みんなの議会

音更町議会 平成13年第4回定例会 2001年12月13日

平成14年度予算の予算編成の基本方針について

2001年12月13日、音更町議会の一般質問で、高田博明議員が「平成14年度予算の予算編成の基本方針について」質問し、町長 山口武敏、経済部長 大熊宏が答弁しました。

質問者
高田博明 議員
答弁者
町長 山口武敏、経済部長 大熊宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 高田博明

通告に従いまして、質問させていただきます。まず初めに、平成14年度予算の予算編成の基本方針についてであります。小泉内閣は、聖域なき構造改革を旗印に膨大な国債残高の縮減に取り組もうとしております。国、地方自治体合わせて666兆円を超えるとも言われる償還の目途の立たないような借金地獄の中で、国家財政は現在金融界の不良債権処理や情報産業の景気後退など、経済の低迷が続く社会状態の中で、困窮の度を深めているのが現在であります。地方分権法が施行され、各自治体の自己責任や自己能力が問われ、本町の行政運営もかつて経験したことのない予測困難な状況となりつつありますが、平成14年度予算編成に当たり、次の点についてお伺いするものであります。まず1番目、平成14年度における財政運営の見通しをどのようにとらえておられるのか、特に、留意すべき点がありましたら、お伺いいたしたいと思います。2番目に、現在進められております事業の継続性、あるいは緊急性、優先度についてどのようにとらえられておるのかお聞きするものであります。大きな2番目でございます。牛海綿状脳症(BSE)俗には狂牛病と言われておりますけれども、その対策についてお伺いいたします。9月に国内で初めて発病が確認されましたBSEは、10月18日以降の全頭検査によりまして、現在まで3頭の患畜が確認され、その原因究明が急がれるところであります。かつて経験したことのないほど、国内の酪農、畜産業はもとより、食品、流通、消費などさまざまな分野に多大な損害を与えており、BSEの発生も全国的に拡散が予想されるところであります。その原因は、輸入肉骨粉であるのではないかとされ、国の対応の甘さに怒りを覚えるものでございますが、改めて食品の安全性や風評被害の大きさに憂慮するものであります。この対策につきましては、国や道の責任においてなされるべきものであると考えますが、本町の取り組みについてお伺いいたします。一つ、危機管理に対する対応はどうなっておるのか。二つ目、先般11月26日の臨時会に報告されました被害予想額の積算は、現在までの市場価格等勘案した中で、適正だと考えるのかどうなのか。また、生産者等への経営対策はどのように考えておられるのか。3番目、消費拡大に向けた方策は何なのか。また、町独自ではどのような実施の考えをお持ちなのかをお伺いいたします。大きな3番目でございますけれども、公共牧場の利用についてお伺いいたします。町営牧場は、近年、酪農家の大規模化による後継牛の自家育成を控える傾向やヨーネ病等疾病等の発生により利用が低下の傾向にあります。公共牧場の果たす役割は、改めて私が言うまでもなく、低コストで家畜を飼育するとともに、その広大な牧野が牛馬の体の発達に極めて有効であり、また、畜産農家の省力化を期待するものであります。今回のBSEの発生も草食動物の自然摂理に反する飼料給餌に起因するものであります。音更町有草地改良施設牧野規定の中には、本町住民で牛馬を飼養するものが利用できるとの規定がなされており、今後の利用拡大、あるいは利用料収入の増加を望めないのが実態でないかと考えます。条例見直しの必要性について、どのようにお考えなのかお伺いするものであります。以上であります。(拍手)

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の平成14年度予算編成の基本方針についてお答えをいたします。国は、今年6月、今後の経済財政運営及び構造改革に関する基本方針を決定して、国の構造改革とあわせて地方財政制度も改革し、新たな世紀にふさわしい経済社会の実現を目指して、抜本的な改革に取り組んでおります。財政面における抜本的構造改革の第一歩として平成14年度は、国債発行額を30兆円以下に抑えることを目標とするとともに、公共投資関係費の10%削減に関連して、道路等の特定財源の見直しのほか、高齢化等に伴う社会保障関係費の増加等による医療制度改革、また簡素にして効率的な行政の実現を図ることから、独立行政法人及び特殊法人等の新設、改廃のほか、補助金等については制度改正を含め、既存の施策や事業そのものの見直しを初めとして、整理合理化を推進することとしております。これまでの全国一律の均衡ある発展が重視されてきましたが、これからは自らの判断と財源で行政サービスや魅力あるまちづくりに取り組んでいくことが求められております。財政運営の見通しにつきましては、厳しさが続く経済経済情勢の中、町税の伸びが期待できず、地方交付税は国の構造改革により削減が避けられないことから、財政運営はさらに厳しさを増すことが予想されます。予算編成に当たっては、公債費が増嵩していることから、町債の借り入れを抑制するため、発行額を20億円以内とするとともに、行政改革による事務事業の見直しや人件費の削減など、歳出の削減に努めることとしておりますが、財源不足が生じた場合には基金の取り崩しもやむを得ないものと考えております。できるだけ歳入に合っての歳出という考え方に立って予算編成に取り組むこととしております。次に、事業の継続性、緊急性、優先度についてでありますが、今年度から行政評価システムを導入して、事務事業の必要性、効率性、有効性、公平性、さらには優先性について検討し、結果を予算配分に反映していくこととしております。評価対象外の継続事業につきましては、完了年度までの期間が長いものは見直しが可能かどうか、また、事業費の圧縮ができないかなど、検討を加えているところであり、新規事業は他に関連性があるもの以外は、原則着工を控えることとしております。また、緊急性のあるものについても、事業内容を検討し、必要最小限の事業とするなど、投資的財源の減少に対応してまいりたいと考えております。次に、2点目の牛海綿状脳症対策についてお答えをいたします。9月に我が国で初めての牛海綿状脳症患畜が確認されて以来、畜産農家は経済的影響に大きな不安を抱いております。このため、国、道では幹線源等の特定を急いでおりますが、いまだに解明できない実情にありますので、関係機関、団体を挙げて、早急な原因究明と必要な緊急対策を求めているところであります。まず、牛海綿状脳症等の法定伝染病における危機管理に対する対応についてでありますが、各種伝染病に関する予防防疫対策として、現在音更町家畜衛生推進協議会を中心に対応しておりますが、今回の海綿状脳症のような重大な問題となりますと、町としての全体的な対応や調整、決定などが必要であることから、10月19日に両農協、普及センターなどの関係7団体で構成する音更町牛海綿状脳症対策会議を設置し、関係機関相互の情報収集や対応を協議し、必要な対策を講じてきたところであります。また、現在、患畜が3頭目になりましたが、仮に十勝管内や本町で発生した場合を想定しての対応として、緊急対策本部の設置をも念頭に入れた諸対策を進めるマニュアルの作成を関係機関と検討しているところであります。次に、被害予想額の算定についてでありますが、平成13年10月31日現在、市場価格が現状のままで推移すると仮定して、平成13年9月から平成14年3月までの影響額として1億2,392万2,000円と試算したところでもございます。しかし、12月に入ってもこの暴落は下がるところを止らずといいますか、そういう状況のことから、12月の市場価格を平均化いたしまして、再計算をいたしました。その結果、1億7,180万4,000円の見込みという試算でございます。詳しくはその内訳でございますけれども、先に申し上げました1億2,300万の内訳としての数字を申し上げますと、乳用牛雄子牛で816万6,000円、老廃牛で4,257万円、肉牛の元牛で3,972万円、肥育牛で2,985万円、飼養管理費としては、乳牛で181万6,000円、肉牛で180万円と影響額を算定したところであります。先ほども申し上げましたように、これは10月現在の試算を全体でした場合での内訳でございまして、12月に入っての先ほど1億7,000云々という数字についての内訳ではございませんので、御理解をいただきたいと存じます。なお、算定価格については、乳牛は過去3カ年の平均販売価格と比較して、1頭当たり初生犢で6,000円、廃用牛で5万5,000円の減収、また肉用牛につきましては、平成12年度の市場平均価格と比較いたしまして、元牛で6万円、肥育牛で15万円の減収と算定したところであります。総体的な影響額といたしましては、本町は損失の大きいホルスタインの飼育の農家がないため、影響額も他町村と比較いたしまして少ない傾向にあると思われます。次に、生産者への経営対策についてでありますが、先の臨時議会でも御報告いたしましたが、現時点での資金対応として、大家畜経営維持資金が3名で3,300万円、音更町農業振興資金が10名で1,358万円の貸し付けを実行しているほか、公共牧場の利用期間の延長を実施したところであります。この牛海綿状脳症による影響については、今後、急速な回復は望めないものと思われますので、国に対し損失補てんを含めた酪農畜産経営安定対策を引き続き要請してまいりたいと存じます。次に、消費拡大に受けた方策についてでありますが、消費者向けの牛肉消費拡大及び情報提供のPR、パンフレットの全戸配付や町広報による消費拡大PRを図ってきたところであります。また、牛海綿状脳症問題で落ち込んだ牛肉の需要回復については、十勝圏活性化推進期成会も加盟する十勝管内の官民一体で、北海道十勝産乳牛PR実行委員会が組織され、地元での消費拡大PR活動とあわせて、首都圏等の大消費地において流通業界及び小売販売業者に安全性のPRを行っているところであります。いずれにいたしましても、畜産農家への経済的影響が全町的に及んでおりますので、農家経営安定対策や牛肉の消費拡大に向けた取り組みなど、今後とも町として取り得る対策を町牛海綿状脳症対策会議の中で協議してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、3点目の公共牧場の利用の見直しについてお答えをいたします。御指摘のとおり、大変厳しい状況にあり、全体的に検討する時期にあると考えております。現在、町営牧場については、大牧牧場、北誉牧場、昭和牧場、更生牧場及び長流枝牧場の5牧場がありますが、入牧頭数の減少により、平成12年度から昭和牧場と更生牧場の2牧場については、休牧としております。遊牧実績については、平成9年度で77戸の1,005頭に対し、平成13年度の実績では、36戸で614頭と大きく減少している状況にあります。この要因としては、乳牛では、農家戸数と飼育頭数の減少、自家育成牛の数を抑える傾向にあること、受精卵移植及び黒毛和種との交雑種生産の普及などがあり、また、肉牛についても飼養農家戸数の減少及びヨーネ病発生農場の公共牧場利用制限などによる利用率の低下が見られます。今後とも今の状況が大きく変化するとは考えられませんので、公共牧場の維持管理などを考慮いたしますと、他町村の利用希望者も視野に入れた対応についても必要と考えますので、農協など関係機関と協議をした中で、来年4月に向けて結論を出してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上で、答弁とさせていただきます。

再質問 5番 高田博明

再質問させていただきます。1問目の来年度の予算編成についてでありますけれども、小泉内閣、骨太の基本方針なるものを掲げまして、さまざまな分野で削減をしようというような取り組みがされようとしておりますけれども、音更町の予算につきましても、大雑把に申し上げまして、一般会計あるいは特別会計含めて300億余の額であろうと思いますけれども、それを1,000分の1、1農家ぐらいの経営に考えたときに、やはり当然かかるべきもの、かけなければならないものと、もう少し猶予していいものとの振り分けというのは、当然今、先ほど午前中にありました小野議員からの質問にもあったように、そういう支出の振り分けは必要になってくるというふうに考えます。そういった中で、起債の制限目標を20億にしたというようなことは評価に値するかと思いますけれども、何といっても、本町独自の自主財源、町税収入をどう確保するかということが一番、地方交付税が削減されるというような動きの中で、産業の振興を含めてどういうふうに、やはり町内での税収確保を図るかということが基本だろうと思います。そういった中で、来年度の予算編成に当たりまして、町内のそれぞれの業種、本町の基幹産業、農業と言われておりますけれども、農業あるいは観光業、建設業、商業含めて、それぞれの業種がどういった景気状況になるのか、税収の動きをどのようにとらえられておるのかをまず第1点にお伺いいたします。それから、先ほどの午前中の質問にもあったように、事務事業の見直しあるいは人件費の縮減というようなことが答弁の中でうたわれておりますけれども、言葉の中での大雑把にそういうことを言うのは、大変口当たりはよろしいのでしょうけれども、具体的な目標数値として数値化して、例えば、例えが良いのか悪いのかわかりませんけれども、帯広市が事業の年度途中で10%カットですよというような話が先日新聞に出ておりましたけれども、そういうことがたとえ3%でも5%でも、それぞれの所管の中で目標数値を抑えて、カットすべきものはカットすると、取り組まなければならないもの、そういったものへのメリハリをつけた予算執行でなければならないと思いますけれども、その辺のお考えについてもお伺いいたしたいと思います。さらには、数年前に各種補助団体の補助金を10%カットしたというような経緯もあります。しかしながら、補助団体のその中には、補助金があるがための活動をしているというようなものも見受けられないわけではないわけでありまして、そういった事業内容の精査等についても、踏み込んで見直しが必要なのではないかというような考えもするところであります。さらにもう1点、管内の大樹町あるいはよその市町村においても、ごみの有料化でありますとか、あるいは本町独自で取り組んでおりますその老人医療費の2歳引き下げというような問題も、やはりこれだけ高齢化になった時代にあって、過去にそういったものを取り入れた時代とは全然時代背景が変わっているわけでありますから、受益者負担の原則といいますか、そういったものにのっとって、もう少し新年度の予算の中で現実的に見直していく必要があるのではないかというふうに思います。この予算編成の件につきましては、まだ後の議員も控えておりますようですから、余り突っ込んだ話をするのもいかがなものかと思いますけれども、以上、再質問の中では、その4点についてまずお尋ねをさせていただきたいと思います。それから、2問目のBSE関係についてでありますけれども、今、御答弁いただきました被害額、あるいはその本町が取り組もうとしておる農家への経済対策、そういったものはあくまで10月時点での話でございまして、現在、この12月に至っての市場価格等の推移を見たときに、本当に驚くほどの激変ぶりといいますか、価格の低落が見られるわけであります。毎日の新聞には、BSEに関係する記事がないほど、どの新聞も取り扱っております。勝毎さんも道新さんも、あるいは農業新聞はもちろん、もう本当に乳廃牛の買い手がつかないと、もう北海道の牛は要らないと、町内の畜産農家、酪農家の中にも、乳廃牛はもうと場に出して、万が一自分のところでBSEが出たら、そういった風評被害といいますか、そういうことを考えると。もうと場には出せないのだと。中には万が一そういった疑いのあるような家畜が出た場合、冗談とも本気ともとれませんけれども、自分の畑に穴でも掘って埋めようかなというような、そういう話さえ飛び交うこのごろでありますから、本当に本町としても、今回出ております3頭のBSEの患畜は、いずれも5歳数カ月というような乳廃のようでありますから、その5歳以上の本町での飼育頭数も乳牛頭数の中では3割弱いるというような話でありますから、どこから出ても不思議ではない話なんだというふうに私は考えております。そういった不安感の中で現在酪農家は搾乳、あるいは家畜の飼育に当たっているわけであります。また、12月に入りまして、肥育牛の市場等もございました。12月1日時点ではまだそれほどでもなかったわけでありますけれども、ここに来て12月8日の市場でしたか、もう本当に見るも哀れというような状況でございます。A5というような上位ランクの牛につきましては、比較的まだ前年対比で3割程度というようなことですから、比較的まだコスト割れにはいかないのかなというような感じもしますけれども、2等級、3等級という、いわゆる裾ものにつきましては、もう前年対比6割、7割、あるいは物によっては、もう2割程度しか値がつかないと、枝肉のキロ単価が200円、300円、せいぜい3等級でも500円、枝重が仮に450キロあったとしても500円で二十数万しかならない、元牛代どころかえさ代すらでないと、飼えば飼うほど赤字になるというような実態だと思います。先ほど12月時点での被害見込みが1億7,180万ですか、そういった数字が示されましたけれども、現実はもっとこれから厳しいのではないかというふうなとらえ方をしております。肥育牛あるいは乳廃のみならず、先日10日に行われましたホクレンの十勝市場での黒毛の元牛等につきましても、本当に目を覆いたくなるような、もうあきれて口がふさがらないような相場がついているわけであります。ここに市場名簿も持ってきております。町内産の牛、およそ10カ月飼われた牛、去勢で1万4,000円というような数字がついております。たまたまその牛が12月市場での去勢の最低値だったものですから引き出したわけですけれども、本当にもう見るも哀れというか、これからもう今牛飼いをやめれるものなら止めた方が経営も深みにはまらないで済むのかなというような現実でございます。農協は、今、組勘の計画書の作成の時期でもあります。肥育牛は50万とか、あるいは元牛が25万という算定のもとで、数字上の計算は組まれようとしておりますけれども、本当に止めれるものなら今やめた方が深みにはまらなくていいのではないのかなというような農家の声でございます。確か10日の夜には、もうそういう悲痛な叫びがうちの役場の担当のところにも電話何本か入ったというような声も聞いております。本当にこの原因は農家側にないわけでありますから、そういったその対応、原因の究明、そういったものは、国や道に求めるのは当然のことでありますし、そういった原因究明が求められるところでありますけれども、この音更町として、現在まで連絡会議という名のもとに会合、7団体ですか、開かれておりますようですけれども、それがどの程度、何回ほど開かれまして、どういった情報の収集といいますか、もうやはり共通認識で経済団体、役場、それから共済さん、すべての団体が同じ視点のもとにチームも組んで取り組まなければ、これは対応できない話でないかと思います。実情を考えるときに、これはもう輸入自由化のときの価格のダウンどころではないと。正直な話、環境保全で堆肥舎なんかやっている場合ではないというのが農家の声だと思います。そういったことをまず連絡会議がどのように開かれて、どういった会合内容であったかということと、それから経営支援策、今まで取り組まれた経営支援策は、振興資金が1,358万ですね、大家畜は3,300万ということですけれども、実質的には町の利子補給、前回の臨時議会で出されました6万数千円という額しか動いていないわけでありますから、中には議員の中にも、あるいは一般町民の中にも、肉牛は今まで所得税肉免だったからいいではないかというような声も聞かれないわけではないわけですけれども、私はこの際、堆肥舎に補助金出すよりも経営支援策に回すべきではないのかというような気持ちで一杯であります。その辺についての、町独自の対応をどうするのかということについてもお聞かせいただきたいと思います。それから、とにかく市場におってお客さんの話を聞きますと、牛肉が動かないから売れないのだという話であります。先日、士幌農協さんが名古屋あるいは岐阜方面で、生産者自ら消費拡大に行ったようでございます。農協さんの職員等からそんな様子をうかがいますと、もう若いお母さん方、その試食コーナーに子供が寄ってくるのですけれども、親御さんは手を引いてそこから離す。近寄せないと。とにかく財布を持ったそういう一般家庭の主婦が牛肉は危険なものだというふうな先入観面で消費が停滞しているのではないかというふうに考えます。今まで本町の取り組みの中でも、パンフレットを配るとか、あるいは広報誌に掲載するとか、本当の形だけの消費拡大への取り組みはされてきたようでありますけれども、よその町村、最近の新聞を見ておりますと、様々な形で消費拡大への取り組みがされているようであります。音更は飼養頭数が少なく、かつ被害額も少ないから、何もしなくてもそう大きなことをやらなくてもいいという考えで、そういう考えにはならないと私は考えます。具体的に、例えば学校給食へもっと地場産の音更牛を使うとか、現在、農協では明日が締め切りでしたか、3,000円の肉を1,000円割り引きで売るというような和牛肉の即売もやっているようでありますけれども、行政は全く関知していないように私はとらえられるわけです。この際、連絡会議でいつまでも良いのかどうなのか。話の進みぐあいによっては、対策本部に掲げて本腰を入れた対策をしなければ、本町の畜産あるいは酪農家にとって、多大な損害どころか、もう農家が離脱せざるを得ないような状況にまで追い込まれるというような危惧をするところであります。前回の市場等においても、道のりが非常に多くて、さらに来月あるいは次に持ち越して出荷されるものだと思います。中には、この回復はBSEの潜伏期間等から考えまして。3年あるいは5年かかるのではないかというような話をしている方もございます。そこまで体力的に持ちこたえれるだけの経営であればよろしいのですけれども、町内の実態を見たときに、早くリタイヤした方がいいというような見切りをつける方も多々出てくるのかなというふうな考えもするところであります。本当に難しい、原因が定かでない、そういった状況の中ではありますけれども、経済団体等も力を合わせながら、早急な対策、実のある対策を考えていただくように。明快な答弁を求めたいと思います。それから、3問目の公共牧場の利用については、そう深く再質問することもないわけであります。ただ、設置者の町が委託先の農協と余りにも連絡関係といいますか、実情について掌握していなかった嫌いはないのか。現場の声をどうも余り聞いてはいなかったのではないかと思います。農協さん委託側ですから、さまざまな形で人件費だとかもろもろの経費を調達しなければならないわけですけれども、そういったことにつきましても、もう少し今後踏み込んだ中で、必要であれば条例改正も考えるということであります。公共牧場が有効にやはり利用されることで、畜産経営が低コストで安定した中で維持できるものだと考えるものであります。そういったことで、適切な今後対応を求めたいと思います。以上、再質問とさせていただきます。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

それぞれ7団体の集まり等との今までの経過等については、また担当部長の方から具体的にお話をさせていただくことにいたしまして、3点の中で、基本的な考え方に及ぶものについて私の方から答弁をさせていただきたいと、そのように存じます。議員もおっしゃっておりますように、いよいよ平成14年、まもなく迎えそしてその歳入あるいは財政状況に合った14年度の予算編成を間近にし、現在その準備に入っているところでもございます。もちろん13年度以上に14年度はさらに厳しいということも確かでございます。まだ、今国会中でございますから、全てが終了したわけではございません。まだ、この経済情勢を何とか好転させようというようなことで、二次補正予算2兆5,000億円どうするというようなこともございます。これらによって、14年度事業を国は30兆円の国債の範囲内でというようなことからすれば、13年度に一部はね返ってくる可能性もございます。かなりまだそういった点が流動的ではありますけれども、ただ、総じて言えることは、13年度よりも14年度がさらに財政は悪化するだろうというふうに思っております。私どもも本当にまだ大雑把でございますけれども、現時点である程度推移し、そのまま落ち着いていくというようなことであれば、一般会計でも昨年は当初の中で183億円でございましたけれども、交付税の減、そういうような公共事業の減、こういうものも合わせますと、来年度180億円の一般会計の中でそれだけの予算が確保できるかどうか、この辺がぎりぎりの最高の数値であって、それ以下になることの可能性が大だというふうに思っております。そこで、議員からもいろいろこういう時代来ることはもう目に見えている、言いかえれば、我が町のその財政を潤すといいますか、そういうことについての考え方でございますけれども、国の地方譲与税あるいは交付税、そういったものが今ざっと計算するだけでも、およそ私どもで見ているのは1億8,000万ぐらい歳入で落ちてくるだろうと、そんなふうにも思っております。そんなことからいたしますと、やはりまだその中でも幸いにして法人、町民税、落ち込みがあることも確かでございますけれども、たまたま宝来、あるいは今後出てくるであろう鈴蘭台の区画整理事業、こういう固定資産税が一面その分を穴埋めになっているというようなことからすると、およそ一般財源と称するものについては、何とかこの一般財源分の中では何とか堅持できるのかなと。それもぎりぎりの線だろうというふうに思っております。そんなようなことで、当然、私どももある程度この歳入に合った歳出というものを組んでいかなければならない、当たり前のことでございますけれども、ややもすると今までは歳出あって歳入を合わせた、補助金なり、あるいは借り入れなり、あるいは単費乗せるというような形の中でやっていたわけでありますけれども、これからはそういう生ぬるいことをすらも許されないということを大前提に考えていかなければならない。もちろん私どもといたしましては、場合によっては、人件費にも影響を及ぼすというようなことも正直申し上げて考えているところでもございます。まだ、具体的に担当の中では一定の数字をつくっておくというようなことで、考えてもおりまして、人件費の中におきましても、寒冷地の問題、あるいは55歳昇給停止、こういうようなことも含めて今考えて、事務的に進めているところでもございます。できれば、そこまで及ばなくても、ある程度町民要望に、あるいは日ごろから議会の中でも色々な提言、こういうものをいただいているものが消化できるとするならば、それに越したことはないわけでありますけれども、場合によっては、やはりそこまで及ぶというような考え方も実は持っているところでもございますし、また議員もおっしゃったように、高齢者の68、69の医療費の2歳引き下げどうするのだと、あるいは使用料等の取り扱いどうする、こういうようなこともあるわけでございまして、当然、これらのことについてもやはりこの財源があるないに関わらず、先ほどの質問の中にもお答えいたしましたように、ある程度やはり町が持つべきもの、あるいは自らが負担すべきもの、こういうような考え方というものを改めてこの機会に考えていく必要があるというようなことからすれば、今申し上げた、とりあえず二つを申し上げたわけですけれども、そういうものの引き上げ、あるいは引き下げというようなものをある程度考えていかなければならないのかなと、そのように思っているところでもございます。こういう中で、やはり産業の育成といいますか、その地方財政をやはり潤すものは一つのやはり産業であるというふうに思っておりますので、やはり産業の振興策というものを、苦しいながらも一方でやはりそういうものにも目を向けていかなければ、音更町の財政そのものを潤すということにはならないだろうというようなことで、議員がおっしゃっるとおり、同感でございます。それから、牛海綿状脳症でございますけれども、これは基本的には法定伝染病というような扱いになっておりますから、これはもう国の責任においてやるということも、私どもも機会あるごとにそのことを申し上げております。国は、1,554億円ですか、この海綿状脳症に対応するべく予算措置をしているというようなことでございますけれども、ただ、問題は、やはり地域地域によって、やはり酪農家、畜産農家といえども、やはりその人、その人によってやはり事情が違うように、なかなかこれだけの予算化をしたものの、本当にその経営がなされている皆さん方のためになるようなその要綱なり基準なりでやって欲しいと、全国画一的な物の考え方ではなしに、むしろ北海道は北海道の配分の中で、こういう本当に経営に携わっている人方が困る、この部分を補てんしてくれというようなことについて、必ず答えてもらえるような、口蹄疫のときもやはり予算化は260億相当の金がまだ余っている。しかしながら、末端の農家の人方にはなかなか使いにくい、基準に合わない、こういうようなことがあったわけでございますから、私どもこの点については、北海道出身の大臣でもあるというようなこともありまして、是非これらのことについては、十分北海道事情に合わせたものを考えて欲しいというようなことも言ってございますし、それから、一番の根本は、これだけ消費者の方々がもう目を白黒しはじめて、もう風評どころではなくなってきている。また、3頭目でますますまたその価格なり、消費がダウンしていると、こういうようなことで、もうこの上は消費者を信頼させるのは、根源を解明する以外に道はないと、そのことを何としてもやはりそういう研究段階で一日も早く発見してほしい、こういうことを強く望んでもおりますし、また、今それぞれこれが発覚する前の輸入肉も含めて貯蔵分も、これもやはり焼却処分をすると、こういうふうにしてはっきりやはり国が打ち出した中でやっていただかなければ、なかなかこれ以上のちょっとした行事、イベントだけで、逆にそれを騒げば騒ぐほど逆に不信感を抱く、こういう中には考え方もあるわけでございます。こんなことについては、町村でそれぞれやっているところもありますけれども、十勝としてもそれぞれ全道的な取り組みの中で、やはりやるべきだというようなことで、既に一部催しもございますし、また年明けてからもそういう一つの予算化を図って、十勝は十勝、あるいはできればそれは全道的なやはり北海道としての取り組みの中で、消費者に対するそのアピールといいますか、PRなどをやはりやっていくべきだと、こういう考え方でいるわけでございます。なお、7団体等の話については、担当部長の方からお話をさせていただきたいと思います。牧場の件がございましたけれども、確かに今農協さんに委託をしている、戸数が減る、頭数が減るということは、やはりそこに経営管理費が伴うわけでありますから、議員がおっしゃるように、減ったからそのままということだけではなしに、やはり依頼をする側に、あるいは委託を受ける側に、その辺のもう一つパイプが詰まっていたのかなと、そんな気もしないわけではございません。いずれにしても、町の畜産振興という立場でございますので、その辺は議員のおっしゃるようなことについては、十分今後農協さんとも相談をしながら、経営も含めて取り組んでいきたいと、そのように存じますので、御理解をいただきたいと思います。

答弁 経済部長 大熊宏(経済部長は2003年3月まで)

対策会議あるいは連絡会議の開催の状況につきまして、御説明をさせていただきます。対策会議につきましては、10月の19日に農協あるいは普及センター、十勝牧場、農業委員会長で組織をいたします対策会議、通称は本部という考え方で立ってございます。この会議を設置をさせていただきまして、各団体がそれぞれ共通した認識のもとに、今後のこの問題に対して対応していこうというような認識のもとに、このような設置をさせていただきました。その中で、この下部組織としまして連絡会議というのを持ってございます。その連絡会議の中で、いろいろ協議をさせていただいて、こういう対策を講じたらいいというようなところが見えてきた場合には、対策本部会議でございますでしょうか、そちらの方にも御報告を申し上げ、実施に向けていくと、そのような考え方のもとに、下部組織としましての連絡会議、これにつきましては、関係機関、団体の職員、皆さんでございますが、このほかに消費者協会、あるいは商工会等も入っていただきましての総数40名ほどの委員を持って構成をさせていただいているところでございます。それで、この連絡会議におきましては、過去2回この会議を開催をさせていただきました。その会議の中におきましても、どういう対策を講じていく、現状はどうなんだというようなことも、種々協議をさせていただいたところでございますが、既に実施をさせていただいております町の振興資金の関係、あるいはつなぎ資金の関係、あるいは牧場の延伸、延長の関係、それから消費者に対します安全PRの関係、これらにつきましては、対策会議の中で協議をさせていただきまして、本部の方に御案内を申し上げ、これでいこうということでのそれぞれ連携をとらせていただいているところでございます。それで、12月の5日でございますけれども、2回目の連絡会議を開催をさせていただきました。この10月以降のやはり価格等の問題がある、また、3頭も患畜が確認されたというようなことから、今後の対応等についてどうするというようなお話もさせていただいたところでございます。その中でも、やはり生産者の皆様方からは、やはり値段の落ちた分、結局は所得の落ちる分ということに対しての補償だと、これがもう何が何でもここに行き着けると、これがためには、やはり消費拡大を推進をしていただかなければならないと。その消費拡大を推進するということは、今のいろいろな疑惑のところを取り除いていただいて、消費者がこれならいけるという状況での、そういう国あるいは道としましても、そういうメディアを使っての安全対策に対するPRが必要ではないのか、このようなお話もいただいているところでございます。それで、音更町としましては、国に要請するという部分につきましては、今申し上げましたほかに、原因の究明、徹底的な究明をしてくれということと、それからやはり経営安定対策につきましても、何としても国の責任においてやってもらうべきだというようなお話にもなっているところでございます。そのようなことから、音更町として今後消費者に対しますこの安全性と言いますでしょうか、この病気に対しますいろいろ消費者の皆さんにこういう問題があって、こういう事実をやったから安全なのだというところまで踏み込んでいただける講師の先生をお招きいたしまして、消費者協会も交えまして、協会と協賛の中でひとつそのような講演会を開催をいたしたいという考えで今いるところでございます。それで、今高田議員さんからもお話がございました。確かに、12月の市場価格でございますけれども、非常な暴落の状況にございます。そのようなことも踏まえまして、今、私ども農協と打ち合わせをさせていただいているのですけれども、10月の時点での価格で農業振興資金等の対応もさせていただいたところでございますけれども、この12月の動向を見たら、さらに非常に厳しい状況になっているというようなことから、もう一度需要希望者に対しまして、周知をさせていただきまして、要望を取りまとめさせていただきたいというような考え方で今いるところでございますし、でき得れば12月中に融資を致したいなというような考え方も持っているところでございます。また、国のつなぎ資金の関係でございますけれども、つなぎ資金が幾らか拡充されました。それで、つなぎ資金は1年間のつなぎ資金でございますけれども、3月一杯まで融資の要望を受けつけますというような、12月一杯でございましたけれども、来年の3月一杯まで融資希望を受けつけ、融資をいたしますというようなことでございます。また、肥育牛につきましても、6カ月未満の子牛につきましても、この対象といたしますということでの拡大がなされているところでございます。このようなことも含めまして、各畜産業の皆様に御案内を申し上げ、対応してまいりたいというような考え方でございます。いずれにいたしましても、非常に厳しい状況にあるというのは御案内のとおりでございまして、今後、何を関係機関との中で対応すべきかということ等につきましても、連絡会議、下部組織の中でもそうでございますけれども、対策本部、対策会議の中で十分協議をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

再質問 5番 高田博明

1問目の予算編成に関してでありますけれども、いろいろ切羽詰まったと言いますか、入るものが入らない状況の中で、それぞれ縮減しなければならないというような実情は十分理解するものでありますし、また、我慢すべきものは町民の方々にも我慢していただかなければならないというようなことだろうと思います。それぞれ今まで進められてきました事業の中で、やはり先ほど交通安全の道路整備の話ものでございましたけれども、やるべきものはやはりやらなければならないと思うのです。事業途中でその事業効果の出ないような形で撤退するというようなことは、許される話ではありませんし、十分にその辺を見極めながら、ここで具体的に新年度の予算の中でこういったものは優先してやらなければならないとか、こういったものはちょっと留保してもいいのではないかというような、そういった具体的なもし事業名が今の段階でわかるものであれば、お聞かせをいたしたいと思います。現在その外務省の公金流用の問題でありますとか、様々なその場面においてやはり行政に対する町民や国民の不満というのは、一番うっせきしているのが正直なところかと思います。そういった意味で、行政に対する不信でありますとか、あるいは町民に信頼される町政をどうやって進めていくかというようなことが、本当に町長の言うパートナーシップの調整を進める上では、大変ポイントになっていくのだろうと思います。そういった意味で、個人的な話をさせていただきますと、今年の6月の議会で私自身も海外への派遣を議決いただいた経緯がありますけれども、同時テロというような絡みの中で、中止になった経緯ものございます。そういった諸々のことを考えましたときに、やはり議会も自ら内部からそういった改革も必要ではないのかというような考えを現在強く持っているところであります。本当に今まで行かれた方々は、それなりに様々な議員活動の場でそれぞれの成果を出されているものと私はとらえておりますけれども、町民の目からすると、本当に今税金を払うことにもきゅうきゅうとしている町民の心情を考えるときに、今私どもがそういうものに全額公費でいくことが本当に良いのかどうなのか、私はかなり疑問に感じている一人であります。仮にそういった派遣をいただくというようなことになった場合においても、期待することも視野に置きながら、現在考えをしているところであります。そういったことも踏まえながら、町政執行に携わる方々もそれぞれが自分の近辺からそういった削減の方向も考えていただければというふうに思います。それから、BSEに関してでありますけれども、畜産農家の正直な話、融資という形が本当に良いのかどうなのか。今朝ほどの農業新聞を見ておりましても、本当に借金が膨らむだけで、その償還の目途さえつかないというような記事がございました。本当に今の畜産農家の心情を考えると、同情するなら金をくれというのが正直なところではないかと思います。必ずしもテレビドラマのあれではございませんので、必ずしも畜産農家だけが被害を被っているわけでもございませんし、様々なハム業者、あるいは焼き肉屋さんも倒産するというような話も承ると、農家だけが直接的な補助金なり助成金をもらうのが、必ずしも私は良しとは思いませんけれども、この際、やはり地元で生産されたものを地元で消費する、そういった消費活動への取り組みがこれからも必要ではないのかと思います。先ほど消費者協会も巻き込んだ中でのBSEに対する正しい病理学的な講習会等を考えておられるようです。それによって一日も早い消費の拡大ができるものであれば望ましいわけでありますけれども、現実問題としては、今回の問題に関してはそんなに甘いものではないというふうに今考えるところでもあります。イギリスにおいては、過去15年間に18万数千頭というような牛がBSEにかかったということですけれども、それですらまだ原因が特定されていないやに聞いております。羊のスクレイピーなのか、あるいは牛独自、特異的に出た異常プリオンの発生なのか、そこら辺も定かでないところであります。昨年の口蹄疫といい、今回の問題といい、原因の究明というのは、本当に難しい話だろうと思いますけれども、一刻も早くその消費者の不安をぬぐう、そしてまた安心して生産に取り組めるような形をお願いいたしたいと思います。再々質問に対する答弁は、特にいただけるものであればお願いしたいと思いますけれども、聞いている方も特にまとまった質問をしているとも考えておりませんので、この辺で終わらせていただきたいと思います。何かコメントがあれば。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

特にというようなことではないわけでありますけれども、いずれにしましても、議員がこの三つのそれぞれご意見をいただいたわけでございます。特に、牛海綿状脳症の取り扱いについては、議員もおっしゃっているように、1986年、今から16年前にイギリスでも発病して、現在もまだその25%がそういう牛海綿状脳症というようなデータが出ているということを耳にしたことがございます。ですから、場合によっては、長い取り組みになるのかな、そういう気もいたしますし、また、ある程度全頭検査でございますから、その肉の安全性と言われておりますから、心配はないのでありましょうけれども、ある程度やはり需要と供給の関係が物の価値観を決めていくというようなことで、ある程度消費は増えても、値段が元に戻るというのに非常に時間がかかるのではないかな、そのことが経営者に対する圧迫というようなことで、場合によっては所得補償をしてくれと、こういうような声も出ているところでもたしかではないかなと、そういう気もするわけであります。私どももこれはなかなか、我が町でできることというのはもう限られたものになってしまうのではないかなと、そのように思いますが、先ほど申し上げたようなことで、ある程度やはり国策でこういう基本的な問題は取り組んでいただくように、そのようにも思いますし、また、資金的なことは短期1年という無利子のものがありますけれども、向こうまら10年の安い低利のものというようなものについては、音更町としても急遽農業振興資金というものに若干の余裕があったというようなことで、それを今回の牛の関係にも拡大をしたと、できるだけ早急な手当というようなことで対応させていただいたわけでございます。いろいろあと来年度の予算の関係だとか、そういうのもございました。もうこれからは私自身も自分を引き締めていかなければなりませんし、単なる町民の皆さん方に全て喜んでいただけるというような行政をやってしまったのでは、町を預かる者としての、これは一つの大きな失策と、禍根を残すということになりかねません。そんな点からいたしまして、私を初め助役以下職員も一丸となって、この大変な激動する時代を乗り越えていくように、精一杯努力を重ねていきたいということを申し上げて、答弁にならない答弁ではございますけれども、そんな意気込みでやるという一つ気構えだけをお汲み取りいただきたいと存じます。

出典:音更町議会 平成13年第4回定例会 2001年12月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる