みんなの議会

古平町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月26日

土砂災害区域について

2016年9月26日、古平町議会の一般質問で、工藤澄男議員が「土砂災害区域について」質問し、町長 本間順司が答弁しました。

質問者
工藤澄男 議員
答弁者
町長 本間順司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 工藤澄男

一番最初に、土砂災害区域についてということで、今回説明会では大雨等による避難についてお話がありました。しかし、地域の人々は不安に思っておりまして、警戒区域に対し町の今後の計画を、また土石流が予想される河川があるようですが、どのような考えを持っているのかお聞かせください。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

工藤議員の一般質問にお答えいたします。本当にことしは台風の襲来が多くて、北海道も4つの台風が上陸したということでございます。全国各地でもいわゆる豪雨によってかなりの被害が発生してございまして、集中豪雨は今ではもう対岸の火事と言えないくらい、本町においてもいつ起こるかわからない状況がございますけれども、平成22年の水害でございますけれども、それこそあの時点で50年ぶりの水害ということで、大変苦労したことは今でも記憶にございます。あのときは、いわゆる六志内方面で1時間に60ミリも降ったというようなことで、今全国各地の被害を見ていますとそんな60ミリなんていうものではない。もう100ミリ、200ミリ、そういうような大雨が降っている状況でございまして、本当に想定外と言わざるを得ないような雨の降り方でございますけれども、そんな中でございますけれども、やっぱり確かにああいう災害が起きればハードな整備が必要であるというようなことは、これは北海道の高橋知事も言っておりましたけれども、なかなかこれにはお金が伴うというようなことで進んでいかないのが現状でございます。本町も財源確保も含めてかなり時間を要するだろうというふうに思っておりますけれども、今回の住民説明会でも説明したとおり、現状では土砂災害防止法の趣旨でもある、まずは命を守るために早期に避難してもらうということが第一ということで考えて説明会を開催したところでございまして、そのためには町民に避難勧告等の避難情報を周知徹底するということや今回の一連の台風被害で被災市町村で課題となった避難情報の発令タイミング等々につきまして、今後の調査研究の課題として現在捉えているところでございます。先ほど申し上げましたとおり、そういうハードの整備につきましてはかなり財政的なものもかかるということでございまして、まずはそういう早期に避難してもらうということのための説明会でございましたので、その点はご承知願いたいというふうに思います。それから、土石流が予想される河川につきましても同様に、まずは早期の避難ということでございまして、砂防指定地内の河川につきましては機会あるごとに砂防整備を道のほうに要望してまいりたいというふうに考えております。なお、それ以外の河川につきましても状況を見きわめながら最善の対処方法をとってまいりたいというふうに考えているので、どうぞそういうことで説明会を開催したものでございますので、ご理解願いたいと思います。

質問 9番 工藤澄男

今回道のほうで検査したのでは、急傾斜の崩壊危険箇所というのが24カ所、それから土石流の危険箇所が10カ所、そして地すべりの危険箇所が7カ所とここに載っています。そして、今町長避難がまず優先で、それを今回も道の説明ではそのように避難のほうの話だけをしたのではありますけれども、きのうの新聞を見ましたら、今回ありました被害地で例えば避難の放送なりいろいろしたけれども、発令した中で9割の方が避難していないというのが現状なのです。だから、恐らく古平の人も今まで自分の家の前だとか脇がそういう危険な場所に指定されるとは思っていないと思うのです。たまたま今回その近所に住んでいる人方が呼ばれて、あなたのところはこういう危険ありますよということで避難の報告を受けたわけでございますけれども、私がかかわっている場所でも何名かの方がやはり避難よりもその場所をどうしてくれるのという声が多いです。それから、西部方面の方にも何人か聞いたのですけれども、やっぱり同じような答えが多いのです。それで、最も危険だなと思うような箇所があると思うのです。私この中で、何件も言いません。1件だけちょっと危険かなと思う場所がありましたので、これは丸山の川です。教育長の上のほうです。一番上の部分に、下のほうには黄色い網線かかっているので、まだいいのですけれども、本当の真上にほんの少しだけ土砂災害の危険特別区域があるのです。それは、私もこれ見たら逆に目の前で見るよりも、今回航空写真というのですか、上から見れば一目瞭然なのです。そして、ここにはすぐ下に丸山川があります。そして、丸山川は今砂防ダム2つつくって、確かに水のあれはきちんとなると思いますけれども、その下流にこういう箇所があるのです。万が一例えば地震なり来てこの場所が崩壊して丸山川を塞いで、さらに大きい地震だったら上の温泉へ行く道路も崩壊する可能性もあると思うのです。ですから、全部一回にやれというのは無理ですけれども、道なりいろいろな役所に、こういう本当に危険だなと思うようなところの工事というのはやっぱり急ぐべきではないかと思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

今議員ご指摘の箇所、私も初めて聞いたわけでございまして、そういう箇所があるのであれば、今現在砂防工事を進めておりますので、我々のほうからも担当のほうに直接申し入れできるであろうということでございますので、それは伝えてまいりたいというふうに考えております。今まで説明会の中でもどうしてくれるのだという話も、それはわかりますけれども、今申し上げましたような事情でなかなか進まないというのが現状でございます。今回の避難勧告されたにもかかわらず90%の方は避難していないというような情報は私も見ました。今回のうちのほうの説明会につきましても、皆さんにご案内申し上げましたけれども、参加される方は少ないというようなことでございまして、これもまた本当に全然例えは違いますけれども、いわゆる健診を受けて、早目の健診で早期発見、早期治療というようなことで言うのと同じように、では危険だから避難するかというような気持ちにはなかなかならないというのが人間のふだんの心理といいますか、せっぱ詰まらないと避難しないというような部分もございますので、それらも喚起する意味から説明会を開いたということでございますので、町民の方々もそれらを踏まえながら自分の命は自分で守るというようなことでご理解願いたいと思います。

質問 9番 工藤澄男

説明会で私もちょっとはっきり聞けなかったのですけれども、この河川の土砂についてはたしかあのとき関口の沢川と徳山の沢の川を図面でちらっとだけ見せたのです。私徳山さんのほうの川は余り、上からは見たことあるのですけれども、実際にそこに行って見たことはないです。それで、私が実際に前にも、何年も前から言っていました関口さんの沢の川の問題なのですけれども、かなり前に一度土砂崩れがありまして、それがたまたま川に流れないだけで、その土砂崩れした跡が今でもまだきちっと残っています。だから、もしあの上流で土砂崩れがあって川がせきとめられたら、結局元気プラザなりそういうところに被害が来るのではないかということで、私何年か前から何回か町長に質問していたのです。ですから、そういう危険だよと言われそうなような川を町独自で調査するのもいいと思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

町内の砂防指定区域内の河川といいますか、一応4カ所ございまして、新地の西の沢川と、それから丸山川、そして稲倉石川、それから沖村川ということでございまして、これ以外の河川につきましてもいわゆるそういう災害等、土砂崩れ等々が発生した場合には道のほうで施行するようになって、現在もそういう形で施行されてきています。そういうことでございますので、我々も調査をしながら、そういう箇所があればまた道のほうに要望してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解願いたいと思います。

質問 9番 工藤澄男

次に、医師の問題なのですけれども、これは今髙野議員さんのほうから、医師の問題に関しては大体わかりました。しかし、私のほうから救急と医師の問題という点でちょっと町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。私たまたま病院の近くに住んでおりまして、常に救急車来ます。そして、ことし特に目についたのが元気プラザ、風花、ほほえみくらす、それからうちの近所の方々と病院が目の前にあるところで例えば病人が出ても、たしか元気プラザの方は医師に診てもらったという話もあるみたいですけれども、目の前に医者がいるのだけれども、病院に行けないで、皆で余市、小樽へ走ると。甚だしくなればドクターヘリは、あれは特別でしょうけれども。ですから、非常に何か歯がゆいような、寂しいような、そういう気持ちをして常に見ております。私も救急車来るたびに、まずどういう状況かなというのはうちの町内の中でもありますので、見に行きますけれども、医師が2人体制であれば何とか、救急車がすぐよその病院へ、例えばかかりつけの協会なり小樽なりに送るのもいいのでしょうけれども、目の前にいる病人をすぐよその町に送らなければならないという、せっかく病院ができたにもかかわらずそういう問題があるということなので、やっぱり最後になれば医師もう一人という話になるのですけれども、そういう点どうでしょうか。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

診療時間内の救急につきましては現在も診察はしておりますけれども、診療時間外になればそれはできないというようなことで、最初のいわゆる条件というようなことで、時間外の救急は受け付けないというようなことでございます。我々もこれからさまざまな、いわゆる仮に特養をやった場合にもいろんな課題が出てまいるかなというふうには思っております。そういうふうな過程の中では、ある程度将来的にはそういうことも考えていかなければならないのかなという気はしております。ですから、そういうふうな本当に必要性が生じてきた、現在もそれはあるのでしょうけれども、ただ余市の協会まではある程度短時間で行けるというようなことでございますので、今の恵尚会の方針どおりやらせていただいているところでございますので、その点はご理解願いたいなというふうに思っております。

質問 9番 工藤澄男

確かに今の状態であれば救急とか、そういうのを受け入れるということは無理だろうし、例えば積丹町の方々もやはり前みたいに古平の病院に運ばれてきて古平の病院で入院できれば、本当に家族の家計なりそういうものが大変助かると。やっぱり小樽、札幌とかと行くようになれば困るし、何とか古平町さん、医者申し入れ何とかならないのとかという声が積丹町のほうからもたくさん私のほうへ来ております。ですから、町長も一生懸命頑張って、医師もう一人ぜひ早目に確保するようにお願いをします。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

今積丹の住民からのお話もあったようでございますけれども、それはお互いさまで、近ければ近いほどいいというようなことでございます。それは重々承知でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり医師の2名体制云々ではなくて看護師の不足だということでございまして、先ほどちょっと申し忘れましたけれども、看護師さんとも面接行っているところでございますけれども、恵尚会さんとしてはかなりこちらの北海道人はというような言い方なのですけれども、難しいなというような感覚を得ているそうでございまして、当初の思ったよりは厳しい状況にあるということだけはご理解願いたいと思います。

出典:古平町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月26日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる