七飯町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日
道の駅なないろ・ななえの指定管理者制度を見直すことについて
2022年12月6日、七飯町議会の一般質問で、平松俊一議員が「道の駅なないろ・ななえの指定管理者制度を見直すことについて」質問し、商工労働観光課長 磯場嘉和、町長 杉原太、副町長 宮田東が答弁しました。
- 質問者
- 平松俊一 議員
- 答弁者
- 商工労働観光課長 磯場嘉和、町長 杉原太、副町長 宮田東
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 平松俊一
次の問題に移ります。5問目であります。道の駅なないろ・ななえの指定管理者制度を見直すことについての質問であります。道の駅なないろ・ななえは3年契約で、施設管理を目的に令和4年度から2,219万9,000円の指定管理料が支払われております。当初からこの方針で運営しておりますが、町民の方々から、なぜ町に収益が入らないのかと質問を受ける機会が大変増えております。少なくとも施設を利用して収益事業を行っているのであれば、利用収入があってしかるべきではないのかと。今後、こういうことを見直していく考えが な い の か 、 町 長 の 考 え を 伺 い た い と 思 い ます。
答弁 商工労働観光課長 磯場嘉和(商工労働観光課長は2024年3月まで)
それでは、5問目についてお答えしてまいります。道の駅なないろ・ななえの指定管理につきましては、清掃や除雪、光熱水費など、道の駅を最低限運用するために必要な維持管理業務と民間の創意工夫により、様々なサービスを提供する自主事業の大きく二つに分けられます。このうち維持管理業務に関する経費を町が指定管理料として支払うもので、維持管理を指定管理者の努力により圧縮できた部分は、他の指定管理施設と同様に精算しないこととしております。もう一つの自主事業につきましては、指定管理者が創意工夫により実施する事業により利益を上げていただきますとともに、町が直営で運営するよりも利用者へのサービスが充実することを期待しているところです。例えば令和3年度の指定管理者の道の駅の全体 の 支 出 は 約 1 億 9 0 0 万 円 で す が 、 町 か らは、公的な役割を担う指定管理料2,219万9,000円が支払われており、残りの8,680万1,000円を指定管理者が自主事業で賄っています。令和4年9月の第3回定例会の決算審査特別委員会、町長総括質疑でも「企業努力によって利益を出しているにもかかわらず、町が納付させるというのはおかしくないか」という質疑がありまして、答弁として、「企業努力によって利益を生み出していることについて、町が過度に納付を要求することは慎むべきと考えます」と答弁しております。なないろ・ななえは、先日の道の駅スタンプラ リ ー 完 走 者 が 選 ぶ 道 の 駅 ラ ン キ ン グ で も「 ゆ っ く り 休 憩 で き た 」 「 長 時 間 滞 在 し たい 」 、 両 部 門 で 道 内 1 2 6 駅 の 1 位 に 輝 く など、利用者の評価も高く、これも指定管理者の努力によるものと評価しております。今後も指定管理者制度のよりよい活用のため、創意工夫を重ねてまいりたいと考えておりますので、御理解願います。以上です。
質問 3番 平松俊一
9月に行われました決算審査特別委員会、この中で、業者からもこういう声があったと町長がおっしゃった。それは、指 定 管 理 料 を ゼ ロ と す る と い う こ と を 目 指 すと、こういう提案もあったということ、町長はおっしゃっていました。何年か先にという話ではなくて、一番最初の年は2,000何百万円か町に寄附してくださいましたし、次の年は100万円寄附をしてくださっています。これだけ全道1位を、確固たる位置を築き上げている施設ですから、町が要らない口出しをしないで、事業者の人たちに任せたほうが、よっぽどこれからまだまだ伸びしろが 出 て く る と い う ふ う に 考 え る の で す け れ ども、指定管理者制度というのは、本当に事業者にとってプラスになりますか。ここに甘えてしまって、思い切った何か新しい事業展開をしようとか、本来民間企業が目指すべきものを何か足を引っ張っているような気もしないでもないのです。この点のお考えはいかがですか。
答弁 商工労働観光課長 磯場嘉和(商工労働観光課長は2024年3月まで)
指定管理料は、あくまでトイレの管理ですとか、道の駅に最低限必要な部分について支出しているものでして、事業者の方が自主事業をやることに対して、町のほうで何らたがをはめているとか、そういうことは全くございませんので、そこは民間企業のノウハウで、利用者のサービスが充実す る こ と を 期 待 し て い る も の で ご ざ い ま す ので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 3番 平松俊一
それは分かっています。あの場所に町があの施設をつくった。それを利用していっぱい人を呼んでください。いっぱいもうけてください。その出だしとして指定管理という制度をつくったのはいい。軌道に乗っていますよね。やっている人たちが、もうお金は要らないのではないかというような趣旨の発言をしているということをこの場で町長から聞いたわけですから、それであれば、いっそのこと任せてしまったらどうなのですかという質問です。指定管理料が、例えばそれがないと銀行から融資を受けられないとか、そういう時期は脱していると思います。1億幾らもお金を動かせる体制が整ったのであれば、なおさらもっといろいろ頑張ってもらって、できれば町に年間に500万円でも1,000万円でもお金が入るような仕組みに変えていく、今そういう選択をする時期に入っているのではないかと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 商工労働観光課長 磯場嘉和(商工労働観光課長は2024年3月まで)
道の駅の指定管理者は非常に努力をしていただいて、今、現状があるということで認識しています。北海道の道の駅の特性として、夏場は非常に入り込みも多くて収入も多いのですけれども、冬場は落ち込むということもありますし、また、コロナ禍で閉めることを余儀なくされた期間もありまして、その期間についても全く町から負担をしているわけでもございませんので、いましばらく指定管理者の努力を見ていきたいと思っております。以上です。
質問 3番 平松俊一
同 じ 話 で す よ ね 。 私 が言っているのは、民間事業者に民間事業者の感覚で預けたらどうですかと。七飯町がいろいろ自分で判断をして、そこにこういう予算をつけてあげましたからとか、そういうことではなくて、もう8億幾らも七飯町はあそこにつぎ込んで 、 な か な か う ま く い っ て い る み た い で す から、もっと頑張れと。別に2,000何百万円はなくてはやれそうですよね。そこを聞いているのです。もうやめられる状況ではないですかということです。
答弁 商工労働観光課長 磯場嘉和(商工労働観光課長は2024年3月まで)
やめられる状 況 で は な い と 町 の ほ う で は 判 断 し て お り ます。努力して1億円以上の支出のうち町が約2割ぐらいしか支出していませんので、それもあくまで公的なトイレの維持ですとか駐車場の維持ですとか、公的な部分のみを町のほうが負担していると。あくまで指定管理者のほうは、まだ8,000万円ぐらいの自賄いで賄っているわけですので、まだまだ独り立ちできるような状態にはないと考えています。以上です。
質問 3番 平松俊一
最後にしますけれども、あくまでも民間業者が民間業者としてやりたいようにやらせる。指定管理契約を結ぶと、いろいろこの間も話が出ましたけれども、条件がつきますよね、責任だとか。責任を何も持たないで稼げという話はできないでしょうけれども、もっと自由に、思い切って、表現は悪いですけれども、稼いでくれと。後押しだけはするということでいいのではないかと思うのですけれども、町長は、指定管理者制度はずっと続けるお考えですか。最後にこれだけ答弁をお願いします。
答弁 町長 杉原太
指定管理者制度というのは、そもそも活用されない公共施設を民間の発想で自由度をつけて、施設の活用をしていただきたいという発想の制度なのです。ですから、今 現 在 受 託 さ れ て い る 法 人 の 方 に つ き ま し ても、プロポーザルで自分たちの事業を提案していただいて、それが評価されて今現在も事業実施しているという状況ですので、決して自由度がないとか、そういうことではございません。将 来 を 見 据 え る と 、 い ろ い ろ な 民 間 の 発 想で、創意工夫で七飯町らしい道の駅を事業として推進していただいて、その中で収益が今の倍になったとか、そういうふうになってくれば、指定管理の委託料の部分も3年に1回積算し直しますから、収支を見た上で、2,000万円が少し下がるとか、そのまま行くとかという判断になると思います。道の駅自体は公設でないと認められないという国の制度になってございますから、あくまでも道の駅は七飯町の施設として、そこでの営業というか、運用に関しては民間のノウハウを活用して磨いていっていただきたいという部分で進めておりますので、制度を御理解いただきたいと思います。以上でございます。
質問 3番 平松俊一
最後と思ったのですけれども、七飯町のものは七飯町のものなのです。だから、例えば年100万円でもいいです、借地 の 地 代 金 で も い い で す 。 そ れ だ け も ら っ たら、あとは好きに使ってくださいというやり方はできるのではないですか、指定管理にしなくても。
答弁 商工労働観光課長 磯場嘉和(商工労働観光課長は2024年3月まで)
先ほど町長からもありましたが、道の駅は公営の施設ですので、そこを運営するとなると直営でやるか、それから今の指定管理か、それから三セクをつくって三セクが運営するか、基本的には大体その三つがあります。古い道の駅、昔からあるような、初期の頃の道の駅は直営でやっていて、トイレと駐車場だけ や っ て い る と 。 そ れ か ら 三 セ ク を つ く っ たり、指定管理という形になっていますので。今調べていないので分からないのですけれども、全く民間が運営しているということは私は聞いたことがございません。以上です。
質問 3番 平松俊一
変ではないですか、例えば役場の職員が駅長で1人常駐していれば、それで役場のものでいいのではないですか。あとは、そこで民間の事業者がどんどんもうけてくれればいい話で、町には家賃が入る。それ駄目なのですか。
答弁 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)
それでは、お答えいたしますけれども、ちょっと記憶違いがあるかも分かりませんが、指定管理の部分、公共施設を民間に貸す場合については制限がありまして、運営までやりなさいと。委託とは違うのです。運営までやって初めて民間が参入して、そこで管理運営という形なりますという形なのです。そういう形でないと公共施設は、単純に民間にやってくださいという形にはならないと記憶してございます。ですから、町が民間に貸す場合については、運営までつけて、管理運営全部つけて、民間のほうから提案を受けて貸すことができるという一つのルール。そのまま無条件で民間のほうにとはならないという解釈をしておりますので、その点御理解いただきたいと思っています。
質問 3番 平松俊一
予冷庫はどうなっていますか。
答弁 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)
予冷庫も管理運営という形の中で、一応管理料は払っていませんけれども、指定管理という形を取っています。以上です。
質問 3番 平松俊一
同じ考えでできないのですか、道の駅は。
答弁 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)
商工労働観光課長がお答 え し た と お り 、 今 現 在 の 中 で 、 初 年 度 は よかったのですが、その後コロナが発生して、今現在の中で1億円ほどの売上げに対して2,000万円やって、約8,000万円は自主運営でカバーしていると。1億円稼げるかといったら、今の段階では稼げないということです。今の状況はです。指定管理料2,000万円というのは、根拠を持って、その分については駐車場とかいろいろものでかかる分、町で持たなければ駄目な分を積算しているだけであります。その分、自主事業の中で稼げるかというと、それはそこまで、今現在の中で、実績の話の中で、まだ稼いではいないということ。これが稼げるようになるのであれば、また話が別になってくると。それは町と指定管理者のほうの話合いになると思いますけれども、基本的には、一生懸命努力していただいて、そこでもうけてくださいと。かなりもうければ別です。ある程度もうける分については一生懸命やってくださいと。それを今度別な展開で、自主事業に投資して、より多くもうけてくださいという形の発展に持って い く の が 理 想 的 か と 思 っ て ご ざ い ま す 。 ただ、出たから町のほうにくださいとなるような制度ではない。それから、予冷庫のほうとは全く別な考えをしていきたいと思ってございます。同じ指定管理 で す け れ ど も 、 あ ち ら の ほ う は 、 決 ま っ た方々がお金を出し合って利用料を払って、その中で運営できるという運営方式を取らせていただいていますので、それと一緒にされてもまたちょっと議論がかみ合わなくなってくるのかと思ってございますので、その点、御理解いただきたいと思います。以上です。(「議事進行」と呼ぶ者あり)
質問 7番 畑中静一
一 般 質 問 中 で す け れ ども、一般質問には時間のルールというものを設けているはずです。まだ大丈夫なのか。(「まだ大丈夫です」と呼ぶ者あり)
質問 3番 平松俊一
説明は分からないです。指定管理をやめてもちゃんとやっている、もう整っていると思うのです。道の駅に入っている人たちは。それをやらせば全然、1億円がどうのこうのとか、その説明はおかしいと思うのです。予冷庫と比べての話は、あれはあれこれはこれというのは、それもよく分からないです。
答弁 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)
後でいろいろ調べたりして議論していくべき案件かと思いますけれども、私どもの解釈の中では、道の駅は公共施設の一部であって、道の駅という看板をしょう以上は町のほうでやっていかなければ、基本的には町でやるべきものですということです。それで道の駅という看板がもらえている。それを民間のノウハウを入れて、より活性化した施設にしていきますと、避難施設とかはそういうものは町のほうでやらなければ駄目、案内的なものは町でやらなければ駄目、そういう義務があります。その中のルールを仕分けして、指定管理料という形の中で払って、片方は自主事業で、お客さんに喜んでいただけるという、色分けをしているという形になってございます。ただ、基本的には、指定管理するような方向でないと貸せないですという形のルールに従って、私どもはそういう形の中で運営を委託しているという形です。まるきり無条件で民間に貸すというなら、多分道の駅の看板を取らないと駄目ではないかと私どもは解釈しているということで、御理解いただきたいと思ってございます。以上です。───────────────────散 会 の 議 決───────────────────