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ニセコ町議会 令和3年第9回定例会 2021年9月14日

議事録に件名の記載なし

2021年9月14日、ニセコ町議会の一般質問で、髙瀨浩樹議員が質問し、町長 片山健也、農政課長 中川博視が答弁しました。

質問者
髙瀨浩樹 議員
答弁者
町長 片山健也、農政課長 中川博視

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 髙瀨浩樹

通告に従いまして、一般質問させていただきたいと思います。2020 農林業センサスによると、2015 から 2020 年の 5 年間で全国の農業従事者数は 46 万人減少し、現在では152 万人、その平均年齢は 67 歳と高齢化が進み、そのため後継者不足が深刻となっています。ニセコ町の農業に目を向けてみると、2000 年で 203 戸、最新のデータでは 144 戸まで減少しており、一戸当たりの耕地面積は増加傾向にあるが、人手に頼る作業も多く、また、省力化、人材の確保、負担の軽減が重要な課題となっていますそのような状況の中、地域経済にマッチしたスマート農業を推進していますが、さらなる具体的な取組としてのサポートや、これからの課題など、どのように考えているか伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの髙瀨議員のご質問にお答えいたします。本年度公表された 2020 年農業センサスにおきまして、全国の農業者の減少をはじめ、農業従事者29数の高齢化、減少化はニセコ町においても共通の問題というふうに考えております。市町村の調査結果は、いまだ正式に国から公表はされておりませんが、他の市町村と同様に農業者戸数は減少するとともに農地の集約化が進み、一戸当たりの耕作面積は増加傾向にあるというのがニセコ町の状況であります。町では生産の効率化を進めるため、平成 26 年度より国営農地緊急整備事業を開始し、基盤整備・徐礫などを進めているところでございます。また近年、性能の向上が著しいスマート農業の導入につきましては、農業者の皆さんから要望が増えていることから、本年 7 月より農業者の皆さんと農協担当部署において話合いを行い、国の事業である産地生産基盤パワーアップ事業などを活用することによって、現在需要対象可能な生産者に向けて参加者及び導入機器の取りまとめを行っているところでございます。当事業においては本年内の計画承認に向け、この事業実施に向けて団体の設立、それから計画の策定をできるだけ早く、その作業機械を含めた機械の導入が図れるよう取り進めていきたいというふうに考えております。今後においても引き続き本町の営農に合う事業についての情報収集、農業者の皆さんへの周知と相談等を行いながら進めてまいりたいと考えておりますので、引き続きご協力をよろしくお願いを申し上げます。以上です。

議員の質問 3番 髙瀨浩樹

産地生産基盤パワーアップ事業ということで、今回農業者からの要望がいろいろあって、町としてこういう取組をされるということは大変私としてもうれしいことです。今回農業者から 1 番要望が多かったのは、たぶんGPS、自動操舵システムだと思います。私はもう実際使っている立場として思うことは、例えばトラクターを一日ずっと運転していると、作物はきれいにまっすぐにいつも揃っているかもしれませんが、あれは全部目検討でやっている作業であって、1 日中先を見てやるので、暗闇ではちょっとできないのですが、昼間は先を見てまっすぐ切るという作業を 1 日中ずっとやっています。その部分でやはり気疲れというか、夜になると非常に目に疲れが出てしまいますが、このトラクターを使うことによって、全くハンドルを触らず、ほと んどもう誤差 2 センチぐらいでずっと走っています。端に行くとブザーが鳴って、ちゃんと分かるようになっています。私もずっと使っているんですけれども、1 日運転して労働時間が時間にすると約 1 割の減少、これはたぶんどこを見てもそのぐらいは減少できるのではないかと。なぜかというと、だいたい私のGPSは 17 から 18 ぐらいの衛星を拾っていて、そこに携帯電話を見て、それとRTK器具によって誤差 2 センチ、これ携帯電話を持たないとちょっと 15 センチとか 20 センチずれてしまう。目でやると大型機械なので 15 から 20cmぐらいのずれが出ます。その部分でやはり1 割ぐらいは時間が減少できるでしょう。毎日トラクターに乗っていると、例えば 10 日間とか 20日間、そうするとトラクターの燃料も出るんですけれども、約 1 時間に 27ℓから 30ℓ、私のトラクターだと減るので、燃料の節約に関してはすごくいいのではないかと私は思っております。ただ問題もありまして、GPS自動操舵システム、初期投資で約 200 万から 300 万、ハンドルとか画面とかそういうものがかかるということ。それから携帯電話を別に 1 台買わなきゃならない。自分の持っている以外に一切アプリも入れないで、それだけのための携帯電話は絶対必要だと。また、RTK基地局というのがあって、いま留寿都かな、それを拾ってやっているのですが、その利用料、そう30いうランニングコストがかかりいろいろ問題もあるんです。ひとつお伺いしたいのは、今回スマート農業、現実意外に皆さん、このGPS自動操舵システムにしてもいわゆる分からないことがいっぱいあって、今回たぶん何十台か町で入ると思うんですけれども、その前に講習会とか、JAさんとそういうタイアップして、意外に分からないことがたくさん出てくると思うんで、その前にやるべきことを準備するような講習会関係は必要ではないかと思います。それが一つ。あとこの通信環境の整備ですね、私もちょっといろいろあって、他の自治体の話をすれば、これどこの自治体もそうなんですけれども、RTK基地局を自治体が持つかJAが持つかっていう話があちこちであると思うんですけれども、今回岩見沢は自治体で全部持ったと。岩見沢というのは行政の42%だったかな、農業地域っていうことで、すごく農業に力を入れています。そういう部分もあって、基地局や降水情報装置を市内13か所に設けているっていう話を聞きました。それがあることによって、きめ細やかに50メートル以内にメッシュをかけて情報を流すということを岩見沢でやっています。ニセコ町はどうしても正直沢とかちょっと影に行くと、ちょっと通信が厳しくて切れてしまう場合もある。そういう通信環境の整備、これJAさんが今やっているんですけれども、もう一つちょっと感じたことは、この通信環境の整備でJAさんに属していない人たちはこれを利用するかしないか、まあJAさんはそんなケチなことは言わないと思うんですけれども、その通信環境がJAに属していないからRTK基地局を使えないという部分がこれから出てくると思うので、そういう関係の整備、これはどうしたらいいかということをちょっと思いました。それから 3 つ目に、今回は豆の耕作者、また、豆をこれから作られる予定者に限るということで、このパワーアップ事業が動いています。でも、それ以外の仕入れだけやられてる方とか、また酪農の方にも私何回か言われたんですけど、いいねいいねって。酪農関係の方や当てはまらない農業者のサポートをこれからどのようなお考えがあるか伺います。

答弁 農政課長 中川博視(農政課長は2025年3月まで)

今まさにスマート農業系の会議を隔週ぐらいで開催させていただいていて、参加者の皆さんから雑駁な意見をいろいろお伺いさせていただいてるところです。その中でそういう話題等々も出てきておりますので、農協やメーカーさん含め、ご協力できるところとご協力し合いながら、皆さんにそういう機会をつくっていければなというふうには考えてございます。続きまして、今回豆に絞らせていただいたのは、1 番皆さんが割と多く作付をされていて、使いやすい事業という部分で今回豆に絞らせてやらせていただいたということで、先程も町長お話ししていましたが、当町の営農にある農業の部分の事業について情報収集を行いながら、皆さんと相談しながら実施するかしないかという部分をやりながら進めていければなというふうに考えてございます。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ご質問にありましたスマート農業、通信環境がこれから重要でありまして、今はGPSでハンドル操作やっていただいていますが、これからは自宅からパソコンで全部の方がやるという時代になると思います。そのときはもう本当に 5Gを初め、いろんな通信環境を整備し31なくてはなりませんので、そこは今農林省のいろんな制度ができており、それらとニセコ町全体のことを把握し、国のお金を導入しながら進めていければなというふうに考えております。それとJAに参加してない、いわゆる農協に入っていない方ですね、それはJAと相談をして、できるだけそういった困ることがないよう調整をさせていただきたいというふうに思っております。またそういう面でぜひご協力よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 髙瀨浩樹

今町長が言われたとおり、いま北海道大学とNTTが組んでロボットトラクター、ニセコ町にも確か去年かな、2 台くらい入っていますが、そのロボットトラクター正直言えばまだまだ正確ではない、確立されてないと。ちゃんと走ってくれないっていうのは、今のところ現実です。町長が言われたように、いずれ 5Gが必ず入ってきて、家にいてタブレットやパソコンで全て操作できるようになる。今の 4Gでは画像に限界がありますが、今度 5Gになると自分で作業機の乗りながら本当に自分で目で見るように作業の見える化が進むということです。今一生懸命それをやっていると思います。そういう部分でもこれから大事だと思います。これから高齢化、また、人手不足が懸念される中、農作業の省力化を行う上で、やはりスマート農業を取り入れ、若い方々にぜひ魅力ある農業政策がこれから必要ではないかと思いますが、町長から一言お願いします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

皆さんのおかげをもちまして、国営農地整備事が今年度順調にこのままいくと基盤整備が 55%終わるということで、折り返し点を過ぎたということでありまして、今後その基盤整備を生かすための農業の作業形態をどうしていくかというのが重要な課題だというふうに思います。先程言った 5Gを含めた通信環境に関して、農林省に国営事業をやったところについては、重点的にこういう整備をやることによって農業者の労働環境の改善とコストが図れると。結果的には環境負荷がなくなってきますよということを現場からも訴えて、新たな補助制度の確立含めて交渉進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 令和3年第9回定例会 2021年9月14日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる