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南幌町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日

学校における新型コロナウイルス感染症対策について

2020年12月9日、南幌町議会の一般質問で、内田惠子議員が「学校における新型コロナウイルス感染症対策について」質問し、教育長が答弁しました。

質問者
内田惠子 議員
答弁者
教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 内田

学校における新型コロナウイルス感染症対策についてと題して教育長に伺います。新型コロナウイルス感染症は、これまで経験したことのない対応が必要な新型感染症であり、世界的にも十分な知見やノウハウがない中で、検査・医療提供体制が進められてきました。国連加盟193カ国が、誰一人取り残さないという共通理念のもと、2030年までの国際目標としたSDGsはコロナ禍により、医療・経済・教育・文化等が格差や崩壊の危機にあります。身近な問題としては、新北海道スタイルにより、地域コミュニティーの構築も難しい状況ですが、児童、生徒の元気な姿を見られることが喜びです。そこで、学校における新型コロナウイルス感染症対策について、次の4点を伺います。1点目 校内の消毒はどのように行っているのか。また、大きな負担は生じていないか。2点目 感染予防の責任者となっている先生方において、ストレスとなっていることはないか。3点目 感染者が出た場合に備え、新型コロナウイルス感染症の最新の知見や予防対策について、先生や保護者と情報共有するための講習会実施の考えは。4点目 受験シーズンに向けて、安全安心に児童・生徒が受験できるよう対策を講ずる考えは。以上です。

答弁 教育長

学校における新型コロナウイルス感染症対策についての御質問にお答えいたします。1点目の御質問については、文部科学省が定める学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアルに基づき、玄関のドアノブや階段・廊下の手すりなど、児童生徒がよく手に触れる箇所の消毒を行っています。また、消毒にあたっては、小・中学校それぞれ2名のスクール・サポート・スタッフを活用していることから、負担は生じていないものと考えます。2点目の御質問については、通常の学習指導に加えて、これまで経験したことのない感染対策への対応を迫られていることから、ストレスを感じることもあると思いますが、感染リスクの高まる学習活動の中止などにより負担の軽減を講じるとともに、これまで同様、常日ごろから教職員の健康状態の確認や、相談できる校内体制を整えるよう指導してまいります。3点目の御質問については、小中学校で作成している学校だよりや保健だよりを通じて、感染症対策に必要な情報提供を行っているほか、教育委員会としても感染者及び濃厚接触者が判明した場合の小・中学校の対応について保護者に通知し、情報共有を行っていることから、教職員や保護者を交えた講習会は、感染リスクが高くなるため、実施する考えはありません。4点目の御質問については、これまで同様、手洗いや咳エチケット、換気といった基本的な対策を講じた授業の徹底を図るとともに、家庭における協力も必要であることから、感染症拡大防止に向けた家庭での新北海道スタイルの実践の徹底について努めていただくよう、改めて保護者に周知いたします

再質問 内田

再質問させていただきます。最初1番目の御答弁は、第2回定例会でしたか、先輩議員の質問について答えていらっしゃいました。スクール・サポーター・スタッフということですね。けれども、状況は変わっておりますので、文科省は学校向けの衛生マニュアルに、消毒でウイルスを全て死滅させるのは困難と明記し、手洗いなど基本的な防衛策を推奨してきましたが、新型コロナウイルス感染症が出た場合に、過度な責任追及や中傷を受けるのを恐れ、一部の学校では消毒作業や子どもの体調管理を徹底することで、負担が重くなっているところもあるようです。手洗い後にアルコール消毒をするとかえって手荒れし、細菌が定着しかねないと専門家の話です。南幌小・中学校ではどうでしょうか。コロナが発生してから、経済産業省、厚生労働省では、コロナが発症してからアルコール消毒液が品薄となり、次亜塩素酸水も有効としましたが、5月には十分な成果が得られないとしましたが、濃度を高くして大量に使うと効果が見られるとしています。校内、特に体育館の消毒、また、噴霧等はしているのか。次亜塩素酸水の使用はしているのか。次にほかに音楽とか体育などで密接しやすい授業、休み時間においてはどのようにしておられるのか。そして今、私たちこのアクリル板、パーテーションを置かせてもらっていますけれども、学校では必要はないでしょうか。音楽の授業とか、また先生などではどうでしょうか。2番の感染予防の責任について、12月3日、学校での感染予防対策の指針となる衛生管理マニュアルが改定し、学校現場に対して寒い環境においても可能な限り常時換気に努めることを強く求め、常時換気のために窓を開ける幅は10ないし20センチ程度が目安と。衛生管理マニュアルは、学校現場が踏まえておかなければならない新型コロナウイルス感染症の衛生管理について、考え方や具体的な対応策をまとめたもので、学校の新しい生活様式との副題がついております。教育長は既にお目通しをいただけたと思いますが、いかがでしょうか。このようなことから、またさらに、先生方への負担も増すのではないかと思います。10月以降、学級閉鎖等の措置をとった学校は30校を超えました。十分な対策を取っていても、感染者をゼロに抑え込むことは難しいと感じています。今後もさらなる先生のストレスが軽減されるよう、対策も必要ではないかと思いますが、伺います。常時窓を開けるのが寒すぎて難しい場合、30分に1回以上全開にする方策も示されていますが、これをしてくださる方は最初に答弁が出たスクールサポーターということでしょうか、お尋ねします。感染者が出た場合に備えて、北海道医療大学の塚本教授のお話によると、感染者から他者に感染するタイミングは、発症の2日前に始まり、発症前日頃にピークを迎える。症状がなくても感染する可能性があり、常に相手に感染させないとの意識を持ってほしいと述べられています。症状は多様で、下痢や頭痛だけの人もいる。少しでも体調が悪かったら感染を疑ってと訴えています。新型コロナウイルスは、口の中に多く存在し、増殖のために舌に集まるので、マスク着用の重要性を強調しています。一方で、感染者の差別に懸念を示し、正しい知識を得ることで、社会の分断を防いでほしいと訴えています。新型コロナウイルスについて、正しい情報に基づいて、正しくおそれることが大事と呼びかけています。私は、この度の質問にあたり、早い時期に児童2人が感染しました中富良野町の知人に聞いてみました。知人によると、もう本当に声が高揚していて、興奮状態が電話からも取れましたけれども、とにかく対応が早かったと。コロナが発生したことを全町放送で知り驚いたと言っていました。でも行政、学校、病院が一体となってサポートしたことが、町民は行政を信じられたと言っていました。これは町民の気質かもしれないということです。ほかは上川管内でということで新聞等に報道されているようですけれども、南幌町でも児童が感染したようですが、学校、教育委員会に誹謗中傷のメールとはありましたか。今後万一、感染した場合の対策は。最後になりますが、道立高校入試は来年3月3日、新型コロナやインフルエンザに感染して受験ができない生徒に向けて、17日を追試験日としているが、今後感染が広がれば受験への影響も出かねません。来年から全員が町外の高校を受験するわけですから、私は、誰一人取り残さないという思いでいます。そこで万一、感染者、濃厚接触者が出た場合、学級閉鎖等になった場合、最悪ですね、その対策は。また、受験生の保護者の声としてPCR検査を希望する声もあります。検査料の負担など教育委員会として考えていただくわけにはいかないかと。以上です。

答弁 教育長

内田議員の再質問にお答えします。まず小・中学校の清掃の関係ですけれども、小学校につきましては、通常の清掃は教室を担任と一緒にやっている状況となっております。また先ほど、1回目の答弁でお答えしましたスクール・サポート・スタッフにつきましてはトイレ、手すり等、子どもたちが多く接触する場所ということでございまして、文科省で出している衛生管理マニュアルでは、過度に心配することなく、通常の清掃で大部分はいいという形になっておりまして、体育館についても通常の清掃の中で行っている状況でございます。それから、音楽ですとか体育、休み時間の状況ですけれども、南幌町についてはステージ2の扱いということで、子どもの間隔については1メートルを空ければいいということの基準になっておりまして、極力音楽等については器楽演奏は控える。それから、体育については手をつないだりする運動等は控え、接触を少なくする方法を取るようにということで行っております。また、休み時間についても、なかなか子どもたちは、本来ですと鬼ごっこをしたり、いろいろと楽しむべきところなんでしょうけれども、そこもやはり制限されているということで御理解いただきたいと思います。また、教室内、あるいは特別教室等のアクリル板の設置ですけれども、これについては特に文部科学省から指示はございません。したがって、通常の学校経営の中の授業体制ということで今、進めているところでございます。それから、換気対策ですけれども、文部科学省のほうでは先ほど議員言われたように、今の寒い時期、特に北海道は寒い季節に入ってまいりました。その中にあっては、教室の窓を前後を開ける、あるいは外気の窓を開けると指示は入っておりますけれども、基本的に子どもたちはある程度の寒さ対策はしてくださいという家庭への周知、それから通常の学級では窓を開ける、あるいは廊下の戸を開ける換気、第二段階としては、ほかの大きな部屋等の暖かくなった部屋からの空気を入れる二段階暖房と、そういった形で示されておりますので、その方向に沿って行っている状況です。それから、先生方のストレスの関係ですが、道教委ではですね、教職員に対してストレスチェックというのをやっております。これは毎年7月から8月の間で実施しておりますけれども、ことしについても行っております。これはメンタルヘルスの不調を予防するための目的ということで、インターネットあるいは紙媒体で直接道教委とやり取りをする感じでございますが、それ以外にも、常日ごろ、校長会等で先生方の健康管理には気を付けてくださいというのも学校の中では今、先ほど来から出ているコロナ禍の中で、教育課程をある程度こなければならない、少ない今のコロナ禍の臨時休業、あるいは分散登校等で授業数が少ない中でも、教育課程はこなしていかなくてはならない、そういった先生方の工夫。それから、各種行事が軒並み中止になっております。その代替策として、授業の中で父兄にも見てもらうような方策をとるとか、そういった面で先生方が非常に苦労を掛け、またストレスも全くないと言えないと思います。そういったことにつきまして、学校管理職も注意を払いながら、また相談に乗っていただきながら、先生方のストレスのないような体制をとっているところでございます。それから、正しい知識、情報というか、誹謗中傷のないような話ということでございました。先般、本町のほうで子どもが、小学生ですけれど1名、コロナの感染者が出ました。これにつきまして、事前に道教委あるいは文部科学省からの指示に基づきまして、10月26日付けで、全ての保護者宛てに文書を教育委員会名で発出しております。この教育委員会名で発出したものにつきましては、新型コロナウイルス感染症の感染者及び濃厚接触者が判明した場合の対応、それについては濃厚接触者となった場合、あるいは家族が濃厚接触者になった場合、あるいは、生徒そのものが濃厚接触者となった場合、それからそういったことと、それと児童生徒の感染が判明した場合の対応の仕方といったことで、通知文書を出しております。それで、この通知文書では、感染が判明した場合に状況確認、それから必要性の検討を経て、保健所から学校に指示が入ってまいります。そういった形で進んでいくわけですけれども、その文書の中には感染時における情報公表ということを触れさせていただいております。これは、学校という公共施設で感染が確認された場合、感染拡大の防止措置を講じる必要があるために、保健所等の関係機関へ速やかに連絡する必要がありますということで、そのために学校内において感染者が発生した場合、濃厚接触の状況ですとか、感染拡大のリスクなどを総合的に勘案して、感染者のプライバシーの保護に配慮しつつ、関係者の同意を得た上で公表しますというふうにしております。これは、主な公表事項としては感染者が出た学校名、それから感染状況の事実、それから保健所からの指導等による学校の対応ということでございます。というのは、感染者が出て、それが保健所の指導のもとに、濃厚接触者がいるかいないか、あるいはその後に事が進んで集団発生につながることも懸念されるわけですから、10月28日付けでこういった文書をまず出させていただいております。そういったことの中から、先般1名の子どもが出たということから、学校のほうも保護者のほうには、決して感染したことによって子どもたちに過度な心配を与える、あるいはまた保護者が詮索等、あるいは誹謗中傷と犯人探しみたく拡散したり、誤った情報を流さないようにというお願いをしております。そういったことで、この正しい知識、正しい情報というのを、保護者のほうにお願いした経緯がございます。それから、高校生との受験生の関係ですけれど、先ほど議員言われたように、高校入試につきましては、通常の入試日に濃厚接触等で受験が危ぶまれる子どもさんについては、別室で受験できる体制になっております。また、感染者となった場合については、その1週間後に改めて追加試験ということで2段階の試験方法がとられていますので、受験ができないという心配はなかろうというふうに考えてございます。それから、最後のPCR検査料の負担の関係ですけども、これにつきましては、あくまでもまず、今は子どもたちの接触が疑われる要素は、学校内というよりも家庭からの接触が一番率が高いという報道がなされております。そういったことを考えますと、学校だけのPCRではなくて、これは保護者を含めた全体のPCR検査ということになりますので、私のほうからの答弁は差し控えさせていただきたいというふうに思っております。以上です。

再々質問 内田

再々質問をさせていただきます。信頼関係を得るには、ぎりぎりの言葉というんですかね、先ほど、項目をちょっとふやして、そういったことがすごく必要ではないのかなと思います。そういう点では前進しましたのかなと。このコロナは恐れる、恐れているから犯人探しのような、でも実際はうつしてはいけないということですね。それで私は、新型コロナウイルス感染症という立場からではなく、感染管理という、私も家庭内では管理者だと思います、家族の管理をするわけですから。ですから、町立病院の事務長にもしつこく伺いました。病院の感染管理看護師、病院としてはどうなっているのか。それで、丁寧に答えていただきましたし、また保健所にも聞きました。そして、また消防ですね、南幌消防にも聞きに行きました。そうすると専門家、感染管理看護師の研修をもう既に計画していらっしゃるということで、これが全て連携していたら南幌町は守られて安心なのかなと。そして、先ほどやはり文書を出したという、その文書1枚目は議会としても、私たちも孫がいるし別ですけれど、いただけたらと思いますけれど、そこまでは考えていらっしゃらないのでしょうか、お聞きします。やっぱり人格に刻むような、そういった内容のもの。それなりがやっぱり刻んでいかなければ、この新型コロナ感染症は、乗り切れないのではないかと思いますから、やはり正しい知識、正しい情報を行政なり教育委員会それぞれの立場で出していただければと思います。それでPCR検査の件は理解いたしました。それで、情報なんですけれども、本当に専門家を次年度でもそういう国からの何か、そういう施策というか内容のものがおりてきたときには、進んでやっぱり取り組んでいただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。情報によると、来年からそういう専門家を送るというのがあるんですけれども、まだ、現場には降りてきていないと思うんですけど、あるようになれば、取り組む意思がおありかどうかを伺います。

答弁 教育長

内田議員の再々質問にお答えいたします。まず、最初の感染症対策の管理については、先日小学校で小学生が芸術鑑賞会を町内で行いました。その時に、後ろのほうでちょっと咳払いをした段階で子どもたちは一斉に振り向いてしまったという状況をちょっと目にしました。非常に子どもたちは敏感になっているなというのが一つわかったわけですが、改めて子どもたちへの正しい情報を提供の仕方というのは、常に日ごろから学校にお願いしているところでございますけれども、改めて今後についてもその辺を注意深く配慮しながら学校に周知をしてまいりたいと思います。それから、議会へ情報提供っていうか文書ですね。これについては、私どもはあくまでも文部科学省から道教委を経て、道教委の教育長名で私どものほうに保護者だけへということでいただいている通知でございます。したがいまして、他に出す、議会だったらいいのかと、いろんな問題がありますので、あくまでも通知に沿った対応で教育委員会としては進めてまいりたいというふうに思っているところでございます。最後の、今後につきましては逐次、教育委員会の中でもお話をさせていただきながら、各学校に最善の感染症対策、あるいは教育、指導の仕方について提示してまいりたいと考えております。

出典:南幌町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる