深川市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月5日
新型コロナワクチン接種
2021年3月5日、深川市議会の一般質問で、太田幸一議員が「新型コロナワクチン接種」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 太田幸一 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 太田幸一
それでは、4番目の新型コロナワクチン接種について、何点かお伺いします。今日、地球規模でのコロナ禍において、最大の解決策はワクチンの開発であり、残念ながら開発途上国と裕福な国でのワクチンの奪い合いや、日本においては、ノーベル賞受賞に見られる科学大国日本というところで、なぜワクチンが開発されないのかと、市民からも聞こえてきます。御承知のように、米、英、そしてEU、中国やロシアなどという国際覇権の戦略としてもワクチンの開発が競い合われているというふうにも見てとれます。既に日本でも使用が始まっているファイザー社のワクチンも含めて、今、マスコミに登場しているアストラゼネカ社は英国ですけれども、割と省力化されたワクチンが、順次、日本での契約の承認を取るのではないかと考えておりますが、項目が少し多くなりますけれども、6点にわたってお伺いしたいと思います。一つ、妊婦は接種の努力義務から除外されるとしているが、妊娠何週経過で接種を可能とするのか。また、本人の意向としてかかりつけ産婦人科医の判断とも言われていますが、市の考え方を伺います。二つ、4月以降、高齢者への接種の対応が本市としても始まるとされておりますが、自宅で寝たきりとなっている方々への対応はどのようになるのか伺います。三つ、ファイザー社のワクチンは、注射器の形状等で今日は5人単位で進めるという形になっておりますけれども、現在、承認待ちをしております容易に冷蔵保管できるアストラゼネカ社のワクチンとの使い分けについて、市の考え方を伺います。四つ、ワクチンの接種チームには医師が必ず入るということで、深川市には多度志診療所と納内診療所の2か所の診療所がありますけれども、こことの関わりはどのように扱うのか。五つ、医療従事者は北海道が直接対応するということですが、介護従事者についての対応はどのようにするのか。六つ、市民からの相談窓口は固定すべきと考えますが、特徴的なQ&A等含めて全体に周知すべき内容については、即公表するべきではないかと思いますが、市の考え方を伺います。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
新型コロナワクチン接種について、6点の質問をいただきましたので、順次、お答え申し上げます。初めに、新型コロナワクチン接種について少し説明させていただきますと、このワクチン接種は、新型コロナウイルス感染症の発症を予防し、死亡者や重症者の発生をできる限り減らし、結果として新型コロナウイルス感染症の蔓延防止を図ることを目的としておりまして、予防接種法による臨時接種として、16歳以上の方を対象に1人2回の接種を行うものであり、対象となる方には、接種を受ける努力義務が課されているものであります。今回の接種の順位につきましては、グループとして、1番目が医療従事者、2番目が65歳以上の高齢の方、3番目が基礎疾患のある方、4番目が高齢者施設等の従事者、5番目が16歳から64歳までの方とされておりまして、国が接種順位と接種時期を公表し、それに従って市町村が、順次、接種していくことになるものであります。接種の対象となる方には、まず市から接種券を個別に送付し、コールセンターで接種場所、日時を予約していただきまして、その各接種場所に接種券を持参されて、そこで接種を受けていただくという体制となるものであります。それを申し上げた上で、まず質問の1点目、妊婦の方の接種についてのお尋ねであります。国では、妊婦の方に関して、海外でも治験データが限られていることなどから、接種の努力義務から外すとしております。しかしながら、努力義務から除外されたといっても、接種してはならないというものではなくて、その接種のメリットとデメリットをよく検討した上で接種を受けるか受けないか判断していただくことになると思います。なお、ちなみに日本産婦人科感染症学会、産婦人科学会からは、妊婦さんでも医療従事者など感染リスクの高い方、あるいは肥満や糖尿病など重症化リスクがある基礎疾患を合併しておられる方は、接種をすることが考慮されるとしております。また、胎児の器官形成期であります妊娠12週までは接種を避けることなどが、その学会から提言されているところであります。また、授乳中の女性については、現時点で特段の懸念が認められているわけではなく、海外でも接種の対象とされておりますことから、ワクチンを受けるかどうか判断に悩んでおられる方は、主治医とよく相談していただくことを国では周知しておりますので、市民の方から相談があった場合には、その旨を丁寧に説明してまいりたいと考えております。次に、質問の2点目の寝たきりの方などへの対応についてであります。本市における接種の体制としましては、現在のところ、一つとして、市内の15医療機関での個別接種、それから健康福祉センターデ・アイを会場といたします集団接種の併用で実施することを考えておりまして、加えて高齢者施設等に入院あるいは入所しておられる方には、当該施設内での接種や嘱託医師による接種などについて、調整を行っているところでございます。なお、質問の受診や移動が困難な状況にある寝たきりの方などへの対応につきましては、訪問診療による自宅での接種についても検討しているところであります。次に、質問の3点目、ワクチンの使い分けについてでありますが、現在、日本で承認を受けておりますワクチンはファイザー社1社のみであり、4月以降の接種については、このファイザー社のワクチンが国から都道府県を通じて市町村に分配されることになっておりまして、今のところはファイザー社のワクチンでの接種体制を各医療機関と情報交換をしっかりしながら、準備しているところでございます。今後、ファイザー社以外のワクチンの承認、供給につきましては未定でありますが、いずれにいたしましても、国などが割り当てたワクチンの分配計画に従いまして、ワクチンの特性に鑑みながら、医療機関への分配方法を市で検討することになりますが、2回の接種は同じ種類のワクチンを使用しなければならないとされておりますので、ワクチンの種類が増えた際においても、接種場所で混乱が起きないように十分慎重に対応してまいりたいと考えております。次に、質問の4点目、市立診療所における対応についてでありますが、個別接種を行う医療機関は、市立病院をはじめ市内の15医療機関において接種を行う予定で取り進めており、その中には、議員が指摘された多度志診療所や納内診療所も含まれておりまして、両診療所をはじめとする各医療機関の医師の協力をいただく中で、ワクチンの接種が円滑に進むように取り進めてまいります。次に、質問の5点目、高齢者施設等の従事者の接種についてであります。医療従事者の優先接種の調整は、都道府県が担当することとなっておりまして、現在、北海道が医療従事者の接種希望者の取りまとめ、そして3月中旬以降の接種開始を目途に準備を進めているとお聞きしているところであります。質問の高齢者施設等の従事者への接種は市町村の役割であり、従事者に対する接種順位は高齢者や基礎疾患のある方の次となっておりますが、高齢者の接種が開始されたときに、高齢者の施設内において入所者の接種を実施する場合には、同じタイミングで従事者の接種を行うことが国・北海道の方針により可能であるとなっております。このことから、現在、市内の各施設に対し、入所者の接種方法や従事者の接種希望について調査を行っているところであり、高齢者施設等の従事者の接種につきましても、可能な限りスムーズに行えるように調整してまいりたいと考えております。最後に、質問の6点目、市民に対する新型コロナワクチンの相談窓口についてであります。相談窓口は、現在、ワクチン接種の体制整備を行っております健康福祉課健康推進係で主に対応することといたしておりまして、また、Q&Aでありますとかワクチン接種に関する情報につきましては、市のホームページにおいて国の情報等が随時確認できるように既に対応しているところであります。今後におきましては、市から接種券の個別送付に合わせまして、ワクチンに関する情報をはじめ、接種の予約方法や接種場所などの詳細が分かるように、チラシを同封いたしましてお届けすることを考えております。ワクチンに関する市内における接種スケジュール等は、この先明らかになり次第、広報をはじめ新聞折り込みなど、様々な手段、機会を通じまして、ワクチンや接種に関する諸情報の丁寧な提供と周知に努めてまいりたいと考えているところであります。