みんなの議会

古平町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月19日

群来町の防波堤について

2014年6月19日、古平町議会の一般質問で、工藤澄男議員が「群来町の防波堤について」質問し、町長 本間順司が答弁しました。

質問者
工藤澄男 議員
答弁者
町長 本間順司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 工藤澄男

3問ほどお願いいたします。一番最初ですけれども、群来町の防波堤について質問いたします。数年前に先端部分が倒壊し、次の防波堤も3個目と完全に分離しています。護岸部分の布団かごがかなり傷んでおり、危険な状態でもあります。防波堤と一緒に直す考えがあるか、町の考えをお聞かせください。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

工藤議員の一般質問にお答えいたします。群来町の船揚げ場、防波堤ですけれども、実は平成23年12月に確認したわけでございまして、この工事につきましては平成15年度の群来船揚げ場整備事業、道の単独補助事業でございましたけれども、その事業で行いまして約3,200万余りかけて道費が1,600万、町費が1,600万ということで、2分の1を道が持つというようなことでございます。15年の11月20日に竣工してございまして、先ほど申し上げたように23年の12月に先端部分のブロックが美国町側に倒壊しているのが確認されたということでございます。それから、その後25年12月に今度先端から2個目のブロックがずれているということで、約10センチぐらいのすき間があるというようなことでございます。それから、26年、ことしの5月にも先端から2個目のブロックが今度は美国町側へ若干ずれているということで確認しまして、ただすき間の感覚は10センチということで変わってございません。現在は、船が入ってくる航路への支障がないというふうに言われておりまして、直ちに倒壊する危険性は低いというふうに考えております。改修はしたいのでございますけれども、改修するための財源の確保ということで今検討している最中でございまして、この工事には1,000万円以上かかるということでございます。できれば国や道の補助金を活用しながら改修したいということでございます。今検討している補助金、道の地域づくり総合交付金ということでございまして、当該施設は整備を完了した翌年から起算して10年を経過していることから、維持補修が例外的に認められるというふうに考えておりまして、やはり交付率は2分の1以内ということでございまして、それの地域づくり総合交付金の減額予定しているということでございます。なるべくそういう補助金がつくようにこれからも頑張っていきたいなというふうに思っておりますので、そのようにご理解願いたいと思います。

質問 9番 工藤澄男

私もことしも3回ほど冬、それから春先と行われた後、実際にスケールを持ってはかってみましたし、確かに10センチです。そして、重なる部分が10センチしかないのですね、実際には。ですから、10センチずれたら完全にもう次のと分離するような設計方法になっています。ですから、積丹町側からの波によって倒れたという説明が前にどなたか担当の職員の方からも聞きましたけれども、また同じようなことが起きる可能性は十分にあるわけですよね。だから、そのためにはやはりそこを早目に直して、例えば波よけ防止のテトラなり、恐らく防波堤が倒れるくらいですから、布団かごぐらいではもたないのではないかと私は思っています。それから、先ほど言いました護岸の部分です。布団かごずっと積んでありまして、それから(聴取不能)石垣、あそこ町の土地なのです、あの広場は。あそこの部分の際まで完全に、この間すごい波だったのです。波ほとんどないときでも、際まで完全に波が来ているような状態で、もし高波が来て根元すくわれたら石垣恐らく行くのではないかと、私なりの判断で心配してきょうの質問にしたわけなのですけれども、そっちのほうも一緒にやるようにしていただきたいのですけれども、そういう考えはありますか。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

その場合も道の技術者等も交えまして、いろいろ検討してまいりたいということで、この工事には布団かごの部分も含めての工事というようなことで考えておりまして、今議員おっしゃったように先端の部分につきましては、布団かごではちょっと物足りないかなというふうに思っております。ただ、テトラポットでも水の中に入るとすごく軽いものですから、かなりの重いテトラポットでないとだめかなというふうにも思っておりますけれども、我々とすればそういう操業のほうもできれば港のほうに集結願えればなというふうには思っているのですが、なかなか地域性もございまして、それもできかねるというようなことでございまして、もろもろのことを考えまして、これからさらに検討してまいりたいというふうに思っております。

質問 9番 工藤澄男

なるべく早目に例えば道なりと相談して、早目に直していただけるようにしていただきたいと思います。それから、ここには書いていなかったのですけれども、先ほどちょっと触れました広場の部分は、あれは町の土地としてよろしいのでしょうか。実際にあそこに例えばプレハブだとか、そのほかに保冷車の箱が三、四個倉庫がわりに使われているような状態になっていますけれども、あれは町で無償で貸しているのでしょうか。それお願いします。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

町有地ではございますけれども、もともと利用者が昔から利用していたというようなことで多分、確認はしていませんけれども、無償かなというふうに思っております。

質問 9番 工藤澄男

それでは、2点目に行きます。空き家対策ということで、前にもたびたび私言っていますけれども、実際に調べてみたというか、自分なりの判断で危険だなと思われるような住宅が四、五軒あります。実際にそれ以上あるのかもしれませんけれども、私の目についた部分は四、五軒なのです。それで、ほとんど歩道なり道路に面したうちが意外と多いのです。それで、町ではこの空き家に対してどのような対策をこれからしていこうとしているのかをお聞かせください。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

この空き家対策、本当に今全国的に問題になっている件でございます。本町の空き家もここ数年の豪雪によりまして、築年数の古い木造空き家の傷みが激しいということでございまして、このたび見回りもしてございます。来年もしくはここ数年のうちに倒壊してしまいそうな数軒の家屋、今工藤議員がおっしゃったようなところを確認してございまして、写真にも撮ってございます。既に所有者の確認作業は進めておりますけれども、プライバシー等の問題で時間のかかる物件があります。まずは、所有者、または相続関係者に状況を知らせまして、その回答を待ってからの対応というふうに、これまでもそういうふうな状況で進んできてございます。町の基本方針としましては、財産権の問題、あるいは公金の支出のあり方の観点から、町が直ちに対応するということはできない状況だということでございます。それから、原則所有者または相続権者に連絡して対応してもらうというようなことでございまして、これは生活保護者だとか、そういうものに関係なくして対応してもらうというのが原則でございます。仮に対応してもらえなかった場合には、通行どめ等の危険回避の措置をするというようなことでこれまでも進めてきてございます。それから、落雪や強風等によりまして歩行者あるいは近隣住民が危険にさらされることがあった場合には、いわゆる町の事務管理としまして対応することにしておりまして、過去にも対応したことがございますので、それらの監視を強めてまいりたいなというふうに思っております。

質問 9番 工藤澄男

実際にそういう住宅のある、例えばそばの方だとか、それからそこを常に通行するような方々は、常にやっぱりそういうところは気をつけてよく見ているのです。実際に私ある1軒の家だけ、たまたまうちの町内ですけれども、ちょっと家自身が前のほうへ膨らんできていまして、担当の職員の方には一応報告はしてあります。実際に先日の7日の新聞に島牧でも例えば強制撤去だと、これまだ正式に、12日のあれには決まるとかと書いていますけれども、強制撤去も盛り込んだような条例をつくるというようなことも書いてあります。それに今倶知安町だとか、いろんなところでも今後志管内で実際に空き家対策に対しては非常に力を入れているというか、気をもんでいる最中でございますので、なるべく早い段階でまず事故や災害のないうちに撤去できるような方向でぜひ進んでほしいと、そう思います。どうでしょうか。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

島牧の報道につきましては、私も読ませていただいております。今国でも議員ご承知のとおり議員立法で法制化ということを考えてございまして、今の国会に提出を目指していたのですけれども、いわゆる(仮称)空き家対策特別措置法案というふうに言いまして、これは衆議院の国土交通委員会で全会一致で今国会に提出するという段取りでおりました。しかし、一部委員から空き家撤去に対する税制措置の議論が不十分だというようなことで意見が出まして、今国会での成立が微妙な状況となっておりまして、きょうの時事通信でございますけれども、自民党は法案を今国会に提出する方針だったが、税制措置の具体的な議論を求める野党と調整がつかなかったため、秋の臨時国会の提出を目指しているということでございました。そういうことでございまして、各自治体でもここ数年空き家に関する条例を制定してございます。そういう自治体が増加しておりまして、この後志管内でも平成23年から振興局事務局として、これは前にも申し上げたと思いますけれども、モデル条例の作成検討会議を設けて、既にモデル条例、施行規則もでき上がっている状況でございます。先ほど議員申し上げましたように、島牧では6月12日に条例案が可決されて、倶知安でもこれは予定されているということでございます。そういうことで、国で新たに法律を制定するということが確実となっておりますので、法案内容も各自治体で作成の条例とほぼ同様であることから、小樽市あるいは余市町では条例を制定しないという方向で聞いており、いわゆる国の法のもとで実施するというようなことでございまして、現在検討中ということでございます。古平も条例化までしなくても、その法律の中で実施していければなというふうに考えております。

質問 9番 工藤澄男

今国のほうでもそういう方向で進んでいるということですけれども、国は国としてまずそういう方向で進んでもらって、そしてもちろん国の対策にも応じながら、やっぱり古平はまた古平で独自的なものもやはり考えていって、なるべく事故のないような対策をしてほしいと、実際に昨年も雪によって倒壊したうちだとかが実際に出ていますので、そのほかに屋根の雪が余り積もり過ぎて、結局その家はたまたま潰れなかったのですけれども、みんな近所の人が常に心配で、そこを通るたびにはらはらしているというようなうちが何軒もあるというのが古平の現状ですので、一刻も早くいい方向に進んでいただきたいと、そのように思っております。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

議員おっしゃるのはもっともでございますけれども、先ほど申し上げたように我々は国の法律のもとで実施してまいりたいというふうに考えており、その危険性の度合いを見ながら町のほうで対応するものは対応していきたいというふうに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。

質問 9番 工藤澄男

3点目なのですけれども、病院地区からの避難道路ということでここに書いてある。今まで何度も町長だとか副町長さんとは、この避難道路についていろいろ話し合いしてきましたけれども、建設の計画がまずあるかというのは、あの辺から結局今のほほえみくらすまで逃げる道路を新たにつくる気持ちがあるかというのがまず1つなのです。そして、あの辺に住んでいる人方は、ほとんどの人が体がまず弱くて、余り元気で歩けるような人もいません。ほとんど恐らく逃げるとなったら車だろうと思うのです。それで、先日私風花の防災訓練にちょっと立ち会ってくださいということで町内会からちょっと行ってきたのです。皆さん、そういう防災訓練などをやっている状況を見まして、今の道路1本だけであれば、あそこに一斉に人が集まったり車が集まっているような状態では、とてもあの辺の人を助けることは困難ではないかなと思ったものですから、町では道路をつくる計画といいますか、あるかどうかだけでも聞かせてください。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

この件につきましては、議員とはいろいろ丁丁発止やってまいったところでございますけれども、何はともあれいわゆる日本海側の津波の想定がいまだされていないというようなことでございまして、我々つくっている津波の想定、以前道が想定しましたものの3倍とは言いませんけれども、2倍半余りの6メートルというようなことで想定してございまして、そういう点からいけば今議員がおっしゃる地区につきましては大体6メートルぐらいの高さだということでございまして、とりあえずはやはり津波が来た場合には一時的に一番最初に避難するというようなことでございまして、できれば議員おっしゃるとおり車の通る道路があれば一番いいのですけれども、とりあえずは徒歩等で逃げる、そういうような高台を想定しながら、以前から沢口さんのほうだとかというふうにしゃべってまいったわけでございます。いろいろそういう計画をつくる場合にも、先般も国土交通省からいろいろ言われておるのですが、まだ日本海のそういう津波想定がはっきりしないうちに各自治体がばらばらにそういうものを想定しても、かなり差のあるものができるであろうというようなことでございまして、それにはやはり国のそういうものが出てから具体的な計画をつくったほうがいいのではないかというようなことも指摘されてございます。そういう意味からしますと、今一時的に避難するところ、それからその後、車を使いながらある程度長い期間避難するところというようなことで、今回もそういう意味で防災ハンドブック等をつくっておりますけれども、そういう意味からすると、とりあえずは避難道路につきましては一時的避難道路、そしてそれから本格的に避難生活を始める道路というようなことでこれから考えていきたいなというふうに思いまして、先般もそういう反対側からの道路というようなことも申し上げましたけれども、いま一度原点に戻りまして、それこそ避難道路と今度のほほえみくらすへの利用道路と、それを区別するような形で考えていきたいなというふうに思っておりますので、もう少し先の話になるかなというふうに思っております。それで、仮にそれまでにそういう津波というようなことが発生した場合には、ある程度病院の2階も結構高さがあるものですから、そちらのほうを避難場所とするのも一つの方法かなというふうに考えておるところでございまして、その具体的な計画につきましてはもう少しお待ち願いたいなというふうに思っております。

質問 9番 工藤澄男

たしか町長、前も同じような答弁だったと思います。そして、願雄寺さんのところから、あそこへ道路をつけようという計画の話もありました。しかし、願雄寺さんのほうからの道路も確かに重要だろうとは思いますけれども、実際に今私が言っている部分の人方というのは一時避難、前にも町長とこのことでやり合ったのですけれども、一時避難するような人方ではないのです、実際に。歩く姿を見ていたら、万が一それこそ避難している先で倒れられたら、それこそ元も子もないというので、それで私ことし春の雪解けちょっと前に高校のところから沢口さんの裏まで歩いてみたのです、パークゴルフ場の上の部分を。そうしたら、意外とあそこずっと平らなのです。ですから、あそこをもし道路つけるのであれば、あの程度の幅の川であったら橋かけなくてもカルバートぐらい強固なものをつくれば、恐らく簡単に道路ができるのではないかなと私なりに判断して、一度副町長にちらっと話ししたこともあったのですけれども、ですからやはりあそこの人方の歩く姿を見ていれば一時的に避難するというよりも、まず逃がすということが先ではないかというのがこの間風花さん、あそこの避難訓練に行ってまずは感じた点なのです。ですから、やはりこういう人方をまず一番先に助けるのが先だろうと私は思います。それから、私もう一個考えていたのは、病院の2階なのです。あそこに結構海抜あるらしいのですけれども、あそこへいっそのこと全部逃がしたらどうかなと思ったら、実際には中には病人がいると。そうなれば、また病人に迷惑かかるのかな。本来であれば、あそこが海抜前に何か20メートルぐらいあるとかと聞いたのですけれども、それであればあそこへもしうまく逃げれるのであれば、あれでまだ間に合うという面も出てくるのかなというのも考えていたのですけれども、ただあくまでも病人相手なものですから、ぜひこの道路に関しては前向きに検討していただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)

今議員おっしゃるとおり、やはり病院が、診療所が病人いるとはいえ、結構な人数が入れるのではないかなということで、仮に近くの弱い人方が皆さん行かれたとしても、そう窮屈にはならないのではないかなというふうに思いまして、あと元気な方々、歩けるような人はある程度沢口さんの裏のほうに行くとかいうような形でやってもらえればいいかなと思いまして、第一義的には診療所を活用したいなというのは本当の緊急の場合というふうに考えておりまして、道路の建設につきましてはもうちょっと待ってもらいたいというようなことでございますので、ご理解願いたいと思います。

質問 9番 工藤澄男

町長の考えはわかりました。今元気な人が歩いてと言っていましたけれども、実際に先ほどから言っています防災訓練に行ったら、あそこに入っている人方でもって元気で歩いて出てきたのは3名ぐらいです。あとは、ほとんど介護がついたり車椅子だったりという人方ばかりです。それに今度例えば元気プラザの人の中にもやはり体の弱い人もいるだろうし、足腰弱い人もいるだろうし、そしてまして今度例えば特養がもしあの辺にできたとしたら、さらにそこもまた避難に対して問題もできてくるのではないかと思うのです。例えば2階建て、3階建てのそういう立派なものをつくって、その上でみんながそこへ逃げれるようなものをつくってくれるのであれば、まだちょっと話は変わってくるのだろうと思うのですけれども、平家建てのようなものであれば、結局はやはり高いところへ逃げるしかしようがないとなれば、そういうところへ進む人方も決して体の丈夫な人ばかりではないと思いますので、この道路に関しては前向きに検討していただきたいと、そのように思っています。答弁はいいです。

出典:古平町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月19日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる