むかわ町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日
穂別診療所内でのハラスメント対策について
2025年3月10日、むかわ町議会の一般質問で、伊藤恵美議員が「穂別診療所内でのハラスメント対策について」質問し、国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹、総務財政課長 佐々木義弘、町長 竹中喜之が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤恵美 議員
- 答弁者
- 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹、総務財政課長 佐々木義弘、町長 竹中喜之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 伊藤恵美
令和7年第1回定例会に当たりまして、通告に基づき順次一般質問させていただきます。穂別診療所内でのハラスメント対策について伺います。現在、世の中にはハラスメントとして法令によって定義されたもの、社会情勢などから生まれたものなど、10項目を超えるハラスメントが存在します。法令によって定義されているのは、パワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、マタニティハラスメント、モラルハラスメント、ケアハラスメントの5種類です。これらは、特に深刻なハラスメントであるため、一定の防止措置を実施することが義務づけられています。そこで、5つの点についてお伺いします。①ポリシーの策定はされていますでしょうか。②防止のための研修は実施されていますか。③相談窓口の設置はされていますか。④報告があった場合の調査、対応の方法を伺います。⑤防止に向けた取組を評価するための指標はありますか。お願いします。
答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹
穂別診療所内でのハラスメント対策についてお答えします。1点目のポリシーの策定は、むかわ町職場におけるハラスメントの防止等に関する規定を方針としております。2点目の防止のための研修の実施は、各部署でのハラスメントの防止等に関する規定の共有や、各種会議でのハラスメント防止対策を確認しているところです。3点目の相談窓口は、所内の管理職としておりますが、状況に応じて様々な相談に対応できるよう、所外に相談窓口を設置しております。相談者に関しては、不利益な取扱いを受けないように留意し対応することとしております。4点目の、報告があった場合の調査、対応につきましては、相談者のプライバシーに配慮しながら速やかに調査、対応することとしており、事案の内容等により必要があるときは、所外の相談窓口と連携しながら対応することとしております。5点目の防止に向けた取組を評価するための指標は、職場内のコミュニケーションが活性化されるよう管理職会議等で確認をしております。
質問 2番 伊藤恵美
①のポリシーの策定については、町の規定を方針としているということで理解しました。②の研修の実施についてですが、各部署で確認しているということでしたが、診療所全体では行っていないのでしょうか。また、副師長が3回受けた研修というのが、3回あるということで、事務長のほうから御連絡いただいたんですけれども、そちらの内容にハラスメントの関連の研修はあったかどうか伺います。
答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹
全体というところでは、勤務状況の部分でなかなか全員が集まってというところは難しいところもありますので、各部署に下ろしまして、それを共有していただいているというところでございます。副師長の研修につきましては、管理職の研修は受けておりますが、ハラスメントの研修というのはまだ受けていない状況です。
質問 2番 伊藤恵美
診療所全体かという部分でなんですが、勤務状況がばらばらというのは、看護師スタッフさんのほうの勤務がということだと思うんですけれども、部署部署って、各部署ではなく、各部署で行った上でやはり診療所全体というのが望ましいかなと思いますので、副師長さんにもハラスメント研修をぜひ受けていただいた上で、皆さんでその対策とか全てを共有していただけたらなと思います。相談窓口についてなんですけれども、各部署の管理者と、あと所外でということでお答えいただいたんですが、相談しやすい工夫とかはどのようにされているのか。あと、個人によってはなかなか相談できない性格というか、そういう方もいらっしゃると思うんですけれども、そちらのほうの対策はどうしているのか、あとプライバシー保護の観点で匿名で相談できるように、患者さんに対しては御意見箱みたいのを設置しているのは知っているんですが、そこになかなか職員が入れるというのも難しいとも思うので、一応匿名で相談できるように、それは町として何かホームページ上に、そういうネットを介して相談できるような体制を取ることは可能かどうか、あと今まで相談があったかどうかという4点についてお聞きします。
答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹
相談しやすいような工夫という部分では、相談窓口の明確化というのを行いまして各職員に伝えるということを行っているところです。
答弁 総務財政課長 佐々木義弘
全体的なお話になりますが、そういうような状況があった場合、本人から丁寧な聞き取りというものをまず基本としております。ただ、その職場の管理職ですので、その管理職に言いにくい部分というのもあるかと思います。そういった意味で、所外の相談窓口というふうに書いてありますけれども、これは総務財政課と企画町民課ということになります。その辺の病院の管理職に言いにくいという場合には、総務財政課、企画町民課の担当というか、私どもに相談をしていただくというようなところを基本として、相談しやすい、そういったことを徹底的に周知しまして相談しやすい体制といいましょうか、そういうものを今後もさらに構築していきたいなというふうに思っております。あと、1個戻りますけれども、研修の関係がありました。ハラスメントの研修というのは、役場全体で毎年1回行っております。ただ、診療所の看護師さんがそこに参加できているかというと、なかなか参加できていないというような状況があります。診療所の看護師さんも町職員ですので、今後そういったところにも、先ほど勤務の状況というのもありましたが、参加できる範囲で参加をしていただくというような形で推進していきたいなというふうに思っています。また、正職員の看護師さんのみならず、派遣の看護師さんといった方々にも参加をしていただくというようなことも声かけをしていきたいなというふうに思っております。以上です。
答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹
相談はありました。
質問 2番 伊藤恵美
すみません、もう一点、匿名でネットを使って相談とかという考えはという部分についてはいかがでしょうか。
答弁 総務財政課長 佐々木義弘
例えば、メールを使ってというふうな形で御相談をいただく、直接、例えば総務財政課に相談いただくというのはありますけれども、匿名ということになりますと、我々としてはそういうことがあったら、まず当事者に聞き取りをしてということですね。そして、もし相手方がいるんであれば相手方にも聞き取りをしてということを基本としておりますので、匿名というと、その内容をなかなか、どなたに聞いていいのか分からない状況になるので、できる限り対応はしていきたいというふうに思いますけれども、そこは、例えば直接お互い話をさせていただいて外に漏らさないというようなことをお約束した上で、内容を聞いて対応していくということも必要であろうかなというふうに感じております。以上です。
質問 2番 伊藤恵美
ありがとうございます。私の聞き方もおかしいですね。メールで名のる形みたいなそういう相談の仕方も、そのほうがいいかなと、今、御答弁を聞いていて思いました。すみません。佐々木課長のほうから、ちょっと対応の方法についてもちょっとあったんですが、ごめんなさい、4つ目にいきます。報告があった場合の調査、対応方法という部分で、それが片方ずつ、先ほど事務長、相談があったというふうにおっしゃられたんですけれども、そのときの聞き取りというのは、片方ずつの聞き取りをして、その後双方交えての話になったのか、また公平に判断できる立場の方が同席したのかなど、そういう詳細、もしお答えいただければお願いします。
答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹
一応、相談があったときの対応という部分で、先ほど申しましたとおり所外の相談窓口とも連携しながら対応して、状況に応じて聞き取りや専門機関に相談対応をしているところです。
質問 2番 伊藤恵美
状況に応じてというのは、相談してきた側のその相談者が、この方から、万が一不快な思いをさせられたという相談があったとき、この両者を交えてという話合いの場は設けてはいないということでいいんでしょうか。
答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹
両者を交えてという聞き取りはございません。
質問 2番 伊藤恵美
それないと、行っていないのは、その理由があるのでしょうか。
答弁 総務財政課長 佐々木義弘
一般的なお話として申し上げます。双方聞き取りをして、意見が双方かみ合っていればいいんですが、お互いなかなかかみ合わないということが結構あります。そういった場合に、どっちが正しいのかという話になるんですけれども、そこは今後、職場の中で一定の注意をする、そちら、お互いどっちがというのもあるんですが、そういった場合お互いの、総務課から注意をして収まるような場合については、お互い注意をしていただくというような方法もあると思いますけれども、一方でどうしても納得がいかないというような場合もありますので、そういった場合には、最終的には第三者を通じてというようなことも必要だと思います。なるべく、そのお互いの意見がありましょうから、そういったことを丁寧に聞いた上で、まずは職場内で対応を考えていく、今後の対応を考えていくということを基本としながら、残念ながらそうならない場合については第三者の意見も伺っていくというようなことも必要だというふうに思います。以上です。
質問 2番 伊藤恵美
分かりました。片方だけが、今後が続いて、もしかして相談した側の今後がなかったら、ちょっと悲惨かなというか、そういうふうにも受け止めてしまうんですが、そこはちょっと公平に判断できるように取組、対応方法を考えていただけたらなと思います。5つ目の取組を評価するための指標についてというところで、職場内のコミュニケーションの活性化と、もっともだと思うのですが、いろいろ調べたら、上司が部下を評価するのは今までも人事評価とかと、現在も行われているんですかね。あったと思うんですけれども、部下が上司を評価する、そういう形を取ることによってハラスメント傾向を早期に把握できるとか、そういう行動を牽制、防止できる、あとプライバシーを守りながらハラスメント対策ができるという利点があるようなのですが、そういう取組とかは考えているでしょうか。
答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹
人事評価といいますか、役場全体の話なんですけれども、目標管理という部分で、1年の目標というか工程を確認しているところです。その中で、上司と部下の部分でヒアリングを行っていろいろ話をするという場面もございますので、その中でお互い、いろいろ話し合いたいことがあれば、そこで話し合うということも行っているところです。
質問 2番 伊藤恵美
では、むかわ町役場内、診療所も含めですが、上司、部下の関係は、関係というか、そのお互いの評価というのは適切に行われていると理解してよろしいのでしょうか。
答弁 総務財政課長 佐々木義弘
人事評価については行ってはおりますけれども、部下が上司を評価するというものは実際には行われてはおりません。ただ、そこでその評価を通じて、1対1でお話をする場面とかというのはあるんですが、その中で、職場の悩みだとか、そういったことも含めて事情を聞いているというような側面はございます。人事評価に含めて、そういった悩みとかそういうところも聞いているところであります。以上です。
質問 2番 伊藤恵美
ありがとうございます。私は個人的に360度評価というのをちょっといいなと思ったので、今回取上げさせていただいたんですが、相手が嫌だとか不快だと感じたらハラスメントは成立してしまうということと言われています。強要や圧力がまかり通っていた時代はもう終わっているというのが現状ですので、穂別診療所においてもほかの市町村から通勤されている正職員の方や、派遣さんにおいては、寮とか住宅はちゃんと設置されていますけれども、せっかく穂別を選んで来て働いてくれているわけですから、お互いに思いやりを持った働きやすい職場環境をつくっていただきたいなと思っています。そういう働く環境というのはどこに影響するかといったら、やっぱり患者様に影響するんじゃないかと考えますので、そこのところをしっかり踏まえた上で、言葉一つ、態度一つが個人の人生を変えてしまう可能性もあるということを十分考慮しながら、ハラスメント対策について、今後も的確な取組をお願いして一般質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 竹中喜之
ハラスメントの認識については、先ほどからもやり取りがあるかと思いますけれども、個人の尊厳だとか、あるいは人権に関わる行為とも伝えております。事業者にとっても、業務への支障だとか人材の損失、それには社会的評価への影響というのも与えかねない問題とされておりますので、これもしっかりとした法令というんでしょうか、こういったところに基づき、その対策、確実に行うことが重要であると言わずもがなとも認識しているところでもございます。それで、繰り返しますけれども、町としましてはそういった認識に基づきながら、関係分野というのが連携し相談窓口というのを通しながら、ハラスメントを含む労働相談に応じているほか、今後につきましても研修会などを通しながら、ハラスメントの防止、監視に関係しての呼びかけというんでしょうか、これらも徹底して正しい理解の促進というのを図り、議員のおっしゃるより働きやすい環境づくりに向けて鋭意啓発に努めていきたいと考えております。
質問 2番 伊藤恵美
ありがとうございました。大いに期待しています。以上で一般質問を終わります。