みんなの議会

妹背牛町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日

農業後継者と商業後継者の意見交換や協力体制の構築、6次産業化への取組について

2025年9月9日、妹背牛町議会の一般質問で、佐藤主税議員が「農業後継者と商業後継者の意見交換や協力体制の構築、6次産業化への取組について」質問し、企画振興課長 鎌田秀章、農政課長 菅一光、町長 滝本昇司が答弁しました。

質問者
佐藤主税 議員
答弁者
企画振興課長 鎌田秀章、農政課長 菅一光、町長 滝本昇司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 4番 佐藤主税

(登壇) それでは、通告に従いまして一般質問を進めてまいります。私からは、農業後継者と商業後継者が産業の垣根を越えた意見交換や協力体制の構築、そしてさらに発展させて地元農畜産物を活用した特産品を農業者と商工業者が一体となった高付加価値化を目指した6次産業化への取組と今後の推進についてお伺いいたします。さて、妹背牛町の人口は年々減少しておりまして、第9次妹背牛町総合振興計画にある将来の人口ビジョンでは、令和7年度の目標年次で2,700人弱の目標としております。現状では、令和7年9月1日現在2,544人、令和2年の国勢調査、大体これぐらいの時期だと思いますが、その段階では2,693人と。5年間を比較しますと、約150人減少となっておりまして、現状ではこの人口ビジョンの目標年次の達成は大変厳しい状況という内容でございます。そのような中で農業、それから商工業、この関係にも影響がありまして、例を取りますと若い世代の動向として妹背牛町の農協青年部の部員、令和2年には36名おりましたが、令和7年7月現在で25名、この5年で10名近く減少しております。また、商工会の青年部の部員は令和2年に16名いましたが、令7年7月現在で11名と。こちらも5名減少しております。これら実は2団体の青年部、日頃から妹背牛町の行事、もせうし町民まつりや豊年盆踊り大会で協力体制を取っております。先ほど鈴木議員のイベントの関係でも話が若干出ていましたが。そのような中で、私も前職の農協職員時代、北いぶき農協の妹背牛支所長の時代に農協の青年部からこういった部員減少の中、各行事への協力が年々厳しい状況であると。同じように商工会の青年部も同様の課題を抱えているということで、実は両組織の青年部が内々協力して、もせうし町民まつりなどでは各ブースを維持していたという経過を私も知っております。また、こういうところにも人口減少の影響がじわじわと出てきております。そこで、そのような状況の中、農協や商工会の青年部で様々な問題が生じても実は若い世代、こういった世代が産業の垣根を越えて相談、協議する場がないこと、またそれぞれの組織は農協青年部、農協青年部は農政課所管でありますし、商工会の青年部は企画振興課所管でありますが、町全体の行事関係や若い世代がこの町の産業振興に関して農協青年部と商工会青年部が公式な会議などで意見交換をする場がないと伺っております。以上のことから、次の点についてお伺いいたします。1点目は、農協と商工青年部がまずは町の行事に関することから、行く行くは町の産業振興に関して意見交換をする機会の創設や両組織の協力体制構築から事業連携、さらには発展させて地場産品の活用やPRを両組織の意見をくみ上げて町の産業振興に発展させることをお考えでしょうか。また、将来的に農業者と商工業者が一体となって地元農産物を活用した高付加価値化による特産品など6次産業化への取組推進を現段階で考えているのかお聞かせ願います。また、2点目は、先ほども鈴木議員からもイベントの関係で一般質問がございましたが、現在北空知近隣市町のイベントにおいてもこのような担い手不足によるイベントの終了あるいは縮小、見直しなどがそれぞれの市町村で検討がされております。今後の妹背牛町におけるイベント行事の方向性について、町としての考えをお聞かせ願います。以上、再質問を留保し、終わります。

答弁 企画振興課長 鎌田秀章

私からは、農協、商工青年部の意見交換する機会の創設や事業連携についてと妹背牛町の今後のイベントの考え方についてご答弁させていただきたいと思います。妹背牛町においては、農業、商工業、いずれにおいても後継者不足が進んでおり、もはや産業ごとに分けて考えるのではなく、地域全体を支える担い手として捉えることが重要であると認識してございます。農業後継者が生産したものを商工業後継者が加工、販売などにつなげるなど、互いに補完し合うことができれば地域経済の強化や新しい商品、サービス、新たな産業の創出により雇用の場の確保や移住定住、地域のブランド力向上につなげていくことが理想であると考えてございます。しかしながら、こうした取組を進めていくに当たっては、何かを始めたから、すぐに結果に結びつくというものではなく、まずは地域の若手や後継者の皆さんの声をしっかりと聞きながら、そのような協力の形が現実的で有効かを検討していくことが大切と考えてございます。町といたしましては、産業の垣根を越えて次代を担う人材同士がつながりを持てるような仕組みづくりを皆さんと対話を重ねながら丁寧に検討してまいりたいと考えます。なお、この課題は行政だけではなく、地域の皆様一人一人の知恵や経験を生かして取り組むべきものと考えてございます。町外などで行う物産イベントなどの情報を両青年部と共有を行い、町の魅力を発信できる体制づくりに努め、地域産業の振興、若手世代の育成、町の知名度向上につながるように取り組んでまいりたいと考えてございます。2点目の担い手不足によるイベントの規模縮小や見直しなどについてでございますが、担い手不足を背景に全国的に祭りやイベントの縮小、終了が進んでございます。商工青年部や農協青年部をはじめとする地域の方々には、これまでも祭りの運営を担い、地域を盛り上げていただいてございます。妹背牛町のイベントにつきましては、実行委員会が主催となっており、町は後援や共催の立場ではございますが、実行委員会の実行委員として参加してございます。妹背牛町にとって、地域行事は単なるにぎわいづくりだけではなく、世代を越えた交流や文化、伝統の継承、町外から人を呼び込み、環境や消費の促進など人と人をつなぐ文化を守り、町の魅力を発信することで未来につなぐ大切な役割を担っております。そのため、本町としては現状の規模を基本的に維持しながら、地域力をさらに高めていくことを基本姿勢としております。その上で、担い手不足に対応するために新しい手法を検討してまいりたいと考えておりますが、具体的には特定の団体や世代に負担が集中しないよう地域の各種団体、企業などと協力し、負担を軽減しながら持続可能な形を目指していきたいと考えており、若者や移住者の参画も促進し、例えば地域おこし協力隊の方々に新しい視点で参加していただくなど、従来の形を守りながらも新たな魅力を加える工夫も行っていきたいと考えてございます。現状の規模を維持していくことが難しくなった場合には、一部プログラムを工夫し、時間短縮などで簡素化することやイベントの複合開催などで無理のない形で新しい要素も取り入れながら、地域力を高め、町民の皆様が誇れるイベントを持続可能な形で継承してまいりたいと考えてございます。ご理解を賜りますようお願いを申し上げ、答弁とさせていただきます。

答弁 農政課長 菅一光

私のほうから、議員ご質問の将来的に農業者と商工業者が一体となった6次産業化への取組の考えがあるのかについてご答弁を申し上げます。まず、農業者と商工業者が連携をしての6次産業化の動きについては、地元農産物に高付加価値をつけ、一般に流通している商品との差別化を図り、遜色ない売上げをしていくことの難しさもあり、町が主導して農業、商業の連携を推進するに至っていないのが現状でございます。ただし、これまでも地元農産物を活用した特産品の製造、販売は地元農業者の女性メンバーを中心に行われており、こうじを使用した浅漬けのもと、米子ちゃんや大豆を使用した小町みそ、数種類の野菜を使用した副神漬け等が製造、販売されております。町としては、当初このような特産品の製造、販売を支援するため平成14年度に農産加工センターを建設、また平成15年度には農産物直売所も併設し、現在まで妹背牛の特産品の製造、また販売を支える中心的な施設となっているところでございます。販路拡大の取組としても地元の商店、ペペル温泉、直売所の販売だけではなく、ふるさと納税の返礼品や札幌大通りでのオータムフェスト、札幌駅での空知フェアなど各種イベントへの参加など町としても今後も特産品の販売、PRを積極的に行っていく考えでございます。また、町が主体となった特産品としては、ハーブを使用したリキュールを商工会酒部会とも連携し、販売をしておりますし、ほかにも米こうじを使ったたれに漬け込んだラム、豚、鳥の各ジンギスカンは町内だけではなく、砂川ハイウェイオアシス館など町外にも販路を広げており、オータムフェストでも妹背牛産米のジンギスカン丼として販売をし、大変好評をいただいております。こうした特産品については、農業者が主体となっているもの、町が主体となっているもの様々でございますが、今後ともそれぞれ自発的に取り組めるような進め方がよいのか、各組織が連携した取組がよいのか、さらには支援の在り方についても検討することを申し上げ、6次産業化への答弁とさせていただきます。

再質問 4番 佐藤主税

再質問をさせていただきます。大変前向きなご答弁をいただきましたので、ぜひ農業者と商工業者、若手の方たちがいろんな場面でいろいろと横の連携が取っていけるように、前向きによろしくお願いしたいと思います。ちょっと関連がありますので、今6次産業化の話も出ましたので、妹背牛の特産品について、その中でも妹背牛のふるさと納税の返礼品、この関係についてちょっと話をさせていただきます。現在ふるさと納税に係る返礼品は、ゆめぴりか、それからななつぼし、お米の返礼品が金額ごとに13点、それからリボンレタス、フリルレタスの詰め合わせが、これが1点、ペペルのコテージ、ムービングハウス関係、これが金額ごとに3点、トマトジュースが1点、それから地元の菓子店の商品、これが金額ごとに6点、浅漬けのもと、米子ちゃんが1点、もせうしアップルミントのお酒が1点、あとカーリング体験会が1点、お墓掃除代行サービスが1点、ペペル温泉入館券が1点、地元の豆腐店の商品が1点、赤肉メロンが1点、あと駅名の案内板関係、ミニチュアみたいなものだとか、そういったものが金額で6点で、以上37点が私が妹背牛町のサイトから入っていって、その中にふるさと納税の欄がありますので、ふるさとチョイスというところの納税品のサイト、ここで挙げられています。これを整理すると、妹背牛町の農産品関係で15点、妹背牛町の商店関係で7点、加工品で3点、ペペル温泉の関係で4点、カーリング関係で1点、お墓の掃除代行、この関係で1点、あと駅名案内板だとか、駅名に関するそういったものが6件ということで、この駅名の案内板、これについては札幌と旭川の事業者であります。ほかは妹背牛町の関係団体や商店ということでございます。たまたまそのときに最近までというか、先月まで見たときにはあったのですが、妹背牛ジンギスカンのシリーズが選択項目からなくなってございました。今先ほど農政課長のほうからジンギスカンについては大変好評という話も伺っておりますので、多分現在欠品でこの選択項目から掲載がないのかなとは思いますが、もしこの返礼品目からジンギスカンが削除となったということであれば、どのような経緯で削除になったのかなと。それから、欠品であれば欠品でよろしいかと思いますが、ちょうどお探しのものが見つかりませんというところに入っていくものですから。いずれにしても、この経緯と合わせてふるさと納税の返礼品、特産品も決める際にどのような経緯でこういった返礼品だとか特産品を決定するのかお聞かせ願いたいと思います。また、これまで返礼品の設定に当たっては、妹背牛町の農業者や商工業者に意見等を聞いた商品、先ほど企画振興課長か農政課長かあれですけれども、米子ちゃんの関係は話が出ていましたので、ほかのもので例えばそういう意見を聞いて設定した商品等があればお聞かせ願いたいと思います。再々質問を留保して終わります。

答弁 企画振興課長 鎌田秀章

再質問に対しまして、ご答弁申し上げます。ふるさと納税のジンギスカンの返礼品の関係でございますが、総務省は令和6年10月にふるさと納税の基準を厳格化いたしました。原材料が妹背牛町を含む道内産でなければならなくなり、本町のジンギスカンの肉はアイルランド産で本町の二五八漬けのもと、米子ちゃんを使用しておりますが、加工地が本町ではないため返礼品として認められなくなりました。ジンギスカンを本町で返礼品として扱うためには、町内の事業者が区域外で生産された肉を使用し、町内で加工、品質管理を一元管理し、当該事業者の自社製品として販売することが条件となってございます。ただ単に肉をカットしてパック詰めした精肉等では、返礼品としては認められない状態となってございます。このように、ふるさと納税制度は年々基準が厳格化されており、返礼品を提供するに当たり、本町といたしましても今後の基準の変化を注視しつつ、地域資源を最大限に生かした返礼品の提供に努めてまいりたいと考えてございます。それと、返礼品のラインナップをどのように考えているかということなのですけれども、もちろん町の米は特産品でございますので、町のものを重点的に扱っていくような状況となってございます。それと、ふるさと納税の返礼品として合致しているものがあれば、昔ちょっと飛び込みで営業に来られた方もいたのですけれども、そういうことも考えてございますので、広く合致するようなものについては最大限に活用していきたいと考えてございますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

再々質問 4番 佐藤主税

再々質問をさせていただきます。ただいまお話があったとおり、アイルランド産ですか、のジンギスカン、外国産ということで、それがふるさと納税には合致しないということはごくごくごもっともかなと。最もな話かなと思います。妹背牛町の特産品については、先ほどお話がありましたとおり主力は米であることは自明の理であります。また、ほかの農畜産物も妹背牛町には多くあります。米を中心に麦、大豆、ソバ、花、それから酪農、肉牛などあります。そういった中で、今まで出てきた返礼品の中で妹背牛町で関係するもの、ざっと考えますとお米が中心なのかなと思います。特産品は、やっぱり町の顔でもありますので、特産品、返礼品ともにですけれども、やはり妹背牛町の商店とか、それから妹背牛町に関連する特産品、返礼品、こういったものをもっと設定していかなければならないのかなとも思いますし、いろいろと試行錯誤しながら二五八の塩こうじ、こういったものを有効利用した中での返礼品、本当にそういった部分では一生懸命取り組んで頑張っているのかなとも思ってございます。そこで、最後に再度お伺いしますが、この特産品、それからふるさと納税の選定等について、今後先ほどからお話ししている若い世代の例えば農協の青年部とか、それから商工青年部、それから農協とか商工会、それぞれの各団体等から今後意見を求めながら、こういった返礼品、特産品選定に向けて考えていく、そういった取組を今後ともしていくのか。改めてそこをちょっとご意見を、考え方をお聞かせ願います。以上です。

答弁 町長 滝本昇司

再々質問に対しまして、ご答弁申し上げます。地元農産物を活用した新たな特産品開発や高付加価値化による6次産業化については、その加工品への付加価値だけではなく、使用する地元の農産物にも付加価値がつくといった相乗効果も期待でき、農産物自体のPRにもつながるものと考えます。農協青年部、商工青年部の連携が図られ、地元農産物を活用した商品開発に取り組めるよう意見交換の機会の創設を含めて、町としてどのような支援ができるかを今後検討してまいりたいと考えます。以上、ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。

出典:妹背牛町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる