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ニセコ町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月13日

開発事業増加に伴う用水の利用について

2024年3月13日、ニセコ町議会の一般質問で、髙瀨浩樹議員が「開発事業増加に伴う用水の利用について」質問し、町長 片山健也、町民生活課長 富永匡、国営農地再編推進室長 石山智が答弁しました。

質問者
髙瀨浩樹 議員
答弁者
町長 片山健也、町民生活課長 富永匡、国営農地再編推進室長 石山智

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 髙瀨浩樹

通告に従いまして一般質問させていただきます。開発事業増加に伴う用水の利用について。近年、ニセコ町の土地取引状況は増加傾向にあり、それに伴いコンドミニアム、別荘など開発が進められており、その都度住民説明会が開かれております。その中で農業者に一番大きく関わるのが農業用水の問題や環境の問題であります。現状では農協に水利組合の事務局があり、事業者からの説明を受けるのが慣例となっております。その中でお伺いさせていただきます。それまで使われていた農業用として使われていた水が、土地の売却のため使えなくなるという通告を受けたこともあります。このようなことはこれからもあり得ると思いますが、町としてどのような対応を考えられるか。また、排水は合併浄化槽を通して流れているが、その水は農業者も活用し農作業を行う上で必要不可欠であり、最終的には農業者の生活と大きくつながっているため、町としても浄化槽のスペックを上げてもらうという指導はできないか。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

それでは、ただいまの髙瀨議員のご質問にお答えいたします。46一つ目のご質問ですが、ニセコ町も10年ほど前は年に4、5件だった開発相談が近年では20件近くと増加傾向にございます。現在のところ、開発地に用水路がある場合については、基本的には受益者である水利組合などに同意を得るよう開発事業者に強くお願いをしており、基盤整備事業実施の際には水路などの課題について相談を受けながら進めているところでございます。二つ目のご質問ですが、浄化槽のスペックにつきましては、現在、浄化槽法により単独浄化槽の設置は認められておりません。したがって、合併浄化槽の設置が義務づけられてはおりますが、現在作成中の建築ガイドラインにおきまして浄化槽放流水を自分の敷地外に放流する場合は、高度処理やろ過施設などの2次処理を検討するようお願いをし、今後ともこういったことを強力にお願いをして進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

議員の質問 1番 髙瀨浩樹

ここ最近では近隣のスキー場価格上昇に伴って非常に土地の価格が高騰ということで、私たちの地域、生活圏、農業があって畑があって森があって、そして普通の住民の方も暮らされています。そういったところにこのように普段目にすることのないようなコンドミニアムが目の前に何軒も何軒も建ち、こういう開発が多分ここ数年でかなり増えてくるのかなというイメージを私は持っています。そういう中でやはり私たち農業者にとっては、先駆者が当時、私たちの地域というのは沢がたくさんあって、その沢の上をいかに上のほうで水を取水させ、その上を流すという感じで、当時は農業者が協力し合って必ず家には田んぼがありました。皆さん田んぼを作っていて、その水を利用してハウスの水であったり畑にやる防除の水、全部それを使っています。ぜひ町としてもどのぐらい場所があるのかとか、そういう精査をする時期が来たのではないかと私は思います。確かに私の地域の上にも農家戸数というのは18軒ぐらいあったと思います。それが今はもう3軒とか4軒という時代になっています。それらもいずれその方が離れて売られる土地であって、そこから私たちの用水の水というのが来ています。やはり町としてもその辺をぜひ確認して、そういう事業者であったり、先ほども出ていましたけれどもアジアの富裕層、昨日も説明会があったんですけれども、そういったところにはお金は潤沢にあると思います。開発業者はなぜ畑の真ん中にそういうものを建てたり、これから風景は変わるかもしれませんけれども、そういう部分を狙ってきているのは周りの畑であったり、そういうところに守られているということで私は来ていると思います。そういったところで町としてもぜひ言っていただきたいということをお願いしたいと思います。その辺を聞きたいです。あともう一つ、私もその一人なんですけれども、ちょっと浄化槽のことをあんまり知らなかったのですけれども、平成13年ですか、たしか努力義務かな、単独浄化槽から合併浄化槽に切り替えてほしいというように変わってきて、そしてその後令和2年には単独浄化槽から合併浄化槽に切り替えるときに廃棄処分代9万円とか、配管関係で30万円といった補助もたぶん町ではもちろん分かっていて、私はちょっと知らなかったのですけれども、そういう部分で町としても、47それを町民が意外に知っているのかも分からない、私もちょっと調べて分かったことですけども。町としても単独から合併浄化槽に切り替えることに対して補助事業があるとか、私が調べたら自分で単独から合併浄化槽に切り替えるということは100万円ぐらいかかるみたいですので、やはりそういうところも必要ではないかと。そして先ほど町長が言われたように高度処理、大きなコンドミニアムとか別荘、もう非常に大きな建物がどんどん建ってきます。高度処理になると排水の部分でかなり水が流れるということで、そうすれば農業者も一緒に景観を守って農業が続けられるんじゃないかと私は思っています。その辺について伺います。

答弁 町民生活課長 富永匡

髙瀨議員の再質問にお答えいたします。単独槽から合併処理浄化槽に切替え時に補助を出しているということで、うちのほうも継続してやっていたんですけれども、予算のときの説明でもあったように、本年度、令和5年度については合併浄化槽の新設と汲み取り、単独槽からの切替えについて補助金を出しておりました。ただし、来年度、令和6年度につきましては合併浄化槽の新設をやめて、し尿、要するに汲み取りと単独槽から合併浄化槽への切替えについて補助金額をあげるということで考えております。そういうことで予算のほうを上程させていただいて、まだ予算は通っていませんがホームページ等で周知をしておりまして、もう何件かそういうご相談が来ているような状態になっております。今後、一層その部分についてはPRをしていきたいと思っていますけれども、今回広報ですとかホームページのほうには出ているということでご承知を願いたいと思います。以上です。

答弁 国営農地再編推進室長 石山智

髙瀨議員のご質問にお答えさせていただきたいと思います。現状の用水路について、現在、農業関係者以外が所有する私有地に設置されているということがかなり多く見受けられていると思います。それによって問題が起きているということもありまして、町としては今、農業用水路の用地確定の測量を行う場合の補助というのも行っております。これに関しましては、当然町が単独でできるというものではなくて、農業者と土地所有者の方、この二者の合意があって、実際に農業者が行う測量に対しての補助ということになっております。あと土地に関しましては、現状どの程度、水路が農業者以外のところを通っているかというのは全体を把握しているわけじゃないんですけれども、そちらに関しましても農業者の方からご相談があった際には所有者のほうを調べたりとかそういう作業も行っておりますので、農業者の方と協力しながら、その辺を調べていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

議員の質問 1番 髙瀨浩樹

今現実的には、富永課長のほうからもそういう補助金、来年に向けてはそういうことをされる。また、石山室長のほうからも農業者と親身に対応していただくという48ことを聞いて、これは本当に農業が一番今困っている、本当に田んぼを作っているところが今そういう状況に陥っています。私たちは水道水では何とか防除の水、私も5,000リットルぐらいのタンクを持っていて、そこに水道水をためて、いざとなったらそれを使うということを考えてやっています。やはり田んぼに関してはなかなか水道では田んぼの水はたまりません、どう頑張っても。ぜひその辺は町としても大きく捉えてやっていただけないかと思います。最後に伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

個別案件で用水それぞれご相談いただいている件がありますので、そこはできるだけ農業者の皆さんが不便のないように、町としても農協さんとも連携を取りながら一緒になって進めていきたいというふうに思います。それと、建築ガイドラインを今整備しておりまして、開発案件についてはできるだけ通常の排水は20ppmの汚れですけれども、高度になると10ppmという相当きれいな排水になりますので、それらはできるだけそういうふうにお願いしたいと思います。それから、地域全体では、先ほど富永課長から説明しましたとおり、浄化槽補助も多分20年以上やっていると思います。毎回、地区の駐在員回覧には必ず入れて希望者を取ってやらせていただいているんですが、新築が義務化されていることなどから、単独から合併への切替えについては少し手厚くして補助金を今回議会提案させていただいています。汲み取りも合併浄化槽にする場合については補助対象になるということで進めています。できるだけ流し水みたいなものは用水に入ったりすると相当環境悪化になりますので、これはもう住民の皆さんにできるだけ使っていただいて、合併処理浄化槽に誘導するように努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月13日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる