本別町議会 平成25年第3回定例会 2013年10月8日
森林・林業・木材産業の現状と課題
2013年10月8日、本別町議会の一般質問で、林武議員が「森林・林業・木材産業の現状と課題」について質問し、町長 髙橋正夫、教育長 中野博文、農林課長 工藤朗が答弁しました。
- 質問者
- 林武 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫、教育長 中野博文、農林課長 工藤朗
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 林武
〔登壇〕議長の許可を得ましたので、通告どおり森林・林業・木材産業の現状と課題ということで、一般質問をいたします。第3回定例会初日に、町長より施政方針が示されました。その中から林業の振興について具体的にお伺いします。言うまでもなく、森林は二酸化炭素の吸収、水源の涵養、生態系の保全、産地崩壊防止等々、多面的機能を有し、農業や漁業にも大きな影響を及ぼすと言われています。以下について伺います。近年、民有林の皆伐が加速をされ、特にカラマツ人工林の伐採が顕著であります。その背景には、林家の高齢化と同時に後継者不足が影響されていると思われます。伐採後の造林未済地の解消について、その実施計画を伺います。次に、森林資源の保続に向けて森林・林業に対する理解を深めるため木育の取り組みを推進すべきと思いますが、考え方を伺います。次に、循環型林業の推進を図るためには木材の利用拡大、公共建築物、一般住宅分野での地域材の利用が不可欠と思いますが、考え方をお伺いいたします。以上、御答弁のほどお願いいたします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕林議員の森林・林業・木材産業の現状と課題の質問の答弁をさせていただきます。施政方針で三つ目の柱として地場産業の振興と企業支援で新たな雇用の創出の柱を掲げまして、その中で林業振興についての施策を表明させていただきました。林議員御質問のとおり、森林の果たす役割は単に木材を生産するのみでなく、水源の涵養もありますし、国土の保全などなどさまざまな広域的な機能を有しておりまして、地域にとってはこれはもう地球環境上も必要で不可欠な資源であるというふうに認識をしているところでもあります。1点目の伐採後の造林未済地の解消についての実施計画でありますが、本町におきましては伐採後、植林されずに放置されている造林未済地でありますが、平成24年度末ですが約270ヘクタール、これは北海道の森林の調査簿でありますが、270ヘクタールもあるということでありまして、前年度に比べても増加傾向を示しているのが事実であります。このことは、御質問のとおり材価の低迷、また施業に対する意欲の低下を招くのが原因でありまして、依然として森林・林業を取り巻く環境は厳しい状況が続いているのも事実であります。造林未済地の解消が進まない原因ということで分析をしているところでもあります。森林整備にかかわる費用を軽減するために町単独事業の民有林の造林促進事業の補助単価の大幅な見直しを今年度から実施をし、造林未済地の解消を図ることとしております。今後におきましても、本制度の見直しを含め、計画的な事業実施を図ってまいりたいと思います。また民有林の振興に当たりましては、民有林の窓口であります森林組合及び営農指導対策協議会と連携をし、造林未済地の解消に向けた取り組みを強化をしてまいります。2点目の木育の取り組みの推進でありますけれども、御質問のとおり町民の皆さんが森林・林業に対する理解を深めていただくことが森林づくりを町全体で支えることにつながる重要な活動と捉えております。森林づくりの理解を深めていただくには、町民の方々が木と触れ合い、木に学び、木と生きる木育の取り組みを通じて、人と森とのかかわりを主体的に考えられる豊かな心を育むことが必要であると思います。森づくりを町全体で支える気運を高めるためにも、今後とも植樹祭、育樹祭の開催を通じ、森林と触れ合う機会を提供していくことが重要であると考えております。3点目の木材の利用拡大、公共建築物、一般住宅分野での利用の質問でありますが、森林資源を循環利用していくために地材地消を推進し、公共建築物など、多様な分野での道産木材、木製品の利用を促進することが森林・林業の活性化につながるものと考えております。本町におきましても、今までも公共施設、公営住宅含めてもほとんどの建物は、これは木造で実施をしているところでありますので、これは一番御理解をいただいているところだというふうに思いますが、常に木にこだわって気を配りながら、この施設整備をさせていただいているところでもあります。また、24年12月に策定いたしました本別町地域材の利用推進方針に基づきまして、本年度につきましては議会でも御承認いただきましたけれども、給食センター、また義経の御所に地域材のカラマツの利用を積極的に努めてまいりました。今後におきましても、公共建築物の地材、地域材の利用に当たりましては比較検討を行いながら、使用に努めてまいりたいと考えております。また、一般住宅での利用促進につきましては、地材地消の意義を御理解いただきながら、町内建設業界と連携をした取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、何といっても運営のためにはやはり育てて、そして出口がなければなかなか育つ意欲も湧いてこないということでありますから、植える、育てる、切る、そして加工する、そしてまた、すかさず植えていただく、こういう循環型、その中でまた雇用も生まれますし、地域の活性化もそうでありますし、人・物・資源も全て町内で循環できると、こういうような大切な裾野の広い作業でありますので、森林・林業の育成については、また特段の力を入れながら努力してまいりたいと思いますので、以上を申し上げて御理解いただきたいと思います。
質問 11番 林武
まず、1点目の皆伐をして、そして造林がされなく未済地として残っているという、この悪循環は十勝全体で総合振興局の発表によりますと23年度で皆伐面積と造林面積を比べ、皆伐面積の73パーセント程度しか植林されていないと、いわゆる27パーセントは未済地であるという、本町も270ヘクタールもあるということは、非常に苦慮されることだと思います。先ほど町長の答弁の中でもこのことについて造林未済地の増加に伴って、そしてまた森林整備がおくれるということであれば問題であるということはお互いの共通認識だと思いますが、私は高齢化されて後継者がいなくて、そして例えばカラマツ林を売ると、その後も費用がかかるので、そして管理もできないということでそのまま放置されるというのが多いのです。十勝も全体を見ると、そういう73パーセントしか造林していないということでありますので、やはりここで公的機関がその土地を持ち主の林家の民地ですからそう簡単にオーケー、ノーというわけにはいきませんけれども、そういう制度をつくり、条例をつくり、そしてそれを町が買い取って森林整備をしていくという方法は町長の選択肢の中にあるかどうか伺います。2点目、木育についてでありますけれども、道民の意識調査をした結果、森林の役割についてアンケートをしたそうであります。その結果、木は勝手に生えているという非常に多くの答えがあったと。それから伐採は全て悪、いわゆる環境破壊であるという、そういう誤った認識があるということが先般、十勝総合振興局の資料の中でわかりました。ああそういうことなのかなと。だけど新しい知識を持つための学習の場が私は必要だと思います。木と触れ合って、町長も最後に答弁の中で言っていましたけれども、人間は木と触れ合って、そして木に学んで木と生きるという、これがしっかりと取り組むことによって人間の形成ができてくるという一つの学説もあるわけであります。ぜひ、このことは教育委員会も関係するのでしょうけれども、ここに私は教育長は入れていませんでしたけれども、町長の決断でその辺をしっかりとしていただくことも可能かなと思いますので、再度、伺います。3点目でありますが、公共施設の地場木材の活用には平成22年に施行されました公共建築物等木材利用促進法があります。これは、十勝の振興局に言わせますと平成24年度中に十勝の1市18町村が全て計画を立てるということでありますが、先ほど町長答弁の中でちょっと字句が違ったのですがこのことを言ったのだと思うのですけれども、それについてどのようなことで、今後どのようにこれを活用していくか町長の考え方を伺います。同時に、林業及び木材産業の健全な発展、それは森林整備によって行われると思っております。循環型森づくりが大切と思います。このことについて再度、町長の御答弁を願います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
資源が枯渇する、環境がどんどん悪化していく、私も今、林議員から御質問いただきましたように何度かお話ししたことがあると思うのですが、この森林・林業というのは実に裾野の広い産業、地域産業ですから通して、この山元で暮らす我々については一番密着した大事な産業なのです。子どものときは当たり前として、周りがほとんどと言っていいほど森林、林業と農業でしたから、特に森林、林業は本別本町は本当に稀代の繁栄を誇っていた町でありましたから、町中見渡す限り木工場の社宅と、そして工場の音がして、煙で出てというのが本別のイメージでした。至るところに土場があって、丸太が満載でしたから、南の外れから、私の生まれ育ったところは土場というぐらいですから、流送の土場でしたから、僕らも本当に物心ついたときから一緒にそこに暮らして、すぐ裏はSLが走って、SLで本別駅まで丸太運んで、本当に小さいかすかな記憶ですけれども、それを見て育ちましたから、丸竹の柵がいっぱいあって本別は駅裏からずっと錦町まで今の本別製材の元のあったところまでずっと合板があったり、田西木工場があったりとか、いつも言うのですが、そういう時代が自由化ともに全部消えてしまったのです。山もとから、TPPの姿、まさにこれ話ずれるけれども、そういうことになってはならないという。でも、やはりここにきて、その森林・林業の大切さだとか、地域の雇用だとか、地域の歴史を刻んでいくのは大事なこの森林・林業の事業と産業と、そして地域づくりに欠かせない環境問題含めての森林・林業だと思っていますから、そういう意味では残念ながら材価がこんな調子ですから、なかなか2代、3代でかかる植えてから、手元にお金が入るまでそんなに時間がかかるものですから、なかなか今の世代はほかの業務に多忙を極めているかもしれませんから、特に農業者が多くの林家でありますから、本当に家族経営でたくさんの面積を耕作している中ではなかなか林業のほうに手がいかないということで、1回切るとあとはそのまま植えることがないと、そこにまた経費がかかると、こういうことであって、私どもいろいろなことでずっと調査研究したり、要請活動してきました。特に、近年の国有林の荒廃ぶりもかなり目立ってきましたし、シカの食害などなど含めても大変、憂慮するところでありますし、見渡す限り民有林は山であったところがそこはほとんど未立木地になって、牧草畑になっているならまだいいほうと。このような状況で降った雨が一気に出てくると、それがまたすぐ海に、海の汚染までいくと、このようなことでありますから山元がしっかりしなければならないというのは、これは大事な暮らしとして責任のある地域でないかなと思っています。これもずっと山元の整備がもし国でできないのだったら、自治体がそれを請け負ってやろうというような動きも今、我々としては町村間含めて発信をしています。私どものその町村会の中のメンバーとも、その国有林を自治体が買い取ると、そこまで明言している人もいますので、任せておけないと、自らの我が町でやろうということもありますし、そんなことがありますが、私ども今、林議員の御質問にありましたようにどうしても切って、あと皆伐した後、植えられないという人がいたら、特に不在地主多いですから、本別も。ですから、そういうところの対策をとって、私も個人的にずっと考えているのは、できればそこを借り受けてもいいから、売ってくれてもいいし、借り受けでいいからそこに責任持って町が植林をしようと、造林しようと、そういうことの中で育てて、そしてそれは将来的には大きな町の資源、財産になるわけですから、そんなこと含めて、またそのぐらいの思いで地域づくりをしていく、森林・林業の整備をしていくべきではないかなというのは思っているとこであります。具体的に、それは現実可能かというのはこれから、それは逐次その相手の林家もいることですから、そういうことも含めてですが、そういうような決断もしっかりと腹に据えて地域の林家の皆さん方にそういう促進をしていただくと必ず循環できる、だから今、植えればこの次は今までの何倍もの財産になるのですよと、そういうこと含めた、対策も含めて今回の十勝のEDSの活用もそうですけれども、この本別だけでなくて十勝全体の森林・林業の再生ということは、これらの技術加工、今まで使えなかったもの、また捨てられていたものを大変な宝物として、資源として使わせていただいて、そして出口のしっかりとした応援するところの出口の大手企業含めて、また先ほどの朝からの質問がありましたように地元の地材地消、地元の活用も含めてしっかりとした活用できる、そういう環境を整えてやはり安定した材価が獲得できるようにしていくことによって、また植える意欲だとか、育てる意欲というのをしっかり喚起しながら、長い期間かかるわけですから、しっかりと取り組んでいかなければならないと思っていますから、まさに1番の質問はその条例もつくるということでありますから、必要な環境、条件整備をしながら、そのような同じ思いでやっていくという気持ちは私も持っているということも答弁をさせていただきたいと思います。2問目は、これは木育の関係ですが、これはせっかく委員長さんも、教育長さんもいますので、子どもたちの木育含めて、それぞれ学校現場でも、学校だけではありませんけれども、本当に自然の遊びの中で我々子どものときって覚えたのですね、木は。だから、この木に登ったら、こういういろいろな木は触ったら、このぐらいの太さで折れるとか、ぶどうの蔓なら小指の太さあればぶら下がることができるとか、そうやって覚えてきたのですけれども、なかなかそういう機会がないですから、やはりまとまった集団の中でそういう事業だとか、そういう機会を持たなければなかなか理解しきれないなと。へたに今、木登りしていたら大変なことになりますからね。えらい勢いで怒られてしまうような時代ですから、そのようなこと含めて木育、我々ももちろん考えていかなければなりませんが、教育委員会、せっかくですから教育長もそろそろしゃべりたいなと思っていると思いますので答弁させていただいて。もう一つの新制度の部分については林務課長がおりますので、林務課長から説明させていただきます。
答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)
木育の関係でありますが、この木育という言葉は最近出てまいりました。私どもの学校におきましても木育というのは非常に大切なことであるということで、例えばある小学校においては遠足のときにその道の詳しい方に御講話をいただいている、あるいはある小学校は森林管理署の方に来ていただいて、森林教室をやってございます。また、御承知のとおり植樹祭のときには小学校、中学校参加をしてこれは一部の学校ですが、この中で木に触れて、またお話しを聞いて、いわゆる人生の先輩の方にお話しを聞いて木のことを勉強するということもしてございますし、あるいは小学校の5年生で森林環境、自然環境のこれがいわゆる教科書の中に出てまいりますので、そういう勉強も学習もしているということでございます。なかなか長時間、その教育課程の中に入れて取り組むというのは、なかなか難しいかと思いますが、いろいろな場面で木育ということを大事にしながら進めてまいりたいと、学校のほうにもそういうことをお話ししてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。
答弁 農林課長 工藤朗(農林課長は2016年3月まで)
林議員の地域材利用の関係の今後どのような活用方法を考えているのかというような御質問だったと思うのですが、先ほど町長の答弁のほうでも触れておりますが、平成24年11月に本別町地域材利用推進方針というようなものを策定しております。この部分につきましては以前、高橋議員にも御質問いただいたところだったのですが、そのときにはまだ方針をつくりますよというような答弁でございましたが、24年11月に策定をしたということで、今回、この利用推進方針に基づきまして給食センター、義経の御所等も積極的なカラマツ利用をしていきたいというようなことで、実際、カラマツを利用しているところでございます。今後もカラマツだけではなくて、本別町、もしくは道産材を積極的に利用して、公共建築物の利用については積極的に取り組んでいきたいということで考えているところですが、建設といいましょうか、具材でいろいろ使うところで不都合等もあるところもありますので、検討は必ずして、使えるところは積極的に使いたいというようなことで考えているところでございます。以上です。
質問 11番 林武
よくわかりましたけれども、林業・木材産業の振興、これによって循環型森林整備をしながらぐるぐる回していくと、51年か55年周期で回していくと、これが町長の考えていることだと思うのです、循環型林業の振興というのは。それで、十勝全体を見ますと素材生産業が44事業所、造林が47事業所、これは平成23年度の振興局の集計でありますけれども、若干、今ふえていると思います。本町はなかなかこれがふえないで、ふえたのは今回、製材と言われる製品の一工場であります。動力を使ってやる工場、いわゆる木材産業は現状で今の新しいのを含めますと4カ所になります。この4カ所がいわゆる動力を使ってノコで引いている、そしてチッパーみたいに削ってやっている、いわゆる電気を使って機械を動かしているという工場が入りますと4カ所になります。残念ながら素材生産をしている専業は2事業しかありません。造林の専業は1事業所です。ここは若干、素材生産もやっているようでありますけれども、大半はいわゆる造林に重点を置いている企業であります。これだけの本町に1万2,000ヘクタールぐらいある森林面積が、この事業体ではなかなか整備というわけにもまいりません。それぞれの道有林、国有林の仕事を持っていますので大変だと思います。先ほどちょっと話に出ていました技術者もマンパワーもどんどん高齢化して、そして減っていっているような状況であります。ですから、事業をするには大変なことかなと思っていますけれども、やはり後は森林組合が民有林の受け皿でありますので、1万2,000ヘクタールのうち町有林は1,100です。あとは民有林なのです。ですから民有林の振興が本当に大事なのです。そして民有林には1齢級から何百ヘクタールずつあります。町有林は成熟した山を持っています。いわゆる8齢級以上が圧倒的に多いです。これはもう、町としてふるさとの森も含め、学校林も含めていいカラマツを持っているわけです。だから、ここら辺をうまく利用しながら、町有林の1齢級から7か8齢級まで、大体5年周期ですから1齢級は、そうするとゼロに等しいのです、そこの間ずっと。そして後半にいってぐんと上がってくるのです。ですから、この前、議員協議会のときに振興課長が言ったカラマツの人工林が4,740、約4,800というのは間違いありません。ですから、これを原資として、そして未済地をどうやって小さいときから養うと言ったらおかしいですけれども、植えていかなければならないかという、そこら辺をしっかりと取り組んでいただければと思います。いずれにしても森づくりは100年の計と言われています。長期的施業計画の中で辛抱強く、粘り強く、やはり育てなければなりません。また、これは木というのは化学物質やストレスによる健康問題の解決には非常に効果的だと言われています。その森林の有する資源を森林整備していくためにはまず除伐をし、間伐をし、そして択伐をしながら最終樹高伐ということで皆伐をして、また回っていくという、これの循環をしっかりと計画を立てながら、長期的展望に立って取り組んでいただきたいと思いますが、再度、町長の考え方をお伺いします。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
循環型というのは実に大事なことなのですよね。当然、釈迦に説法みたいな話ですけれども。私は本当に若いときに石井よしたかさんに教えられて、上浦幌の道場に5日間、山田ぜんさくさん、はたべいさん、3人に教えられました。国の持っている基準で苗木なんて植えることはないぞと、わざわざお金かけてたくさんの苗木を植えて、それを抜いて間伐してなんてやることないと・木は太陽が恵みなのだから、太陽が当たる技術を持って植林をしなさいと、それを大事に育てれば30年、50年後には本別町の大変な財源になるから、心して森林・林業をしっかりとやると、そのためには管理する道路だとか、それから水資源だとか、しっかりそういうものも見ながら自然環境を大事にしてやるようにということを教えられてきました。興味があったら行ったのですけれど、そうやって教えられながら来て、そのことが今、目の前に実現しようとしていることを本当に嬉しく思っていますし、そういう事業者もふえてきた、言うなれば地元でなければ資源がなくなってきたというのもこれ事実なのです、反面残念なことですけれども。それは資源があるからこそそういうこれからの希望を持てるということでありますから、今御質問にあるように事業者、今回の与志本林業もそうですけれども、双日として、本体としてあれだけの大きな本体が動いてくれたのは、ここで事業をおこせば未来、将来もずっと循環して施業ができるということがまず第一の希望なのです。そういうことになると、私どもも地域としては当たり前のことでありまして、せっかくこの大事な山があるわけですから、それこそ植えて、育てて、切って、加工して、運送して、またそれが循環してということで、私たちはそういう事業者、そしてその事業者も育て、育成しなければ議員のおっしゃるとおり植える人もいなくなるし、それこそ育てる人だって、ましてやチェンソーで切るなんて人はほとんどいなくなるわけですから、そういうことになってはせっかくのこの事業がだめになりますから、そういう人たちを育ててしっかりと、そこで担い手として山づくり、森づくりをしていただく、そしてまた加工して、運ぶ人、そしてそれを出口として売っていただくというのは本当に連携して、常に循環した山づくりをしていく、そのためには山林・林地の確保も必要ですし、またそういう中での新しい技術も必要でありますから、そしてまたそれは大径木は今言ったような建築材だとか、家具材の利潤など生んでいく高いところの技術を使っていく、そして中小径間木の間伐材含めては、やはり間伐材はパネルだとか、また梱包材だとか、それらに向かって有効に利用すると。そこから生まれた端材なんか含めては、これは国も推奨しているのですがバイオマスできちっと処理をして発電をしていきながら環境に、またそれは地元の工場なんかでずっと使っていくということを含めて、常に生産現場も循環、そして人も循環、そしてそこでまた雇用する自然環境なんかも健康づくり、また環境づくり、水と空気含めても常に人の暮らしとして必要なこの森林・林業の施業でありますから、そのことも大きな機能的な役割も含めて、先ほどの木育の話ではありませんが子どもたちにもしっかりとそれを継承して、この地域でやはり住み続けて、安定して暮らしていけると、そういう体制がとれる大きな産業だと思っておりますので、そのような面に向かって全体の努力をしていきたいなというふうに思っています。私どもではなかなかできないものもありますし、今まで育ててきた林家の皆さん方は特に協力していただかなければなりませんから、本町がまた11月からの第一歩の事業所が工場が操業されます。その安定した木材の供給など含めてもこれは大きな、私どもの企業誘致の条件にもなっておりますので、多くの人たちの協力をいただきながら、間違いなく未来ずっとここで操業していただけるような環境条件をつくるために、また暮らしを、地域を守るためにも森林・林業の施業というのはしっかり受けとめて努力させていただきたいと思います。その他必要なものは全て責任持って町がやると、このような決意も含めて努力していきたいと、以上です。
質問 11番 林武
終わります。