みんなの議会

中頓別町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月8日

醸造用ブドウ栽培の商用化に向けての体制づくりについて

2023年3月8日、中頓別町議会の一般質問で、髙橋憲一議員が「醸造用ブドウ栽培の商用化に向けての体制づくりについて」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
髙橋憲一 議員
答弁者
町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 髙橋憲一

それでは、質問の2番目に移ります。醸造用ブドウ栽培の商用化に向けての体制づくりについてということで、醸造用ブドウ栽培は試験期間を経て、令和5年度から商用圃場設置に取り組むわけですが、今後長期にわたって栽培管理に関わる担い手の確保、育成についてどのように取り組むのかお考えをお聞かせください。また、日本最北の醸造用ブドウ栽培ということで、国内外のブドウ栽培農家やワイン醸造家からも注目を浴びていると思います。そういう意味でも失敗は許されないと思いますが、決意をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

醸造用ブドウ栽培の商用化に向けての体制づくりについてご答弁を申し上げたいと思います。醸造用ブドウの栽培につきましては、6年間の試験栽培の取組を通して、遅霜等の対策を講じる必要はあるが、耐寒性の強い品種であればワイン醸造に適した品種のブドウ収穫が可能という判断をしており、令和5年度より商業用圃場の整備と本格的な栽培を開始することとしております。栽培株数や管理面積が増加するため、これまで以上に機械力とマンパワーが必要となることはもちろんですが、事業を進めるためには中心的な役割を担う専任の人材を確保、育成することがより重要であると認識しております。このことから、新たに地域おこし協力隊を任用し、町担当者と共に事業推進のための中心的な役割を担っていただきたいと考えているところです。また、試験栽培当初から多大なるご協力をいただいております地権者の方や関係機関の皆様とも引き続き支援協力体制を構築させていただきたいと考えているほか、本事業に興味のある方を募り、昨年4月に設立させていただきました中頓別町ブドウ研究準備会を基盤にした本格的な支援、応援組織を設立し、圃場管理作業への支援や事業のPRなどを通じて、地域全体でブドウ栽培事業を推進していく体制を構築していきたいと考えています。醸造用ブドウ栽培事業を開始した目的は、1つは新たな地域産業の立ち上げと特産品の開発、2つはブドウ栽培による地域おこし、3つ目は道北地域におけるワイン文化の創造という3点を基本に進めてきているところであります。本町での醸造用ブドウの栽培は、非常に難しい挑戦的な事業として捉えており、ワイン醸造に至るまでは相当な時間や技術、労力、知識や知見等が必要になると認識しております。本年度より商業用栽培を進めてまいりますが、天候等の影響によりその年ごとに育成状況のよいときと悪いときがあるものと思われます。短期的な結果で一喜一憂することなく、今後も試行錯誤しながら、本地域に適した栽培方法の研究に努め、将来的にはワイン用ブドウの産地として広く認知されていくよう継続した取組として進めていきたいと考えております。

質問 1番 髙橋憲一

今のご答弁でありましたけれども、商業用圃場をこれからやっていくということで、ただここにも述べてありますけれども、新たに地域おこし協力隊員を任用し、町担当者と共に事業推進のための中心的な役割を担っていきたいというふうに考えているというふうに言われていますけれども、これは要するに試験栽培と同じようなスタイルでこれからもやっていくのかということに聞こえるというか、そういうふうに理解できるのですけれども、例えば本格的な商用栽培であれば当然専門の機関なり、組織なりを立ち上げるべきではないかというふうに私なんかは考えるのですけれども、その辺どういうふうに考えておられますか。

答弁 町長 小林生吉

この先というところは今後検討していかなければならないと思いますけれども、基本的には商業用圃場のめどがしっかり立っていくまでの間については、町が主体となって取り組んでいくということを想定しております。地域おこし協力隊を含め、携わるマンパワーの部分については、当然これまで以上に充実を図っていく必要があると考えておりますし、協力隊員のほか地域にいる方からの雇用というか、委託というか、どういう形になるか分かりませんけれども、そういったところを広げながら、まず一定規模の商業用圃場を運営していく、そういう体制づくりを進めていきたいというふうに考えております。

質問 1番 髙橋憲一

これは質問ではないですけれども、我々昔は農家をやっておりましたし、それから自分で自営業をやったりしているわけですけれども、ちょっと取り組み方が我々の感覚と違うなという感じがしています。昨年名寄市のワイナリーを見学させていただきましたけれども、たしか遅霜で全滅したというふうな話を聞いて、もうやめようかというふうな判断もしたというようなことも聞いております。商売でやるというか、本当にプロとしてやるのであれば、やはりそれなりの覚悟が必要なのだというふうに思うのですけれども、ちょっとその辺がみんなで何かやれば大丈夫だみたいな感じに聞こえてくるのですけれども、さっきも言いましたけれども、早急に専門的な組織なりというのを立ち上げないと、一喜一憂するのは実は町民のほうなのではないかというふうに思いますけれども。答弁は要りません。私の質問は終わります。

出典:中頓別町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月8日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる