みんなの議会

木古内町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日

町民への防災グッズの提供について

2022年12月15日、木古内町議会の一般質問で、新井田昭男議員が「町民への防災グッズの提供について」質問し、町長 鈴木慎也が答弁しました。

質問者
新井田昭男 議員
答弁者
町長 鈴木慎也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 6番 新井田昭男

6番 新井田でございます。だいぶ一般質問も長引いておりまして、なんか私個人的にトーンダウンしている部分があるんですけれども、大変申し訳ございません。頑張りますので、一つお願いいたします。私は一問です。提案の内容は、町民への防災グッズの提供についてでございます。世界的異常気象での大規模自然災害や、東日本大震災を上回る地震による未曽有の被害が想定されています。千島海溝、日本海溝、南海トラフが大きな話題となっている昨今、我が町も両海溝沖地震による大津波での大規模被害が想定がなされ、それに伴うハザードマップがことし4月に全世帯に配布されました。これらを踏まえ、我が町では各町内会単位での減災に向けた自主防災組織立ち上げの動きが活発になりつつあります。しかしながら、住民サイドの防災・減災に対する意識に温度差があることも感じているところであります。大自然の猛威がいつ起こるかわからない中、災害に対し「自分の命は自分で守る」をベースに防災・減災の意識高揚を、官民挙げて図る必要性を強く感じます。そこで、全世帯へ防災グッズを提供すべきと考えますが、町長の見解をお伺いします。

答弁 町長 鈴木慎也

6番 新井田議員のお尋ねにお答えいたします。全世帯への防災グッズの提供についてでございますが、町では公共施設に一定数の備蓄があることと、非常持出品については、各家庭それぞれご自身にあった食べ物や必要な物も異なることから、行政として防災用品を購入し、町内の全世帯へ配布する考えはございません。ハザードマップに非常持出品に関する内容も掲載しておりますので、改めて各家庭で必要な持出品と備蓄品をそろえていただき、私だけの防災グッズ、一人ひとりの防災グッズを完成して用意していただきますように、町といたしまして引き続き啓発に努めてまいりたいとそのように考えております。以上でございます。

質問 6番 新井田昭男

町長のほうから質問要綱含めた中でのご説明をいただきました。ざっくりきょうの質問要旨をいただいた時に、もう言い切られましたことに大変ちょっとショック的な部分を感じているところでございます。この震災・防災、そもそも千島沖、日本海溝沖、強いて言うならば南海トラフ、この三つの海溝沖地震のそもそもの想定っていうのは、私達個人がしているものじゃないんです。ご承知のとおりだと思いますけれども。これは、政府が化学的根拠を持ち得ながら、その最新情報を想定の範囲内で私達に情報提供していただいているんだとそういう部分を強く感じていただきたいんですよ。我々が個人的にああだねこうだねっていうことではないんです。その中で、いままで機会あるごとに行政と対峙しながら、ある程度方向なるそういう部分をちょっと提案してきたわけですけれども、その一貫で今回防災グッズという考えに至ったんですけれども、冒頭申し上げたように非常にやはりいま機運が高まっているんだと防災に関する。同僚議員もおっしゃったように、いろんな部分での賛同をいま得ている状況の中で、防災マップを配布したというこれは一つの段階で、決して結論ではございません。そういうふうに思う中で、やはり意識に多少の温度差があるっていうことは事実だと思うんです。そういう部分を解消するためにもここで「支給はいたしません」と、要するにそういう「行為はしません」という言い切られたわけですけれども、逆に言わせてもらうと言葉尻を問うわけじゃないですけれども、引き続き啓発をするとか公共施設に一定の備蓄があるとか、非常時については各家庭それぞれにあった食べ物だとか云々だとかって書いています。これってなんなんですか。これ文章とかじゃないと思うんです、私。全く町民に対する防災、あなた方が考えているような大変申し訳ないけれども、低いレベルの防災意識だなって改めて感じました。本来、こうであるべきじゃないですよ。もうちょっと丁寧な説明をそれはお金なのか、なんなのかってもうちょっと具体的に言ってくださいよこれ。自分にあった食べ物とかってなんていう表現なんですか、これ。こんなの水と乾パンとかそんなものに決まっているわけじゃないですか、そんなの。あなたのメニューはきょうはフルコースですってことにならないわけですよ。だから、こういう表現はいかがなものかと思う。まして住民の安全安心、生命財産を守るっていうそういう問いに対して、こういうなんか誰が見たって町民感情を逆なでするような表現は止めてくださいよ。もう少しこうであるからこうしたいとか、そういう表現を使ってくださいよ。ましてこれハザードマップに書いているからっていう、それは書いていますよ。書いているたって、あなた方4月からですよ、もう9か月ですよ。この間、1回か各地区町内会ではそれは単位でやったのかもしれないけれども、その後のあとの町民に対する啓発なんてなんかしたことあるの。12月の広報を見たって、寒くなるから気をつけてねぐらいの話でしょう。だから、私はもうちょっとかみ砕いていただいて、例えば2,100世帯ざっくり、例えば5,000円の単価のグッズを提供すると1,000万円かかると。そうしたら、これはちょっと行政としても無理なんだ、そういう具体的なお話をしてくださいよ。こうすればなんとかなるとか、こうすれば援助できるとか、その辺のもうちょっと前向きな答弁をいただきたかったんですけれども、その辺のもう1回見解をお願いします。

答弁 町長 鈴木慎也

新井田議員の再質問に対するお答えをさせていただきます。まず、防災グッズとはなんだろうかという部分の認識を確認させていただきたいと思いますが、ハザードマップの11ページに非常持出品と非常備蓄品の備えようってあります。基本的にできるだけ防災バックに入れていただきたいものは、非常持出品であります。これは、できるだけ身軽に避難できるようにするため、非常持出品は避難に必要な物品や貴重品に限りましょうということでございます。これは、具体的にどういうことかと申し上げますと、例えばですが現金や通帳、免許証、若しくは薬ですとか携帯電話の貴重品です。また、さらには眼鏡ですとかコンタクトレンズ、補聴器ですとか高齢者のかたでしたら入れ歯ですとかこういったものを非常持出品として、すぐ持てるような体制にしておいてくださいというのが町としてのお願いでございます。そして、やはり防災バックという一つのバックで、家族構成もそれぞれ違います。体の小さなかたから大きなかたもございます。高齢者や体の不自由なかた、若しくは赤ちゃんがいるご家庭、それぞれのご家庭で必要な非常持出品は、異なってくるわけでございます。また、右手にあります非常備蓄品でございますが、こちらは3日間生活できるように各家庭で備えてくださいとお願いしているものでございます。これは、なにを想定しているかと言いますとライフラインが途絶えた場合を想定しているわけでありますので、例えばカップ麺ですとか水ですとか、そういった生活する中で、若しくは暑さ寒さ対策を中心にこのページには書いてあるわけでございます。防災バックというものは、中には非常持出品と非常備蓄品が一緒になって入っているバックもございます。ですが、重さもあとそれを背負うかたも子どもから高齢者まで様々体の大きさが違いますから、町としては防災バックを持って逃げる時は、まず逃げることを最優先していただきたいということで、全町民が同じような防災バックの配布は考えていないということで、答弁をさせていただきました。繰り返しになりますが、日頃から避難する際はご自身の使うものをこれを持って行こうとか、そういったものはしっかりと確認して意識をしていただいて、非常持出品と非常備蓄品に関する意識の啓発っていう部分は、新井田議員からも様々なご意見をいただきましたので、町としてこれはしっかりと啓発に努めてまいりたいとそのように思っているところでございます。内容といたしまして、1回目の答弁を少しかみ砕いてハザードマップを活用して説明させていただいた答弁でございますが、ご理解をいただきたいとそのように思っております。以上でございます。

質問 6番 新井田昭男

町長、それいいんだって。それ見たって個々の皆さんの考えが必要ないんだから、そのために意思統一をするために、行政が自らやはり汗を流してもらうと。先ほど言ったように9か月経つのに、全く啓発、啓発っていうようなことさえすらやっていないんだから。全部町民任せだよ。だから、我々がこういう想定をしているんじゃないんだと。いま政府だって10年がかりでこの減災のために、8割減災のために、一生懸命情報を流しているわけですよ。そういう情報っていうのは、一体どういうふうに考えているんだろうと思う。その減災に対する意識があれば、例えば1,000万円っていう部分が500万にしてくれないかとか、300万にしてくれないとかっていろん選択肢はあるじゃないですか、やり方によっては。ここの考えは違うんだよ、こういうものを入れていなきゃだめなんだよ、そんなのはいいんだって、与えられた人が足りないものを補充するんだから。そういう購買力だって持つわけじゃないですか。だから、そういう部分をやはり行政として主導権を握りながら主導してもらって、やはり町民に対する何回も言うけれども、アクションがほしいんですよ。ああいう一冊のハザードマップやって、それでじゃあねって、いままでの状況だとそんな感じですよ。きのうは、総務課長がこの暴風のアナウンスをしてくれました。あまりないですよ、ああいう部分っていうのは。すごいいいなとそんなふうにちょっと私個人的に思いました。だから、そういう部分を含めてやはり町民の皆さんに形としたものをさらなるものを望むわけですよ。でも高いからいいっていうことでない。だからそれを言っているんだけれども、12日に総務課長から電話をいただきまして、どの程度のことを考えているんだろうとご相談をいただきました。私は、やんわり言いました。だけれども、その時は多少は前向きに考えてくれるかなっていうふうにはイメージは持っていたけれども、あにはからんやが。なんかざっくりもう言われちゃって、「んっ」と思ったんですけれども、いろいろ考え方はあるだろうし、その議論の力もあると思うんだけれども、やはりなんて言うか全額は負担できないけれども、こういう形だったら負担できるよとか、防災に関することだからあなた方やはりお国にどんどんどんどん物を申すことって可能じゃないんですか。もう1回その辺再考するっていうような考えはないのかちょっと聞きたいです。

答弁 町長 鈴木慎也

新井田議員の再質問のお答えをさせていただきます。まず、防災グッズに関する費用の部分で私が判断したっていうことは一度も説明はしておりませんので、特に費用がどうこうだからとかっていう判断ではないということをご理解いただきたいです。1回目の答弁にさせていただいた私だけの僕だけのあなただけの皆さん一人ひとり防災バック、必要なものが違うんです。ですので、町民が3,700人いれば、3,700どおりの防災バックがあるわけなんです。ですので、町として意識高揚のために何んとかいろいろご指摘もいただきましたけれども、各町内会で訓練また皆様が集まる時に、いままではハザードマップの活用方法の説明をさせていただきました。もし必要があれば、僕、私、あなただけの本当に一人1個の防災バックについていろいろ説明をしたり、意識が高まるような取り組みというのは、町として必要だろうというふうには認識をしております。ただし、非常持出品と非常備蓄品、ここはしっかりと分けて考えなければならないというふうに思っていますので、そこも含めて町民の皆様に避難する時に非常持出品、本当に大切な薬とか免許とか、本当に身の回りのものはある程度準備してててくださいねとこれは再三、答弁が同じような答弁になって大変申し訳ないんですけれども、でもこの積み重ねしかないと私は思っていますので、ご理解をいただきたいとそのように思っております。以上です。

質問 6番 新井田昭男

どうも納得できないね。だっていま町長言ったように、3,700人いるったって3,700人にやれってことじゃないんだって。各世帯って言っているんだって、だから。それは、確かにその世帯世帯で考えは違うかもしれない。だけれども、そういうグッズがあることによって何回も言うけれども、そこの家庭のあり方だってあるわけだから、それは同じものは各1戸1戸にあてがったって、入れるものは別なものが入るかもしれない。それはそれでいいじゃないですか。だから、それはちゃんと足りないものはその家庭でチョイスしていただいて、自分方でちゃんとお金を払って買って用意をするんだとそう私は言っているんだって。なにも3,700人に一人ずつにやれってことじゃないんだって。それに備蓄品とかグッズに関しては、きちんと色分けとかってあれだけれども、ここに謳っている「公共施設に一定の備蓄がある」とかって言っているけれども、何回も過去に本町はいいよ、本町は少なくても、いっぱいあるんだもの備蓄が。だけれども、私達みたいにちょっと離れたら何回もご相談しているけれども、全く動いてくれていないじゃないか。見てねって我々の例えば200・300の人間が一堂に会して避難した時にどうなるんだってこともずっととってきたんだけれども、そのための備蓄品はどうなるんだっていうようなことも言ってきたはずだよ、町内会単位で。それさえすらなにも回答もないのに、ここで言う一定の備蓄があるっていうのは、一定だろうけれども。こういう部分なんていうのは、一朝有事の際にはその備蓄品だけで間に合うわけないんだから、少なくてもその家庭で大事なものをパッと持って行けるっていうそれが必要なっていうことを私は声を大にして言っているんですよ。だから、いろいろ方法はあるでしょうけれども、全部が全部丸呑みしてくれってことじゃないんですよ。3,700人、一人ひとりにやってくれってことじゃないんですよ。少なくても安価でもいいから、ここに「引き続き啓発に努める」のであれば、そういうことも視野に入れるべきじゃないんですか。もう1回答弁をお願いします。

答弁 町長 鈴木慎也

新井田議員の質問にお答えいたしますが、防災グッズの中身について、新井田議員から具体的なお示しがなかったので、私は一般的に販売されている防災グッズと想定して、答弁をさせていただいておりました。この中は、非常持出品や折りたたみのバック、簡易救急セットとか保存水、懐中電灯、ロウソク、ビニール袋、ポリ袋、そういったものが基本的なものになると思いますけれども、そういった防災バックのという認識でよろしいですか。先ほども答弁させていただいたように、本当に大切なもの非常持出品を考えた時に、本当に必要なものを持ってきてほしいんです、避難所に。なので、まずそこの防災バックという定義がすみません。おそらく新井田議員と私は同じようなものを想像しているかと思いますが、非常持出品として避難する時に、一般的に売られている防災バックでは、必要なものがどれぐらいあるだろうかということを考えた時に、それぞれ疑問もあったり、それぞれ個人によって必要なものも違うわけですよ。ですので、私が申し述べているのは一人ひとりもそうですけれども、一世帯でもよろしいんです。一人でも世帯でもいいんですが、それぞれにあった内容の非常持出品を常日頃からご準備いただきたいです、もうそれに限ると思うんですよね。

質問 6番 新井田昭男

ちょっと水掛け論になっているんだけれども、町長なにも内容は例えば3,000円の防災バックだよとかリュックだよ、その中に要は水が入っている、乾パンが入っている、いろんな防災に対する必需品が入っているわけですよ、その規模によって。だけれども、町長が言っているようにそれに必要なものだとか、個々に配布した時にそれになにを入れるかっていうのは、そこの家主さんの考えることであって、町長が考えることじゃないでしょう。それによって、そういう行為によって、意識高揚が図られるんだよっていう私はなにもここに謳っているとおり、冒頭言っているとおり、意識高揚が必要でしょうって言っているわけですよ。その一つの手段として、こういう防災グッズを提供したらいかがでしょうか、なにも中身を行政が決めれなんてそんなことを私は言っているわけでないって。3,000円のグッズを例えば私のところにありがとうございますってもらった、あとは自分でこれも足りないね、これも必要だね、これも入れておかなきゃだめ、それは各家庭の判断でしょう。誰も町長に指示されるなんてそんなことを私は言っているわけじゃないんだって。だから、いままでのその流れからいって、啓発だ啓発だって言うけれども、さほど動いているようには感じないし、だからその一貫としてそこにものがあるといざという時に、それを持って逃げるっていうことが啓発の一つの手段じゃないの、だから応援してくださいっていうことを言っているんですよ。もう1回。

答弁 町長 鈴木慎也

新井田議員、防災バックの例えばサイズの話をしましょうか。例えば、想定70歳から80歳のかたで、自足で自分で歩けますと。そういったおばあさん、例えばです。高齢のかた、若しくはバックを背負って本当に避難するんだろうかと。避難する時は、早く避難しなきゃいけないです。ということは自主防災計画の中で、何々さんと何々さんを例えば新井田議員の車に乗せるんですけれども、避難する時に防災バックが圧迫を例えばです。車の中だったり避難する時の邪魔となってはいけないんです。あと、それぞれの体のサイズも違いますから、リュックの大きさそのものもどうなんだろうかと考えたわけであります。そういったことを総合的に考えた時に、一つの基準で個人なのか世帯に配るよりも、一人ひとりが避難しやすい、持ちやすい、持ち慣れた、体にあったものをご用意していただくことが時間がない中で、避難しなきゃいけないそういった追い込まれた時に、一番それが負担をかけないだろうと思ったんですよ。逆に防災バックが避難をする時の邪魔になってはいけないです。そういった観点も考えなきゃいけないなと思って、現時点ではそのように考えております。

質問 6番 新井田昭男

本当にいまの話を聞くと住民のためを思って、そこまで一応考えてくれているというふうに改めて思いました。そんなもの町長、防災グッズの鞄が荷物になって乗れないとか、その反面自分にあったものを背負えとか持って行ってとか言っているんだけれども、同じじゃないですかそんなもの、考え方は。そうでしょう。どっちにしたって大事なものを持って行かなきゃならないんだって。それは、一つのこういうどれだけのバックか金額ベースに寄り切りです。かえって私は、それに大事なものを入れて、目の前にあったらそれを持って逃げる、そういう行為のほうがしやすいんじゃないかと思います。あなた方個人的に一人ひとりに勝手に用意してくださいね、しませんよ。しないって。私はそう思います。考えてみてくださいよ。だって、町長方がそういう判断なんだから。

答弁 町長 鈴木慎也

すみません。わかりやすくできるだけ説明はさせていただきます。防災バックとは、別に用意するものじゃなくてもいいんです。通常、使っているバック、通常、使い慣れたバック、それを防災バックとして持って行ってもらってもいいんです。そういったことをいろいろ考えた時に、本当に防災バックを配ったからといって意識の高揚につながるのか、というのは私はイコールではないと思っております。もっとわかりやすく説明させていただきましたが、日常使っているバックが防災バックでもいいわけであります。そういった部分もいま一度、ご理解いただけるように町として意識の高揚に努めてまいりたいとそのように思っています。以上です。

出典:木古内町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる