みんなの議会

むかわ町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日

穂別診療所の現状について

2024年3月11日、むかわ町議会の一般質問で、伊藤恵美議員が「穂別診療所の現状について」質問し、町長 竹中喜之、国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹が答弁しました。

質問者
伊藤恵美 議員
答弁者
町長 竹中喜之、国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 伊藤恵美

第1回定例会に当たりまして、通告に基づき、順次、一般質問をさせていただきます。昨年の第4回定例会に引き続き、穂別診療所の現状について伺います。まず、1つ目に、町長からの行政報告がありましたが、昨年12月29日より病棟休止が続いておりますが、病棟再開の予定と看護師補充の進捗状況を再度伺います。〔「続けて、全部」と言う人あり〕

質問 2番 伊藤恵美

全部、言うんですか。すみません。すみません、ちょっと……〔「 はい、 」と言う人あり〕

質問 2番 伊藤恵美

すみません。2つ目に、現在の看護師人数と体制、人員配置を伺います。3つ目に、医師の当直は所内に常駐していますか。また、病棟休止中も当直料は発生していたか伺います。4つ目に、現在、看護師長不在ですが、その経緯について伺います。

答弁 町長 竹中喜之

1点目の病棟再開の関係でございますが、行政報告でも触れましたとおり、派遣看護師の採用が決定したことに伴い、新年度の4月1日より入院患者の受入れを再開することとしております。2点目の看護師の人数、3月11日現在になりますが、メモよろしいですか、いいですか。12名の看護師が勤務しており、その内訳は正職5名、派遣7名となっております。3月31日に契約満了となります派遣看護師が1名おりますが、4月より新たに2名の派遣看護師を採用することとして、計13名となります。現在の人員配置としては、外来対応が3名、休診日、夜間の救急、時間外診療対応が2名の体制となります。医師の当直につきましては、オンコールによって実施をしており、所内には常駐はしておりません。病棟休止中も救急や時間外の診療、相談等があることから、休止前と変わらず当直を実施しております。4点目の看護師長不在の経緯につきましては、2月に自己都合ということで退職願が提出され、2月29日をもって退職されております。現在は、看護副師長が看護科の中心となって、医師と協力をしながら、外来、そして救急、時間外診療等を支障なく対応しておりますので、御理解を願いたいと思います。なお、退職されました元師長におかれましては、3年と11か月にわたり看護師長として看護に関する業務というのを全般に掌理し、看護科の指揮監督者として診療所運営に御尽力いただいたことに関しまして、深く感謝を申し上げるものでございます。

質問 2番 伊藤恵美

ありがとうございます。人材が確保され、大変喜ばしく思います。今回、質問するに当たりまして、2月26日の時点で長谷山事務長のほうに事前調査でお話を聞きに伺ったところ、「病棟は休止していますが、外来2名から3名で対応しており、夜勤は2名で行っております」という御返答をいただいていました。しかしながら、私が調べた限りなんですが、今年の4月4日木曜日、平日で診療所、仕事始めです。〔「4月でない仕事始めは」と言う人あり〕

質問 2番 伊藤恵美

4月、ごめんなさい。1月4日です、ごめんなさい。訂正します。夜勤の看護師1名で対応していたようなんです。翌日の5日金曜日は、当直の医師が出張医、診療所の常勤以外の方、だからなのか看護師は2名で対応。また次の週明けから、月曜日から木曜日までは1名対応で、そういうふうに、1月いっぱいは平日は看護師夜勤1名対応なんです。金曜日の夜から土、日、祝日は2名対応。看護師不足のため、やむなしの策だったと思われるんですが、事務長はもちろん執行部も把握していたのか伺います。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

12月29日に病棟休止を決めまして、その時点での看護師の人数というのは、とても少ないものでした。1月の部分で、どうしても1人夜勤というシフトを組むということは、事務長としても把握していたところです。その後、できるだけ1人夜勤をしないということで、できるだけ早く派遣看護師等の充足等を行ってきた経過でございます。

質問 2番 伊藤恵美

2月に入って、平日も2名体制に戻ってはいましたが、2月の20日だけ1名夜勤だったんですね。その理由を伺います。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

派遣看護師の中でも、個別にちょっとお願いしている看護師さんもいらっしゃいまして、その方がどうしても入れないという部分で、そこはシフトが組めなかった、1人夜勤になったということはございます。

質問 2番 伊藤恵美

私がなぜそこにこだわるのか。理由は、3つ目の質問にも関わるのですが、病棟は休止しているけれども、救急の受入れはしているという状況ですよね、今現在。あえて12月29日以降の受入れ件数は問いませんが、救急対応を1人でドクターの指示を受けながらこなすというのは、決して容易ではないということ。あと、やっぱり、何というんですか、病棟のナースステーションの中での勤務になりますよね、1人で。やっぱりいろいろ不安な部分とかというのもあったと思うんです。しかしながら、結果的に1人夜勤は仕方ないとはいえ実施されていた。今回、質問するに当たって、長谷山事務長のほうに人員配置について伺いました。前段で伝えたように、夜勤は2名ですとお答えがありました。だけれども、蓋を開けてみたらちょっと事実は違ったと。そこで、私が「ん」と、ちょっと懸念していることなんですが、関心があれば記憶に新しいと思うんですが、道内で、2月22日の新聞報道で白老町の国保病院、3月7日の新聞、斜里町の国保病院が診療報酬をそれぞれ1億2,586万円、1億878万円返還しなければいけないという報道がありました。どちらも厚生局のほうから指摘されたのは、看護師の基準配置についてでした。そこで、長谷山事務長に伺います。病棟休止とはいえ、1月中と2月は1日でしたけれども、看護師1人夜勤だったということは、配置基準に問題はありませんか。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

白老町の問題とか、入院の部分の看護師配置という部分で問題になっているかとはございます。そもそも病棟休止しておりますので、入院はございませんので、その配置の部分では対象になるものではないというものであります。また、どうしてもシフト上1人夜勤になるときというのは、看護師とも相談しまして、ふだんオンコールで行っている医師の部分を、医師が所内に常駐することで不安を解消しようというお話にもなっておりましたので、その辺を付け加えさせていただきたいと思います。

質問 2番 伊藤恵美

人員配置については大丈夫とのことで安心しました。医師のオンコールについて、では1月の平日と2月の1日ですが、医師はそのときは所内に常駐していたということでよろしいんでしょうか。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

医師のほうからそのときの当直の看護師にお話ししたところ、まだオンコールのままで大丈夫ですという回答がありましたので、常駐はしていない状況です。

質問 2番 伊藤恵美

ちょっとすみません、私の勘違いならすみません、先ほどの事務長の回答では、1人夜勤のときは医師が常駐していたと言ったと捉えたんですが、間違いでしょうか。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

常勤の医師のほうから看護師のほうに一緒にいてもいいよと、所内に泊まってもいいよというお話があったというところでございます。

質問 2番 伊藤恵美

分かりました。では、そこは医師と看護師の間で相談して決めて、1人で看護師が当直していたということで理解します。3つ目の質問に移らせていただきますが、医師の当直はオンコールだということなんですけれども、変わらず病棟休止中も当直料は発生していたということで、先ほどお答えもらいました。ちょっと私も詳しく遡って調べたわけではないのですが、それは診療所体制に変わってから医師はオンコール対応というふうに変わったのでしょうか。私が以前、もう30年前になるんですけれども、穂別病院だった時代に勤務していたときは、当直医師は院内に常駐していたんですよね。医師の働き方について町として、何というんですか、診療所に関する条例みたいのがあるであれば、書面配付をお願いしたいとも思うのですが、いかがですか。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

詳しくオンコール体制に変わったという時期的なものはちょっと押さえてはいないんですけれども、少なくとも私が事務職でいた診療所になってから、平成19年以降、オンコールというのはなっていたという部分では押さえております。各条例等、診療所の条例等につきましては、後ほどお渡ししたいと思います。

質問 2番 伊藤恵美

ありがとうございます。ぜひ、お願いします。診療所から医師の自宅というか住宅が近いとはいえ、やはり患者の急変時、また救急搬入時の1分1秒というのはとても大切だと考えるんですが、今後、人員も増えました、入院患者もきっと増えるだろうと思うんですが、そうなったときにオンコールではなく、やはり当直医は所内にいてもらうというふうに改善する余地はありますか。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

オンコールにつきまして、救急並びに時間外診療のときには、必ず事前に電話連絡を入れるということになっております。その状況に応じて、受入れするかどうかの判断をしているところですが、受入れが決まった段階で医師は診療所へと向かいますので、到着時には必ず医師は診療所内にいるということになっております。また、入院患者につきましても、急変した際はもうすぐオンコールで駆けつけていただいておるので、今のところは支障はないかなと考えております。

質問 2番 伊藤恵美

すみません、ちょっとはっきり聞こえなかったんですが、今のところしようがないと言ったんですか。〔「支障はない」と言う人あり〕

質問 2番 伊藤恵美

支障、すみません、ありがとうございます。私としても一町民としても、できれば所内に医師がいてくれたほうが安心かなという気持ちではおります。今回、病棟休止中も変わりなく医師の当直料が発生しているかということを質問するに当たって、診療所のドクターの給料等について総務課のほうに確認して、町のホームページでちょっと調べました。というか、なかなかたどり着けず、柴田さんに御迷惑をかけてようやく見られたんですけれども、現状、満額支給ではないということでしたが、所長は月給135万円以内、プラス管理職手当が6万円。副所長が110万円以内、プラス管理職手当4万5,000円ということで、当直料が1回につき3万1,500円以内ということで、明記というんでしょうか、記載されていました。ちょっとざっくり見積もって計算間違っていたらごめんなさいなんですが、医師2名に対して年間4,500万から5,000万が給与その他として支給されているんだなと。規模的にやっぱり診療所ですから、規模においてもできる医療、治療においても、その金額が妥当なのかなという疑問がちょっとふつふつと湧いてきました。何というんですか、地方の僻地医療に医師が来てくれているということは、とても感謝すべきことなんです。それは重々分かっています。医師を迎えることが大変だということも分かっているんですが、規模や提供できる医療サービスを鑑みたときに、本当に必要で妥当なのかなという疑問が一つ。また、一応、所長、副所長という管理職としての立場を考慮して、病棟休止中は当直料はちょっと辞退しますよみたいな、そういうお声はなかったのかという疑問が一つ。お答えいただけたらお願いします。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

常勤医の給与の部分につきましては、夏目所長につきましてはもう10年、中塚先生は2年ということになっておりますけれども、この間、穂別の地域医療という部分ではいろいろと御尽力いただいた部分ありますので、現在の給料につきましては妥当なものと考えております。あと、職手当の辞退という部分では、特に実働あるなしに関しまして、病棟休止前と変わらず、当直、先ほども申しましたとおり実施しておりますので、その部分は宿日直手当ということでお支払いしております。

質問 2番 伊藤恵美

分かりました。そういう現状だということで。私個人としては、ちょっと管理者として、むかわ町に対して責任感とか愛着があればもっと違う答えがあったのかなというような気がします。結果として、病棟休止中も救急対応の有無にかかわらず、1回につき約3万円の当直料が支払われているということなんですね。資格に対しての報酬ですから批判はしないんですが、実に羨ましい限りだなというのが感想です。しかし、町の財政を考えたときに、今、穂別地区、二千何人でしたっけ、ちょっと度忘れしてしまったんですが、その規模の地区の人口に対して医師が2人、今いる医師が定年までと考えたときに、結構な金額がやっぱり人件費として計上されて支払われると。診療所、医療機関はなくてはならないとは思うんですが、財政を考えたときにちょっと不安だなという気持ちもあります。4つ目の質問に移りますが、現在、看護師長が不在ですが、そこに至った経緯を伺うという点についてですね。自己都合による退職、退職届にはそのように書いていたと思います。しかし、私が確認したところ、12月の病棟休止に関する町長との検討会議の前の打合せの場において、所長による師長へのパワハラと取れる発言があったと。結果として、2月29日付で退職に至ったと認識しております。むかわ町においても、管理職を主にハラスメントに関する研修を受けていると思うんですが、その12月の打合せ会議の場におられた事務長にお尋ねします。当時、所長から師長への、師長の過去、現在、未来、全ての人格を否定するような発言や行動はありましたか。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

そこに関しましては、特に答弁することはございません。

質問 2番 伊藤恵美

答えられないということですね。分かりました。では、ここでは掘り下げされないということで、終了したほうがいいんですよね。

質問 2番 伊藤恵美

すみません、先ほどの答弁で、2月1日付で副師長が選任されたということだったんですが、看護スタッフさんの中には、ちょっとその1日付で選任されていたという事実を知らない方もいました。そういう報告とかは、周知はどのように行われていたか伺います。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

周知につきましては、辞令翌週の毎週月曜日、皆さん集まっていただいて朝礼というものを行っているんですけれども、そこで就任の報告ということでしております。

質問 2番 伊藤恵美

ありがとうございます。今後、やはり師長の部分、師長の職を不在のままにしておくわけにはいかないと思うんですが、そちらに関しては何か管理職募集していますとか、経験ある方募っていますというような動きはあるんでしょうか。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

先ほどの町長の答弁でも申しましたとおり、今、副師長のほうが中心となって看護科のほうをまとめていただいております。なかなか看護師長を募集してもすぐ来るかと言えば、なかなかそこは難しいところだとは思いますので、その辺また所内の管理職、理事者なり協議いたしまして今後の対応について決めていきたいと思っております。

質問 2番 伊藤恵美

2月26日に事務長からお話伺ったときにも、ちょっとお話しさせていただいたんですけれども、やはりいわゆる師長研修というのを受けている方を、ちょっとやっぱりトップに据えていただきたいなという気持ちが強くあります。それはなぜかというと、やはり令和3年から4年にかけて、看護スタッフ間の中ってすごくいろいろ変動があって、前回12月の定例会のときも言わせていただいたんですが、本当にきちんと修正されて、あるべきケアが施されるようになった。そのよくなった道を、またそれ以前の、ちょっと言い方悪いですけれども、怠惰な仕事の仕方というか、そういう状況には戻ってほしくないので、しっかりとした人選を行ってほしいと思うんです。診療所のことばかりちょっと続けていろいろ言ってしまって申し訳ないんですけれども、やっぱりしつこく言うのはなぜかというと、医療機関、やっぱり命に直結する職場だからなんですよね。やっぱり一人一人の意識の改革をしていくのは、事務長の仕事であったり、そう思いますので、もっと、何というんですか、一人一人に目を配るというか、そういう動きを今後もしていただけたらと期待して、一般質問を終わらせていただきます。〔「答弁いいかい」と言う人あり〕

答弁 町長 竹中喜之

伊藤議員のほうからの提案もございました今後の看護師長の配置の在り方というんでしょうか、こういったところも含めて、看護師の確保と看護師の育成というんでしょうか、これは診療所においても大きな課題と捉えているところでございます。先ほども申し上げましたけれども、これからにおきましても正規職員の継続の募集、それとこれまで締結している大学等々との連携協定、看護科もありますので、そういったところも含めて、看護人材の適切な招聘、そして角度を少し広げた中での人材確保に努めていきたいと考えております。なお、前回のときもお話し申し上げましたけれども、今後に向けてやっぱり医療関係者がこういったところも含めた中での日常、ふだんの共通認識というんでしょうか、情報の共有というのが非常に大切になってきているんではないかなと捉えております。地域医療というのを継続する重要性には変わりはございません。利用の状況だとか、今後の運営体制の検証は適宜必要と捉えているところでございます。

質問 2番 伊藤恵美

ありがとうございました。それでは一般質問を終わります。────────────────────────────────────────────

出典:むかわ町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日 議事録 PDF(66ページ) 間違いを知らせる