南幌町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月4日
晩翠遊水地の利活用について
2015年9月4日、南幌町議会の一般質問で、内田惠子議員が「晩翠遊水地の利活用について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 内田惠子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 内田
晩翠遊水地の利活用について質問いたします。晩翠遊水地は、平成29年度の完成を目指して工事が実施されています。遊水地の利活用については、平成23年3月に遊水地利活用計画検討委員会より答申があり、平成26年12月の第4回議会定例会で同僚議員による晩翠遊水地の総合的な計画についての一般質問の回答で町長は、「サイクリングロード等としての活用や既存の施設を含めて江別市と協議したい」と回答しています。工事完了まであと2年と迫っています。その後、江別市との協議の進捗状況は、どのようになっているか伺います。
答弁 町長
晩翠遊水地の利活用についての御質問にお答えします。千歳川流域の6つの遊水地は、平成26年度に長沼町の舞鶴遊水地が完成したほか、晩翠遊水地は平成29年度の完成を目指し、また、他の遊水地も平成31年度までの完成を目指して工事が進められています。利活用の方法については、それぞれの遊水地ごとに検討されているほか、流域4市2町と国を交えて、6つの遊水地を連携して利活用する方法も検討し、その中でサイクリングロードの提案もされています。江別市とは、各種会議の場で協議を行っていますが、江別市の遊水地も晩翠遊水地と同様、多目的利用、自然環境、農業振興といったゾーンを設けた計画となっており、サイクリングや舟などの流域自治体間の連携という案も出されています。遊水地の連携には現在進められている堤防整備が不可欠であり、まだまだ時間を要することから、工事の進捗状況を見ながら今後も協議を続けてまいります。
質問 内田
工事完了までもう2年ということで、遊水地では2番目に完成するということで、利活用がどのようにされるのか本当に皆さん、興味を持っているのではないかと思います。この2年という間にやっぱり手戻りがないように、できるだけ使いやすいようなことを国に要請していただければなと思い、4つ再質問いたします。まず1つ目、周囲堤を利用した散策・ジョギングコース等に活用するには、遊水地完成と同時に管理用道路の歩道、できれば簡易舗装でも、使いやすいようにしていただければなと思います。2つ目に周囲堤の植栽についてですが、きらら街道沿い、江南橋から南9線に四季を感じるような木々なんかはどうなのかなと。こちらの水と緑の形成方針では松ですかね、そういったものがあるんですけど、やっぱりバランスということが大事ではないかなと。江別方面から来る方から見たら、バランス良く、また、町のイチョウとかそういったバランスが整っているとやっぱりちょっと寄ってみようかなと、そういうように思っていただけるのではないかと思います。それで、通った時、また温泉、その他ゴルフ場などを利用していただいた方がちょっと上がってみようかなと。管理道路に行って見てみようかなと。どなたもみんな、あそこは本当に観光地としてはもうすばらしく、まさに360度回転して、そして、太陽が一番長く、手稲山に沈むまで一番長く見られる場所だと私は思っています。そして、四季折々に暑寒別岳、ピンネシリ、夕張岳、樽前、空沼岳と、本当に財産だなと私はずっと思っておりました。それでやっぱりぜひ見ていただきたいので、温泉とかに来たお客様がさっと気軽に上がるために取りつけ道、本当に人と自転車ぐらいが上がれるような道路、そういった道路をつくっていただけないかなと。そのためには排水を切りかえと同時に横断環境というんですか、そういうのが必要だと聞いております。それで、これがどうなのかが3つ目です。4つ目はやっぱり遊水地の草刈り業務、町の業者へ国から町外委託して、町の業者に委託するということは、今、国が言っている地方創生、地域に貢献していくというんですか、それが一番いいのではないかと思います。町長は今まで道とか国に対してのそういったことは、国だから道とかという答弁はいただいておりました。でも、私、この度、高校再編問題でお邪魔したところの説明で、決まったことはなかなか覆さないけれども、そういう行動を起こしたことは後に必ず変わる。それは、信頼関係なのか連携なのか次への施策なのか、必ず魂の入ったものにはなっていくものだと思っております。そして、また、今、本当に町長に頑張っていただくことで、私は観光にも期待するところですが、教育、やっぱり課外授業とか生涯学習とかで、うちの子供たちはどこで厳しい思いをするのかなということはずっと思ってきました。それで、九州へ旅行した時に、今、噴火している所、桜島ですね、桜島の子供たちが鹿児島の市街に向かって遠泳するそうなんです。そうしてガイドさんから説明を受けました。また、ある所では、100名山、登山とか。やっぱり子供から大人へ変わっていくその瞬間というんですか、そういったものは我が町に何があるだろうかということを私はずっと考えておりました。これを、ぜひ教育、まず、我が町から先代の苦労と、そして、今、頑張っている子供たちが自分たちが大きくなって、俺らが子供の頃の町長は三好町長だったよな、教育長はこうだったよなとか、きっちりと胸に刻めるぐらいやっぱり頑張って子供たちのためにやっていただきたいなと思います。それで、できるかどうか、やる気があるかないか、再質問します。
答弁 町長
内田議員の再質問にお答えをいたします。遊水地は、今、平成31年度を目標に工事を進めていただいているんですが、全体の千歳川の整備計画の終わりの年度がまだ示されていないんです。周囲堤も含めて、それらの堤防、橋架については何年かかるかわからないと。工事関係車両が通っている間は、冬は遊水地と周囲堤を結ぶいろんなイベントというのはなかなか限りがある。最終的に堤防の上も舗装をしてもらうというお願いはしているものですから、そうすると、千歳川の整備計画がある程度終わらない限りできないのかなというふうに思っております。事故の問題も当然、あそこにダンプも通りますので、非常に難しさがあるということであります。それから、ものを作ったり、まあ、建物はだめなんですが、いろいろやるのは、あくまでも地元自治体、それをやることによって管理も地元自治体がやらなきゃなりません。ですから、私どもも後の費用がかからないやり方、あるいは農業ゾーンと言いましたけども、農業者で利活用できる方法はないのかと。そんなことをしながら、一部は行政でやる部分ができるし、一部は町民の方にお願いをしてできる部分もあるのかなと。あるいは農業者の利活用の問題もあるというふうに思っておりますので。まあ、遊水地ができたからすぐ使えるかといったら、そういう問題ではないというのと、それから遊水地の中の形状というのが、私の頭の中ではある程度わかるんですが、ほとんど掘るわけですね。現状の地盤のやつが約10ヘクタールぐらいしかないと聞いております。それから、現状から2メートルぐらい下がった地盤が40ヘクタールぐらい、あるいは5メートルが40ヘクタールぐらい。ですので、ちょっと想像がつきづらい分野があります。農家の方はわかるんでしょうけども、今の地盤から2メートル取ったら、どういう地盤になるのかと。まだブヨブヨの泥炭が残るのではないかなという、そんな思いもあるんです。ですので、農家の方々に中を牧草地に使えとかそんな話にもまだまだならないんですよ。それから、大水、町内の内水対策を考えて遊水地をつくっていただいておりますから、水が入った時には何も使えなくなるわけです。そんなことも考えながら、前回お話ししたのは、周囲堤やら堤防を使って、まずサイクリングロードなど、広域連携できないかと。それには工事が完了するまでにできないと。そんなお話もいただいているんですが、できる所から絞っていただいて、私どもは江別と近いですから、江別の防災ステーションを拠点にして、江別遊水地、南幌遊水地をうまく活用した方法はできないかと、そんなことをさせていただいているところであります。それから、そういう話をしておりますので、遊水地に入る部分、あるいは取りつけの道路を歩いて渡る、あるいはサイクリングで渡る、それはもう当然お願いはしていかなきゃならないなと思っております。そんなことを含めながら、できるだけこの堤防の関係で、管理もできるだけ、遊水地だけじゃなくて、地元にも還元できるようなお願いはずっと続けているところであります。それは、受けれる業者があるかないかの問題もありますので、うちが間違いなく受けれるということになれば一番いいんでしょうけども、あくまでも地方に下りていただくのが国のお金を使うのが一番、私はベストだと思っておりますので、その地域で落ちる金は、少しでも地元に残るようなお願いはずっとさせていただいております。そこにきらら街道がございます、植栽の話もございました。余り高い木だとか根っこのある木はまた難しい問題がありますので。だから、その辺をどう考えるのかと。江南橋を渡る、今、ネットやらあれしているけど、まだできていないからどういう感じになるかわかりませんが、ああいう所に「なんと!なんぽろ」という植栽でもいいのかなと、そんな思いもしておりますが、ある程度できないとそういうことにならない。先ほど言いましたように、それをつくることによって草取りやら何やら地元で全部しなきゃなりません。そんなことも含めていくと、本当にどこがいいのかというのが、まだちょっと私の中では定まっておりません。できるだけ町の負担もしないで、なおかつ、虫がいいんですが、みんなにわかってもらえる方法はせっかくの周囲堤でありますので、きらら街道に面したものぐらいは何かできないのかなと、そんな思いはありますけれども、ある程度完成を見て、そんなこともちょっと考えていくべきではないかなというふうに思っておりますので、参考にもさせていただきますけれども、そんなことを思っておりますし、この遊水地を含めて、郷土資料室に昔の過去からの水害の戦い、先人たちがくぐってきた記憶もありますので、これらがこういうふうに変わってきたなということで子供たちがわかっていただける、あるいはこれから生まれてくる子供たちにもわかっていただけるように、両方見て感じていただければと、そんなふうに思っておりますので。私の名前が出るとか残らないとかそんな問題ではありませんので。あくまでも南幌町がこういう過去の先人たちが苦労してきて、ようやくこういうことになりましたよとわかるようにはしてあげたいなと、そんなふうに思っております。
質問 内田
思うところは本当に皆さん同じだと思うんですね。ですが、やっぱり町長は南幌町の父ですから、力強くいろんなことを発信して、町民の心を動かして。新聞にも出ておりましたけど、真狩でしたか、ボランティアで何百だかのユリを植えたとか。これからきっと間違いなくそういうふうになっていくんだと思うんです。この工事も南幌が早く完了ということで、本当に南幌からこの連絡協議会、各市町村のそういった所に提案していただけるように私たちも楽しみにしておりますし、また、一緒に頑張っていきたいなとも思っております。私もずっと歴史をひも解くというんですか、うちの家系、ちょうど6代目が今、小学校です。この子たちに本当に安心安全な町を残したいというのが今の私の思いですから。自分の経験上、ローカルですけど、フルマラソンの給水のお手伝いもしたりとか、あと、自転車の伴走をしたりとかそういった経験もあり、子供たちに、危険でもあるけれど、やっぱりそこから守っていくということも知ってもらいたいし、私たちもそういう思いをさせながらでも守るんだということも経験、一緒にしていかなければならないと思います。それにはやっぱり町長の言葉が人を育て、まとめていくんだろうと思うので、まあ、こればかりではありませんけど、連携、また千歳川を縁として、新たな縁を結んでいただきたいと思います。またこのほかにももし町長がこれだけはという思いがあるならば聞いて終わりにしたいと思います。
答弁 町長
内田議員の再々質問にお答えいたします。まずは、遊水地を含め、堤防・橋架で水害という言葉がほとんど忘れられるような地域環境づくり。この先人たちが本当に苦労してきたやつを今の人たちに同じ味わいはさせたくない。ですから、水害との戦いはできるだけ避けたい、そういう思いでありますので、たまたま多くの方々の御協力をいただいて、2番目に我が町の遊水地が完成するめどがついたと。本当にありがたいことであります。ですから、それがなくなることによって住民の方も安心して住んでいただける、あるいは、農業を営んでいただける、そんな環境ではないかなというふうに思っておりますので。ただ、今はそれには望んでおりますが、それで安心してというか、あぐらをかいているわけにはいかない。逆に言うと、御質問がありましたように、これを利活用した何かができないのかと。そして、我が町でできなければ、先ほど議員からもありましたけども、この遊水地が結ぶ縁で4市2町、あるいは国・道と含めて、ここで何かできないのかなと。この千歳川は本当に過去の歴史からあって、今、サケも上る時期です。そういうすばらしい川に恵まれているわけでありますから、それらも含めて、何とか国・道を動かしながら、そして、町も協力しながら、この自然環境、すばらしい環境を守っていきたい。それを次の世代に伝わるように私はやっていくべきではないかなというふうに思っております。これは多くの町民の方の協力をいただいてやることでありますので、ぜひ6つのどこの町でも今苦労して、この利活用の問題を考えております。ですから、町で持つ分、道で持つ分、国で持つ分と、私はある程度あるのではないかなと。それを探りながら、町民あるいは町外の方々が利用していただいて喜んでいただける、そういう施設も含めて、堤防を使っていただければありがたいことだと思っておりますので。そのために、これからも私の話としては、いろんな所に行って先人のあれをなくして、今度はいい意味でみんなが住んで喜んでいただける。こういうことがあってこうであるよとか、そういう伝え方をしながら、この環境がさらによくなることに頑張っていきたいなと、そんなふうに思っています。