深川市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月8日
地域の学校連携
2022年9月8日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「地域の学校連携」について質問し、経済・地域振興部長 宮森栄治が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 宮森栄治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 宮澤孝司
最後の質問に入ります。地域の学校連携についてであります。9月4日の日曜日に、私と松本議員とで陸上競技場で行われたトップアスリートによるスポーツ教室、創価大学駅伝部によるランニング教室に参加してまいりました。創価大学は、今年の箱根駅伝で7位となったトップレベルの大学チームでありますが、今回は地元ランナーとの交流として行われました。我々は準備運動の段階からついていくのがやっとで、最後の1,000メートル走では何とか走り切った感じでありましたが、地元陸上少年団の子供たちや市民ランナーにとっては貴重なトレーニング体験となりました。また、本市ではありませんが、道東の遠軽町では東京大学の野球部合宿を誘致し、遠軽東大塾と題し、練習の合間に現役東大生から勉強を教わる塾を開いているとのことです。どちらも大学の夏合宿でありますが、厳しい練習が続く中、地域の方々との交流に時間を割いてもらえるのは大変ありがたいことで、このような大学生の取組が今後増えることを期待するところであります。ここでは、地域の学校連携についてということで、深川東高校、深川西高校、クラーク記念国際高校の市内の3高校と拓殖大学北海道短期大学との連携について伺います。高校と大学での高大連携の取組は全国的に広がっておりますが、その連携の目的、形態、内容等は様々であり、特定の定義はないようであります。この取組でのそれぞれのメリットですが、高校としては、生徒の進路選択、教育内容の充実、進学実績の向上などとなっており、大学としては、新入生の確保、地域への貢献、学生のニーズとのミスマッチの解消、学生への刺激などとなっております。拓殖大学本校でも高大連携に取り組んでおりますが、全国の高校生、外国人留学生を対象とした後藤新平・新渡戸稲造記念全国高校生・留学生作文コンクールや、国際教育環境を生かした、高校生が世界に触れられる機会を提供する講座として、高校生のためのアジアの言語と文化が数日実施されております。また、工学部では、新しい視点を持って夢を具現化していくという工学本来の醍醐味を高校生に広く理解してもらうことを目的として、拓殖大学工学部アイデアのタネコンテストが開催されております。そこで、本市の高大連携について考えてみますと、農業系学科では高校生が拓殖大学北海道短期大学の農園に出向いての農業体験、商業ビジネス系学科では研究課題に対して大学教授からの指導を受けるなど、専門的な学習や部活動、ボランティア活動、進路情報などでの交流が考えられます。先日、娘さんが深川西高校に在学している父兄の方から、地元に大学があるのだから地元で進学してほしいが、拓殖大学北海道短期大学の学科などの受入れ状況はどうなっているのか、短大での学科、本校への編入、また、どのような資格が取得できるのかなど知りたいとのことでした。進学を含め、高校生が大学を知る上でも高大連携は必要と考えます。市内の高校生が進路選択のとき、市内に大学があることは貴重であり、進学される生徒も毎年いると思いますので、ここで3点伺います。1点目は、拓殖大学北海道短期大学から本校などへの編入学を含めた学科・コースの概要について伺います。2点目は、市内の高校から拓殖大学北海道短期大学への入学者数、また、拓殖大学北海道短期大学から拓殖大学本校への編入者数について、どちらも直近3年間について伺います。3点目は、高大連携についてであります。本市としても、地域にある高校と大学が連携を深めることはお互いのメリットも多いと思いますので、高大連携に対する市の考えを伺います。
答弁 経済・地域振興部長 宮森栄治(経済・地域振興部長は2023年3月まで)
地域の学校連携についてということで、拓殖大学北海道短期大学に関しまして3点の質問をいただきましたので、順次お答えいたします。1点目の本校などへの編入学を含めた学科・コースの概要についてでございますけれども、拓殖大学北海道短期大学には、定員170人の農学ビジネス学科と、定員60人の保育学科の二つの学科がございます。農学ビジネス学科は、環境農学コースと地域振興ビジネスコースの二つのコースに分かれており、環境農学コースでは、先進農業を学ぶとともに、フォークリフトや小型クレーン、車両系建設機械運転技能などの資格が取得可能であるほか、本別町にございます北海道立農業大学校の稲作経営専攻コースの授業委託を受け、毎年10人を定員として、農業大学校に入学した学生を環境農学コースの学生として受入れし、2年間の履修を終えた後には、農業大学校の修了証書に加え、拓殖大学北海道短期大学の卒業証書も授与される制度を導入するなど、農業学科を有する道内唯一の短期大学として、各種の特徴的な取組をされてございます。そして、もう一方の地域振興ビジネスコースでは、経済人としての基礎を磨くため、ビジネス実務士、情報処理士、食品衛生責任者などの資格が取得可能でございまして、また、保育学科では、造形表現、身体表現、幼児音楽教育の三つのコースを設け、保育士や幼稚園教諭二種免許などの資格が取得可能となってございます。次に、拓殖大学北海道短期大学から拓殖大学本校への編入学についてでございますが、本校の四つの学部には、一定の成績基準を満たすと学長推薦で3年次に編入学できる制度が用意されておりまして、地域振興ビジネスコースからは商学部、政経学部、国際学部の3学部へ、環境農学コースからは国際学部へ、そして保育学科からは国際学部、工学部デザイン学科の二つの学部への編入学がそれぞれ可能となっております。また、本校以外の大学につきましても推薦編入学の指定校枠があるほか、一般編入学制度がある大学へ編入学を希望する学生の支援も行うなど、学生が将来に向けて幅広く道が開かれるよう取り組まれているところでございます。次に、2点目の直近3年間の市内高校から拓殖大学北海道短期大学への入学者数と本校への編入者数について申し上げたいと思いますけれども、まず市内の高校からの入学者数につきましては、令和2年度が18人、3年度が24人、4年度が22人となってございます。また、拓殖大学本校への編入学の実績といたしましては、令和2年度が79人、3年度が100人、4年度が110人となってございます。最後に、3点目の市内の高校と拓殖大学北海道短期大学の高大連携についてでございますが、現在の主な取組状況としましては、例年7月に開催されている拓殖大学北海道短期大学農場公開デーに深川東高校の生徒が出席し、圃場の見学などをしているほか、地域振興奨学生制度として、地元高校などからの入学生らを対象に学費等の一部を助成されており、本市もこの取組に対し助成金を支出し、地元高校との結びつきを支援しているところでもございます。拓殖大学北海道短期大学が地域の高校と連携を深めることは、地域に根差した大学として、地域振興や学生確保の観点からも大変重要と考えておりますので、議員から紹介のありました取組事例や御提言につきまして、大学側と情報共有を図るとともに、本市としましても、引き続き可能な限りのサポートに努めてまいりたいと考えております。