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深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月8日

水田活用の直接支払交付金対象外となった水田の評価額について

2023年12月8日、深川市議会の一般質問で、村上誠議員が「水田活用の直接支払交付金対象外となった水田の評価額について」質問し、農業委員会会長 菊入等が答弁しました。

質問者
村上誠 議員
答弁者
農業委員会会長 菊入等

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 村上誠

2番目の質問に移ります。水田活用の直接支払交付金対象外となった水田の評価額についてであります。水田を転作することにより交付されます水田活用の直接支払交付金について、国は、畑作物の生産が定着している水田は畑地化を促す一方、水田機能を維持しながら、麦、大豆等の畑作物を生産する農地については、水稲とのブロックローテーションを促す観点から、5年間に一度も水張りが行われなかった農地は、令和9年度以降、交付の対象としないとしています。これは、令和4年度から8年度の間に、一度も水張りが行われていない水田について、たとえ、その水田の所有者や耕作者が変わったとしても、今後、一切交付の対象とならないものであります。したがいまして、交付対象外の水田を購入または賃借した場合、麦、大豆等の転作を行っても産地交付金が当たらず、収益の確保が難しい状況になりますし、また、米をつくり続けるとしても、飼料米や加工米等の戦略作物助成や海外輸出米等の米新市場開拓等推進事業の対象外となってしまいます。この制度では、令和8年度までに1か月間の水張りをすれば交付金の対象となります。水田の所有者が今後も転作を続けていくつもりであっても畑地化せず、自分の次につくる人のことを考え、水が引けない、田差や傾斜がある、畝がないなど、どうしてもできない状況にある場合は仕方ありませんけれども、水張りのできる環境であれば、極力1か月の水張りをしていただきたいと思います。私としては、水張りを促すためにも、令和8年度以降の水田評価額に差をつけるべきであると考えますが、農業委員会としてどのように考えているか、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 農業委員会会長 菊入等

質問の水田活用の直接支払交付金対象外になった水田の評価額についてお答えいたします。令和4年度から8年度の間に水張りが行われず、交付金対象外となった水田の評価額をどのように考えるか伺うについてでありますが、まず、本農業委員会では、自主的な取組として、平成21年の標準小作料制度の廃止以降、参考賃借料を設定しております。この参考賃借料は、農地の賃借料、すなわち評価額の目安として、また、あっせん調整を円滑に推進することを目的として設定しております。設定額は、田の部、上田で申し上げますと、設定当初、平成21年は10アール当たり1万4,000円でありましたが、令和6年からは10アール当たり1万1,700円としており、この十数年で10アール当たり2,300円減額しております。水田活用の直接支払交付金の対象外となる水田につきましては、議員の御指摘のとおり、各種交付金の対象外となることから、評価額はさらに低下するものと推察しておりますが、令和8年度までに1度でも1か月間の水張りを行えば、現状どおり交付対象水田として維持されることから、現時点で水田の評価額に差をつけるということは難しいものと認識しております。ただし、議員の質問のとおり、水張りを促すことは大変重要なことと認識しており、本農業委員会としても、今後、交付対象外水田が出ることについては大変危惧しているところであります。いずれにいたしましても、本農業委員会としては、担い手へ優良農地が引き継がれるよう努めるとともに、水田活用の直接支払交付金の見直しに関する対応につきましては、本農業委員会のみならず、市、JAきたそらち、土地改良区等、関係機関と連携を取りながら進めることにより、本市農業の維持、発展に努めてまいりたいと思います。

再質問 4番 村上誠

再質問いたします。ただいまのお話ですと、令和8年度まで、それに近づかないと今後どうなるか分からないという状況で、現時点では評価額に差はつけられないというふうに理解してよろしいでしょうか。であれば、私としては、この問題は、とにかく令和8年度までに水を入れなくてはならないという条件がついておりますので、農地の売買や賃借は7年度がタイムリミットであると考えますけれども、その点、農業委員会としては、7年度までに考え方が決まるという状況に今はあるのかないのか、お聞かせください。

答弁 農業委員会会長 菊入等

令和9年度から交付金の対象外になるとなっていますから、8年度までに水を張れば交付されます。ですから、令和8年度までに張るか、張らないかということに関しては7年度には分からないので、8年度のシーズンが終わったときにどうなっているかという結果次第となることから、その評価をどうするかというのは、それまでは難しいと思います。また、直接支払交付金の制度は、国の単年度予算で進められておりますので、令和9年度以降の交付金の額がどうなるかというのも、その年によって違いますし、それ以降の国の政策がどのようになるかによって、我々の評価も変わってくると思っております。また、令和8年度までに水を入れて交付対象水田となっても、9年度以降も5年に1回のブロックローテーションで水を入れないと交付対象外になることを考えますと、そのときまでにどうするかというのは、これからまだ関係機関と協議しながら、特に改良区との協議も必要になってくると思いますので、現段階で、評価額についてどうするかということを申し上げることは非常に難しいと思っております。

再質問 4番 村上誠

令和8年度までに水を入れなければならないということは、7年度までに売買して8年度に水が入れられるような作物をつくる対応をしなければならないと私は考えますので、この問題につきましては、タイムリミットが近づいた段階で、もう一度質問させていただきたいと思います。

出典:深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる