ニセコ町議会 令和8年第4回定例会 2026年6月17日
包括連携協定を結ぶことについて
2026年6月17日、ニセコ町議会の一般質問で、高井裕子議員が「包括連携協定を結ぶことについて」質問し、町長 田中健人、副町長 山本契太、企画環境課参事 川埜満寿夫、企画環境課参事 阿南孝宏、企画環境課長 桜井幸則、教育長 加藤紀孝が答弁しました。
- 質問者
- 高井裕子 議員
- 答弁者
- 町長 田中健人、副町長 山本契太、企画環境課参事 川埜満寿夫、企画環境課参事 阿南孝宏、企画環境課長 桜井幸則、教育長 加藤紀孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 高井裕子
はい、通告に従いまして、2 問質問させていただきます。441 つ目、包括連携協定を結ぶことについて。先日、ニセコ町と中央バスとが包括連携協定を結んだと新聞報道で拝見しました。協定に基づき、①持続可能なまちづくり、②観光振興を通じた活性化、③交通やインフラ整備、④スキーなどの町民スポーツ活動など、両者が連携をすることになっておりますが、具体的に協定を結ぶことにより、どういった影響や効果を期待していますか。
答弁 町長 田中健人
ただいまの高井議員の御質問にお答えいたします。まず、ニセコ町と北海道中央バス株式会社は、議員の御発言のとおり、本年 6 月 2 日に包括連携協定を締結した次第です。中央バスは昭和 47 年にニセコアンヌプリ国際スキー場を開設して以来、本町の観光や交通の中核を担ってきた企業です。また、グループ会社のニセコバスが町内に本社を置き、本町と極めて深い関係にあります。今回の協定はこうした既存の関係をさらに強化をし、両者の支援や取組を活用して、持続可能なまちづくりと地域振興に寄与することを目的としております。また、協定に基づき期待される効果につきましては、次のとおり想定しているところであります。1 つ目に、観光振興を通じた町内の活性化について。中央バスが保有する観光関連事業のノウハウや経営資源を生かした連携により、観光産業の振興等、町内経済のますますの活性化を期待しております。2 つ目に、交通やインフラ整備についてでございますが、中央バスの交通事業における知見や技術を生かした連携において、将来の交通ネットワークの充実が期待できると見込んでおります。また、スキーなど町民のスポーツ活動については、ニセコアンヌプリ国際スキー場が町民にとって重要なスポーツレクリエーション施設であり、本協定により町民向けの利用促進施策やスポーツイベントなどを通して、町民のますますの健康増進と地域コミュニティーの活性化を期待しております。これらの連携により、観光振興に伴う新たな雇用機会の創出であるとか、観光客増加による関連産業や地域への経済効果、また、交通利便性の向上による町民の生活の質の向上など、持続可能なまちづくりが推進されるものと期待しているものであります。以上のとおり、本協定は観光連携にとどまらず、交通やスポーツ、地域経済などまちづくり全般にわたる広い枠組みの連携により、地域振興を推進していくものと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
議員の再質問 5番 高井裕子
再質問させていただきます。今回の報道を受けて、かなりポジティブに感じている方も非常に多いのではないかなと思っております。やはりニセコ町はスノーリゾートでもありますし、ウインタースポーツにお楽しみにしている方がお子様だけではなく、大人にまたがり、多岐にわたり期待されているのではないかなと感じております。ただ、ニセコ町内には中央バスさん以外にもスキー場を経営されている事業者さんがいらっしゃると思いますが、今回やはり中央バスさんと連携をされたということなんですが、他社との連携の御検討はあるのでしょうか。45
答弁 副町長 山本契太
結論から申し上げますと、現状で他社との連携という想定といいますか、予定はございません。ただ、これについてはほかとは連携しないんだなどというその後ろ向きなつもりは一切ございません。機会があれば、ぜひまたそのような機会を設けて連携していくということについては、全くやぶさかではないかなと考えております。
議員の再質問 5番 高井裕子
今回包括連携協定を結んだことによって、実は包括連携協定とは過去にもたくさんいろんな企業さんですとか学校などと結ばれてるかと思うんですけれども、握手をしている新聞記事とかを見て、きっとこれから何かアクションが起きるんだろうなということは想像できてすごく明るいお話なんですけれども、過去に今までその連携協定を結んで、結論どういうことが起きたのかという事例がもしいくつかありましたら教えていただけると幸いです。
答弁 副町長 山本契太
連携協定をたくさん結んでいるので、五月雨式になるかもしれませんが各担当のほうからお話させていただきたいと思います。
答弁 企画環境課参事 川埜満寿夫
まずもって先ほどの答弁、大変失礼いたしました。連携協定について、私が携わったものをお伝えさせていただければと思います。まず、地域の人材不足・担い手不足対策ということで、倶知安町と連携をしましてスポットワークサービス、隙間バイトと呼ばれてる業態ですが、タイミーさんと 3 者で包括連携協定を結び、地域住民向けの説明会、あと具体的に観光事業者の人手不足対策ということでハウスキーピング、清掃に係る講習会などを連携してやっております。連携協定の効果としてですね、タイミー、スポットワークサービスを活用する町内の事業者数が 3 倍になったり、町民の登録者数もすごく増えているというようなことは結果として聞いているところです。あともう 1 点、これは倶知安町と蘭越町とでニセコ観光圏の取組ということで結んだものですが、日産自動車とその販売店さんとで電気自動車EVの活用について包括連携協定を結んでおりまして、こちらは次世代に向けてEVの普及促進というところもありますが、電気自動車については災害時に電力供給ができるということで、防災面でも包括連携協定の項目に入れさせていただいております。仮にこのエリアで停電が起きたとしても、日産自動車系列の販売店からEVが来て、地域の住民向けに電力供給が可能になると、そういった46枠組みもその協定の中でうたっているものでございます。
答弁 企画環境課参事 阿南孝宏(企画環境課参事は2025年9月まで)
私からも 1 件、追加で入れさせていただきます。昨年 2025 年 4 月 30 日、MSY社という「Ghost of Yōtei プレイステーションV」のゲームソフトの商品開発のライツを持っている企業と包括連携協定を結んでおります。協定の内容としては、ニセコ町の資源を活用して、ゲームコミュニティやゲームそのもののITを活用しながら、地域の活性化につながるような取組を行うというざっくりと言うとそういう内容です。高井議員も御存じかもしれないんですけれども、具体的には町内の事業者さんとコラボ商品を開発して、これからまだ発売を控えているんですけれども、この中で、それから地域、それから場合によってはMSYさんのチャネルも使って日本全国で発売していき、この地域にお金が落ちていくような仕組みをつくっていくというところで、今協議をしているところです。
答弁 企画環境課長 桜井幸則
企画が所管ということではないんですけれども、水資源に関する自治体間の包括連携については、全国水資源保全協議会の中で自治体間の災害とかあった場合には、それぞれの自治体で積極的に支援をするといったような包括連携もあるほか、あるいは今私が思いつくところとしては、金融機関、北海道銀行さん、あるいは北洋銀行さんとも包括連携を結んでおりまして、これらについてもいろいろな金融に関する相談、あるいは地域経済の相談などもできるような体制が整えられてるというようなところでの包括連携というのはあるかと思います。多分数にすると、町全体としては 10 ではなく20、30 という数字があるかと思いますが、それぞれの個別の包括連携につきましてはお時間をいただけたら整理できるかなと。この場ではこのような回答になってしまいます。すみません。
答弁 教育長 加藤紀孝
では教育分野について、私から。教育分野も例外ではございませんで、ニセコ町教育委員会として様々なところと連携をしております。その代表的なものを一つ挙げさせていただきますと、マレーシアのYTLグループですね、こちらの企業とニセコ高校において連携協定を結んでおります。これ、かなり経つと思います。それに基づいて、4 年生に進級した高校生の現地の受入れ、観光人材を中心とした人材育成の研修を受入れていただいたり、また生徒の見学旅行先のテーマにしていただいたり、現地で様々な体験や研修の機会を多々提供いただいております。古くからの連携協定が実際に生かされている事例として、こういったものがあります。このほかにも研究機関や大学など、多々結んでいる事例はございますけれども、代表的なものは以上のとおりです。