深川市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日
キャッシュレスサービスの取組
2024年12月9日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「キャッシュレスサービスの取組」について質問し、経済・地域振興部長 香川貴敬が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 香川貴敬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 宮澤孝司
最後の質問に入ります。4点目、キャッシュレスサービスの取組についてであります。深川市商店街振興組合連合会では、平成7年からポイントカード事業を開始し、今年で29年目となっております。ポイント事業加盟店でのお買物時に金額に合わせてポイントを付与する形であり、集めたポイントが満点になった場合、カードを利用して抽せん会に参加できるなど様々なイベントを開催してきております。しかし、カード事業もデジタル化にシフトしつつあり、現在使用している機器は、アナログの機器なのですけれども、今年をもって生産が終わりとなっております。全国的にカード事業はインターネットを利用した形態に変わり、サービス内容も変化し、キャッシュレスサービス事業に移行しております。私も年に数度、東京に行くことがあるのですが、駅の売店などではキャッシュレス化が進んでいますので、支払い時に財布を開いて小銭を数えて支払うという方はほとんどいなく、大体はスマートフォンやカードでの支払いで、キャッシュレスサービスの利用が多くを占めております。今年度、新紙幣が発行されておりますが、既にキャッシュレス時代を視野に入れた対応とも考えられております。最近のカード事業は、地域独自のカードを発行し、同時に携帯アプリでも対応できるよう、専用機器で現金をチャージし、カード加盟店での買物はキャッシュレス決済となり、同時にポイントが付与されるシステムであります。大手クレジットカードは全国的に利用できますが、これは地域限定で、地元での買物で地元でのお金の循環を考え、地元自治体との連携も重要なポイントであります。この事業の先進地は上川の東川町でありますが、全国的にも注目されております。東川町の人口は約8,600人ですが、カード加盟店は100店舗以上あり、町民の8割が利用しており、近隣市町の利用者も多いと聞いております。商品券事業をやめて、期間を設け、カードでの現金チャージによりプレミアム事業を行っております。また、町との連携で健康診断の受診や見守りボランティア活動、健康イベント、日本語留学生支援などにより、町内の買物等で利用できるポイントを付与しております。このような東川町の事業は、コロナ禍における国の補助金を利用し、道内でも多くの自治体が事業化しております。近隣では、雨竜町や沼田町がプレミアム事業を含め取り組んでいると聞いております。本市としても、これまで行ってきたプレミアム商品券事業を深川商工会議所が商品券の発行をやめたことから、新たな形でのプレミアム事業に取り組む必要があると考えます。また、行政としても、福祉関係事業などの参加者に対し、地域で利用できるポイントの発行を考えていかなければならない時期に来ていると思います。カード事業は、デジタル化により、地域のキャッシュレスサービスを加速化しており、地域での循環を促しております。これまでのカード事業は商店街単独のものでしたが、これからは深川市全体で取り組む必要があると考える事業であります。ここでは2点についてお伺いします。1点目は、近隣町におけるキャッシュレスサービスの取組状況について伺います。2点目は、本市としてキャッシュレス化に向けた取組を含めた考えについて伺います。
答弁 経済・地域振興部長 香川貴敬
キャッシュレスサービスの取組について、2点の質問をいただきましたので、お答え申し上げます。本市では、議員がお話しされていましたように深川市商店街振興組合連合会が実施主体となったポイントカード会により、ポイントカードの運用がなされておりますが、磁気カードに対応した機器の確保が今後の課題であり、オンライン環境を前提とした各種サービスが他市町においても散見されてきていると認識しております。そうした状況を踏まえて、初めに1点目の近隣町における取組状況についてであります。北空知管内の4町では、いずれもポイントカード事業として実施されており、沼田町はQRコード方式で、LINEと連携すれば、スマートフォンでも利用可能となっており、そのほかの3町は、いずれも本市と同様にオンライン環境を必要としない磁気カードを用いているとのことで、事業の実施主体としては、いずれも商工会か商店会が中心となったポイントカード会ということでございます。次に、2点目の本市のキャッシュレス化に向けた取組の考えについてであります。現在までのところ、ポイントカードや商品券事業等を含めたキャッシュレス化に向けた要請等について、関係団体などからこれまで受けたことはございませんが、店舗と利用者のニーズが合致して、初めて成功に結びつく事業でありますことから、関係団体における調整や合意形成が大変重要であると考えております。また、キャッシュレスサービスの導入に向けては、利用者のニーズを捉えた導入目的や運営主体、機器に関する費用、決済等に係る手数料、店舗側の事務負担増、安定したオンライン環境やセキュリティーの確保、既存の決済サービスとの競合、デジタルリテラシーの低い住民へのサポート、そして得られる効果など、多くの課題について調査研究していく必要があると思います。加えて、先ほど質問の中では、商工団体で自主事業の取組推進のため視察されたと伺っております他町の事例についても紹介がありましたが、枝葉となる地域ポイントや電子商品券などのサービスについても、多くの店舗が事業に参画し、市民が利用したいと思える魅力ある環境を整えなければ、導入の目的は達成できないのではないかと感じているところでございます。いずれにしましても、キャッシュレスサービスに対する議員の考えにつきまして、まずは関係団体でしっかり情報共有を図り、検討を進める中で、機運を醸成していくことが大切であると考えております。