ニセコ町議会 令和6年第6回定例会 2024年9月13日
信号機のない横断歩道の安全確保について
2024年9月13日、ニセコ町議会の一般質問で、小松弘幸議員が「信号機のない横断歩道の安全確保について」質問し、町長 片山健也、町民生活課長 富永匡が答弁しました。
- 質問者
- 小松弘幸 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、町民生活課長 富永匡
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 小松弘幸
おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは、通告に従いまして一般質問させていただきます。今回は、信号機のない横断歩道の安全確保について御質問させていただきます。町内には信号機のない横断歩道が全部で 10 か所あり、岩内洞爺線に 2 か所、ニセコ停車場線に 5か所、町道が 3 か所となっております。自動車と歩行者との交通死亡事故の約 7 割が道路横断中の事故です。信号機のない横断歩道での死亡事故は、自動車が横断歩道手前での速度が不十分な場合が多いと言われており、信号機のない横断歩道では、歩行者や自転車がいないことが明らかでない限りは、横断歩道の直前で停止できる速度で進行し、歩行者がいるときは一時停止して道を譲ることが法律で決められたルールです。しかしながら、町内でも横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても、車やバイクは速度を落とすことなくビュンビュンと走り抜けていく姿が多く見受けられます。歩行者が渡ろうとしているのに車両がどれだけ停止しているのか、ニセコ町としてその実態をどれだけ把握しているのか、また、信4号機のない横断歩道の安全確保に向けてどのような対策を講じているのか伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。それでは、ただいまの小松議員の御質問にお答えいたします。「道路交通法第 38 条で、車両等は横断歩道または自動車横断帯に接近する場合には、横断しようとする歩行者等がないことが明らかな場合を除き、停止することができるような速度で進行しなければならない。横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない」と規定されています。ニセコ町での信号機のない横断歩道での車両の一時停止状況は正確には把握しておりませんが、一時停止をする車両はあまり多くはない状況ではないかと推察をしております。ニセコ町内での過去 10 年間の歩行者と自動車の交通事故で、横断歩道での交通事故は発生していない状況となっておりますが、通行帯での事故は 8件、また自転車との事故では交差点で 2 件、歩道近くで 1 点となってございます。全国での自動車と歩行者との交通死亡事故の約 7 割が道路横断中の事故であり、信号機のない横断歩道での死亡事故は、議員御指摘のとおり自動車の横断歩道手前での減速が不十分なものが多い状況となっております。また、その一方で歩行者の横断中の死亡事故の約 7 割は横断歩道以外で発生しており、2 車線の幅広い道路での無理な横断など、歩行者による法令違反も見られるところでございます。こうした事故を予防するため、ドライバーに対して減速義務や歩行者優先義務を再認識していただくとともに、歩行者に対しても横断歩道の利用等の交通ルールの遵守を促す必要があると思っております。本町の状況では交通安全運動期間や交通安全の日に、信号のない横断歩道での交通指導員の皆様による朝の街頭指導や帰宅時間帯にパトライト作戦での注意喚起を行い、町民センター前には横断歩道の利用を促す看板の設置をして、歩行者と運転者と双方の遵法意識の高揚を図っているところでございます。また、歩行者は手を挙げるなどの合図をして横断する意思を伝え、ドライバーは横断歩道手前で停止して「お先にどうぞ」との手で合図をするなどなどお互いの意思疎通を図るために、北海道警察が現在全道で推進している「ハンドサインでストップ運動」の広報啓発活動を町としても推進してまいりたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願いいたします。
議員の質問 6番 小松弘幸
日本自動車連盟JAFが令和 5 年 8 月から 9 月にかけて、各都道府県 2 か所ずつ信号機が設置されていない横断歩道で実施した調査によると、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車は 7,087 台のうち 3,193 台で 45.1%となっています。停まる割合は年々上昇しているとはいえ、半数以上の車がノンストップなのが実態です。一位は長野県で一時停止率が 84.4%、調査開始の 2016 年から 8 年連続で全国 1 位となっています。北海道は 29.0%という驚くべき低さで、全国 42 位でした。またJAFは、歩行者がいるにもかかわらず、なぜ一時停止しない、あるいはできないかの理由のアンケートを実施したところ、後続から車が来ていないので自車が通り過ぎれば渡れると思うから、5横断歩道に歩行者がいても渡るかどうか分からない、一時停止した際に後続車から追突されそうになるから、最も高い割合なのが自車が停止しても対向車が停止せず危ないからという理由になっております。これらの結果からも、多くのドライバーが歩行者優先のルールや横断歩道直前での一時停止、あるいは徐行の義務の認識が曖昧になっているようです。信号機のない横断歩道の手前には、ダイヤ型のマークの「横断歩道あり」「注意」という路面標示や道路標識が設置されており、町内で交通量の多い道路では白線が摩耗していて薄くて見えない。ダイヤマークや停止線、そして横断歩道もあちこちありました。このたび 8 月下旬から補修作業が進められていますが、交通事故を防止するためにも 8、9 割が消えてしまって見えなくなってからの工事ではなく、早期補修や要請を行うべきと考えますが、これについて伺います。
答弁 町民生活課長 富永匡
小松議員の再質問にお答えをいたします。白線の補修につきましては、町道であっても町のほうで補修をすることができませんので、ここにつきましては早急に警察のほうに要請をして、薄いところですか、消えかけてるところ、また、白線だけじゃなく看板・道路標識もちょっと薄かったり曲がっているものもあるので、それについてもピックアップをいたしまして早急に要請をしたいと思っております。以上です。
議員の質問 6番 小松弘幸
渡らずに時間がかかってしまう高齢者や幼い子どもたちが、少しでも安心して横断歩道を渡れるような方策を考えなければなりません。そこで最近横断歩道を目立たせるために、白線の間を緑や赤で舗装することが全国各地で行われております。道路が浮き出て見えるトリックアート、いわゆるだまし絵を横断歩道に活用し、目の錯覚を利用して車のスピードを抑えようというもので、これは海外でも採用されており、横断歩道を目指させるためのアプローチと言えるでしょう。立体物と見せかける対策は、見慣れてしまうと効果は減少すると考えられますが、見慣れてしまってもその場所はほかよりも減速が必要な場所であるというメッセージをドライバーに伝えることができます。ダイヤマークの白線を黄色にして目立つように注意喚起を促すとか、ニセコ町でもこれらを採用すべきと考えますが、これについて伺います。
答弁 町民生活課長 富永匡
それでは小松議員の再々質問にお答えをしたいと思います。横断歩道ですとか自転車横断帯、ダイヤマークですね、それの色につきましては法律のほうで白と定められております。白以外の部分につきましては法定外標識ということで、道路管理者が様々な色を塗るということができることになっております。今後、道路管理者や警察等へ、横断歩道やダイヤマークに対して十分に効果が発揮できるかどうか、場所ですとかどのような色にするかとか含めまして、十分に協議をして進めてまいりたいと思います。以上です。