みんなの議会

蘭越町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日

もみ殻バイオマスの利活用について

2021年3月12日、蘭越町議会の一般質問で、赤石勝子議員が「もみ殻バイオマスの利活用について」質問し、町長 冨樫順悦、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
赤石勝子 議員
答弁者
町長 冨樫順悦、町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 赤石勝子

1点お伺いいたします。もみ殻バイオマスの利活用について。執行方針30ページで述べられておりますが、もみ殻燃料製造も2年間行ってきましたが、今後は町独自で行うことになるのでしょうか。また、昨年、町民に燃料を無料で使用していただいた結果、どのような声があったのか、お聞かせください。最後に、もみ殻燃料を使用して2年間、町の施設で試験栽培した野菜等の出荷状況等をお知らせください。

答弁 町長 冨樫順悦

赤石議員の町政執行方針30ページのもみ殻バイオマス利活用についてのご質問にお答えします。1点目のもみ殻燃料製造の今後の取組につきましては、国庫補助による実証事業は、今年度で終了となりますが、もみ殻の燃料製造については継続し、街の茶屋、幽泉閣、道の駅等で販売できないか検討してまいりたいと考えております。次に、2点目の昨年実施したもみ殻燃料の無料配布とアンケート調査につきましては、町内で希望される61戸に30キロ入り袋で約400袋を配布し、アンケートは、32戸から回答があったところでございます。利用用途として主なものは、薪の代用が45%、レジャー用が34%、災害用燃料としてが17%でございました。薪などと比較しての使用感は、半数以上、56%が使いやすかったとの回答でした。また、今後において購入する意思があるかについては、86%の方が、価格や条件次第で購入するとのことで、価格については、30キロ入り一袋1,500円程度を希望する方が56%を占めまして、全般的に良い評価をいただいたところでございます。最後に、2年間の実証事業における野菜等の出荷状況等についてでございますが、1年目は、トマトに特化し、大玉、中玉、ミニの3品種を作付しましたが、日照と地温の低下等により、生産量も少なかったため、試供品として、幽泉閣やヒラフ、ニセコ方面のレストラン・ペンションへ、蘭越ライストマトとして無償提供をいたしたところです。2年目は、トマトについては、ミニと中玉に絞り、一方で、市場でのニーズが高い、リーフレタスやスペアミントなどの葉物野菜の生産を新たに行いました。トマトの収穫量が約66キロと前年より伸びましたが、販売量は、約40キロで、販売総額は約3万4,000円でございました。また、リーフレタスについては、出荷数は156玉、販売数が64玉、販売総額は、約7,000円でございました。販売先は、幽泉閣、Aマートなどで、町外は、前年と同様のヒラフ、ニセコ方面で、品質的には高評価をいただきましたが、販売額については、出荷時期の12月から2月にかけて、コロナ禍による客足の減少で販売が思うように伸びませんでした。なお、冬期間の野菜生産につきましては、2年間の実証事業で事業化の結論を出すことは、大変難しいと考えておりますので御理解願いたと思います。以上です。

議員の質問 8番 赤石勝子

ただいま説明ありましたように、61戸にこの燃料を配布したんですね。それでもうけっこう喜ばれたようですね。これが販売につながればいいんですけど、今後ね。けっこう火力もあるようだから、これは普通のストーブに炊いたんでしょうかね。61戸持っていかれた方、そのへんはどうでしょう。

答弁 町長 金秀行

薪の代用として使うというかたちでしたので、今、薪ストーブをですね、それぞれの家庭において、非常に燃焼率の高い、非常に高価なストーブもあれば、昔ながらのストーブという部分があります。そこの中で、最初くべた時にですね、けっこうもみ殻という部分で煙がやっぱり出るらしいんです。ただ、燃焼率というのは非常に高い部分があったので、薪よりも低価格で、それよりも低い価格で販売というかたちができればですね、使用のほうも検討していただけるのではないかなというふうに思っております。それと合わせて、その出てくる灰なんですね。灰がけっこう出てくるということで、それは融雪剤として十分使えるということでございますので、なかなかこれについては、また今後もこの燃料は作成しながら、町民の方に販売、さらには昨日、補正予算の部分でもお話させていただいたキャンプ場、オートキャンプ場とか、そういう部分も出来上がった段階で、そういう燃料として使えないかと、そういうものも検討してまいりたいというふうに考えております。

議員の質問 8 赤石勝子

なんとか販売につなげたいものですよね。せっかくああいう施設でね、燃料を製造しているんですし、キャンプ場なんかだったら本当にいいと思うんですどね。是非、そういう販売につなげるように、これからもいろいろPRして、努力していただきたいと思います。また、試験栽培した野菜なんですけど、やっぱり日照不足から、ちょっと野菜、今回は2年目にしてリーフレタスはたしか二毛作したはずなんですよね。だからこういう葉物を出したほうがトマトよりいいと思うんですけど、価格的にはやっぱり安いんですよね。葉物はね。こういう販売経路もいろいろ模索しながら、是非この、せっかくもみ殻の燃料を使ってこういうことをやるということですからね、販売経路もいろいろ考えて、多くの方に使っていただきたいと思いますけど、今回、リーフレタスはAマートにも卸されたのでしょうか。

答弁 町長 金秀行

赤石議員のご質問にお答えをします。まずは、燃料の関係については、令和3年度においても、燃料を作成をしていきたいというふうに考えております。その販売方法については、その燃料をですね、固形にしたものをある程度小さく、サンプル的なものを作りましたので、そういうものをいろんなところに紹介をかけながらですね、少しでも販売を取り組める、そういうような体制は私もいろんなところへ出て、サンプルを見せながらですね、とっていきたいし、担当課においてもそういう紹介をかけながら進めてまいりたいなというふうに考えているところです。それと、葉物に関しては、1年目はトマトで、2年目が葉物をしました。中心となっていただいた方が、JAようていの方の生産者の方が中心となって、トマト等をやっていただいた部分の中で葉物もやっていただいたので、その方々が行った分をAマートに置いたり、あとはニセコ周辺の、非常に、今回、コロナの影響がかなりあってですね、そういうホテルで使ってもらえる、そういう紹介をするという場が少なかった部分がかなりありました。物自体はいいんですが、ただそれをどれだけ燃料、人件費をかけて、そして採算性をとっていくかというのは、この実証実験だけではなかなか難しい部分があります。それで、せっかくこういう事業ができたので、そこを次の段階で農業振興にいかにつなげていくかということが大事なことでございます。実際には、この燃料については、総務課の資源エネルギーという、そういうエネルギーの事業で行っておりますので、そこを中心としながら、次はそれを農業振興ですね、につなげていくという部分の中では農林水産課の職員共々ですね、連携をとって、生産者の方がまた少しでもやりやすいというか、研究したいという体制を町としてどれだけ協力していけるのか、そのへんのところは内部で検討を進めているところでございます。いずれにしても、今、採算性とってどんどんどんどんそれが出来上がるというのは、相当なやっぱり量とかなりの人というものが必要になってくるというふうに思っておりますので、町としては、農業振興の一つの新しい作物としてですね、徐々に無理をしないかたちの中で進めながらそれが広がっていくような、そういう推進を図ってまいりたいなというふうに思っておりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 8番 赤石勝子

今、町長が説明されたように、本当に窓口はまちづくりで、農産物の生産販売となったら、やっぱり農林水産課が担うべきだと思うんですよね。そのようにして、近隣町村でもこのもみ殻バイオマスなんてやっているところがないからね、是非うちの町でこれを広めて、どこでもやらないこういう産業振興をね、是非軌道に乗せていってもらいたいと思いますけど、今後の意欲というか、これからの活用方法について、何か一言あったらお願いします。

答弁 町長 金秀行

赤石議員のご質問にお答えします。議員からご質問、そして町のこれからの振興の意欲ということでございます。国のほうからせっかくそういう交付金をいただいて、もみ殻という、通常であれば廃棄物となる、そういう部分を再処理して、そして加工しながら使う、これはエネルギーの部分からいくと非常に、苗を育てて、そして苗ができて、その殻をさらに圧縮して燃料で使って、その灰をまた土に返すという、循環型のそういうエネルギー資源というか、そういうものが農業振興につながっていけば、私も非常に、町がやった、推進していく意義があるなというふうに考えております。ただ、議員おっしゃっていたとおりですね、なかなかこれを軌道に乗せていくというのは、すぐ採算性をとるというのは難しい部分がございます。冬期間それを、秋に収穫が終わった後、真冬はなかなか難しいので、秋口と春先、そういう部分が、葉物関係が非常にないというか、このへんでないところを出荷をして、そして今、ニセコ近辺に販売をしていくと、そういうような、徐々に、方法が取れればですね、私はこれから一つの農業振興の形態の中で、進めていく可能性は持っているなというふうに思っておりますので、その点については、今、まちづくりのほうと農林水産課もタッグを組んで打ち合わせをしながら、農業振興という部分からいくと、農林水産課を中心としてやっていかなければなりませんので、十分、内部で、そして農業者の意向に沿いながら、どれだけ町が協力、支援できるか、それを検討しながら進めてまいりたいということで、せっかくこういうふうにできたものは、次の部分で進めていく、そういう意欲はございますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 8番 赤石勝子

町長の意欲を聞いて安心しました。本当に、途中で終わらせないで、これをね、絶対本格化して続けてもらいたいと思います。なお、もしできたらこのもみ殻の燃料製造とかね、ボイラー作業なんかも農業者がね、自分たちでやって状況を見ながら、ボイラーの調節したりしていくようにしていけば、なんでも町におんぶに抱っこというかたちでなく、やれる、意欲のある農業者がね、是非、最初からこの製造からボイラーの燃料のね、そういうものも農業者がやってくれればね、あまりにも町におんぶ抱っこっていうんじゃなくて、みんなでこれを考えてね、この事業をね、成功させていきたいと思いますけど、町長、そのへんの考えはどうですか。

答弁 町長 金秀行

農業振興の関連からいって、今、製造をやっているのは、育苗の施設のところでやってますので、今後、もう少し広く周知を図って、現場も見ていただいて、その中で興味を持っている方、そういう方々に進めていく方法は、一つとしてあるのかなというふうに思っております。なかなか燃料を、あのもみ殻を作るのにも、最初は苦労しましたけれども、非常に今、やっていただいている、委託をしている業者の方々、非常に熱心にやっていただいたのでね、きちんとした製品が今はできているし、それを提供できるというかたちになりますので、そのへんところを今後、意欲のある農業者が自分の経営、いろんな部分の中につないでいくような、そういう部分ができれば私もありがたいですし、そういうふうなものが出てくれば、町としても、いろんな国の交付制度、そういうものも活用してですね、支援できるのではないかなと考えているところでございますので、御理解を願いたいと思います。

議員の質問 8番 赤石勝子

本当に、これからそのように、いろいろ、まだ今、始まったばかりで、2年、3年目ですから、これから模索しながら、いろんな面であれですけど、是非これを成功させるように頑張って、お互いに、町民もみんなで協力をし合って頑張っていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。終わります。

出典:蘭越町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる