置戸町議会 令和6年第3回定例会 2024年3月17日
令和6年度教育行政方針について
2024年3月17日、置戸町議会の一般質問で、石村吉博議員が「令和6年度教育行政方針について」質問し、教育長 平野が答弁しました。
- 質問者
- 石村吉博 議員
- 答弁者
- 教育長 平野
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 石村吉博
それでは令和6年度教育行政方針について質問させていただきます。先日も令和6年度置戸町一般会計予算にて担当課の方から若干のご説明もありましたが、傍聴の皆様もいらっしゃいますので改めてのご質問になるんですが、今回の値上げでは年額、小学校が5万6,600円、中学校1、2年生では6万3,400円、中学3年生6万2,300円となり、学校給食について1食あたり20円、年間では4,000円の値上げになります。大きな金額ではないかもしれませんが、小学生、中学生に兄弟や姉妹がいる家庭では3倍や4倍にもなる家庭もあり、年間1万円以上の負担増になる家庭もあります。年間では10万円以上の負担が増えてしまう家庭もあります。これ以上の負担増は家庭にとって厳しくなるのが現状ではないのでしょうか。給食費の件に関しましては、平成30年、令和3年と、当時の佐藤議員からも町長への一般質問で二度質問があったと思います。当時の答弁のなかでも、教育委員会とも話し合いを進めていくということも当時の町長もおっしゃっていました。そちらを踏まえたうえで適切な議論は行われてきたのでしょうか。今回の学校給食費値上げについての考えを教育長にお伺いいたします。
答弁 教育長 平野
令和6年度教育行政方針での学校給食費の値上げについて、あの、その考え方を答えさせていただきます。99本町の学校給食費は、直近では令和元年度に生産・輸送コストの増加により15円の値上げを行っており、その前は平成26年に消費税が5パーセントから8パーセントになるのを機に10円の値上げを行っております。今回値上げに踏み切った理由については、先日の令和6年度予算説明のなかで課長より説明させていただいたとおり、ほとんどの食材が高騰しており、地域の皆さんの善意や給食センターの職員の努力をもっても、このままでは学校給食摂取基準の栄養量を確保していくことは難しいという判断に立ってます。また、これまでの置戸の学校給食が築いてきた伝統を現在のルールのなかで可能な限り引き継いできておりますが、地元にこだわった食材や良質な調味料の使用など、置戸ブランドを今後の状況下では維持していくことが困難になっていくというふうにも考えています。そして何より一番の理由は、物価高騰のあおりを受けて質を低下させたり、一品減らしたりすることは学校給食の本質から外れるものであると考え、最終的に学校給食センター運営委員会で協議し、値上げしなければならないとの判断に達しました。なお、学校給食法第11条第1項では給食に従事する職員の人件費や施設設備費などの経費は設置者が負担し、同第2項では給食の食材費は保護者が負担すると定められております。しかし、要保護、準要保護世帯に対し、給食費支援として本町の令和6年度予算において106万円計上しているところです。議員のご質問にありましたとおり、保護者負担が大きくなることは十分承知しておりますが、現場はこれまで以上に創意工夫を凝らし、子どもたちがワクワクするような給食の提供に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いするものであります。
質問 4番 石村吉博
はい、今ご説明あったなかでは理解しました。給食も教育という大切な食育のなかでですね、子どもたちには給食を食べる喜びを実感してほしいところなんですけども、義務教育は誰でも無償で得られることは知ってのとおりの事実だと思います。置戸町では困窮世帯への支援などもさまざま現在行っているんですが、これに対してまた給食費を値上げするということは多少矛盾を感じるところではあります。これができるのであれば、その値上げではなく、また一定の補助などもできるかと思いますが、その辺りの考え方は今なかったのでしょうか、よろしくお願いします。
答弁 教育長 平野
議員のおっしゃるとおり低所得世帯、それから多子世帯については、あの無償等の負担軽減策は家庭においてもとても助かるかなというふうに思ってます。その分を教材ですとか、文房具ですとか、あるいはジャージ、運動靴などが学校で使用するもの等の購入はできて、家庭用ではあの助かるというふうには判断しますが、その一方でやっぱり私が危惧しているところもあります。根本的には物価上昇分のまずは家庭での収入が確保されなければ根本的な解決にはならないというふうに判断してますし、またあの町の毎年厳しい財政状況を見ると、この支援策をすることでほかの予算が削られることになるかなというふうにも考えているところです。今でも教育環境の整備に関する改善ですとか、設備について、どうしても削らざる得ないというような状況もあって、この支援策をすることでそういった部分削られたり、ほかの公共サービスが削られることにもなるんではないかなということを一つ危惧しています。100また、あの私が教頭になったころから給食費の滞納者が出てきて、どんどん増えてきている状況にあります。その家庭とはこう連絡を取らせていただいていましたが、確かに給食費を捻出することはとても難しいという家庭もあって、その家庭には就学援助等があるのでということで、そのあの説明をさせていただきました。ただ、そのなかで一番私が違うっていうふうに思ったのは、小学校、中学校は義務教育なんだから給食費はもう払う必要ないというように主張してきて、何度も何度もあの給食費の納入をお願いしたんですが、結局払ってもらえないというような状況もありました。私はその考え方は非常な大きな間違いだというふうに思っています。先ほど話した給食法のなかにもありますように、この給食は自治体と家庭が一緒に子どもを育てていきましょうという狙いで給食は提供されてるというふうに感じています。今もあの全国でいうと数パーセントが給食が提供されてません。また、高校では給食が提供されず、弁当持ちというのはほとんどだと思いますが、それは子どもたちの食を提供するのは親の責任、親の役割だという、そういう考え方のもとで、そういう考え方があって、そういう状況になっているというふうに思います。あの無償化するということ、全家庭、全子どもたちに無償化するという状況になると、その部分のあの親の責任であったり考え方であったりというのが、なんか私自身は希薄になっていくかなというような危惧を持っています。ただ、国でも無償化の動きが出ていることから、やはりあの給食に対する支援策についてはいろんな方法はありますが、考えていかなければならないという状況だなというふうに思ってます。給食費を捻出できない家庭についてはしっかりとした支援策が必要だというふうに考えてますが、全家庭の、全子どもたちへの無償化については、私自身はあの疑問を感じているところです。
質問 4番 石村吉博
はい、無償化に対してはちょっとあえて教育長には深く突っ込めないんですか、教育長に言ったところでというところなんですけども、将来的にはぜひ僕はそっちの方向に進んで、町にはそっちの方向に進んでいってほしいなという考えではありました。またですね、教育長の今の考えを聞いたなかでなんですけども、子どもたちともっと学校に行って給食を何度か食べてほしいなという思いもあります。現在でも年に何回かは学校に行って試食する機会はあったというふうにちょっと聞いたんですけども、子どもたちと机を並べて食べたりもぜひしてほしいと思いました。学校の子どもたちは給食が大好きで、完食率もすごい高いというふうに聞いておりますし、僕の家庭ではあのあまり家では食べなくても給食はお代わりしますし、学校からこうレシピをもらって作ったらすごい食べてくれたりとか、本当に給食が大好きな子どもたちが多いので、そういったことも定期的に行っていただければなと思います。先ほどの教育長からの話もありました無償化ですが、全道的にも22パーセント進んでまして、全国的にも30パーセントと進んでいるなかです。平成30年9月の、当時の佐藤議員の質問から6年が経て、時代は変わって全国的にもどんどんそのような動きが進んでいるなか、6年も経ってなかなか置戸町は腰が重いなというふうに私は感じています。今ここで教育長に言えることではないので次の質問の機会に町長に向けてぜひそのことを質問していきたいと思います。僕からの質問は以上です。101
答弁 教育長 平野
私も何校か学校を異動していますが、やっぱり置戸の給食は本当においしくて、あの一つ一つのおかずがきちっとあの調理師さんたちが心を込めて作っているという、そんなあったかさも感じて、本当に置戸の給食は子どもたちにとってあの健康面で素晴らしい力を発揮してくれてるなということを現場に行ったときにとても強く感じていて、このやっぱりさっきも言いましたが、この伝統だけは崩したくないなというふうに思ってます。議員もおっしゃられましたが、無償化含めて支援策については考えていかなければならない時期にきているというふうにも私も判断してますので、町長部局から意見を求められたときにはしっかりと教育委員会としての意見を申し上げて、そしてこの件について協議を進めていけたらというふうに思ってますので、どうぞよろしくお願いいたします。