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古平町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日

泊原発30キロ圏内での災害時の孤立数について

2015年6月23日、古平町議会の一般質問で、工藤澄男議員が「泊原発30キロ圏内での災害時の孤立数について」質問し、町長 本間順司が答弁しました。

質問者
工藤澄男 議員
答弁者
町長 本間順司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 工藤澄男

2番目です。泊原発30キロ圏内での災害時の孤立数について。泊原発30キロ圏内で大地震発生時などに土砂崩れなどで孤立する人数を国が調査し、北海道新聞が集計し、発表しましたが、北後志5カ町村のうち古平町と赤井川村が発表されておりません。古平町では孤立する人がいないということなのでしょうか。町の考えをお聞かせください。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

2点目の泊原発30キロ圏内での災害時の孤立戸数ということでございますけれども、6月17日の新聞報道でございますけれども、内閣府の調査であります。この調査の名称は、中山間地等の集落散在地域における孤立集落発生の可能性に関する状況調査のフォローアップ調査という名称だそうでございまして、昨年の2月に調査があって、回答しております。この調査につきましては、平成16年の新潟中越地震で多数の集落ががけ崩れ、道路が寸断され、孤立集落が多数発生したことにより平成17年に調査が行われ、その後平成21年と昨年の2月にフォローアップ調査が行われたものでございます。この集落の孤立の定義でございますけれども、中山間地域、沿岸地域、それから島しょ等の集落において道路交通、または海上交通による外部からのアクセスが地震、風水害による土砂災害や津波による道路の損傷及び船舶の停泊施設の被災により、人の移動や物資の流通が不可能となる状態になることと定義されているのが集落の孤立の定義でございます。あくまでも前提となる災害は、地震、水害、津波の自然災害であって、自然災害に伴う原発事故は調査の前提とはなっていないそうでございまして、平野部での洪水も除外されているということでございます。この調査では、地震、風水害による土砂災害及び津波による道路の不通により古平町で孤立する集落がないとした理由でございますけれども、急傾斜地の指定を受けている港町地区で土砂災害が発生しても、チョペタン林道を使用し、迂回が可能であるということ、それからチョペタン林道につきましては急傾斜地の指定は受けていない。古平余市間の国道229号が不通となっても、道道998号を使用して迂回が可能であるということの理由でございます。以上のことから、孤立集落のないことで報告しておりましたけれども、新聞報道における内閣府の孤立についての各町村の判断にばらつきがあったことは否めないというふうにコメントがございましたので、本町におきましても判断に迷うところがあったのは事実でございます。そういうことで、次回フォローアップ調査時においては内閣府で調査が図られるものと思いますけれども、近隣町村や道とも連絡をとりながら共通認識のもとで報告をいたしたいというふうに考えております。あくまでも原発事故は除いておりますので、ご理解願いたいと思います。

質問 9番 工藤澄男

原発は、今とりあえず置いておきますけれども、古平町の地形からいって過去に古平美国間の土砂崩れ、それから今度は豊浜トンネル、さらにその前にはワッカケの海岸線の崩落、それから当丸峠の土砂崩れと古平は常に土砂崩れが過去にもあり、今現在でも当丸なんかはあるのです。そしたら、もしここで言う大地震というものが起きて、土砂崩れがもしその箇所で起きてしまったら古平町は完全に孤立するのです、これ。それで、恐らく積丹町の2,035人というのは、そういうのを想定したような人数だと思うのです。ですから、古平もやはり今までなければいいのですけれども、大きな事故といいますか、土砂崩れ起きています。これからも起きないとは限りませんけれども、やっぱりそういうのを頭の中に置いておいてそういう人数的なものとか、これからの防災の避難の対策などに入れていったほうがいいのではないかと思うのです。積丹町でもやっぱり避難道路とかそういうものをこれから真剣に考えるしかないとかという、積丹町の職員の方もおっしゃっていますけれども、やっぱり古平町も過去にそういう事故があったということと実際に土砂崩れで通行どめになったことが何回もあるということで、ぜひ古平町全町が孤立するというのを念頭に置いてこれから対策を練ってほしいと思うのですけれども、どうでしょう。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

議員おっしゃるとおり過去にはさまざまなそういう崩落事故等がございました。多分積丹町でこういうふうに出てきたということは、近年においてもさまざまながけ崩れ等が発生しておりまして、道道にしろ国道にしろさまざまな災害復旧工事が行われておりますので、そういう意味からして積丹のほうが最も強く出てきたのかなというふうに思ってはおりますけれども、本町においても過去の災害等を基準にしながら、そういう先ほど申し上げましたとおり近隣町村等も認識を一緒に共有しながら報告をしてまいりたいというふうに思っております。

質問 9番 工藤澄男

今町長、前向きな答弁みたいにまず受けとめました。これからもこういう点しっかりとやっていただきたいと思います。恐らくこれだけの、例えばここで言う大地震となれば、先ほど触れないと言いましたけれども、恐らく泊原発も絡んでくると思います。では、次行きます。合同墓についてということで質問いたします。道央の複数の自治体では、公営墓地での合同墓整備が進んでいるそうです。少子高齢化が進み、子や孫らによる維持管理が難しくなっているのが現状です。古平町でも例外ではありません。それで、町のお寺4軒とで話し合い、町とお寺で建設を進めたらよいと思いますが、町の考えをお聞かせください。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

以前にも別な議員さんから質問がございました。今火葬場の改築等々も考えておりますけれども、その合同墓との建立は別件ではございますけれども、火葬場の整備、今年度中に余市町と協議して結論を出すということにしてございます。その協議結果によっては町有地等の建立候補地も変更といいますか、そういうものも考えられることから、合同墓についてはその後検討することとしたいというふうに思っております。それから、町とお寺でということでございますけれども、お寺によっては既に檀家に対する対策をとっていたり、相談によっては対応策を検討するということでございますので、今後の状況にもよりますけれども、合同墓の建設については町として建設していきたいというふうに思っております。以上でございます。

質問 9番 工藤澄男

合同墓なのですけれども、最近古平の方が札幌で亡くなりまして、そしてこれからだと思うのですけれども、お骨を古平の墓に納めたいという人がおります。それで、その方にはもう身寄りがおりません。たまたま親切な人がいて、他人の方が今あるお墓に納めてくれるという話が進んでおります。実際にそういうようなところがこれからもふえると思うのです。それで、お寺のほうでも、何か先ほど違う議員さんからちょっと話聞きましたらお寺のほうにもあるのですけれども、ほとんど今満杯になってきている状態だということで、そして私が言いたいのは今満杯になっている状態であれば、お寺4軒としっかり話し合いして、お互いに例えばお金を出し合い、町でも出すということで合同でつくって、そして後ろに入った人の名前でも書いておけば、例えばふだん疎遠になっている家族の方が例えば遠くに行っていても、古平に来たとき、ああ、うちの親はここにいるとか、うちの兄弟ここに入っているという、そういう親切心もあっていいのではないかと思ってこの質問したわけです。今実際に墓も新しく建てている人はどんどん建てています。しかし、これもたまたま後継者がいるような人だったらいいのですけれども、後継者がいないような人であれば恐らく無縁になるだろうと。それを想定しての私これ質問したのですけれども、何とか前向きな方向でこれを進めていただきたいと思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

議員おっしゃる既に合同墓のあるところは宝海寺さんでございますけれども、最初につくった合同墓はもう予約も入っていて満杯だそうでございます。今2基目をつくるべく、先般町の墓地を永代使用ということで計画したそうでございますけれども、それにつきましてはこれからの建立ということでございます。あと、正隆寺さんと禅源寺さんにつきましてはそれぞれ先ほど申し上げましたとおり希望があれば永代供養の相談を行うというようなことでございまして、正隆寺さんの場合は納骨先がない場合はお寺の納骨堂で預かるということも相談により可能だということでございます。ただ、議員おっしゃるとおり今ある程度本家の墓に入れるといいますか、入るというような長男だとか、そういう跡継ぎであれば本家の墓に入れるのですけれども、ただやっぱりそういう子供たちのことを考えれば将来的にお参りしてくれるかどうかわからないというようなことで、そういう方でも合同墓を希望する人がおります。それから、本家に入れない次男以下ですか、そういう方々は本当に私の友達にもおりますけれども、もう今からそういう合同墓を希望している方もたくさんおられますので、そういうことも背景にしながら前向きに検討してまいりたいというふうに思っております。

質問 9番 工藤澄男

今まで古平町では合同墓ではないのですけれども、例えば認定こども園だとか、それから古平小学校だとか、よその町より先駆けて常に新しいものをやって、よその町では大変古平はすごい町だということで、ぜひこの合同墓も、新聞報道によりますとほとんど市なのです、これ。町村は入っていないのです、この一覧表には。ですから、今までそういうことを進んでやってきた古平町であり、本間町長ですので、ぜひ町村として最初に合同墓を古平町がやったというぐらいの気構えでやっていただきたいと、そのように思います。次に、4番目、これ沢江町の高波についてということなのですけれども、沢江町の住民から高波が来るたびに道路に上がってくるという話がありました。どうにかしてほしいということでしたが、何か対策を考えていただけないかということなのですが。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

本町の場合は発達した低気圧が通過するとき高波が特にあの地域は発生しやすいということで、強風であおられるように波が護岸を超えるということがあります。それは、我々も前々から承知してはございます。沢江地区では過去に町道の護岸が波で侵食され、損傷したことがありましたけれども、それ以後は個人家屋含めて現在被害は確認されていません。町内一帯の海岸沿いには高波による被害を防ぐために消波ブロック、あるいは離岸堤がございますけれども、全部北海道が設置している施設でございまして、これらが長年のそういう波浪等による侵食で沈下している場合もございますので、以前もそういうことで歌棄でしたっけ、そういう沈下しているところの護岸ブロックを積み直してもらってやった経緯がございます。そういう経緯がございますので、何としても小樽建設管理部に要請するにしても、高波の場合のそういう現場写真がすごく大事でございますので、それらをなるべくしけのときに撮れるような感じで、これから証拠書類をつくりながら要請してまいりたいなというふうには思っていますけれども、ただこれもある程度被害が出ないと小樽建設管理部でも何ともかんとも言えないというようなこともありますので、ひとつ写真を証拠書類にしてお願いしてみたいなというように思っております。

質問 9番 工藤澄男

今町長証拠写真とおっしゃいましたけれども、私のところに相談に来た方は女性の高齢者でひとり暮らしなので、写真など撮るということはちょっと不可能ではないかと思っています。そして、私春先にも1度電話もらって見に行ったのですけれども、波に打ち上げられたごみがもう道路いっぱいかなりの距離で散乱していまして、これだったらあの辺に住んでいる人はやはりおっかないだろうと。そして、その原因私なりにちょっと考えてみたのですけれども、沖合に積んである波消しブロックといいますか、あれのすき間、すき間から全部入ってきているのです、波が。その部分だけは護岸のそばまでもう海になっています。これは、そこの恵比寿橋までずっと見た限りではやっぱり大体すき間があいている部分に波まともに来ると。それがたまたま人のいるうちの前があいていたので、上がってきたのではないかと私思っています。ですから、例えばさらにあいている部分の沖にでももしもう一列やれればまた波が少しでも弱くなるのかなと考えたのですけれども、これは町の仕事ではなく、道の仕事だろうと思いますし、そしてまた例えば護岸の上にかさ上げを例えば1メートルなら1メートルしようとなれば、これ恐らく町の仕事だろうと思いますし、それをやるようになるとまた莫大な金がかかると。恐らく経費がかかるので、お金がありませんという答えだろうと思うのですけれども、訴えてきた住民が安心できるようにまず何か、例えば町のほうからでも声をかけてやって、実はこれから考えますでも、こういうことを言ったら逃げになるのかもしれませんけれども、そういうぐらいの気持ちがあったり、先ほど証拠写真と言いましたけれども、やはりそういうときには町の職員が行ってちょっと見てみるとかというぐらいの配慮があっていいのではないかと思うのですけれども、どうでしょう。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

私が言ったのは、その人に写真を撮れということではなくて、町のほうで行って、そういう証拠写真を撮りたいということの意味ですので、誤解のないようにお願いしたいと思います。確かに沢江の海岸道路につきましては、ある程度波返しというふうな施工で上がってこないような、そういう施設でありましたけれども、最近のそういう波浪というものはかなり大きいものが来るというようなことで、多分離岸堤もそれから見ればちょっと低いのかなというような気もしますので、そういう議員おっしゃる離岸堤の間、それから高さ等々も小樽建設管理部のほうに相談してまいりたいというふうに思っております。

質問 9番 工藤澄男

沢江ばかりでなく、私がずっと見た限りではチョペタンの川あたりまでが波が直接恐らく上がってくるようなスタイルになっています。ですから、浜町から沢江にかけての波返しの見直しといいますか、それに表に出してある消波ブロックの設置の仕方などをぜひ道のほうへ要望して、住民が安心できるような堤防にしてほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

以前もそれこそ議論になったこと、議論といいますか、話題になったことがありますけれども、やはり古平の港の防波堤が延びたことによって波が沢江側のほうに寄るというようなことも話題になりましたので、そういう原因もあって波浪が高くなったのかなというふうな気もしておりますし、それにつきましてもあわせてお願いしてみたいなというふうに思っております。

出典:古平町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる