蘭越町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日
薬用植物の生育状況及び今後の取組方について
2022年9月14日、蘭越町議会の一般質問で、赤石勝子議員が「薬用植物の生育状況及び今後の取組方について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 赤石勝子 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 赤石勝子
私からは1点、お伺いいたします。薬用植物の生育状況及び今後の取組方についてお伺いいたします。現在、試験栽培を行っている薬用植物の今年の生育状況はいかがでしょうか。また、今年春に下阿達の栽培を4戸の農業者にお願いしたはずですが、生育状況、収穫状況をお聞かせください。また、株式会社夕張ツムラとの契約も今年で終わると思いますが、今後も栽培を続けていく予定かお伺いいたします。
答弁 町長 金秀行
赤石議員の薬用植物の生育状況及び今後の取組方についての御質問にお答えいたします。はじめに、町内で試験栽培している薬用植物の今年の生育状況でございますが、高麗ニンジンは、シミックホールディングスにより、種子や1年根の提供を受け、今年で4年目、シミックとの取組は3年目を迎えました。今年は、1年根のニンジン200本の提供を受け、ポットに移植し、現在まで順調に成長しておりますが、2年目以降の発芽が思わしくないことから、冬期間の栽培方法に課題を残すこととなりました。また、ヒキオコシ、延命草については、昨年度、シミックホールディングスより、山梨県の小淵沢にて栽培していたものの提供を受け、一冬を越えまして順調に生育しているところです。栽培は、雑草を処理する程度で管理がしやすく、株分けを行うことで増やすことができるため、今年度においても面積を拡大の上、栽培に取組んでいるところで、育毛剤としての有効性も報告されていることから、成分試験を行うことにしているそうでございます。赤ジソ、下阿達については、昨年町内で栽培を行い、その際採取しました種により、今年度播種を行いました。今年は、下阿逹に興味を持たれております方々に苗を提供するかたちで、町内農業者3戸と加工品に興味がある自営業者1戸により、合計2反程度の面積で栽培者とシミックホールディングスとで委託契約を結び、栽培を行っております。また、シミックホールディングスでも並行して、昨年より面積を拡大し、栽培を行っているとのことでございます。定植後は、順調に生育し、7月から8月にかけまして、順次1回目の収穫を行い、各圃場とも、予想以上の収穫となっておりまして、茶刈り機により収穫したシソは、乾燥したものは加工品への試作とされ、随時収穫している生葉については、町内の飲食店へと持ち込まれ、それが活用され、メニューとして提供されている飲食店もあるなど、試行錯誤いただいている最中でございます。また、シソオイルの抽出等も行われてるということでございまして、先日は、100キロ程度収穫し、蒸留所へ配送されたと伺っております。その後も順調に収穫を重ねていることから、活用方法について、シミックホールディングスの取組に協力していきたいと考えているところでございます。最後に民間事業者との契約により栽培している蒼朮ですが、議員御指摘のとおり、本年で3年契約の最終年を迎えます。当初、民間事業者が蒼朮の試験栽培地を探していたとのところに、町所有農地を活用することとして、栽培地としての適性や課題等を調査することを目的に始まったものでございます。3年間の委託栽培を通して、新たな展開等がありませんでしたので、蒼朮の栽培は一旦終了することとして、今後、農地の活用について、現在検討を進めたいと考えておりますので御理解を願いたいと思います。以上でございます。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい。ありがとうございました。それでは、今年の下阿達については3戸の農業者と、あと1件は試験だということで、順調に収穫にはできたようですか。
答弁 町長 金秀行
赤石議員の質問にお答えします。3戸の農家の方に苗を提供してですね、圃場で生育をしていただきました。お聞きしているところによるとですね、非常に生育も良く、茶刈り機で刈り取って、そしてまた生えてくると、それを刈り取るというような状況なので、この蘭越町においては、今後、この下阿達については、いろんな方が生産というか、作付をしてですね、次の段階に入れるようなかたちにはなるのではないかというふうに私も期待をしている状況でございます。以上です。
議員の質問 8番 赤石勝子
下阿達がそういうふうにして収穫まで進んでいって、茶刈り機で、これはシミックさんで機械を持ってきて刈って、収穫したものは全部シミックさんに持っていくんですか。それで、今なんか町内の、生葉の使用で、町内の飲食店でも使っているというんですけど、幽泉閣なんかでも使用しているのでしょうか。
答弁 町長 金秀行
再質問にお答えいたします。まず、茶刈り機はシミックの所有のものでございます。それを活用して刈り取ると。まず、シミックと生産者の人方が委託契約という、そういう契約のもとにまず行っておりますので、シミックが全てそれを刈り取るというようなかたちで進めております。それと、葉については、生のものについては、幽泉閣においてもですね、たまたま私、先般、行った時に、刺身のツマに大葉と下阿達が載っているというような料理がございました。それと併せてデザートにですね、絞った汁を入れたりとか、切った赤ジソをですね、その上にかけてとか、そういうので食べてみると、非常に下阿達自体が柑橘系の味がするので、また違った部分でですね、おいしく感じたところです。また町内の飲食店においては、ちょっと私、食べてませんが、春巻きとかですね、そういうのに活用していらっしゃるということで、大変おいしいというようなことをですね、私もお聞きした部分でございます。幽泉閣においても様々、これからいろんな料理に活用するということも含めて、現在検討しているという状況でございますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい。町長もすごい力を入れているこの下阿達なんですけど、是非、これからも蘭越町に根付いてね、収穫がもっとこういうふうに育ててみたいという農業者が現われたら、シミックさんではそれを対応して、持って行ってできるんでしょうかね。
答弁 町長 金秀行
質問にお答えします。シミックホールディングスとしてはですね、今、実は小淵沢にシミックウエルという農業生産法人を持っていまして、そのシミックウエルの営業所を、実は蘭越町に置いております。それはキースプリングニセコのところに営業所というかたちの中で置いております。今、お聞きしている中では、その従業員が1名、きちっと家族共々蘭越町に来ているんですが、さらに従業員を増やしたいというふうなお話を伺っております。それによってシミックで苗をきちっと生産をすると、その苗を蘭越の生産者の方々に提供をする、そういうことがですね、きちっとできるようになれば、非常に私としては、らんこし米、そして生薬という部分と温泉というふうにつながれば、非常に健康という部分も、町にもこれからいろんな部分でPRできるのではないかなということで期待をしておりまして、産学官の連携から次の一歩踏み込んだですね、生産者がきちっと作っていただいて、そのものをいろんな二次加工を含めた加工品とかですね、物に使える、そういうふうに徐々にですが、進めて、今はいっているというような状況なので、これからのシミックとしてはですね、農複連携、それも含めたかたちの中できちっと苗を販売できる体制を整えていきたいというふうにお聞きしておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい。下阿達については、明るい兆しというか、そういういろいろシミックさんも考えてくれているようですので、是非、それをもう蘭越のね、特産としてもっていけるように頑張っていただきたいと思います。夕張ツムラの蒼朮ですか、あれは今年でそしたら終わる予定なんですね。あそこの圃場も結構広い面積あるのでね、その使用というのか、あそこに下阿達を植えるというような考えはないでしょうか。
答弁 町長 金秀行
赤石議員の質問にお答えします。蒼朮については、夕張ツムラさんのほうと、それから民間とですね、その部分の中で一旦3年契約をしましたので、今回、それを生産者の人方に作ってもらえる体制というのをなんとかとりたかったんですが、そこまでいかなかったので、3年契約なので、一旦ですね、あそこの部分の圃場での部分は取りやめるというふうに決定しました。実は、あそこはまだ町の研修農場地という部分なんですね。ですから、シミックホールディングスさんのほうには、シソを植えているところは農地としてきちっと賃貸契約をして貸しているんです。ただあそこの場所は、まだ研修農場の、町の所有地なので、そのへんのところは新たないろんなものを研修するという、そういう役目も果たしているし、まだトマトの研修とかそういう部分についても、その部分は引き続き、もし来た場合ですよ、そいうふうに対応できる、そういうことも考えていかなかったらならないというふうに考えているので、そのへんのところは内部で十分検討しながら、結構面積も大きいので、十分、ただ下阿達だけっていうふうに限らずですね、町のいろんな農業振興を果たしていくために必要な農地だという認識の部分の中で検討してまいりたいというふうに考えております。御理解を願います。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい。最後です。下阿達については、なんかそういう農業者もね、育ててくれて、収穫も順調にいっているということですけどね、この種子ですよね、伊藤先生は種はよそにやらないでということであれですので、その点は契約者ともう慎重に契約を結んで、種子は外部に漏らさないようなあれで、蘭越町独自のね、あれにするというように努めて、この蘭越町でなかったら下阿達が作れないというような決まりというのか、そういうのをしっかり守ってやってほしいと思いますので、そのへん。
答弁 町長 金秀行
御質問にお答えします。下阿達については、シミックと生産者の方々で委託契約を結んでおります。その委託契約の中ではですね、苗は全部抜いて、そしてシミックのほうで全部持って来ると。持って来るというか、シミックで全部管理をするというふうになっております。ですから、種の問題が流れてしまうとですね、非常にどこでも作って、作られると、せっかく蘭越のブランドというものがなくなりますので、そのへんのところは十分、管理の部分を徹底した部分で行いたいなというふうに思っています。抜き取った非常に、苗とか、結構大きい部分ですから、結構大きい部分ですから、これについては、種とは別として、それを薬草ですから、幽泉閣の温泉の中にですね、そのシソというか、その部分を入れたりとか、よく薬草湯というか、そういうのもあるので、そのへんができないかとかですね、そういうのも今現在、検討しているということでございます。苗、種については、きちっと管理のもとに行うということで契約をしてるというふうに伺っておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 8番 赤石勝子
はい。本当に種が一番ね、よそに出まわれば大変なことになりますので、そこをきちっとして、これからも是非、この、町長もいつも力を入れている下阿達をね、慎重にですね、農業者も収穫してもらって、シミックさんで持って行って、たくさんの農業者が、私も今年やってみたい、やってみたいって言って、それで間に合うかどうかね、そういう点も鑑みながら、これからも是非、蘭越の特産品として続けていくようにお願いして終わります。よろしくお願いします。
答弁 町長 金秀行
非常に私も産学官の試験というか、連携の中で今回始まった部分を次の段階にきちっと進めたいというふうに思っています。そのためには、今回作っていただいた生産者の3戸の皆さんにきちっとですね、その状況を聞いて、そしてまた作りやすさとか、こんなような課題があるとか、そういうのを懇談をしながら進めたいというのはシミックのほうからお聞きしております。これを契機に少しでも多くの皆さんが作っていただいて、非常に米プラスアルファの蘭越の特産というか、そういうものが出来上がることを非常に私も期待をしておりますし、徐々にですが少しずつ進めているという現状ですので、御理解を願えればというふうに思います。
議員の質問 8番 赤石勝子
よろしくお願いいたします。