みんなの議会

新冠町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月17日

平成28年度以降に係る投資的事業の予算編成方針について

2015年9月17日、新冠町議会の一般質問で、鳴海修司議員が「平成28年度以降に係る投資的事業の予算編成方針について」質問し、町長 小竹國昭、副町長 中村修二が答弁しました。

質問者
鳴海修司 議員
答弁者
町長 小竹國昭、副町長 中村修二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 鳴海修司

11番鳴海修司です。議長より発言の許可を得ましたので、通告に従い平成28年度以降に係る投資的事業の予算編成方針について伺います。近年の予算編成方針において、財政の健全化対策が図られている反面、急を要するものから順次取り組むとされている投資的事業の継続抑制が伺われます。昨今の地方交付税等の減収傾向は理解できますが、財政の健全化に捉われるあまり投資的事業への取り組みが消極的になってはいないか。あるいは町民に我慢をさせすぎではないかを検証し、既存業界と町全体の活性化や疲弊感払拭の意味からも健全化対策と投資的事業の均衡点を見極めた計画的な事業展開が必要と考えます。町長の3期目の折り返し地点を過ぎた今、すでにまちづくりに掲げられている事業や、追加が必要とされる事業は、数多くあると思いますが、次の4平成27年第3回定例会新冠町議会会議録第2日 (平成27年9月17日)点について、平成28年度以降の方針とスケジュール等取り進め方について所見を伺います。1点目として、老朽化が著しい国保診療所、特養施設の建て替えと多目的交流センター、社会福祉協議会の両施設の利用及び整備方針。2点目、ヨシキリ鮫等による漁網被害も視野に置いた前浜における新たな資源確保対策。3点目、交通安全上、二次改築の必要性が生じている東泊津線及び村田泊津線、美宇若園線、判官館2号線の各整備と準用河川の河床低下対策。最後に町営住宅の建て替えと撤去跡地の利用計画。以上よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)

お答えいたします。まず、1点目でございますけれど、昨年国から公共施設等の老朽化対策に鑑み、今後の人口減尐等により、公共施設等の利用需要が変化していくことが予測されることを踏まえ、早急に公共施設等の全体の状況を把握し、長期的な視点を持って、更新・統廃合・長寿命化など計画的に行うことにより、財政負担を軽減・平準化すると共に、公共施設等の最適な配置を实現するために平成28年度までに公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するための計画、公共施設等総合管理計画の策定が求められているところでございます。この計画で対象とするものの範囲は、いわゆるハコモノのほか、道路や橋梁、上下水道等の公営企業の施設など町が所有するものはすべてを対象とすることとなっております。計画には公共施設等の現況及び将来の見通しとして、老朽化の状況や利用状況をはじめとした公共施設等の状況、今後30年程度を見据えた総人口や年代別人口の見通し、公共施設等の維持管理・修繕・更新等に係る中長期的な経費の見込みやこれらの経費に充当可能な財源の見込み等のほか総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針及び施設類型ごとの管理に関する基本的な方針を掲載することとなっております。また、この計画に基づき公共施設等の除却をする場合、地方債の特例措置が講じられることとなっております。ご質問のありました4施設につきましてもこの計画の中で様々な角度から検討を重ね、議会や町民の皆さんとの議論や情報を共有等を図りながら、計画を策定してまいりますのでご理解をいただきたいと存じます。なお、計画の策定につきましては現在、策定作業を進めている町の人口ビジョン及び総合戦略を策定した後に着手できるよう準備を進めたいと考えておりますので、併せてご理解賜りますようお願いを申し上げます。次に、ヨシキリ鮫による漁網被害も視野においた前浜の新たな資源確保対策でございますけれど、ヨシキリ鮫による漁網への被害につきましては、苫小牧沖におけるカレイ刺し網やカニ籠、サケ定置網などへの漁業被害が報道されております。ヨシキリ鮫は本来、熱帯や温帯海域に生息する鮫でございますが、海水温の上昇により、北上してきたものと推測されているところでございます。当町におきましては、これまでに多尐の被害は確認されていたものの被害も小さく、大きな問題には至っておりませんでしたが、今年に入り沖合でタコ漁を操業されている漁業者3戸全てにおいて空釣り網の綱が食いちぎられるなどの被害が頻繁に発生しております。幸いにも沿岸に近い漁場での被害は確認されておりませんが、これから秋サケ定置漁が最盛期を迎えることから、関係す平成27年第3回定例会新冠町議会会議録第2日 (平成27年9月17日)る漁業者には不安が広がり、事態は深刻さが増しておりますので、北海道や漁業協同組合と連携し、対応について検討してまいります。また、資源確保対策につきましては、漁業協同組合や関係団体と連携し、国や北海道との支援をいただきながら、タコ産卵礁や保育礁の設置、ホッキ最尐成貝の放流と漁場の耕うん、マツカワ稚魚の放流を継続的に实施し、安定した漁獲の確保に向け、資源づくりに努めているところでございます。新たな取り組みといたしましては、ひだか漁協ですでに取り組み、实績も残されているナマコやツブが有力な候補と考えられますが、漁業者の間でもいろいろな案を模索されているようでございますし、町といたしましても資源を育て、生産増大に向けた取り組みを行うことが重要と考えておりますので、今後とも漁業者や漁協との連携を密にし、支援を図ってまいりたいと考えております。3点目の交通安全上、二次改築の必要性が生じている東泊津線及び村田泊津線、美宇若園線、判官館2号線の各路線の整備と準用河川の河床低下対策でございますが、まず、はじめに美宇若園線及び東泊津線並びに村田泊津線の整備計画についてでございますが、当該路線はいずれの路線も老朽化が著しく道路通行の上でも利用者の皆様に心配をかけることもあり、さらには毎年舗装補修、側溝改修等維持管理費用も多額になってきている路線であるとの認識をしているところでございます。そういった現状であることを踏まえ、美宇地区の美宇若園線につきましては、平成25年度より北海道日高振興局産業振興部農村振興課と道営農道整備事業实施に向けて協議を進めてまいりました。その結果、事業主体は北海道日高振興局で行うことになり、スピードファーム地先前の道道と美宇若園線の交差点を起点とし、早川牧場手前の交差点を終点とする延長4740mの道路整備事業を平成28年度より、当該路線の点検診断から始めるところでございます。次に、東泊津地区の東泊津線並びに村田泊津線の整備計画についてでございますが、同じく道営農道整備事業にて、事業化すべく協議を進めているところでございますが、美宇若園線の事業がある程度進捗した段階を見極め、財政状況等を勘案しながら、具体的な協議を始めることになっておりますので、当分の間は今まで通り主に舗装補修等により、利用者に極力迷惑をかけぬよう維持管理していくことをご理解いただきたいと思います。次に、判官館2号線の整備についてでございますが、過去にも本会議において道路構造上望ましい勾配に改善することや、道路線形の改良等について、議論した経過もあるところでございますが、当該箇所の地形的な条件、法規制の条件、補助採択の条件等を勘案しますと、技術的にも事務的にも非常に難易度が高く、莫大な事業費も要することから、事業採択は非常に困難で、道路改良の实現性は低いものと考えているところでございます。しかしながら、当該路線は多くの人が集う観光施設、判官館霊園及び新冠町霊葬場等へとつながる重要なアクセス道路であることから、今後におきましても現状の道路を生かした中で関係各課と協議し、舗装補修、排水補修、立木の枝払い、冬期間の除雪、砂まきと維持管理に最大限に努めてまいり、安全な通行を確保していきたいと考えているところでございます。次に、準用河川の河床低下対策についてでございますが、新冠町が管理する準用河川は、稲荷川、神山川、元神部川、芽呂川、比宇川、里平川の6河川となってございます。この平成27年第3回定例会新冠町議会会議録第2日 (平成27年9月17日)うち河床低下現象が起きている河川は、稲荷川、神山川を除く元神部川、芽呂川、比宇川、里平川の4河川であると認識しているところでございます。4河川における現在までの維持管理状況につきましては、平成15年発生災害関連事業が完成した翌年の平成19年度から始めており、災害復旧事業にて整備した護岸施設区間の被災及び破損防止や農業取水施設において営農に支障を来すことなく、さらには河川本来の機能を保てるように減災及び予防保全等を目的に維持管理を实施してきたところでございます。今後におきましても被害が予想される箇所につきましては、適切な維持管理に努めながら、優先順位を定めた中で対策を進めると共に災害復旧事業等で採択されるような箇所が発生した場合は、国費対応で工事ができるよう努力し、地域住民が安全で安心して生活できるよう努めてまいります。4点目の町営住宅の建て替えでございますけれど、建て替えと撤去跡地の利用計画についてでございますけれど、平成27年9月10日現在新冠町が管理している公営住宅は、15団地366戸で、政策的空き家13戸を除き公営住宅の入居率は99.7%となってございます。現在新冠町において公営住宅の耐用年限を経過した住宅戸数は、127戸あり、全体戸数のおおむね3割となっております。平成35年度までに政策的空き家を予定している団地は、共栄団地4棟7戸、新和団地1棟4戸、汐見団地11棟44戸の合計16棟55戸を用途廃止対象としておりますが、そのうち45戸に入居者がおられますので、その方達と事前に相談し、合意を得た後、転居していただく方向で進めていく考えでございます。次に、公営住宅を撤去した跡地の利用計画についてでございますが、それぞれの団地の底地は民地でございますので、基本的には建物を取り壊した後は、更地にして土地所有者にお返しするという方向で進めてまいりたいと考えているところでございますが、土地所有者が建物の購入を希望する場合におきましては、相談に応じようと考えているところでございます。なお、公営住宅の建て替え計画につきましては、財政状況等を勘案しながら、平成29年度からの建て替えに向けて来年度から調査設計を始めていく予定でございます。以上でございます。

再質問 11番 鳴海修司

1番のうちの多目的交流センターについてお聞きしますが、まちかどミーティングにおいて多目的交流センターは、避難施設としても今後も必要であり、活用方法や規模についてグランドデザインを作成の上、検討されましたが、現在どの程度の進捗状況にあるのかお伺いします。また、2番のうちの町は農業に対し農業サミットを实施されていますが、漁業に関しても漁協や漁業者との意見交換の場を設け、事業展開につなげる必要があるのではないかと考えますが、如何でしょうか。それと4点目の団地跡地の利用でございますが、タウンミーティングにおいて団地跡地の活用方法については今後、まちづくり事業の課題とされたが、検討経過はあるのでしょうか。自治会は地方自治の根幹と考えます。老朽化に伴う建て替えは理解しますが、町の方針により、自治会の存続を危うくするような事態を生じさせるべきではないと思います。先の役場庁舎移転時にあっても、旧庁舎や旧主畜農協の利活用方向を示し、併せてマイロード事業による整備な平成27年第3回定例会新冠町議会会議録第2日 (平成27年9月17日)ど自治会の衰退防止対策を講じていることから、本件も撤去後は更地として放置するのではなく、時間を要しても、まちづくりの一環として取り組み、自治会保護を図る責任は町にはあると思いますが、この点について、所見を求めます。それと共通してのことですが、まちかどミーティング等での意見交換内容については、時間を要するものも多々あると思いますが、1年を経過した時点で中間報告等がなされるべきと考えますが、これについても所見を伺います。以上です。

答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)

お答えいたします。多目的交流センターの活用でございますけれど、いろいろ検討はいたしました。そういった中で避難施設を兼ねたそういう今の機能を合わせ持った施設ということも検討いたしましたけれど、非常に多額の経費がかかるという結果が出ておりまして、それをそのまま实行することには、簡単にはいかないなというようなことで、継続検討するというような段階でございまして、非常に難しい案件だということでございます。それぞれが今のままでの利用をするのであれば、それほど改善しても費用はかからない訳ですけど、その上にさらに避難だとか、そのほかの目的も加えるとなると、非常に経費が高くなるというような試算が出て来ておりまして、現实的ではないという思いをしている段階でございます。それから2点目のサミットの件でございますけれども、これは、農協の方々とも定期的に開催していることでございますが、名前はサミットという名前つかなくても、漁協の関係者とは必要に応じて適宜協議は進めているところでございますし、特に日高線の問題もございまして、漁業に対する影響等も心配されるところでございますので、そういった協議は適宜やってございますし、昨日も漁協の方がお見えになりまして、いろんな情報の交換等行っているところでございますので、名称をどうするかもありますけれど、そういった取り組みは、今後とも進めていきたいと考えているところでございます。それから団地の撤去した後の問題でございますけれど、住宅地としては、再度建設することは非常に難しいということは、ご理解いただけるかなと思っていますけど、その後の利用につきましては、今のところこれといった考えはない訳でございますので、地域の方々とも協議しながら公共施設として、あるいはその他の施設として、何か必要なものがあれば、そういった検討はさせていただきますけど、先ほど公共施設の総合管理計画も立てなければならないことで、28年度まで計画を立てる訳でございますので、そういった中で今のお話もあったようなことも含めて、検討させていただきたいと思います。最後にまちかどミーティングの報告のことにつきましても、これもおっしゃるとおりでございますので、これにつきましては、必ずご報告するようにさせていただきたいと思います。

再々質問 11番 鳴海修司

全体を通してなのですが、現在もまちづくり事業に基づくヒアリングがなされて予算編成につながっているのでしょうか。また、どのような構成員で臨まれているのか。行われているのであれば、その辺についてお知らせ願いたいと思います。平成27年第3回定例会新冠町議会会議録第2日 (平成27年9月17日)

答弁 副町長 中村修二(副町長は2016年12月まで)

お答えいたします。例年通りまちづくりのローリングも含めて、各年度の事業計画について、企画を中心にしながら、計画の取りまとめをいたしまして、町長との協議が必要な事業それから新規の事業、計画の変更の生じた事業等につきまして、町長との協議を経て予算編成に至るような状況です。

出典:新冠町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月17日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる