蘭越町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日
薬用植物栽培の今後の取組について
2024年3月12日、蘭越町議会の一般質問で、赤石勝子議員が「薬用植物栽培の今後の取組について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 赤石勝子 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい。私から1点、お伺いいたします。薬用植物栽培の今後の取組について、町長にお伺いいたします。町政執行方針14ページに述べております、京都大学、民間企業と締結した産学官連携による薬用植物栽培について、交付金を活用して3年目を迎え、成果を検証しながら取組を推進するとありますが、今後の取組についてお伺いいたします。
答弁 町長 金秀行
赤石議員の町政執行方針14ページ、薬用植物栽培の今後の取組についての御質問にお答えをいたします。薬用植物栽培は、令和2年度から京都大学、シミックホールディングス株式会社と産学官連携による薬草栽培、薬草を活用した商品開発、町内での活用や農福連携に取り組んでおります。令和2年度に赤シソ、下阿達、高麗ニンジン、令和3年度からはヒキオコシ、延命草の栽培を始め、令和4年度にはシミックが研修農場農地を借りて、社員を常駐させて、薬草栽培などの事業展開を行っております。また、国の農山漁村振興交付金が採択となり、令和4年度から3か年を事業期間とし、薬草栽培、薬草を活用した商品開発を通じ地域活性化に取り組んでいるところです。各薬草の栽培状況ですが、下阿達は4年度から生産者による栽培が始まり、戸数や生産規模の拡大を図っております。高麗ニンジンは、露地栽培より育成期間の短縮を図るため、ハウス内でポット栽培を行い、冬季は加温して成長させる方法で試験栽培に取り組んでおります。ヒキオコシ、延命草は、令和5年度から生産者1戸で栽培が始まっております。事業のPR・町民への理解については、昨年7月に薬草講演会と子ども向け薬草を使ったスイーツづくりイベント、9月には薬用植物の料理試食会を著名な料理人を招き、本町で栽培された薬用植物を使った料理メニューを提案していただき、町民の皆さんに試食をしていただきました。また、東京都で開催された大規模な商談会、東京インターナショナルギフトショーなど3回に参加し、下阿達を使ったティーやクラフトジン、クラフトビールなどの商品のPR、販売に取り組んでおります。農福連携については、令和4年度から倶知安町の就労支援事業所から研修農場農地で薬草栽培に携わっていただいております。さて、議員御質問の今後の取組についてですが、薬草事業は4年が経過し、有望な商品開発も行われ、町内での栽培も軌道に乗りつつあるものと認識をしているところでございます。また、シミックの体制ですが、町内に事務所を構え、職員が常駐し、栽培と商品開発・PRを行いながら販路の拡大を目指すと伺っております。下阿達によるティーやクラフトジン、クラフトビールは、商談会での評判も上々で、これから本格的な販売が行われると伺っております。商品需要が高まれば町内の栽培面積を増すことになり、町内農家への広まりが期待をされているところです。高麗ニンジンですが、島根からの1年根を試験的に町内農業者に提供し、育ててもらうこととしており、来年度は高麗ニンジンに力を入れると伺っております。ヒキオコシについては、胃腸への薬効や育毛の効果があるなど、有望な薬草ですが、栽培も比較的容易であることから、今後農家への栽培拡大を期待しているところです。国の農山漁村振興交付金については、事業の最終年を迎えるあたり、ある程度の成果が求められますので、ただいま申し上げました事業をまとめていくことになると思います。いずれにしても、薬草の栽培や商品化、PRや販路の拡大は容易ではありませんが、地道に成果は上がっており、引き続きシミックと連携を密にし、町や町民が潤う事業展開に向けて取組を進めてまいりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい。今、町長が言われたとおり、下阿達は結構みんなもね、名前も知れてきてるんですけど、この下阿達も、栽培農家は、去年2件増えたんですかね、増えて、当初よりも増えてきているし、ただ販売経路が広くならないと、生産者が多くなっても困ることになるのでね、シミックさんのお世話になって、いろいろやってると思うんですけど、今年もまた何件か増えてるんでしょうかね。下阿達は。6件、そのままですかね。6件ね。何とかもう少しね、農業者のうまみになるように、農業者が増えて、それをシミックさんが販売経路をよく掴んでね、商品化してもらえればいいなと思うんですけど、その点ももっとね、また、シミックさんばっかりじゃなくて、下阿達、結構、町内でも名前もみんな覚えてくれてるのでね、町内のこの道の駅とかそういうとこでも売れないものか、ちょっと考えてるんですけど、そのへんは町長はどうでしょうね。
答弁 町長 金秀行
赤石議員の質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおりですね、今は国の交付金を活用して、試験的にいろいろ商品を開発をしております。その開発したものをシミックがどう販売展開に結びつけていくかというのが、これから重要なことになってくると思います。先ほど申し上げたとおり、クラフトジンとかトニックウォーターとかビールとかですね、そういうものが委託製造してるんですね。委託製造をしますと、製造単価が高いんです。ですから、その単価に、また今、町内で販売をするというふうになると、それにまた単価を何割って掛けるので、実際の販売単価っていうのが高くなるんですね。ですから、そこを作ってもらうほうも大事ですが、今は町民の方に、この下阿達とかですね、ヒキオコシを利用した商品を、きちっと町民の方でも買える価格というか、町民の方々がやっぱり食べたり飲んだりとか、そういうことをして広げていってくれないと、次の商売っていうか、そういうものがつなげていけない。そこがやっぱり課題だっていうことで、今年、令和6年度から、シミックとしては、町内に昨年から事務所をきちっと置いてます。事務所を置いて、生産体制の方ときちっと販売をする、そういう方々をきちっと事務所のほうに置きながら、そして、その委託契約をしてるものをきちっと単価を低くして、町内でも販売できる体制、そういうものを是非とっていきたいっていうことは申しております。ですから、そういうことが、需要が伸びてくれば、その分生産っていうこともできてきますので、町民の方々が、下阿達、下阿達っていうかたちで、結構いろんな部分の中で認知をしてきております。今、シミックグループと話しているのは、今は幽泉閣、雪秩父、そして今後、道の駅2か所ぐらいでですね、まずは作った商品っていうものを販売をできる体制を取っていきたいというところは伺っているところです。ただ、一つの例をいけばですね、クラフトジンって500ミリのこういう大きなボトルなんですが、販売となると1万円以上、1万4,000円ぐらいの単価になるんですね。なかなか町民が手に入るっていう、そういう部分からいくと難しいんでね、もう少し町民に還元するとか、いろんな、町民の方々がやっぱり気軽に飲めるとか、そんなような部分を、是非、町民還元でもそうなんですが、そういうものも考えてほしいっていうお話はしております。今できてるのが、クラフトジンとトニックウォーターっていうのがヒキオコシ、延命草をジュースにしたもの、さらには、下阿達を使ったビール、そして下阿達を使ったティーパックというものが商品化になっております。ただ、さっき言った委託販売で作ってますから、その分がやっぱり高い単価なんですね。そこをいかに下げて、町民の方々にも、やっぱり手軽に買ってもらえるような、そういう販売ルートも含めて、生産するところもですね、できれば町内の中とか、うちの加工センターなんか使ってうまくできるものがないだろうかとか、そういうようなところも、今、今年度検討しながら進めていきたいというふうに考えております。それによって、いろいろ需要が出てくれば作りたいっていう、作付面積をもっと増やして加工するというものもできてくるというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい。今、町長が言われたように、やっぱり商品化っていうのは、すごい高いんですよね、この下阿達の入ったのね。そんなビール1本1万円なんて誰も飲まないと思うんですけどね、その商品化しない下阿達そのもののね、品物を、道の駅とかってそういうところで販売できないものなんでしょうかね。
答弁 町長 金秀行
議員の御質問にお答えします。今、議員おっしゃったとおり、やはり生をですね、そのまま提供できる体制、これもこれから作っていく必要があると思います。ですから、その中では農福連携というものを使ってですね、下阿達を摘み取る、今は機械とかなんかで使ってます。機械から綺麗なものは、生で。ですから、そういうものも是非、町としてはですね、その時期があるんですね。生として使える時期ってありますから、そういう部分の中では、町民還元とか、そういう部分の中で生を提供できる、一つの試験的には、実は、幽泉閣で、刺身のつまに大葉と下阿達を使った、そういうこともやったらですね、やっぱりいいんですよね。見栄えもいいし、食べたりなんかしたときに香りができますしね。幽泉閣でサウナに、この下阿達の茎とかそういうものを利用すると、非常に殺菌とか香りもいいですし、そういうものも使えるように、今、会社と提携しながらやってます。ですから、生も、議員おっしゃったとおり、私は旬のときにきちっと摘み取って、10枚、よく大葉とか何かあるようなね、そういうものを町内で販売する、そういうことは是非やってほしいっていうお話もしておりますので、そのへんのとこは会社も十分検討していただけるものというふうに考えております。以上です。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい。本当、下阿達はやっぱり風味なんですよね。生食にしたらね、私らもいろいろ試験にやってみたんですけど、生食だったらすごくいいんですよね。だから、そういうのを是非、そういう若いうちのね、刈り取ったときに、そういうのをちょっと、少しずつでもね、買いやすい値段で道の駅とか幽泉閣とかそういうところに行って、一般の人でも買えるようなね、単価で売れればいいなってそう考えております。下阿達については、皆さんもだいぶ名前もわかってきたようですので、今後もそのように町長、何とか、みんなが手軽に買えるような販売経路を考えていただきたいと思います。あと、このヒキオコシなんですけどね、ヒキオコシは育毛効果がすごくあるって言ってるんですよね。町内でもやっぱり興味のある人はいると思うんですけど、育毛剤ね。ですので、これも農業者に栽培してもらうようなことも考えたらどんなもんでしょうね。町長のお考えは。
答弁 町長 金秀行
御質問にお答えします。まず、下阿達についてですね、生産者が作ったものを、シミックが買い取りをしてるんですよね。その買い取ったものをきちっと乾燥したりとか、生として使ったりとか、そういう加工も含めて、加工業者のほうに提供するという、そのことを今、シミックがやっています。ですから、生産者が作ったものを持ってきて、そこである程度加工業者に持ってく、そういう施設もですね、実は必要ではないかっていうことを会社のほうと詰めております。その中で、今、農水省のほうで、そういう集荷施設、選別する施設、そういうことをできる交付金っていうのもあってですね、いろいろ相談してます。ですから、会社がそういうかたちで、次の段階で、今、収穫した部分のあそこの研修農場を含めながら、ある場所で、そういう集荷して、そして農福連携で、その障害者の方々の雇用を含めながら選別したりとか、提供したりとか、そういうようなできる、その事業を、きちっと今年から事務所を置いてですね、次の段階に進めていけるよう、会社のほうとしては検討していきたいということもお話を伺ってます。是非、そういう部分で町が協力できる部分については行っていきたいというのと、今、議員おっしゃったヒキオコシですね、今、1件、生産者の方が作っております。割と作りやすいというお話を聞いておりますので、そのへんのところ、また会社のほうとして、今、きちっと蘭越町に常駐して、その生産の部分を担当する方、今年もきちっとやっていけると思うので、そういう方で生産者が興味あればですね、それを広げながら、いろんな商品に結びつけていく、そういうふうになってくれればいいというふうに期待もしてますし、そういう部分で町が、産学官の連携の中で協力していければ、次に進んでいけるのではないかなというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい。町長の今のお話を聞いて安心しております。下阿達については、そのように、もうね、3年目になりますし、皆さんも農業者も増えて、栽培してもらっておりますので、是非、町長がこの下阿達に目をつけたときは、らんこし米に代わる次の農産ので、特産品としてこれをやりたいっていうことで、私方も京都大学まで行って、見て、お話を聞いてきたんですけど、こういうふうに順調にあれしてあとはシミックさんにお願いして、販売経路がね、どんどん広がるように期待しております。併せてこの延命草のヒキオコシなんですけど、なんかもう挿し木でも簡単に増やしていけるっていうことですので割と作りやすいと思うんですよね。だから、それも、どんどん農業者にね、うまみのあるような栽培の仕方で、農業者にやってもらって、町の特産品として下阿達、ヒキオコシ、この高麗人参は大変難しくて、何年も苦労してるんですけどね、できる範囲で、このあれですよね、薬用植物にもうちょっと力を入れて頑張っていただきたいと思いますので、お願いします。
答弁 町長 金秀行
赤石議員の御質問にお答えします。議員おっしゃったとおりですね、私も新たな作物として、健康という部分を考えたときに薬草というのは非常にいいものだなというふうに考えて、国の交付金もいただきながら進めてきました。やっとある程度、生産者も作っていただけるようになったので、これからはやっぱり商品開発をきちっとして、商品を町民の方にも買ってもらうというか、そういうふうになっていかないと、次につながっていけないというふうに思ってます。ですから、そのへんのところは十分シミックさんのほうにも、町の考え方とか、そういうものも伝えてますし、町が協力できる部分については今後もしていきたいというふうに考えております。ニンジンも難しいんですが、島根から1年根というものを持ってきて、それを栽培をすることによって、実は、食用としてニンジンを活用したい。薬ではなく、食用として活用をできればというふうに思ってます。ですから、薬草を活用したいろんな食品、そういうものも町民の方にも食べてもらいましたけども、今後もそういうようなものから、町の幽泉閣も含めて、特産みたいな、蘭越に来ないとなかなかこういうもの食べられないみたいな、そんなような商品にもなっていくことを期待しますし、今後、薬草の部分について町が協力できる部分については、担当課と十分協議して進めてまいります。またいろんなアイディア等がございましたら、また私どものほうにもいろいろ御指導いただければありがたいというふうに思ってますので、よろしくお願いしたいと思います。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい、ありがとうございます。是非、このね、せっかく取り組んだ事業ですので、なるべく消やさないで、これ、どんどんね、下阿達はきっと伸びていくと思うんですけど、なかなか商品化したらすごい高いものなんですけどね、手軽に手に入れるような、ちょっと町民でもちょっと買って、シソ味噌を作るとかね、シソ巻きするとか、そういうのに使えるような、生食の部分で、道の駅でも売って、手軽に町民が買えるような、そういうような方法も考えていただきたいと思いますので、今後ね、延命草については、やっぱり育毛剤だからみんな興味あると思うんですよね。是非、そういうのもシミックさんといろいろ相談しながら伸ばしていってほしいと思いますので、よろしくお願いします。
答弁 町長 金秀行
御質問にお答えします。議員おっしゃっているとおり、生の部分については、町民のほうに提供できるようにシミックにきちっと私どものほうからですね、要請をしたいなというふうに思っております。それと、ヒキオコシですが、先ほど言ったトニックウォーターっていうのは、これヒキオコシのジュースなんです。それが委託製造をしてですね、実は、今、幽泉閣で売ってるんですが、1本やっぱり500円なんですよね。ですから、やっぱりそれを下げれるような方法を、是非検討してもらいたいっていうのと、できれば下阿達のジュースも、是非作って、延命草のジュースと下阿達を、何かセットでね、町民に還元できるとか、お土産にできるとか、そんなようなことも是非行ってほしい。そこの中で、もし、うちの加工センターを活用なんかしてね、できるんだったら、外注しなくても、うちの部分で、できればその分だけ委託販売っていうより経費は抑えられると思うんですよね。そういうようなことも、内部で工夫しながら進めてまいりたいなというふうに思ってます。いずれにしても、今回、御質問いただいた案件でできるような部分については、シミックと十分打ち合わせしながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので御理解を願いたいと思います。
議員の質問 8番 赤石勝子
よろしくお願いします。終わります。