みんなの議会

小清水町議会 令和7年第7回定例会 2025年12月16日

(1)釧網線の存続について/(2)止別治山の森について

2025年12月16日、小清水町議会の一般質問で、瓜田新一議員が「釧網線の存続について」「止別治山の森について」について質問し、町長 久保弘志が答弁しました。

質問者
瓜田新一 議員
答弁者
町長 久保弘志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 5番 瓜田新一

5番。質問に先立ちまして、今回の暴風雪で避難または被害を受けられた皆様にお見舞い申し上げますとともに、職員の方々には暗い中、避難所の開設、大変お疲れさまでした。私は2点、観光振興について質問いたします。初めに、釧網線の存続についてであります。本町の観光振興にとって鉄道は重要な資源と考えますが、存続に向けた取組、関係機関、沿線自治体との協議の現状と今後の課題と存続に向けた町長の所見をお伺いします。

答弁 町長 久保弘志

お答えいたします。2016年の北海道新幹線の開通後、JR北海道は経営改善を進め、輸送密度の低い路線を持続的に維持する仕組みの構築が必要な路線として、釧網線を含む道内8線区を黄色線区として指定し、2018年の国の監督命令に従い、北海道と沿線自治体、JR北海道とが協力し、経営改善計画としてアクションプランを策定しております。第1期の計画期間は2019年から2023年でございましたが、この間にコロナウイルス感染症の拡大により計画期間が3年間延長しており、2027年春までの計画期間となったところでございます。JR釧網線は沿線自治体の総意により早くから観光路線化への方針を打ち出しており、釧路市が事務局を担い沿線自治体により組織をされるJR釧網本線維持活性化沿線協議会とJR北海道釧路支社が事務局を担い、沿線自治体によって構成される釧網線アクションプラン実行委員会の両組織において、年数回協議の場を設け、観光路線化へ向けた事業を展開しているところでございます。具体的な取組といたしましては、JRが観光列車として運行するノロッコ号やサイクルトレインなどに対する運行支援があり、網走─知床斜里間を運行する冬の観光列車流氷物語号の通過時には、観光協会と協力をし、浜小清水駅での出迎えを行っております。また、本町と網走市で共同開催しておりますオホーツクシートゥーサミットの際に特別列車を運行するなどの取組を進めております。特に車窓から原生花園は魅力的な風景でもあり、オホーツク総合振興局と連携した原生花園の火入れによる植生回復事業や原生花園牧場への放牧も車窓からの景観の維持に効果をもたらし、観光路線化への協力につながっているものと認識をしております。しかしながら、収益性の課題は大きく、依然存続には厳しい状況にあるものと認識をしております。路線維持への取組は町単独での対策とはなりませんので、引き続き、北海道と沿線自治体、そしてJRと一体となって、現アクションプランの推進を着実に進めてまいりたいと考えてございます。以上でございます。

質問 5番 瓜田新一

5番。道のほうも交通政策総合指針、これ平成30年ですけれども、JR北海道に対して厳しい運営努力を求め、その結果、駅管理を自治体に移管する、また駅自体を廃止するという合理化が急速に各地で進んでおります。本町は市街地中心部に鉄道が通っておらず、他の関係沿線自治体と比べて鉄路に対する思い、関心が低いように思いますが、この機運の中で財政的な支援を含め、存続に向けた取組も厳しいものがあると思います。鉄道の存続、町長が言われたとおり、いろいろな面があるんですけれども、特に町内の方々に対する訴えをもっと強くやってほしいと思います。町の広報なんですけども、今町長も言われたように流氷物語号の関係でトリタビに載ったやつが今年の3月号で載っていますけども、この後段のほうには、「日本には1,200を超える道の駅があります。鉄道の駅に併設された道の駅は全国的にも珍しく、その数は十数か所しかありません。さらに観光列車が停車するという贅沢な環境も小清水町ならではの魅力です。鉄道の旅を楽しむ方々にとって一度は訪れたい駅、町として映ることでしょう。普段鉄道を利用する機会が少ない方もこの恵まれた環境に誇りを持ちたいですね」というように書かれています。私たちはこの通常の慣れ親しんだことにさほど魅力を感じないんですけども、そういう魅力を再発見しているこの鉄道と道の駅の特性を何とか生かしてほしいと思います。具体的な何か考えとかありましたらお聞きします。

答弁 町長 久保弘志

やっぱり本町は鉄道が中心市街地域を走っていない稀な町だというふうに認識しておりますが、その中で浜小清水と止別駅、2つがあるということでございます。当然、学生さんたちは列車で通学されている方もおりますけれども、現状としては、いわゆる公共交通としては一般の町民の方はなかなか乗られていない、本当に限りなく1桁に等しいかなというふうに認識しております。そんな中で、やっぱり釧網線、公共交通でありますので、今後、鉄道、バス、ハイヤーこれらを含めた中で今後どうなっていくかというのはいろんなことが考えられるわけでありますが、そういう中でも鉄道を守るべきだと私は判断しております。その位置づけが圏域としては観光列車ということでございます。ただ一方では、公共交通という使命もございますので、やはり議員先ほどおっしゃったとおり、町民にはやっぱり公共交通として大切なインフラだというふうに認識をしておりますので、その辺については積極的にPR等々、広報等を活用しながら、その鉄道の重要性を町民のほうに周知をしていきたいかなというふうに思っております。あと、特に浜小清水駅なんでございますが、議員おっしゃったとおり、これ実は開設当初、道の駅でもあり、鉄道の駅でもあり、バスターミナルでもありということで3つの駅的な要素があって、そういうことで結構PRをした時期がございました。そのうちバスがあそこに止まらなくなったものですから、今は道の駅と鉄道の駅ということでございます。おっしゃるとおり、本当に稀な駅だというふうに思っておりますし、本当に海がそばだということもあります。ですので、そこの利を生かしながら、道の駅の改修も含めて、お客様が1.9倍から2倍ほど来られるようになっておりますので、そこはPRポイントとしては、積極的に私としてもそういう鉄道と道の駅が重なっている海の見える場所ですというようなことでイメージ戦略を持ちながらPRをしていきたいかなというふうに思っております。当然、ここについては、JR北海道さんも本町の道の駅のエリアについては、かなり重要視をしていただいておりますので、JR北海道とともに、さらにある道の駅、鉄道の駅づくりを進めていきたいかなというふうに考えてございます。以上でございます。

質問 5番 瓜田新一

5番です。次に、止別治山の森についてです。止別海岸治山の森には、遊歩道が整備されております。これは、営林署OB、地元の有志の方々によって整備されたものです。現在は、観光協会止別支部の皆さんの力で維持されております。冬季には、冬のオホーツク海と知床連山の絶景を堪能する海岸スノーシューツアーが観光協会によって開催され、人気のコースとなっております。この治山の森遊歩道維持管理に、町の援助・支援ができないか、町長の所見をお伺いします。

答弁 町長 久保弘志

お答えいたします。止別海岸治山の森は、オホーツク海岸を沿って広がる171ヘクタールの広さを有する海岸防災林でございます。平成12年に町民憩いの森林を造ろうと、議員おっしゃったとおり、網走南部森林管理署OBの方、林業経験者や地元有志の方々などによって設立をされた小清水森へ導く会の皆さんのボランティアによって整備をされ、平成14年に完成した遊歩道であると承知をしております。以降、町民の憩いの森林として、町民の皆さんに限らず、観光客の方を含め、多くの方々がこの遊歩道を活用していると認識してございまして、また、近年では観光協会が実施をするスノーシューツアーの場として活用し、本町の観光振興の点からも、将来にわたって大切に守っていただきたい資源であると考えてございます。現在、遊歩道の維持管理につきましては、議員おっしゃるとおり、観光協会止別支部の皆さんの手によって維持管理がなされていることを存じており、私も、この遊歩道は利用者の視点に立って安全に利用できること、また、美しく維持管理いただいておりますことにつきまして、この場をお借りしまして、お礼を申し上げたいと思います。さて、御質問でございますが、この維持管理について、町の助成などができないかという点でありますが、基本的には国有林内にあることから、網走南部森林管理署によって適切に維持管理いただくことが原則と考えますが、先ほど申し上げたように、観光協会が実施するスノーシューツアーでは、この遊歩道を観光資源として活用させていただいていることを踏まえ、遊歩道の維持整備に係る一部費用について、観光協会への補助の内数として計上をしている状況でございます。町から間接的ではありますが、維持整備に係る費用について補助・助成をさせていただいておりますことを御理解いただければと思います。以上でございます。

質問 5番 瓜田新一

5番。直接やっている人たちの話だと、町外のそういう団体の人も、その維持に力を貸していただいてやっている。私たち、すぐ近くに住んでいて、私もそんなに大したことではないんだろうなと思っていたんですけども、実際観光協会の、これも広報なんか読みますと、すごく人気のコースになっているそうです。私も再認識しましたけども、私たちは子供の頃から見ている景色だから、さほど見てびっくりとかそういうあれではないんですけども、改めてこの広報を読みますと、すばらしく声が上がっているというふうにしまして、再確認したところですけども、実際、相当、町長先ほど言われたとおり、平成14年ですか、完成されたのが、結構遊歩道自体も老朽化してきて、チップを引いたりとかいろいろなことをして、少しずつしなきゃならんかなとは思っているところですんで、今度具体的に何かこういうものがとか、そういうことがあればぜひ相談に乗ってほしいと思います。それで、これは通告していないんですけども、意見として聞いてもらえばいいんですけども、鉄道の関係と、それから何気ない町の魅力を合わせて、そういう資源を維持するというんですか、これが進むと交流人口増加になり、また本町に愛着を持ってもらったりが進んでいくと、それが関係人口っていうんですか、住んでみようかなとか、そういうのに発展すると思います。身近に今一番そういう関係人口にいるのが、地域おこし協力隊の皆さんだと思っています。本人はもとより、家族も含めて関係人口になっているため、労働条件はもとよりなんですけれども、住環境の改善だとか、そういうのにもっと力を入れてほしいと思います。地域おこし協力隊の方々を単なる労働力として終わらすことなく、私たちが発見できない本町の魅力を発見に努めて、これからも頑張ってほしいと思っていますんで、町長の考えがありましたらお願いしますけれども、なかったら要望として聞いてください。これで私の質問を終わります。

答弁 町長 久保弘志

一応答弁しておいたほうがいいかなと思いますので、答弁させていただきますが、先ほどから申し上げましているとおり、治山の森は、本当に私たちにとっては大切な観光資源であるというふうに思っております。そこが国有林野にあるということでございます。そこは網走南部森林管理署、管理署としては管内としてトップの位置におられる管理署なんです。ですので、今の署長ともいろいろな意見交換をさせていただいてますが、その中でレクレーションの森であるとか、森林管理署としてもいろいろな整備の方法あるというふうに思っておりますので、そこは管理署さんと共同しながらしっかりと維持していく、また魅力を発信していく努力をしていきたいなというふうに思っております。あと、後段であった地域おこし協力隊については、当然私どもも労働力ということだけでは全く考えていなくて、この町を好きになっていただいて、住み続けていただきたいと思っております。そのためには、当然おっしゃったように住環境だとか、日頃からの町民の付き合いだとかというのが大変だと思いますし、大切だと思いますし、やはりその方たちも町民と触れ合うことが非常に楽しいですよというお声もたくさん聞いております。なかなかそこの、地域おこし協力隊、1人2人ではございませんので、一定程度増えてきておりますが、そこはやっぱりしっかりと小清水町で働いて、本当に意義に感じて働いていただける環境を今後しっかりと作り上げていくというのが私の仕事だと思いますので、今いただいた意見を真摯に受け止めながら今後努めていきたいというふうに思っております。以上でございます。

出典:小清水町議会 令和7年第7回定例会 2025年12月16日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる