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むかわ町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日

穂別診療所の現状について

2023年12月12日、むかわ町議会の一般質問で、伊藤恵美議員が「穂別診療所の現状について」質問し、町長 竹中喜之、国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹、総務財政課参事 柴田巨樹が答弁しました。

質問者
伊藤恵美 議員
答弁者
町長 竹中喜之、国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹、総務財政課参事 柴田巨樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 伊藤恵美

第4回定例会に当たりまして、通告に基づき、順次一般質問をさせていただきます。穂別診療所の現状について質問させていただきます。1つ目に、12月4日現在、穂別診療所は、常勤の医師2名、看護師12名、うち正職員6名、派遣看護師6名、看護補助者2名、レントゲン技師1名、理学療法士1名、作業療法士1名、管理栄養士1名、検査技師1名、薬剤師1名、事務3名、計25名で構成されておりますが、在職看護師の半数を派遣看護師で補っている現状について、どのように捉えていますか。2つ目に、10月末現在、穂別地区の人口2,244人にとって必要不可欠な唯一の医療機関として、存続はもちろんですが、今後どうあるべきだと考えていますか。

答弁 町長 竹中喜之

看護科の状況につきましては、正職員、現在、看護師が6名、派遣看護師が6名、計12名で、外来病棟、時間外診療等に対応しているところです。年度当初から正職員の募集というのは随時行っているところですが、採用には至っておりません。これは全国的な傾向でもあるかと思います。補う対策として、派遣看護師を採用しております。今後におきましても、正職員の募集活動というのは引き続き継続し、看護師確保に努めてまいりたいと考えております。それと、診療所の在り方につきましては、穂別地区の住民の皆さんの身近な医療機関として、これは診療所の理念でもあります、真心の籠もった良質なサービスを提供し、住民の皆さんの健康を守りますを経営理念、これは引き続き運営していくことともしているところでもございます。改めて、今後におきましても、保健、医療、福祉と連携した中で、地域にとって欠かすことのできない地域医療というのを持続的に守っていく必要があると捉えております、考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

質問 2番 伊藤恵美

ありがとうございます。平成18年に解禁となった派遣看護師制度ですが、コロナ禍以降、看護師の働き方も大きく変化し、穂別診療所に限らず、給与の面で高額でもある派遣型が主流となっているのが実情だと私も捉えております。正職員の募集はしていますが人員不足との事前回答をいただきましたが、正職員が定着しない点において、看護師サイドの待遇改善、福利厚生の見直しなど、労働環境の改善を主体に、行政としてどのような取組をしているか伺います。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

先ほどの町長からの答弁からもありましたとおり、正看護師の募集は随時行っておりますが、応募には至っていない状況です。応募に対してのこれからの対応ということで、現在対応している部分では、住宅の内部整備とか、Wi-Fiの整備とか、その辺の住環境を整える対応ということで現在は行っております。今後におきましては、看護師への支援策として抜本的なことを調査、研究するとともに、受入れ体制の整備、または、人材育成に努めることが必要と考えております。

質問 2番 伊藤恵美

いろいろ支援策対応してくださるということで、心強く思います。また、令和4年以降、看護スタッフの働き方の規律は修正され、本来のあるべきケアができるようになったと、実際に勤務していた方からお話を聞く機会がありました。多少不便はありながらも、穂別の住み心地、患者様含め地域の方の人柄に不満はなかったとおっしゃっていました。しかし、仕事上、やはりここはおかしいんじゃないかと思う部分があったそうです。詳細は伏せますが。もちろん仕事ですから、我慢しなければならない場面もあると思います。なかなか上司や行政側へ伝えることができないスタッフもいると思います。そのような場合を考慮していただいて、スタッフが今どのような問題を抱えているのか、現場の声をくみ上げて、改善に励んでいただきたいと考えますが、早急に対応できる手だてがありましたら伺います。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

現場の声という部分では、毎週木曜日、管理職会議というのを行っておりまして、看護科、あと所長と、副所長と、事務方との話合いの中で、現状の部分というのを確認をしております。また、悩み事という部分では、うちのほう精神科の中塚先生がいらっしゃいますので、職員の対応という部分では、中塚先生も協力していただけるということはいただいております。

質問 2番 伊藤恵美

ありがとうございます。何て言うんでしょうか、やはり私も医療職で働いていた経験がありますので、なかなか上司にこういうことが困っているんですとか言えないときもあったんです。それで、何かこうストレスがたまったのが原因というわけではないんですけれども、ちょっと持病を発病してしまった経緯がありますので、もっと、何て言うのかな、週1回とかではなく、事務長、もしできれば、朝、帰り、ちょっと病棟も外来も含め見て回るとか、何か大丈夫かいとかと話しやすい環境をつくっていただけたらなと思います。悩み事の対応、ドクターに相談というのも分かりますが、それはそれで、同じ職場のドクターだとやはり言えない部分もあるんではないかなと思いますので、もう少しスタッフのことに気をかけていただけたらと思います。入院19床のうち平均6床を維持していると伺っておりましたが、看護定数減により、再度、病棟休止の可能性を懸念していましたところ、今朝、町長の行政報告の中で、12月29日以降、入院受入れを休止すると、とても残念な事実を知りました。そうしますと、穂別診療所は、愛誠園という特養老人ホームもすぐそばに併設されていまして、やはり入院してくる患者さんも愛誠園の方も多いんではないかと思うんです。そういった患者さん方は、入院が必要となった場合の要請は、主に鵡川厚生病院のほうに依頼する形になるのでしょうか。

答弁 国民健康保険穂別診療所事務長 長谷山一樹

議員おっしゃるとおり、入院のほうは鵡川厚生病院にお願いするということになります。事前に鵡川厚生病院のほうには、こうなる、休止になる可能性もあるということで院長にはお話しをして、承諾は得ているところでです。

答弁 総務財政課参事 柴田巨樹

御質問の中で、働く方のケアという部分がございましたが、その職場の中でなかなか話しにくいという部分につきましては、診療所職員会議で、私ども総務グループ、あるいは、本庁のほうにも衛生委員会の担当をしています衛生管理者、保健師もございますので、その職場の中で話しにくい部分あるんだとすれば、私ども総務グループのほうに御相談いただければ対応してまいりますので、そういうこともやっておりますので、御承知おきいただければと思います。

質問 2番 伊藤恵美

ありがとうございます。すみません、私の認識不足で。そういう機関がある、総務のほうでも対応してくださるということを、もっと職員のほうにもアピールお願いします。病棟休止は、行政としても苦渋の選択であったと推察いたしますけれども、決定した以上、今後、看護師の採用に当たって、資格があるから即採用というのではなくて、できる限り前歴照会を行ったり、技術的スキルや精神的、精神的スキルと言っていいのか分からないんですけれども、ちょっとこういろいろなことに対応できる力のある方、あと、地域医療に対する意識を見極めた人選を希望したいと思います。やはり個々の意識の向上は仕事へのやりがいになりますので、やりがいのある職場には有能な人材が集まると思います。ネット社会の世の中ですので、好評も悪評も一瞬で広まります。好評が伝わることで、有資格の移住者が増える可能性もあると考えます。可能性は無限だと思いますので、協力して、もっとこうアピールしていけたらと思っております。住民の命のとりでである穂別診療所の近い未来に大いに期待しながら、今後とも継続して調査させていただきたいと思います。

答弁 町長 竹中喜之

前後するかと思いますけれども、重なる部分、これまでのやり取りで重なる部分もあるかと思いますけれども、まず、働き方の関係については、今後においても、関係者間というんでしょうか、日常、ふだんの共通の置かれている認識、情報の共有、意識の共有、こういったところを大切にしながら、地域医療というのを継続する重要性に変わりはないと受け止めております。利用者の状況、あるいは、今後の運営体制というものの検証も適宜必要とされるとも捉えているところでもございます。つい先般も、私も診療所のほうにちょっと出向かせていただきまして、診療所運営会議なるもの、こういったところもしっかりと受け止めながら、私としても、そこの実情というのを随時把握していければなと捉えております。また、冒頭でも申し上げましたけれども、この看護師不足、これ全国的にも医療機関で最大の課題の一つともされているところでもございます。我が町だけでどうしていくんだということも、これも独自として努力しておりますけれども、町村会を通じながら、過疎地域等での看護師等の人材が不足していること、それと、地域の実情、こういったところも踏まえながら、看護師等の確保に向けた実効性の、議員おっしゃる実効性のある対策というのを早急に講じるよう、要望提案にも努めてきているところでもございます。

質問 2番 伊藤恵美

御答弁ありがとうございます。やはり穂別地区のためにも、穂別診療所存続のためにも、私もできる限り、看護師さん、知り合いに声をかけたりというぐらいしかできませんが、尽力したいと思いますので、行政のほうもより一層の尽力をお願いして、一般質問を終わります。ありがとうございました。────────────────────────────────────────────

出典:むかわ町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日 議事録 PDF(79ページ) 間違いを知らせる