中頓別町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月7日
コモンズ形成事業について
2022年6月7日、中頓別町議会の一般質問で、髙橋憲一議員が「コモンズ形成事業について」質問し、町長 小林生吉、総務課参事 野田繁実が答弁しました。
- 質問者
- 髙橋憲一 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課参事 野田繁実
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 髙橋憲一
受付番号3番、髙橋です。私は1点だけ、コモンズ形成事業についてお伺いいたします。今年度の町長の執行方針の中でコモンズ形成事業について述べられていますので、次の点について伺います。1つ、一般の町民にとっては耳慣れない言葉でもあり、町民に説明するとしたらどのように言えばいいのかお教えいただきたい。2点目は、今回の議案にもコモンズ形成の予算が組まれていますが、この施設の運営についてどのような形を考えているのかお尋ねをいたします。3点目に、今後も似たようなケースが考えられると思いますが、コモンズ形成の観点からの取組をしようとしているのか伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
髙橋議員のコモンズ形成事業についてのご質問にお答えしたいと思います。まず、1点目でありますけれども、コモンズ形成を日本語で説明するとしたら共助の仕組みづくりとなります。コモンズ形成事業とした名称の意図は、イギリスにおいて住民による自治的に共同牧草地を管理する制度から発した名称がコモンズであり、この共助の仕組みづくりの先駆けた取組を参考にし、さらに本町ならではの共助の仕組みづくりを目指したいと考えたところであります。事業名をあえてコモンズ形成とすることで、共助の仕組みづくりに一人でも多くの町民に関心を持ってもらえたらというふうに考えています。2点目でありますけれども、令和4年度から町内の共助の仕組みを考えるためのコモンズ形成に関して関係してもらうことを想定している福祉団体、NPO、第8期総合計画7つのアクション、さらに子育てに頑張る女性や高齢者など、多岐にわたる町民の皆さんと市街地のよりどころづくりとして試行的な利用期間の中で意見交換を重ねて、近い将来の本格運用を目指していければというふうに考えているところであります。3点目でありますけれども、現時点における空き店舗を活用した次の予定はありませんが、今回の空き店舗の活用が課題となっている中心市街地にあることを生かしながら、コモンズ形成に努めるための拠点づくりについて旧松田商店を基本に考えたところであります。今回の試行をきっかけに全町的な取組の一端になればと考えています。空き店舗の活用だけではなく、これまで取り組んできた住民の足を確保するライドシェアや地域の働き手不足を補う取組である特定地域づくり事業協同組合等々による人材確保のほか、手作りの地域福祉の実践である地域生活サポート事業から全世代型ファミリーサポートの実践へという契機として展開を図るなど、点としての取組を面に広げてコモンズ形成を目指していきたいというふうに考えております。すみません。答弁漏れがございました。申し訳ありません。2点目の後段のところ、ちょっとご説明を漏らしておりました。2点目の後段のところですけれども、現時点では旧店舗部をフリースペースとして、例えばフリーマーケットや町内の情報交換の場といったところやミニ講演会開催といった利用の形態を想定をしています。そのために試行段階としては光熱水費を賄って、さらには床、壁の汚れは上述の皆さん方とペンキ塗りをするなどの改善、和風トイレを洋風に切り替える設備の取付けによる軽易な環境改善を行うとともに、井戸端会議やミーティングをするためのテーブル、椅子を備えて、この期間中に最小限の使いやすい機能を確保できればと考えているところであります。申し訳ありませんでした。
質問 1番 髙橋憲一
ありがとうございます。2点だけお伺いしたいのですけれども、まず2番目のところの現状の旧松田商店を利用するということについての一応改修の見込みというのは今回の予算でも出ていますけれども、今後の具体的にどういうような運用をするのかというところ、例えば誰が管理人になるのかとか、誰がどういう形で使うのかというところがまだよく見えていないかなという感じがしました。その点を1点お聞きします。それから、3番目のことなのですけれども、松田商店を含めて過去に空き店舗を寄附で受けたというのが3件あったと思います。2件は実質的に現在活用中という形だと思いますけれども、仮にこういう事態がこれから発生するとしたら、それを例えばコモンズ形成事業の一つの取組の中に位置づけて、位置づけるというか、そういう受皿を考えているのかどうかお伺いいたします。
答弁 総務課参事 野田繁実
再質問の1点目についてご答弁申し上げます。まず、どのような形態になるかというのは、今回のお試し、試行の段階で想定する関係する団体、町民の皆様と話し合いながら、効果的な有効的な活用の形態をしっかり考えていくための試行としていますので、まだ今時点では具体的な方向性は見えませんけれども、この取組を進めるタイミングの途中途中の中で議員皆様にも経過報告をさせていただきながら、どうあるべきかの形をしっかり整えていきたいというふうに考えているところでございます。
答弁 町長 小林生吉
2点目のご質問でありますけれども、今町内の空き店舗に関していうと、店舗部が空いているけれども、まだ住宅があってお住まいになっているというところがほとんどであります。これは行政だけのことではなくて、商工会のほうでもこういった店舗の活用について所有者の方の意向をお聞きになったりとかというようなことで、今後どうしていくかということを検討していくということだというふうに認識しております。これは、町としては商工会と一体となって、こういった空き店舗の有効活用の可能性を最大限考えていくということに取り組んでいきたいというふうに考えています。今回いろんなアイデアがあって、それらを実現していくと、とても一つのスペースでは足りないかもしれません。だから、もっとほかのスペースにということがあるかもしれませんし、事業を継承して、事業継承というか、その店舗を活用して新たな事業をやりたいという方もいるかもしれません。シャッター街になってしまっているところでありますけれども、こういうところに幾つかのにぎわいの可能性というものが今積み重なってきているところがあるというふうに思いますので、この空き店舗の活用がうまくいけばそういったことも加速していく可能性になるのかもしれないという、そういう期待を含めて取り組んでいきたいというふうに思っています。全てを引き受けるとかというのはなかなか現実的ではないと思いますけれども、活用できる可能性を広げつつ、そういう利用したい人とうまくマッチングできるというようなところを考えていければなというふうに思います。
質問 1番 髙橋憲一
ありがとうございました。質問ではないのですけれども、全国的にもこういう空き店舗の問題とか空き家、空き地の再利用、市街地の景観とかいろんな理由もあるわけですけれども、そういうものを担う担い手が出来上がってきているというふうに聞いております。町だけで引き受けるというよりも、むしろ第三者というか、NPOであったり、財団であったりという形で引き受ける、そこにワンクッション置くというか、そういうような仕組みもどうなのだろうというようなことも考えられるかと思うのです。というのは、この間店舗、今までは寄附で受けているという形なのですけれども、寄附を受けるか、受けないかという判断をするというのが行政としてやると、例えば町民の中からどうしてあそこの店舗は寄附を受けたのだと、こっちは受けないのかとかいうような意見が出てきたりするというある種の公平感というものがあるので、そういう面から見るとワンクッション置くというか、NPOとか財団とかに引き受けてもらって、割と自由な取組ができるような仕組みをつくっていったらいいのかなというふうな考え方を持っているのですけれども、これは将来的な問題だろうと思うのですけれども、この辺についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 小林生吉
今の提案のご趣旨を十分踏まえて、そういう可能性についてもしっかり検討させていただきたいと思います。
質問 1番 髙橋憲一
大変ありがとうございました。私の質問を終わります。