ニセコ町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月13日
ニセコ町内のスキーリフト券を町民限定割引販売実施について
2024年3月13日、ニセコ町議会の一般質問で、小松弘幸議員が「ニセコ町内のスキーリフト券を町民限定割引販売実施について」質問し、町長 片山健也、教育長 片岡辰三、学校教育課長 淵野伸隆、副町長 山本契太が答弁しました。
- 質問者
- 小松弘幸 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、教育長 片岡辰三、学校教育課長 淵野伸隆、副町長 山本契太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 小松弘幸
通告に従いまして一般質問させていただきます。ニセコ町内のスキーリフト券を町民限定割引販売実施についてご質問させていただきます。ニセコ地域のスキー場は新型コロナウイルス感染拡大後、外国人客の激減で大きな打撃を受けました。政府が2022年10月、社会経済の正常化に向けて入国制限を大幅に緩和したことで、今年の冬はコロナ禍前の客足が戻ってきたように思われます。各スキー場では大いに賑わいが続いており、時間帯によってはゴンドラやリフト待ちの列ができる状況です。2023年から2024年、冬のリフト料金はニセコ地域を含めて後志管内の多くのスキー場で値上げとなっております。価格改定の理由として共通するのは、リフト・照明の稼働に必要な光熱費や人件費の上昇が挙げられます。町民はこのリフト料金の値上げにより、スキーを滑りになかなか行けないという声も多く聞きます。町民も観光客も同額なので、町民限定でリフト料金割引販売できるよう、スキー場と町行政との話合いを設け、町民還元に向けて検討できないか伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
それでは、ただいまの小松議員のご質問にお答えいたします。まず、スキー場がコロナ禍で大変なとき、議会議員の皆さんのご支援を得て、各スキー場にゴンドラあるいはリフト台のそれぞれの基数に応じて補助金を出していただきました。議員皆さんのご賛同に心から厚く感謝を申し上げたいというふうに思います。18ただいまのご質問のニセコのスキー場につきましては、現在、上質なパウダーということで世界から多くの観光客の皆さんが来られるという状況であります。このような環境があるということは本町にとって大きな資源であるというふうに考えているところであります。議員ご提案の町民限定のリフト料金の割引につきましては、昨シーズンまでモイワスキー場で設定がございましたが、今シーズンは対象範囲を拡大し、北海道民限定の割引料金としてモイワスキー場においては設定されております。ちなみに1日券8,800円が40%オフの5,200円で販売いただいている状況であります。スキー場の利用者数はコロナ禍から大幅に回復しているものの、電気代の高騰などにより、スキー場自体はいまだに厳しい経営状況が続いているというふうに承知をしているところであります。しかし、町の大きな観光資源であるスキー場へ地元にいる町民の皆さんが気軽に行けるという環境が大変いいと思っておりますので、これまでもいろいろ交渉はしたんですが、町民限定割引につきましては各スキー場に引き続きの要望しご理解いただいて、そういうことができるように努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
小松議員のご質問にお答えいたします。教育委員会といたしましては、こどものスキーリフト券と安全のため同伴する小学校低学年児童の保護者のスキーリフト券について支援を行っており、今シーズンにつきましては対象範囲を4歳以上の幼児に拡大したところでございます。現在、これらのリフト1日券配付やシーズン券購入助成にあたっては、スキー場各社に格別のご協力をいただき、定価から大幅に割引した価格に対して町で助成等をしているところでございます。その流れでスキー場各社も独自の割引制度として、同伴する保護者向け割引制度も設定いただいているところでございます。教育委員会といたしましては、生涯スポーツ振興の観点から町と連携し、各スキー場と話合いの機会を持ち、町民限定割引等について検討していただきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
議員の質問 6番 小松弘幸
ニセコ町では小中高校生を対象に1日券2枚を123名分、シーズン券40名分の購入助成を行っており、ニセコユナイテッドでは今シーズン、4歳以上のこどもについてもリフト料金がかかる予定でしたが、先ほど教育長が言われましたように最終的に小学生以下は無料となりました。これにより、親御さんやこどもたちにとってもスキーを楽しむ機会が増えて喜んでいることとは思います。既に倶知安町内の各スキー場では地域密着したリゾートづくりの一環で、全年齢を対象に町民限定のくっちゃんローカル割として割引販売を実施しております。世界に誇るスノーリゾートを思いきり思う存分楽しんでほしいと町民に利用を呼びかけているようですが、ニセコ町としてはこれをどのように捉まえているのか伺います。
答弁 学校教育課長 淵野伸隆(学校教育課長は2025年3月まで)
ただいまの小松議員の再質問にお答えさせていただきます。ご紹介いただいたとおり、倶知安町において事業者独自で地域密着のリゾートづくりということで倶知安町民限定の割引制度があるということは私どものほうも承知しているところでございます。ニセコ町のスキー場ですけれども、ニセコ町のスキー場については先ほど教育長からも答弁させていただいたとおり、まずこどものリフト券について町教委が行っている事業について、大きく割引した価格でリフト券を提供いただいております。それから、こどもに同伴する保護者についても事業者独自の割引制度を設定いただいておりまして、具体的には学校経由で配付する優待券を保護者が持参することで、こどもと同伴する場合、保護者のリフト券の料金が40%から60%程度値引きした価格で提供いただいております。このことは、こどもが安心してスキーに行くことができるということで、とてもありがたい取組だというふうに考えておりますし、スキーに親しみ、スキーをするスキー人口の裾野拡大ということに大きくつながっているものと考えてございます。現在のところ、先ほどご紹介させていただいたモイワスキー場の道民割以外、特に保護者以外の割引というのは設定がない状況なんですけれども、本町でも同様のものがあれば、生涯スポーツの振興という観点でより町民の皆さんがスキー場に行きやすい環境につながると考えております。しかし、経営状況等についてはスキー場ごとに異なると思われますので、その辺りも含め、丁寧にスキー場の皆様と話合いを進めていきたいと考えております。以上でございます。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ニセコユナイテッドということでニセコ山系のスキー場は連携していますので、片一方の東急さん、ハーモニーさんがやられていて、ニセコ町がやっていないというのはやっぱりいびつな状況と思っていますので、引き続き要請活動を行い、ニセコエリア全体で統一したことをやっていただけるよう引き続きお願いしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 6番 小松弘幸
皆様方から前向きなお答えをいただいているんですが、国内のスキー人口は減少しているよう。しかし、スキーは自然を満喫し、気分転換やリフレッシュ、そして風を受けて滑走する爽快感とスピード感を味わえる冬季の最適なスポーツであります。ニセコは冬型観光地として現在まで発展した経緯を鑑み、ニセコ地域には目の前に5か所のスキー場があります。こんなに恵まれている地域はなかなかありません。町民が冬のスポーツとしてスキーを楽しむ環境づくりを進めるため、さらなるスキーの普及とニセコ町で暮らす幸せを感じるためにも、ぜひ町民還元できるよう、町としてもぜひバックアップするべきと考えます。これについてお聞きします。
答弁 副町長 山本契太
私のほうから一つ、町としてスキーの振興ということが大切というのは、皆さん共通するところだと思います。リフト代の支援ということからちょっと離れるか20もしれませんけれども、環境整備ということでお話しいただいたものですから、私の方からそちらの部分も少しお話しできたらと思います。例えばスキー場へ行くということの交通手段の確保ということで、今、周遊バスというのを地域限定で走らせていますけれども、こういうものについてもこれまでは補助金で対応してきたというところもありますが、今後は新たな持続的な財源も確保する中で継続運行をしていければ、やはりそういう意味ではスキー環境の持続につながっていくのではないかというふうにも一つ考えます。それから、これもまた皆さんご承知のとおりですが、ニセコはパウダーを楽しむということが世界的に認められているところで、ここに対して地元のローカルルールといたしまして「ニセコルール」というのが確立されていて、これは地元にとっては大変宝物のルールだと思っています。こういう運用を継続していけるような、そういう支援もバックアップ体制として行っていきたいというふうに考えます。いずれにしろ、そのようなことの環境整備も含めて、今後もスキー場の皆さんとも検討は続けさせていただくと。繰り返しになりますが、そういう形でやらせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。