い申し上げたいと思います。
質問 9番 三田真美
昨日報道番組を見ていましたら、昨年台風の被害に遭った千葉の85歳ぐらいのおばあちゃんかな、自分で段ボールを持って避難所に行かなければならないときはこの段ボールで隣の人との境目をつくるのだということでありました。ああいうことは行政でやっぱりしっかりと対応していくべきで、そのおばあちゃんはすごいなというふうに思って、いろんなことを避難されている方は次はどうしたらいいだろうということを思っているのだなというふうに感じました。佐呂間町は、あまり今までそんなに、水害の被害も最近川の工事なども多く、なくなってきてまいりましたが、いつ何が起こるか分かりませんので、町民のためには各課連携をしていろんな災害のときにどうすればいいのかというシミュレーションをしていただきたく思います。以上をもちまして私の一般質問を終了いたします。
答弁 町長 川根章夫(町長は2020年6月まで)
三田議員にも私のほうから最後のご挨拶をさせていただきたいと思います。この12年間、共に若かった。副議長は今も若いわけでございますけれども、毎期ごとの町長所信表明後や新年度予算編成に当たっての考え舌鋒鋭く考えを引き出させる手法、私も小出しにするのではなく、思う部分を任期中の施策を1年でやり遂げるという気概で答弁させていただきました。特に町長として苦慮した病院の問題、平成24年から厚生病院閉院、厚生クリニックの開設、26年に町立として有床の診療所を開設、毎年度病院の名前の変更や院長が替わられる状況下、私は盛っているわけでありませんが、三田さんの声しか聞こえなかったわけでございますけれども、やってみないとどうもならないでしょう、この一言で方向性が定まったと感じて取組を進めてまいりました。1つ悔いが残ることは、副議長に就任した3年前から質問要旨が教育問題や福祉問題と現実路線に大きくシフトを変えて前段のような質問もなく、最後答弁ができなかったことは悔いが残ります。大変ありがとうございました。