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ニセコ町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月21日

防犯ブザーの無償配布について

2023年12月21日、ニセコ町議会の一般質問で、小松弘幸議員が「防犯ブザーの無償配布について」質問し、教育長 片岡辰三、学校教育課長 淵野伸隆が答弁しました。

質問者
小松弘幸 議員
答弁者
教育長 片岡辰三、学校教育課長 淵野伸隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 小松弘幸

それでは、通告に従いまして一般質問させていただきます。今回は、防犯ブザーの無償配布についてご質問いたします。幼い子どもが被害に遭う痛ましい事件が、田舎や都会に関係なく、全国で相次いで発生しています。登下校時や外出したときに子どもたちが不審者から声をかけられたり、自動車に無理やり乗せられそうになったりするなど、子どもたちが犯罪に巻き込まれたり、巻き込まれそうになった事例も後を絶ちません。おかげさまで今のところニセコ町では重大な事件は発生しておりません。ただ、いつどこで、何が起こるか分かりません。児童の安全が守られ、安心して学校に通えることができる環境整備が重要であります。児童生徒の安全確保対策の一環として、特に犯罪に対する抵抗力の弱い低学年、小学1年生から小学3年生の児童を対象に、また翌年からは新入生へ、順次、防犯ブザーを無償で配布すべきと考えますが、これについて伺います。20

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

ただいまの小松議員のご質問にお答えいたします。本町では、児童が犯罪に巻き込まれるような重大な事件はこれまで発生しておりませんが、全国的には痛ましいニュースが続いており、常日頃から児童生徒が安全・安心して学校に帰るよう、危機管理体制を整備しておくことは大変重要であるというふうに考えております。各学校では、防犯教育の推進に取り組んでいるほか、教育委員会では、緊急時に子どもが助けを求めることができる子ども110番の家、お店の依頼、PTAと連携した見守り活動などを実施しているところでございます。議員ご提案の防犯ブザーについてでございますが、本町では、日本マクドナルド社から寄贈された防犯笛を毎年小学校一年生に配付しているところであり、これを活用している児童がいるほか、それぞれの家庭で防犯ブザーを購入し、持参している児童もいる状況でございます。今後、児童の安全確保をより高める観点から、防犯ブザーの機能や配付する場合の対象範囲などについて、教育委員会において具体的に検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

議員の質問 6番 小松弘幸

子どもの防犯対策において防犯ブザーは有効です。防犯ブザーには主に二つの効果があるとされていますが、一つには防犯、抑止効果、この子は防犯ブザーを持っている、使われるとまずいという心理作用が犯罪者への威嚇につながります。もう一つは、緊急事態であることを周囲に知らせる効果です。本当に恐怖を感じた際、声を出せないことがほとんどであり、防犯ブザーを鳴らせば、助けを求められないときでも周囲に気づいてもらいます。防犯ブザーの仕様としては、子どもでも使いこなせるよう、ピンを抜く方法だけでなく、スイッチを操作する方法でも警報音を鳴らせるもの。装着のしやすさを考慮し、首からかける、ランドセルの肩ベルトにつけられるなど、複数の方法で装着できるもの。子どもが使用することから、多少の雨や雪にも耐えられる防水構造のもの。周囲に児童が防災防犯ブザーを所持していることが分かるような色で、GPSつきもありますので、これらを精査した上で採用すべきと考えますが、これについて伺います。

答弁 学校教育課長 淵野伸隆(学校教育課長は2025年3月まで)

小松議員の再質問についてお答えをさせていただきます。私どもも防犯ブザーについては様々な種類があるということは確認しているところでございます。今はICT技術もかなり上がってきておりますので、単純に引くと音が鳴るようなものから、例えば今子どもがどこにいるかが分かるGPS機能がついたものですとか、それから、緊急時には、子どもがいつもと違う動きをした場合には自動で通報が行くような通報機能がついたもの、様々な多機能なものがあるというふうに見ているところでございます。また、学校では、いざというときの連絡手段として、携帯電話やスマートフォンを学校に持っていかせたいと、そういった声も保護者の皆様から寄せられているということも聞いているところでございます。ただいま紹介いただいた防犯ブザーも参考にしながら、どのように子どもの安全・安心を高めることができるのか、コミュニティ・スクール委員の皆さん、保護者の皆さんなどのご意見なども伺いながら、今後、具体的な検討を行ってまいりたいというふうに考えてございます。以上です。21

議員の質問 6番 小松弘幸

ただ防犯ブザーを持っているだけでは安心とは言えません。子どもたちも、日頃していないことを当然やろうとしても、なかなか思いどおりの行動が取れないものです。そうならないためにも、被害に遭ったときの状況を想定して、ふだんから模擬訓練をしておくことが重要であり、学校や家庭での子どもへの指導が必要です。また、地域の皆さんへ、防犯ブザーの音が聞こえたら、声をかける、人を呼ぶ、110番通報するなどの手助けをお願いすることも大切だと考えますが、これについてお聞きします。

答弁 学校教育課長 淵野伸隆(学校教育課長は2025年3月まで)

ただいまの再々質問についてお答えいたします。今ご指摘いただいたとおり、私どものほうで今配付している防犯の笛も児童が持っている防犯ブザーも、非常時に使えることがとても大切だというふうに思っております。使い方については学校の防犯教育の場などで練習していくことも必要だというふうに考えておりますので、この点、学校にも伝えていきたいというふうに思っております。また、小学校5年生を対象に、毎年、子ども110番の店の模擬訓練を実施しているところです。9月の教育行政報告でも報告させていただいたところですけれども、今年7月には渡辺薬局さん、前田商店さん、それからファッションアオバさんのご協力をいただいて、実際に不審者に声をかけられたときに子どもがどう対応したらいいか、そんな模擬訓練も実施してきたところでございます。こうした非常時に助けを求められる場が身近にあるということは、子どもにとってもとても安心につながるかなというふうに考えておりますので、教育委員会としても、110番の家ですとかお店の拡大などを地域の皆さんにご協力をお願いして、地域ぐるみで子どもの安全・安心を守っていくという地域にしていきたい、そんなふうに考えているところでございます。以上です。

出典:ニセコ町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月21日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる