みんなの議会

小樽市議会 平成15年第4回定例会 2003年12月11日

(1)国民健康保険制度/(2)小学校適正配置計画

2003年12月11日、小樽市議会の一般質問で、若見智代議員が「国民健康保険制度」「小学校適正配置計画」について質問し、市長 山田勝麿、教育委員長 西條文雪、教育長 石田昌敏が答弁しました。

質問者
若見智代 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育委員長 西條文雪、教育長 石田昌敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 若見智代

早速、一般質問を始めます。初めに、国民健康保険制度について、お尋ねをいたします。現在、国民の36パーセントが加入する市町村の国民健康保険ですが、保険料の滞納世帯の増大に呼応して、保険証の取上げの制裁措置が劇的に広がっております。国保制度の存続を揺るがすものです。小樽市では、平成15年8月末、国保加入世帯数は3万1,750世帯 資格証の交付は278世帯 3か月証 6か月証を合わせると 1,142世帯の方に正規の保険証が届いて、 、 、 、おりません。生活がどんなにたいへんでも保険料を納めなければ、正規の保険証を与えないということが、どんなに健康や命に直結するでしょうか。小樽市で起きた事例を紹介いたします。50代の働き盛りの方でした。生活保護の申請もできず、共同アパートで独居生活。わずかな貯金を切り崩し、生活されていました。胃かいようを繰り返し、ある日、洗面器いっぱいに吐血をしますが、助けを求めることもできず倒れ込み、たまたま訪れた兄弟に発見されて医療機関で受診されました。血圧も下がり、薄れゆく意識の中、保険証がない、検査はできないと大きな病院に搬平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録送される中も心配されておりました。こういう方々に寄り添う温かい行政はないのでしょうか。市長の見解をお聞かせください。国保料にかかわってお尋ねをいたします。小樽市の国保料滞納世帯は、国保世帯のおよそ11パーセントの3,747世帯です。所得階層を見ますと、60万円未満が滞納世帯の36パーセントを占め、100万円未満は12パーセントで、これだけでも滞納世帯のおよそ半分を占めます。高い国保料が家計を圧迫しています。小樽市の1人当たりの国保料は、国保改悪前と比べて、現在は上がっております。おたる国保だよりでは、小樽市民1人当たりの医療費が高いことも強調されております。保険証が手元になければ、安心して健康管理ができません。資格証で受診できることを知らない市民がたくさんおります。それだけではなく、お金がないために受診できない方もいらっしゃいます。資格証を発行しても、収納率を向上させることにはあまり効果がなく、悲しい事態だけを招いています。国保料を見直さなければ、何の問題解決にもならないのではないでしょうか。住民の切実な願いでもあり、自治体としての最大限の努力を求めます。市長の見解を伺います。資格証の発行にかかわってお尋ねをいたします。国言いなりの資格証、短期証の発行は直ちにやめていただき、滞納者の実態をよく聞いて、実情に見合った対応をしていただきたいと考えます。そして、国に対しても国の責任で行う社会保障として、保険料滞納世帯に対するこのような制裁措置をやめるよう求めていただきたいと切望しますが、市長の見解をお聞かせください。悪質と思われる滞納者の考え方をお答えください。資格証、短期証が発行されている方のうち、該当する方は何人おりますか。すべての被保険者に正規の保険証を届ける改善の徹底を強く求めますが、いかがですか。小樽市では、資格証を発行される場合、対象者をどのように決めますか。資格証発行までご苦労されながら、市民とかかわる努力をされていると思いますが、発行までのプロセス、資格証を発行されてきたこととのかかわりを具体例を添えてお答えください。実際、面接されてきた方の全体に占める割合をお答えください。滞納理由は具体的に押さえられ、資格証の発行をしているのでしょうか。国の方針と照らして適切な対応となっているか、お答えください。参議院厚生労働委員会で、坂口厚生労働大臣は、保険証を取り上げるかどうかは自治体の判断であると述べました。自治体が努力をして、住民の健康を守ることが必要です。市長の見解を求めます。国保証の取上げは、災害、そのほか政令で定める特別な事情があると認められた場合は適用しない。厚生労働省も特別な事情の判断は、法律の趣旨にのっとって各市町村、地方自治体が判断すると述べています。小樽市国民健康保険被保険者証交付要綱第3条には、特別な事情について示されております。その中には、第4号、恒常的に生活困窮と認められる場合、第5号、掲げるもののほか、市長が認める事由ということが挙げられておりますが、国保料を払いたくても払えないという特別な事情をどのようにお考えですか。この第3条、第4号、第5号にかかわる部分には、具体的にどういう方が当てはまるのですか。何件の相談があるか、お聞かせください。失業と不況であえぐ市民の現状があります。納入の意思があっても、本人の責任に属さない理由で未納だという人は、特別な事情そのものです。お考えをお聞かせください。小樽市の単独基準に世帯の中に失業者が出た場合も特別な事情に該当させるよう求めますが、いかがですか。市長は裁量権を行使し、特別の事情を市民の実態に応じて拡大するよう求めますが、お考えをお聞かせく平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録ださい。今年7月9日に全国商工団体連合会などの厚生労働省交渉で、保険料分納そのものが特別な事情と、厚生労働省が認めました。小樽市でも積極的に取り組んでいただきたいのですが、いかがでしょうか。市長は資格証の発行をやめて、小樽市で悲しい事件が起こらないように、いっそうの努力を求め、この項の質問を終わります。次に 小学校適正配置計画に関連して お尋ねをいたします 今回 説明会場で 今 地域で子どもたち、 、 。 、 、「 、を育てようとしている。地域の中で子どもたちは育つものであり、主人公は子どもたちである」という声がたいへん印象に残っています。子どもたちは、学校がなくなるのか、学校をなくさないでほしい、自分は転校するかもしれない。こんな会話をしていることをご存じでしょうか。子どもたちの心に大きな石を投げ入れたことにはなりませんか。このことに関して、市長、教育委員長のお考えをお聞かせください。保護者からは、学校がなくなるかもしれないという不安はもとより、適正配置計画が何も決まっていないという説明に対して、いたずらに不安を駆り立てないでほしい、子どもたちのために考え直してほしい、少人数を有利に考えてほしい、学校をなくさないでほしいという率直な意見・要望が寄せられたことは、学校適正配置等調査特別委員会での委員の質問に対する答弁でも、教育委員会側もじゅうぶん承知のことと考えます。今回、寄せられた決して少数意見ではないこれらの貴重な声を、本当に重く考えたなら、学校適正配置計画は白紙に戻し、保護者と本当に向き合うべきではありませんか。市長、教育委員長のお考えはいかがですか。小学校の適正配置ありきでなく、小樽市の少子化の中の教育の在り方を複数の選択肢を持って考えることが、なぜできないのでしょうか。市長、教育委員長の見解をお聞かせください。今回、説明会場から財政が厳しいから適正配置計画なのかという、率直な質問もありました。子どもたちのためといいますが、行政改革の中に適正配置計画はどう位置づけられておりますか、お聞かせください。今回、説明会場で学校の先生たちからは、1学年1学級で頑張る教育を目指してもいいのではないか。少人数だからできるよさがあるとの意見がありました。今の段階では、1学年を複数の学級にしていく教育を目指す教育委員会の考え方と、このまま頑張る教育を目指す現場教師の考え方に差があると考えますが、教育委員長のお考えをお聞かせください。冒頭、紹介したように、地域の方は地域で子どもたちを育てている実感を持っておりました。10月に行われた教育問題懇話会でも、家庭や地域の役割を深めるのが学校の役割ではないか。地域と学校が離れたところにあると、行事に参加しにくいというパネリストの発言もありました。地域から学校がなくなる適正配置計画を進めることは、地域と学校のつながりが求められているときに、それに逆行することになるのではないでしょうか。教育長の見解をお聞かせください。再質問を留保して、以上で私の質問を終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

若見議員のご質問にお答えいたします。国民健康保険制度について、何点かご質問がありました。平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録初めに、国保にかかわって温かい行政をということでございますが、今年の3月から無保険証状態の解消を図るため、すべての加入者に対し、本証、短期証、資格証のいずれかを交付するよう改善を図っております。なお、議員ご指摘のような事例がある場合には、その旨を申し入れいただくよう周知を図り、相談があった場合には、その状況により短期証や本証の交付をしております。今後とも、個々人の実情をよくお聞かせいただきながら、適正に対応してまいりたいと考えております。、 、 、 、 、次に 国保料の見直しについて 自治体としての最大限の努力をとのことでありますが 保険料は 本来医療費の額に見合った額にしなければ収支がとれないしくみになっています。しかし、小樽市の国保では、医療費は増え続けていたにもかかわらず、平成元年以来、保険料の値上げをしていないため、毎年赤字が生。 、 、 、じております 昭和60年以降 多額の繰入れをしながら 保険者として最大限の努力をしてまいりましたが。 、 、平成14年度末で34億円の累積赤字となっております 今後は 前期高齢者の増加に伴う医療費負担増によりさらに収支の悪化が見込まれることから、保険者として国保財政の健全化に向け最大限の努力をするとともに、保険料改定の検討をする必要があると考えております。、 、 、次に 資格証の発行にかかわってのご質問でありますが まず実情に見合った対応とのことでありますが市としては、文書や電話による連絡及び臨戸訪問などをする中で、滞納者との接触を図りながら、実情に応じた対応に努めております。次に、資格証等交付の制裁措置をやめるようにということでありますが、資格証等の交付は、保険料を支払っている世帯と滞納している世帯との間の負担の公平という面から、また、収納対策として滞納者との接触機会を増やし、実態把握をする上においても必要なものと考えております。次に、悪質と思われる滞納者ということでありますが、あえて申し上げるとすれば、例えば市の方の話を、 、 、 、全く聞かず門前払いをする方 今 病院にかかっていないから保険料を払わないという方 居留守を使う方不在のため何度訪問、連絡票を置いてきても連絡のない方、納付約束を守っておらず何の連絡もない方などであります。次に、資格証、短期証が発行されている方のうち、悪質と思われる方は何人かということでありますが、11月末の保険証の交付状況では、資格証と3か月証の交付数は1,299件であり、そのうち696件が自主納付、又は納入約束などをされております 残る603件について資格証を交付しておりますが 現時点では接触がで。 、きておりませんので、悪質なのかそうでないのか区分けができず、人数は把握できませんので、ご理解願います。次に、すべての被保険者に正規の保険証をということでありますが、平成12年度の法整備により、資格証が義務規定に改められており、特別の事情がある方を除き、できないと考えております。次に、資格証対象者の決め方、発行までのプロセス、対象者とのかかわりでありますが、資格証については、前1年間の保険料の全額未納者及び3か月証交付対象者で連絡のとれない方を対象に、資格証交付の予告の文書を送付して、その後、電話や臨戸訪問を重ねて接触に努めてきましたが、不在のため、訪問連絡票を置いてきても連絡のない方、納付約束を守らず何の連絡もない方などに対し交付をしております。次に、滞納理由を押さえての資格証交付か、面接の割合ということでございますが、更新時点まで何の連絡もいただけず、接触が図れないために資格証を交付しておりますが、直近の滞納理由は把握できません。面接の割合ですが、納付が全くなく、資格証の交付対象となった方のうち、資格証交付の予告から保険証更新日の末日までの一月ぐらいの間に納付した方、又は面談できた方は約半数おります。国の方針に照らし、平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録適切かということでありますが、ただいまお答えしましたとおり、できるだけ接触を図るよう努めて交付しておりますので、国の方針に沿っているものと考えております。次に、厚生労働大臣が資格証の交付は自治体の判断と述べたことについてでありますが、国の見解は法律・政令で定められた条件であり、その趣旨に沿って、その範囲の中で市町村において判断いただくとの答弁だったと承知しております。次に、特別の事情にかかわっての問題でありますが、まず国保料を払いたくても払えないということが特、 、 、「 、 、別な事情の事由に当たるかどうかでありますが 法令及び本市の要綱では 特別な事情として 災害 盗難病気又は負傷、事業の休廃止、長期の失業、事業上の著しい損失、又はこれらに類する事由により保険料を納付することができないと認められる事情」となっておりまして、ご質問の事由については、個々の事情をじゅうぶんお聞かせいただいた上で、特別な事情に該当するかどうかを判断することになろうと思います。次に、国民健康保険被保険者証交付要綱の第3条第4号、恒常的に生活困窮と認められる場合、それから第5号の前各号に掲げられるもののほか市長が認める事由、このことにつきましては、具体的にはどういう方が当てはまるのかどうかでございますが、第4号については、市民税非課税世帯で老齢福祉年金受給者であり、また、第5号につきましては、個々の事由により判断することとしております。なお、特別の事情の相談受付件数は、平成15年9月の保険証更新時に4件ありました。次に、市長の裁量権で特別の事由を拡大して、失業による未納者や世帯の中の失業発生も対象にせよとのことでありますが、小樽市では失業も特別の事由の一つとしてとらえておりまして、世帯を単位として個々。 、 、の事情をお聞きしております なお 貯蓄の有無なども含めた保険料の支払が困難であると認める場合には特別な事情としております。次に、分納そのものも特別の事情であると厚生労働省が認めたということでありますが、現時点では国から正式な通知はなく、承知はしておりません。次に、小学校適正配置計画についてですが、子どもたちは学校で学び、家庭や地域ではぐくまれるものであります。適正配置は、子どもたちから学校や地域を取り去るものではなく、新たな環境を提供するため実施するものと思っております。次に、説明会の意見・要望でありますが、適正配置等調査特別委員会で報告しておりますが、各会派からは実施すべきとの意見も多くいただいており、これらの意見を踏まえて、教育委員会が中心となって対応するものと考えております。次に、少子化の中での教育の在り方につきましては、ご指摘の意見も大切にしながら、検討することが必要であると思っております。次に、行政改革における適正配置の位置づけでありますが、本市の行政改革の目的は、時代に即応した簡素で効率的な行政の推進など三つの視点を基本にした、行政の全体的な再構築にありまして、財政の健全化のみを目的として策定されたものではありません。小中学校の適正配置につきましては、少子化による学級数の減少に伴い、児童・生徒の教育効果、学校整備など種々の課題が生じてきましたので、教育環境の充実も含め、これらに対応するために行政改革の実施計画に位置づけて、その改革に取り組むこととしたものであり、財政的な面から行政改革の検討項目としたものではありませんので、ご理解願いたいと思います。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育委員長 西條文雪(教育委員長は2004年12月まで)

若見議員のご質問にお答えします。まず、小学校の適正配置についてでありますが、先ほど市長も答弁いたしましたように、子どもたちが学校で学び、そして家庭、地域ではぐくまれるものという意見に、私も同感でございます。適正配置は、決して子どもたちから学校や地域を奪うものではなくて、新しい環境を提供するために実施をするということでありまして、私どもも教育委員会の会議で、その方針に沿ってこれからも検討してまいりたいと思っております。次に、説明会の保護者の意見・要望を重く受け止め、学校適正配置は白紙にということでありますが、教育委員会から13の会場におきまして説明会を実施いたしまして、保護者の方々あるいは地域の方々に対して、 、 。 、 、 、説明をし そしていろいろとご意見 ご要望等があったと聞いております 保護者のご意見 ご要望 また各会派のご意見を勘案しながら、委員会の会議の中でこれからも検討してまいりたいと思っております。、 、 、 、次に 少子化の中での教育の在り方につきましては ご指摘のご意見もじゅうぶんに踏まえながら 今後教育環境の整備に努めてまいりたいと思っております。次に、少人数教育について、教育委員会と教育現場との考え方に差があるのではないかというお話でござ、 、 。いますけれども 何人かの先生方が少人数学級のよさについて 発言をされていることもわかっておりますしかしながら、適正配置計画も大切であるというご意見も当然ございまして、今後、さらに、現場の先生方のご意見も聞きながら、検討を進めてまいりたいと思っております。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

若見議員のご質問にお答えします。適正配置は、学校や地域に新しい環境を提供するため、通学区域の見直しにより行うもので、実施計画策定に当たっては、地域とのつながりを大事にしながら、検討を深めてまいりたいと考えております。( 議長、7番」と呼ぶ者あり)「

再質問 7番 若見智代

再質問をさせていただきます。国民健康保険について初めに聞きますが、先ほどの答弁の中にも、今が健康だから保険料を支払いたくないという声も実際にはあるようですけれども、今が健康だったら保険料を払うよりは今日食べる食事代をどうやって確保していこうか、これが今の市民の率直な思いではないかなと思っています。それで、国の義務規定のある中、努力されている面があることはじゅうぶんわかりますけれども、資格証や短期証の発行が、市民の抱えている直接の問題解決にならないと思っているのです。民間のある医療機関では、お金がなくてもまずは病院に来てください、手遅れになる前にという無料定額診療制度を設けて取り組まれております。この取組は、治療と同時進行で公的制度などの申請を進めて、何の制度にも該当しなかった場合は、病院の持ち出しなのですけれども、ここまでして民間の医療機関は命と向き合っているのです。市長は、本当に命と真剣に向き合っているのか、その正規の保険証は、社会保障の中身として交付しなければならない立場に市長がいるかどうか、お考えをお聞かせください。それから、資格証の発行されている方々の中には、特別な事情を持っているかもしれない、そういう人が含まれていることがわかっていながら、資格証の発行をされているのか、お答えください。それから、小学校適正配置計画についてですけれども、この計画を白紙に戻して保護者と向き合うようお平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録尋ねをしたところですけれども、保護者がいくら意見や要望をこのように寄せても、適正配置計画を進めていくお考えなのか、率直にお聞かせください。会場に集まった保護者は、真剣に意見・要望を寄せてきたのだと思うのですけれども、本当に失礼に当たるのではないかなと思います。何のための説明会だったのでしょうか、お答えをください。それから、財政のためではなく、子どもたちの教育を考えたときの適正配置計画ということだったと思いますが、そこでお伺いしたいのですが、実は9月25日に山形県で全国少人数教育研究会というのが開催されたという新聞記事を見ました。今の子どもたちの実態を考えると、少人数学級はぜひとも必要という、少人数学級や小規模校のメリットを生かした研究がずいぶんされているようです。それから、広島県の三次市では、人件費が1億円以上かかるけれども、学習の基礎をしっかりと身につける、このことは本当に生きる力になるということで、市費教諭を配置して20人学級の実現を目指しています。この立場に立てない小樽市の教育に対する考え方をお聞かせください。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

初めに、国保の問題ですけれども、確かに私自身も短期証とか資格証とかということは、本来的にはやめた方がいいと思うのです。しかし、これだけの滞納者がいて、そしてまた、財政に圧迫をかけていると。30数億円の赤字があり、そして毎年一般財源も入れているわけです。ですから、これがやっぱり健全に運営されることが一番大事ですから、そのために国としてもやむをえず、こういう措置をとったのだろうと思いますけれども、本来的にはやはりきちんと保険証を出すべきだとは思いますけれども、そういう実態なものですから、これはもうやむをえないのかなと思っています。それから、特別な事情の問題については、先ほどからいろいろ説明申し上げましたけれども、できるだけ話を聞いて、実態に即した対応をしているということで、ご理解を願いたいと思いますそれから、適正配置の問題でございますけれども、今回、教育委員会が説明したのは、やはり子どもの数が減ってきている 例えば児童数でいけば 昭和33年 小学校は2万9,363人いたのです これが15年度では。 、 、 。6,586人です ですから ピーク時の78パーセントも減っているのです そういう実態というものを 市民の。 、 。 、皆さんにもご理解いただきたいと それから 学級数でも33年のピークのときには 573学級あったのですけ。 、 、れども、15年度ではこれが237学級で336学級減っているのです。ですから、こういうことをきちんと市民の皆さんにご理解をいただいて、その中でどうこの適正配置を進めていくかということで、教育委員会を中心に検討していると、こういうことです。それから、少人数学級の問題、たまたま11月、日本児童文学研究センターのセミナーがありまして、京都大学の名誉教授の森毅先生が来まして、私の隣で話をしていましたけれども、少人数学級については、反対ではないけれども、かなりこれは子どもにプレッシャーをかけるという、先生がだんだん身近になってくるということは、子どもにすごいプレッシャーがかかるのだという話をしていまして、確かにそういう面で、ああ、なるほどなと、そういう考えもあるのかなというふうに思いましたので、ちょっとつけ加えさせていただきます。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

13会場の中での保護者や地域の方々の意見に耳を傾けないのかということですけれども、会場の説明会の雰囲気では、本当にやるのかという、あるいは賛成しがたいという意見もございましたけれども、半面、子どもの実際の数の減少や、それからこれでは将来非常に大変だなという、そういうご意見も出されました。また、これは来年の4月から実施計画をつくる中で、地域で学校が対象になると思いますが、そのときにまた、保護者や地域の方々の真剣なご意見があると思いますから、それをお聞きしながら実施計画については検討をしてまいりたいと、そう思っております。それから、先ほどご指摘がありました山形県の全国の大会ですが、これは北海道でいいますと、へき地複式の大会でございまして、明らかに郡部の小さな学校の全国的な集まりということで、承知をいたしております。( 議長、7番」と呼ぶ者あり)「

再々質問 7番 若見智代

再々質問をします。今、市長からもご答弁いただきましたが、端的に私が聞きたいことは、正規の保険証は、社会保障の中身として交付しなければならない立場にいるかどうかということを、聞きたいと思います。その社会保障の立場というか、特別の事情を申し出たり、弁明したり、市民一人一人にも権利として、こういうことが認められているのもこの制度のよさであって、自治体は困っている人に対して申請がなくても、こちらからどんどん働きかけていく、これがまさに社会保障の原点なのかなと思います。社会保障の中身として、交付しなければならない立場にいるのかということで、お答えをお聞かせください。それから、小学校の適正配置計画について、繰り返しになるかもしれないのですけれども、少し深めていきたいと思うのです。今、北海道では、67パーセントの小学校が1学年1学級の学校、適正配置しなくてもその自治体の条件を本当に生かしながら、教育の充実を目指しているのではないかなと思います。山形の例では、その郡部の学校の研究をされているということもあるかもしれないのですが、そういう意味で逆行していかないかという素朴な疑問もあります。その辺もいかがかということです。それから、単に財政のためだけではないといいますけれども、子どもたちの抱える、例えば集団で遊べないなどの現状を克服していくために、この適正配置計画というものを進めていくとするならば、どうなのかなと思うのです、保護者は、子どもたちがこういう現状にあるからこそ、小規模校の教育を望んで、少人数学級の教育を望んで、あるいは適正配置計画の結果、大きな学校になって、そこで行われていく教育にすご、 。い不安を持っているのではないかと そういう意見が寄せられていたのではないかなというふうに思いますそして、その意味で先ほど答弁がありましたけれども、学校を残してほしいという意見が多かった。このことは、学校の適正配置等調査特別委員会の議論の中でもじゅうぶんその辺はわかっていて、ただ、今、先ほどの教育長の答弁とは食い違うのかなと思いますけれども、その辺のところで、もう一度正確なところの見解というのを聞きたいと思います。最後に、行政に物申せぬ子どもたちの代弁者として質問させていただきますが、市長、教育委員長はじめ皆さんが知る子どもたちは、現在、教育を受けながら、そんなにゆがんだ心を持っているのかなということです。それで、決してそうではないと思うのです。子どもたちの思いを皆さんが本当にしっかり受け止めてくれなかったら、子どもたちのための教育というのはいったいどういうふうになるのかなという不安があります。だからこそ、保護者の方々は、今回、説明会場で真剣に意見を出し合っていったのではないかなと考平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録えます。この計画が現段階での子どもたちの抱える問題の解決の道になるのか、最後に聞いて終わります。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

正規の保険証を出すのが社会保障の原点ではないのかというお話ですけれども、その裏には、保険証を与えられる権利もありますけれども、保険料を払う義務もあるのではないかと、その上でこれが成り立つのではないかと、そう思っていますので、その点はご理解いただきたいと思います。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育委員長 西條文雪(教育委員長は2004年12月まで)

質問の趣旨が理解できなかったのですが、今の適正配置計画は、まだまだ基本的な段階でございまして、これから何回もそういった地域の方々、保護者の方々との話合いもしていかなければいけないし、その中で子どもたちの意見なんかも聞くこともあるかもしれません。そんなことで、先ほども申しましたように、新しい環境を提供するということで考えておりまして、子どもたちはそういった新しい環境に適合していけると思いますし、また、そういう子どもでないと、小樽の将来にとってはちょっと不安かなという気もいたしております。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

前回の学校適正配置等調査特別委員会でもお答えいたしましたけれども、各会場の意見をお伝えしたところです。その間、1月から3月までの間にあっても、地域や学校の要望があれば出向きますともお答えしておりまして、そういう要望の中で、さらにご意見をくみ上げながら、新しい計画に向かって検討を深めてまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 平成15年第4回定例会 2003年12月11日 議事録 PDF(102ページ) 間違いを知らせる