みんなの議会

豊浦町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月11日

町長のまちづくりに向かう姿勢について

2024年12月11日、豊浦町議会の一般質問で、阿部和之議員が「町長のまちづくりに向かう姿勢について」質問し、町長 杉谷佳昭が答えました。

聞いた人
阿部和之 議員
答えた人
町長 杉谷佳昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 阿部和之

私、今回の選挙で初めて当選いたしまして、皆様のご期待に添えるよう、快活に努力を続けてまいりたいと思っております。町長とは、くしくも学校づくりのことで随分ご助力をいただき、構造改革特区を利用しての学校化を一緒にさせていただいたと思っておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思っております。最初に、町長のまちづくりに向かう姿勢について、もう一つは、ふるさと納税について、二つの質問をさせていただきます。幾つか項目を分けての質問になるかと思いますが、よろしくお願いいたします。一つ目に、選挙当日の新聞報道でもございましたが、町長のビラを見せていただいたり、所信表明演説ということで議場でお話を聞かせていただきました。その中で、町長は、まちづくりに際し、今、ここから未来をつくるとおっしゃっておりました。豊浦町の今がどのような状態なのかをお示しいただいて、どのような未来に向けて町政を導いていくのか、お答えいただきたいと思います。二つ目は、その中にワンチーム構想というものがございます。ワンチームとは、たしか2019年、ラグビーのワールドカップで日本が準々決勝まで進んだときの言葉で、当時はユーキャンの流行語大賞にもなったような言葉だったと思います。いろいろな会社や学校などの職場でも、ワンチームになろうというような声をよく唱える中で、どんなふうに進めていくのか。町長の構想というのは、町民が一丸になることかと思いますが、ワンチーム構想というのは、仲よし集団ということではなくて、同じ目標に向かい、互いの意見を真摯に受け止め、よりよきまちづくりを進めていく集団であるというふうに私は捉えたいと思っています。町民がワンチームになるための仕掛けがあるのなら、その考えをお聞かせいただきたいと思います。三つ目は、行政に関わる者がワンチームとなり、課題に向かって取り組んでいくために は、担当課だけではなく、多分やられているとは思うのですが、横断的な検討が必要になってくると思っております。課の枠を超えた柔軟なプロジェクトチームを編成する、これは課だけにはとどまらず、一般の町民ないしは学識経験者などからいろいろなご意見をお聞きし、町政に生かしていくことが必要になってくるのではないかと思いますが、課を超えた横断的チーム編成についてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。最後に、ワンチームと言うからには、ここにいらっしゃる全ての議員も含めてのワンチームというふうに考えられますが、ワンチームになるために議員に要望することがあるのであれば、お聞かせ願いたいと思います。

町の答え 町長 杉谷佳昭

それでは、町長のまちづくりに向かう姿勢についてお答えいたします。1点目の本町の現状と未来に向けた町政についてですが、財政的に非常に厳しく、職員を含めて暗いイメージがあり、町民の皆様も不安な気持ちで毎日を過ごしている状況だと思いますので、課題を一つずつ解決しながら前に進んでいきたいと考えております 。最初に、活気のある職場、縦横の連携を取れる職場、町民の皆様が来やすい雰囲気づくりに努めてまいりたいと考えてございます。将来的には、町民の皆様が、豊浦町に住んでよかったと思える町にしたいと考えております。2点目のワンチームになるための仕掛けにつきましては、現在、役場管理職間において、縦横関係なく情報共有を図るよう、意見交換などを行っております。今後において、役場係長職や町内の団体、町民の皆様などを含めた意見交換会も行いたいと考えております。当然、議員の皆様にも参加していただきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。3点目の課を超えた横断的チーム編成につきましては、2点目でお示ししたとおり、役場管理職で情報共有を図っておりますので、あえてチーム編成をすることは考えておりません。4点目の議員の皆様に要望することにつきましては、議員の皆様とも情報共有を図るため、全員協議会以外にも意見交換会などを積極的に開催してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

議員の質問 3番 阿部和之

町長のご意思は受け止めました。ただ、活気ある職場というところでは、管理職の方々のお話も含めてですが、一般の職員の声をどういうふうに吸い上げていくかということだと思うのです。今、社会的な取組として、学校の中でも、アントレプレナーシップやイントレプレナーシップという言葉がございますが、要するに、起業家を目指すような発想を学校の頃から授業の中に取り入れていくというシステムでございます。そこの経験を基にして、今あるものを何とか進めていくということはもちろんするのですけれども、新しい発想の下に、新しい活動を取り入れていくという考えを持ったほうがいいと思うのです。これはグーグルなどでも言われていますけれども、そういうような取組を職務の一部として取り入れていただきたいと思うのです。やるべき業務は時期ごとにルーチンワークとしてあるのですけれども、それ以外に、町をよくするために、町を明るくするために、こんなことができるのではないか、あんなこともできるのではないかなという発想を広げる、そういうトレーニングをしていないのならトレーニングをする必要があると思いますが、そういう考え方についてはどうでしょうか。

町の答え 町長 杉谷佳昭

今、役場職員は、限られた人数の中で仕事をしていますので、仕事に追われて余裕がないという面はあろうかと思います。ただ、議員がおっしゃるように、活気ある職場づくりを進めていくためには、柔軟な発想の下で企画立案していくことが必要であると考えておりますので、今、管理職間の意見交換なども行っておりますし、今後は、係長職や一般職員との意見交換やテーマを与えて議論を行うなど、活気ある職場づくりに向けて取り組んでいきたいと考えております。

議員の質問 3番 阿部和之

次に、ワンチームという言葉についてお聞きしますが、そもそもワンチームという言葉がどうして出たかというと、ラグビーの日本代表チームには日本人もいるし、外国人もいるという中で、国籍に関係なく全てのメンバーが一つのチームになってやろうというのが語源だというふうに私は認識しています。その言葉が社会の中に入ってきたときに、ワンチームなのだからみんなで仲よくというような考えでは難しいのではないかと思っています。組織の中で、多様な意見をどういうふうに吸い上げて、どういうふうに一つの構想として練り上げていくかというのはすごく大事なことであって、あの人は私と意見が違うから嫌いだというような範疇ではないと思うのです。時代はそうではないと思います。ですから、組織の中で、いろいろな人との話合いをしながら、一つの目的に向かって進んでいく、その機会を持っていくことが大切だと思っているのですが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 杉谷佳昭

私もそういうふうに感じています。ワンチームということで公約に入れさせていただいておりますが、今、町財政が厳しい状況にある中、豊浦町をよりよい町にするためには、議員の皆さんや町民の方々と一緒になって方向性を決め、その実現に向け、町民が一丸となって努力していくという意味で、 ワンチームという表現をさせていただいています。その中では、先ほど阿部議員もおっしゃったように、仲よしということではなく、私はけんけんごうごうやっていいと思っています。その中で、皆さんが100%同じ方向に向くことはあり得ないと思いますので、一定の方向性で皆さんに賛同していただけるのであれば、その方向に向かうと。財政的には厳しい状況ですが、挑戦しなければならない部分もあると思いますので、挑戦するに当たっても、皆さんがその方向でいいと思える中で進んでいきたいということで、ワンチームという言葉を掲げさせていただいております。そういう意味で、議員の皆さん方にもご協力いただければというふうに思っております。

議員の質問 3番 阿部和之

次に、ふるさと納税についてお聞きしたいと思います。町長も、財源確保のために、ふるさと納税の役割を認識しておられて、それを進めていこうというお考えがあるというふうに聞いております。私は、ふるさと納税の仕組みをいろいろ調べながら、町にも、学校を通していろいろと提案をいたしました。それは、学校に直接寄附という方法もありますが、今、文部科学省では、既存の学校にふるさと納税のお金が回るようなシステムづくりを行っていると認識しています。その中で、いろいろな地区で独特な制度をつくってやっています。実は、昨年2月の室蘭民報で、私立学校支援費という文言で記事が出ましたけれども、豊浦町はお金がないのに、なぜ私立学校を応援するのだという声を聞いたのです。そのからくりはあるのですけれども、一般にはあまり知れ渡っていないので、まず、それについて説明していただきたいと思っております。順序が前後してしまいましたが、今後を見据えた財政確保として、令和5年度のふるさと納税寄附額は1億6,367万5,000円で5,483件からいただいたと思っています。その前年は、半分の約8,000万円だったと記憶しているのですが、その使途の内訳として、小幌応援基金が596件で1,238万9,000円、まちづくり整備基金が795件で1,792万2,000円、教育・文化及びスポーツ振興基金が1,055件で6,506万4,000円、町に使途をお任せしますという項目が3,037件で6,830万円というような金額でございました。返礼品に関わる経費の総額は7,915万9,370円で、その金額によって寄附金が大幅アップした要因は分析されていると思いますので、その分析結果についてお示しいただきたいと思います。それから、令和5年度の寄附金の詳細な使い道について。例えばまちづくり整備基金は何に利用したのか、お知らせ願いたいと思います。

出典:豊浦町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月11日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる