豊浦町議会 令和4年定例会6月会議 2022年6月15日
小学校、中学校の授業において、タブレットの使い方について、また、コロナ禍の授業についてと、不登校児童生徒について
2022年6月15日、豊浦町議会の一般質問で、勝木嘉則議員が「小学校、中学校の授業において、タブレットの使い方について、また、コロナ禍の授業についてと、不登校児童生徒について」質問し、教育長 吉田朋行、生涯学習課長 杉谷佳昭が答えました。
- 聞いた人
- 勝木嘉則 議員
- 答えた人
- 教育長 吉田朋行、生涯学習課長 杉谷佳昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 勝木嘉則
議長の許可をいただきましたので、4番勝木から一般質問をさせていただきます。私の子どもの頃は、何軒かしか電話がなく、それも電話機の横のレバーを回して交換手さん呼び、町内であれば、そのまま番号と名前を伝え、町外であれば、市外の町村名と名前を 教え、住所、番号を伝えた記憶があります。今は、固定電話を持つより、携帯電話を普通に持っていると思います。当時には全く考えられないようなことですが、当町においても、タブレットを使った授業をしていると聞きましたので、以下の質問をさせていただきます。小学校、中学校の授業において、タブレットの使い方について、また、コロナ禍の授業についてと、不登校児童生徒についてお聞きします。要旨の一つ目は、国の補助によりタブレットが購入されましたが、どのように利用されているか、その実態について伺います。また、利用しての児童生徒、先生各位から見たメリットと課題について、それぞれ説明してください。二つ目は、コロナ禍において、中学校生徒の町議会傍聴学習ができなくなっているようですが、タブレットで視聴するなど活用しているのか、お聞きします。三つ目は、休校やコロナ等による学級閉鎖のときに、タブレットを授業で使用しているのか 、お聞きします。四つ目は、自主的に登校しない児童生徒がいた場合に合わせ、タブレットを使った学習がなされているのか、お聞きします。五つ目は、小学校、中学校の中で不登校の児童生徒はいるのか、いるとしたら何人いるのか、その指導はどのようにしているのか、お聞きします。以上です。よろしくお願いします。
町の答え 教育長 吉田朋行(教育長は2022年9月まで)
小学校、中学校の授業におけるタブレットの使い方について、また、コロナ禍の授業についてと、不登校児童生徒についてお答えします。1点目のタブレットの利用実態についてですが、本町では、令和3年1月末に全ての学校の児童生徒及び教員にタブレット1台を整備いたしました。その後、タブレットの操作について、教職員向けの研修会を2月末までに5回開催し、授業でのタブレットの活用能力の向上を図ったところです。また、児童生徒についても、タブレットを利用して、デジタル教科書等による授業を行っているところです。現在は、各学校において、毎日、必要に応じてタブレットを利用した授業を実施しています。メリットにつきましては、一つ目として、児童生徒がお互いの考えを視覚的に共有することにより、グループ内の議論を深め、意見の整理をスムーズに行うことができます。二つ目として、動画やインターネットでの授業内容の幅が広がります。三つ目として、コロナや不登校で学校に来られない児童生徒が授業の様子を自宅で見ながら学習できます。四つ目として、教員が、児童生徒一人一人の習熟の程度に応じた学習を提供できます。五つ目としては、テレビ会議アプリケーションを使用して、集合学習など学校間の移動時間を削減し、授業内容の充実に時間を充てることができるなどが挙げられます。課題につきましては、一つ目として児童生徒がタブレットを使用することで視力への影響が心配される。二つ目として、紙に書くことが少なくなるので、書いて覚えることが弱くなる。三つ目として、デバイスやアプリを使うため、教職員の技術向上の研修等が必要であるなどが挙げられます。2点目の中学校生徒の町議会傍聴学習についてですが、現在のところ授業での取組は行っておりませんが、今後、タブレットを利用した議会中継や見学等の実施も含め て考えていきます。3点目の休校や学級閉鎖時においてタブレットでの授業をしているのかについてですが、休校の期間等にもよりますけれども、タブレットの家庭への持ち帰りも実施しております。あわせて、タブレットによる健康観察や授業への参加及びデジタル問題集による個別学習も行っています。4点目の自主的に登校しない児童生徒がいた場合、個々に合わせ、タブレットを使った学習がなされているのかについてですが、各学校においてタブレットを使用できる環境を整備しておりますが、現在、希望する家庭がいない状況です。5点目の小学校、中学校の中で不登校児童生徒がいるのかについてですが、現在、中学校で1名の生徒が不登校となっております。その指導方法については、不登校児童生徒の状況により対応も様々となりますけれども、学校では、週1回、保護者及び児童生徒と面談をし、健康状況等の確認をしながら対応しております。以上でございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
タブレットの使用については、教育長から、議員さん聞いてくれ、聞いてくれと前から言われていたので、今回、あえて私のほうで取り上げました。まず、全ての児童生徒とあるのですけれども、これは小学校1年生から持たせて授業に参加させていると捉えてよろしいですか。
町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)
タブレットの整備の状況につきましては、児童分として153台、生徒分として76台、教員分として30台ということで、259台を整備している状況になっておりますので、児童生徒及び教員についても1月末現在で配備しております。授業についても、必要に応じて、1年生から中学3年生まで、毎日使用している状況です。
議員の質問 4番 勝木嘉則
分かりました。毎日、必要に応じてタブレットを利用した授業を行っていると言われましたが、具体的にどのようにしているのか、教えていただけますか。
町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)
学年によっても使い方は違う形になっております。タブレットは、それぞれ各教室で学校の帰りには、個々のタブレットを充電していまして、基本的には、朝学校に来ましたら、それを取り出して、自分の机の横にタブレットを置いて、1時間目から5時間目、6時間目、その教科によってそれぞれ使う場合もありますので、すぐに対応できる形で使用しております。学校の帰りには、そのタブレットを充電庫にしまって、また次の日に使う形になっております。それぞれの教科によっても違ってくるのですが、何かを調べるときにはすぐにタブレットを開いて、インターネットを使って調べるということで各学年で使っている状況になっております。
議員の質問 4番 勝木嘉則
ということは、子どもたちにタブレットを通じて、これをいろいろ調べてごらんといって調べたり、その画面を見ながら先生がこうですよとか、ああですよというように、授業に応じてうまく取り入れてやるという捉え方でよろしいですか。
町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)
そのとおりでございます。あとは、児童用にデジタル用の教科書も配備されていますので、その中で教科書も見ながらしてございますけれども、併用でタブレットの中にも教科書が入っていますので、その教科書を使いながら勉強しているという状況になってございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
メリットについて、習熟の程度に応じた学習を提供ということですが、具体的にその習熟度とはどういうふうに見られているのか、教えていただけますか。
町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)
そこにつきましては、タブレットにデジタル問題集というものが各学年ごとに入っていまして、例えば、国語であれば、1年生ではどういう漢字を使うかという問題集が入っていますので、個々にタブレットに向かうと問題が出てきまして、それに回答しながら進んでいくという状況になってございます。それは先生のほうで、誰がどこまで進んだかということを確認できる状況になっていまして、それを見てどこで子どもがつまずいているかも分かりますので、そこを重点的に個別に指導することも可能です。そのように、問題集を通して、活用、指導しているとご理解いただければと思います。
議員の質問 4番 勝木嘉則
少しずつ分かってきましたけれども、デメリットの中に、書いて覚えることが弱くなっていると書いていましたが、これに対応するというか、どういう対策を練って解決をしているのか、教えていただけますか。
町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)
これにつきましては、当然、今まではタブレットもありませんでしたので、ノートに書いて、漢字も練習して覚える形になっております。そういうこともありますので、基本的にタブレットも使って、なおかつ、今までどおりに紙も使いながら、併用して覚えてもらう形で対応しているところでございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
少しずつ分かってきました。私も成績が悪いほうでしたけれども、本を読んだり、読解力ということがすごく必要だと思いますし、これは何の教科にも共通することだと思います。タブレットで文字を読んでいくのももちろんいいですが、どんどん目が悪くなるという短所もありますけれども、子どもたちに本を読ませていただきたいと思っています。次に、議会の中継、傍聴学習という取組がなされていないということで、これは私としてはびっくりしているのです。今まで考えていなかったのですか、教育長。今までは考えたくなかったという捉え方でよろしいのですか。私のようにくだらないことを言っているかどうかは捉え方ですけれども、議会の傍聴ということは今までいろいろと重視してやっていたと思うのですが、コロナだから、確かに傍聴はできないけれども、今までのライブカメラ等でもできると思うのですけれども、それについて教育長としてどうですかと聞きもしないし、対策も練ってこないということです。考えるというのは、これからどういうふうに考えるのですか。
町の答え 教育長 吉田朋行(教育長は2022年9月まで)
議会の傍聴については、過去に取り組んでいた時期があったと私も記憶しております。現在、議員がおっしゃるように、コロナの問題があったりするのですが、タブレットが普及、配備されたことによって、改めて議会を見ることも可能ですし、タブレットを使ったいろいろな工夫や取組をしている中で、議会の傍聴ということも重要かと思っておりますので、現行の授業の中でそういった時間を設けるということについて進めていきたいと考えております。
議員の質問 4番 勝木嘉則
ぜひとも、このことはやってくださいよ。今、自分のまちでどういうことが話題や問題化されていて、それに対して議会でどういう意見が出ているのか。いいことなのか、悪いことなのかも含めて、こういうふうな考え方もあるよ、こういうふうな考え方もあるよということを、生できちんと捉えていただきたい。国会とかそういうのはありますが、それは国のレベルですけれども、自分の町の中で取り組んでほしいなと、私は強く望みます。教育長もなられてまだ1年か2年だと思うのですけども、それでもやれることはたくさんあると思います。今まで、この議会の中でもきちんと聞いていらっしゃって、見ていらっしゃっていることだと思います。それを私に言われなくても、やってほしいなと思っています。次に、タブレットの持ち帰りも実施していると聞くのですけれども、全家庭でWi-Fiがつながっているのか、また、それがない家庭においてはポケットWi-Fiなどを必要に応じて貸しているのかということも含めてお聞きしたいと思います。
町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)
先ほどの教育長の答弁の中にもありましたとおり、家庭への持ち帰りについては、実施しております。その中で、Wi-Fiのない家庭もおられますけれども、教育委員会のほうで、10台ですが、ポケットWi-Fiの機械を持っていますので、ないところについては、貸出しをして、今回についても使用しているという実態にあります。ただ、電子機械を使わないという家庭も一部にありまして、そういうところについては、貸出しをしても使用しないので、そういうところは紙ベースでの問題集などの対応ということで、併用で対応している状況になってございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
分かりました。貸出ししながらでも対応しているということを聞かせていただいて、少しは安心しました。13日の新聞のダイジェスト版というか、私もスマホは持っているのですけれども、携帯電話には弱いのです。この中にある新聞のダイジェスト版ということで、鹿追高校生のことが載っていまして、町の公設塾を利用して公立大に6人合格したと、これを中学校でもどんどん取り入れていきたいということです。これは、大学生によるオンライン指導をしているわけです。タブレットのいろいろな使い方が生まれてくると思いますけれども、教育長 、どうですか。鹿追町では、こういう考え方で、今度は中学3年生にも取り入れていきたいと考えているわけです。豊浦町は、その能力に合わせた指導ですね。もちろん補助の先生方もいろいろとお手伝いをなさっていると思うのですけれども、現役の大学生からいろいろ教えてもらうという方法も一つかと思います。せっかくタブレットもあるので、そういうものもありかと思うのですが、本町の場合もいろいろ考えて、今後の取組等について、教育長として、こういうほうが望ましいなというものがあれば教えていただきたいと思います。
町の答え 教育長 吉田朋行(教育長は2022年9月まで)
議員がおっしゃるように、鹿追町もそうですし、足寄町でも、公立の高校があるところで、高校をベースに公設の塾とか取組をしているところは道内にもあると承知しております。それを中学校レベルに落としてできるかどうかについては、議員がおっしゃるとおり、タブレットや携帯電話も普及している中で、そういったことは可能かと思いますが、実際の受け皿としてどういった部分を整備したらいいのかというところもあるので、そこら辺は、先行しているところの様子を検証しながら、うちの町に合った形で、できるものであれば取り組みたいと思っております。
議員の質問 4番 勝木嘉則
無難な回答をありがとうございます。もう少し積極的にやりましょうよ。いろいろな生徒の一生もありますので、この自然の中で伸び伸びと、子どもたちを遊ばせ、勉強をさせていく、そして、今の時代に合った教育方針を取り入れてやっていくということに私は大賛成だと思っています。今までやっていなくて、今はいろいろな事例が出てきたわけですけれども、どんどんやってほしいなと思います。次に、5点目の不登校の児童について、今までも何人かいたと思うのですけれども、過去においても、何人かいたのかということをお聞きしたいと思います。
町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)
過去にも、数名の不登校の児童生徒はおりました。
議員の質問 4番 勝木嘉則
もちろん、学校も教育委員会も含めていろいろな方法で支援をしていらっしゃったのではないかと思います。その結果、成果はどういうようなことなのか。教育委員会の中でも校長を退職して指導をされている方もおられると思いますし、その対応や子どもに接する時間等、家庭もそうですが、基本は、家庭教育、社会教育、学校教育があり、家庭教育においては、昔と違ってその時代に合わせた家庭教育をしなくてはなりませんし、プライバシーもありますので、教育長にはその辺を一番にやっていただきたいと思っています。教育長が何年かで替わっていく中で、豊浦町の方針がよく分からないと私は思うのですが、支援の先生方も含めてやってほしいと思うのです。この関わり方をどのようにしていらっしゃるのか、不登校に対しても、ほかに対しても、お聞きしたいと思います。分かる範囲内でいいです。
町の答え 教育長 吉田朋行(教育長は2022年9月まで)
不登校の生徒、もしくは不登校予備軍というか、そういった傾向のある生徒の対応については、学校が中心となってというところもあるのですけれども、それをサポートするためにスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーに定期的に来ていただいて相談に乗ってもらう、もしくは、子どもたちの悩みを聞いたり、保護者の悩みを聞いたりして、適切な助言、指導をするという体制を取っていますし、教育委員会としてもアドバイザーを設置しているので、アドバイザーが積極的に関わって、学校に来られなくても、公民館に適応指導教室を設けて、そこで学習することで出席扱いできるという対応を、今年度はいないのですけれども、昨年度はそういった対応を取ったり、特別支援についてもアドバイザーが積極的に関わることで、就学前の指導を適切に行う形で現在進めているところですし、できれば不登校は豊浦町ではゼロを目指したいと考えております。
議員の質問 4番 勝木嘉則
本当にゼロであってほしいです。いろいろな理由があるかと思います。家庭の問題もあるかも知れませんし、友達の問題もあるかもしれない。私たちの小さいときもいろいろとあって、逆に家が漁師で忙しいから、今日は学校を休んで漁を手伝えということもありました。いろいろな家庭のこともあると思うのですけれども、今、スクールカウンセラーということを言われました。スクールカウンセラーさんが週に1回なのか、3日に1回なのか、1か月に1回なのか、どのくらい生徒に関わっているのかを教えていただけますか。
町の答え 生涯学習課長 杉谷佳昭(生涯学習課長は2024年3月まで)
スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーにつきましては、月1回程度、本町に来ていただいて、各学校を見てもらったり、保護者と面談したりという形で対応している状況でございます。
議員の質問 4番 勝木嘉則
月1回というのが多い少ないはいろいろあると思いますし、そのほかにもいろいろと支援をしていると思います。このことは、個人的なことや家庭的なこともあるので、以上で終わらせたいと思います。