むかわ町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月19日
地域商社の現状について
2024年9月19日、むかわ町議会の一般質問で、津川篤議員が「地域商社の現状について」質問し、経済建設課長 江後秀也、町長 竹中喜之、経済建設課参事 菊池功が答弁しました。
- 質問者
- 津川篤 議員
- 答弁者
- 経済建設課長 江後秀也、町長 竹中喜之、経済建設課参事 菊池功
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 12番 津川篤
私の質問は、1点だけに絞って質問をさせていただきたいと思いますが、まずお伺いしたいのは、地域商社の現状についてということで、地域商社の定義とはどのようになっているのか、まず確認をしておきたいと思います。それに、地域商社の地域への効果及び経過測定の中で、また、自立状況についてお伺いするものであります。以上です。
答弁 経済建設課長 江後秀也
私のほうから御質問に対しまして回答申し上げます。1点目の御質問につきまして、地域の特産品や観光資源を活用した商品やサービスを、町外に販売することで地域の稼ぐ力を実現するため、国の地方創生事業を活用し、設立を支援してきております。これまで、恐竜化石の経済的な価値を高め、地域資源を活用した商品開発や販路拡大に向けた事業を展開していただいているものと捉えております。2点目の御質問につきましては、カムイサウルスの全身骨格レプリカ1体の契約が成立し、沖縄県立博物館・美術館に納品されるなど、本年3月までの第4期におきましては、恐竜関連事業が好調であったと報告を受けております。その他、ふるさと納税の返戻品となる新たな商品、地場産品を生かした商品の開発にも積極的に取り組み、商品の販売により生産者の所得の向上、地域経済の循環が生まれ始めていると感じております。現在は、合同会社から株式会社に組織変更されております。まちの持続可能な観光地域づくりを目的とし、地域の関係団体が連携し観光振興に取り組む、組織の一員を担っていただくことの了承も得ており、より地域に根差した取組を期待するものでございます。以上でございます。
質問 12番 津川篤
いろいろレプリカだとかそういうものが販売されて、順調に推移しているということではあるんですが、この業者は、2年間に1,200万公費を投じてやっているわけです。そのときに、私が質問に至ったときに、町長は、あのことまであと一歩というような答弁をしたかと思います。そのあと一歩という定義はどこにあったのか、その辺りがちょっと。その定義だけをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 竹中喜之
議員も御存じのとおり、むかわ町も人口減少対策ということで、全国的な課題に向き合って、地方創生そのものがファーストステージから、ファーストステージの後半であの地震災害、コロナ禍、気候変動ということで、今、地方創生のセカンドステージを歩んでいるところでもございます。この地方創生、まだまだ全国的にも一長一短で、はかることが難しいのかなと。当時もあと一歩という表現でございますけれども、まだ一歩、もう一歩といったところの中で、今言った、かなり取り巻くものが非常に大きな課題にも、新たな課題にも、そして社会課題としての脱炭素とか、いろいろとそういったプラス課題が出ていますので、その辺の向き合い方というのも、リアルな現状としてしっかりと向き合っていかないと駄目なのかなと思います。改めてですけれども、中長期的な視点での地方創生、この地方創生、国のモデル事業の一環として地域商社の、これ、議員御存じのとおり、設立ということで展開もしてきているし、事業費も、経費として国からのものも準備が進められてこの場に来ているんです。それと、改めてですけれども、以前、他の議員の方と地域商社のやり取りをしたときに、地域としての存在、これをしっかりあらわしていこうというのと、観光協会との結びつきはどうなっているんだい、差別化はどうなっているんだいというお話もあったかと思います。今年度、もう既に観光協会、商工会、それと地域商社、これの連携会議という設立に向けて、今、始動、動き始めているところでもございます。こういったところも含めながら、多様性だとか、公共的なもの、そして自治体の関わりもあるかと思いますけれども、しっかりと地域内での存在というのをあらわしてもらうということで、運営あるいは実務等でも、協働性というのをしっかりと発揮していただきたいと考えているところでもございます。
質問 12番 津川篤
今の答弁の中で、自立性ということを重んじるのであれば、この会社が2期連続して赤字になっているよと。普通の民間で考えると倒産ですよね。これ、公費を入れてそこを継続させている。そこには何か思惑があるのかどうなのか。それと、先ほど3番議員の質問のときに、ちょっと随意契約の質問があったと思うんですが、このときに、この随意契約の発注するタイミング、これが本当にその時期でよかったのかどうなのか。そのガイドラインの前に、令和6年度早急に事業発注を出す事業ではないように思われるんですが、この辺りはどういうふうな考えを持って、これらと随意契約に至ったのか、その辺りがどうも見えてこない。これは町民の皆さんに、先ほど質疑のやり取りを聞いているときに、こういうものが出てきたと。これは、以前にもそういうものがあって、町長があと一歩と言ったんですね。あの業者が同じことをやってきているわけですから。だから、そこに変わったものに取り組んだということでは私はないと思うんですよ。だから、それを継続させてやったということにならぬかというふうに思うんですが、その辺りはどうなんですか。
答弁 経済建設課参事 菊池功(経済建設課参事は2025年3月まで)
地域商社の事業に係るものでございます。ただいまの質問の中に自主性を重んじるんであればということですが、2期赤字が続いておりましたが、昨年度、先ほど答弁でも触れましたとおり、恐竜のレプリカの販売、また、細かい部分でございますが、これまで培ってきたぬいぐるみ等のグッズ販売というのも大変好調な結果、黒字になっております。引き続き黒字に転換することを願っているところでございますし、実際に赤字の部分につきましても、これは社内の会計上で処理できたものと判断いたしますので、私たちとしましては、今回の黒字の報告をいかに継続していただけるように、また、町長からも答弁ありましたが、今後、地域の中に根差した動きで、存在感をアピールすることによって、さらなる発展をしていただければなというふうに考えております。契約の部分、先ほど3番議員からありました空き地・空き家対策の業務につきましては、これは、町として今後まちなか再生を進める中で、やはり今後どうにかしていかなければいけないというようなことで業務をつくっております。この時期につきましては、昨年度からというふうになりますが、以前から空き家対策については、町としては力を入れておりまして、所有者の特定業務等々も継続で行っておりますし、昨年度も、先ほどのお答えしましたが、この業務とは別に所有者特定業務の再確認という業務を行っております。時期は重なるというふうに思われるかもしれませんが、町としては、令和5年度からの事業としてそこに力を入れたということで御判断いただければと思います。
質問 12番 津川篤
そのことは理解します。ただ、今黒字になりましたということが、今後において、これが継続できるというふうな、そういう見通しが立っているのか。それと、私はこういう事業をやるときに、前にもどなたからの質問の中にも出ていたんですが、これらを育てるよりは、例えば恐竜ワールドとか、それから観光協会、これらに多くを投資したほうが、まちづくりのためになるのではないかと。これ、全く今そのような状況で進んできているわけです、見たら。目新しいものというのは、特に私としては感じられないんですよ。だから、例えば恐竜のレプリカが売れました。これは、この商社が考えたわけではないでしょう。以前に、もう恐竜ワールドセンターの人たちが、そういうものをやらなければならないというような、そういうものの主体性の中から出てきたんじゃないですか。これは、この商社が考えたというのなら別ですよ。だから、営業は何もしないうちに町が公費を使って営業させている。その売上げだけは自分のものですよというふうなんですね。そういう自立した会社なのかどうなのかということなんですよ。これで、もうこの会社は自立したというふうな、私ども町民が判断してよいのかどうなのかということ。
答弁 町長 竹中喜之
自立という定義に、これは該当どうかというのは、今、不用意な発言というのは控えさせていただきたい。しかし、恐竜ワールドのワールドセンターという恐竜ワールド構想そのものの展開というのは、官民挙げてしていこうといったところでの事業参加として、販売の促進といったことも含めながらPR活動を行って、現実に云千万というレプリカを交渉にこぎ着けたのは、紛れもなく地域商社の今回の成果の一つかなと思っていますし、新しい商品開発、新しい地域資源を生かしての価値の創造というのも、今地域ビジネスとして展開をしている最中でございます。そういったところも含めて、私としてはというよりも、もう既に地域商社のほうにもお話、そして打診も、さらに事業参加もしていただいているんですけれども、今、津川議員御存じのまちなか再生、これのとりわけ鵡川地区の、穂別地区は穂別地区の、今地域運営組織というのが、要するに地元を中心としながら地域の人も参加をした中での事業展開、自分事としてまち賄いをしようよという中での一つの要ともされるような中で、何とか今回、まちなか再生にも事業参加して、地域運営組織の一角を担っていただければなと期待をしているところでもございます。
質問 12番 津川篤
町長、当然期待するのは分かるんですが、これが町民の皆さんにどうも理解されていない。例えば、一昨年、1,200万の事業費を使われるぞと。こういう600万ずつ使ったわけです、M Dinoに対して。やったときに、町民の皆さんは、私たちの税金が正しく使われていないのではないか。これが、この商社の営業マンがむかわ町ではないというような、大変厳しい町民から指摘を受けるわけですよ。そうすると、私らも、ある程度結果が出てこないと、町民の皆さんには、ここまでやりましたよと胸を張って言えるような状況ではなかったわけですよ。だから、先ほど確認したのは、これで今後の運営について大丈夫なんですかと念を押したのはここなんですよ。これが、いつかまずくなったときに、むかわを勝手に離れられたりなんかすると、これは、むかわ町が先行投資したものが報われないままに終わってしまうと、徒労に終わるということが、町民の皆さんは非常に心配しているということなので、そういう徒労に終わらないように頑張ってやっていただきたいというふうに思います。以上で、私の一般質問を終わります。