みんなの議会

深川市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日

臨時災害放送局

2020年12月10日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「臨時災害放送局」について質問し、企画総務部長 三浦浩二が答弁しました。

質問者
宮澤孝司 議員
答弁者
企画総務部長 三浦浩二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 宮澤孝司

次の質問に入ります。臨時災害放送局について伺います。地震、豪雨災害などが多発する中、災害対応のコミュニティFM局は、情報発信のツールとして一層必要に迫られており、議会でも私を含め、地域コミュニティFM局の必要性を訴えてまいりました。災害時の放送拠点としては、多くが既存のFM局などのラジオ放送を利用して行われておりますが、コミュニティFM局の立ち上げには、多額の資金を必要として、運営にはスポンサー企業獲得など、継続に課題も多いところであります。小規模自治体単独での開設は難しく、伊達市のように広域連携でのコミュニティFM局運営も見られるところであります。臨時災害放送局は、東日本大震災のときには35局、熊本地震、九州地方、中国地方の豪雨災害時にも開設され、住民の安否、ライフラインの状況、支援物資の配布等の情報を放送しております。開局には2パターンあり、既存のコミュニティFM放送を休止し、その放送設備等を利用しての移行型と、放送設備等を新たに設置する新規型があります。本市のようにコミュニティFM放送局を持たない自治体では、新規型での開設を検討すべきと考えます。開設に向けては、平時より放送機材の確保、近隣のコミュニティFM局との連携、放送場所や人員の確保など、多くの検討事項があります。放送機材に関しては、北海道総合通信局から借りることも可能であります。臨時災害放送局については、第2回定例会での田中議員の答弁で最後に触れられておりますので、ある程度取組に対しての検討はされていると思います。田中議員は、あくまでもFMローカル放送局を開設して、災害時に対応すべきと粘り強く質問されておりますが、私は若干粘り強さがないので、今回、FM局開設は難しいと判断して、臨時災害放送局のみの開設に向けた検討を提案いたします。そこで、1点目ですが、これまでの臨時災害放送局の開局状況について伺います。2点目ですが、臨時災害放送局のシステムの把握と設置に向けた考え方についてお伺いします。

答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)

臨時災害放送局について、2点質問いただきましたので、順次お答えいたします。初めに、臨時災害放送局の概要について申し上げますと、臨時災害放送局は、災害時にその被害の軽減に役立つよう、地方自治体が臨時に開設する災害時のFM放送局でありまして、阪神・淡路大震災の経験を踏まえて、制度化されたものでございます。また、市内にコミュニティ放送局がある場合には、この放送局の協力を得て、臨時災害放送局としての運用が可能になっているところであります。そこで、質問の1点目、これまでの臨時災害放送局の開局状況についてでございます。北海道総合通信局に道内における過去3年間の状況についてお聞きしましたところ、二つの自治体が開局して放送を行っておりまして、いずれも自主機材による運用ではなく、総合通信局が行っている機材の貸出しの活用でございます。しかし、平成30年の北海道胆振東部地震の際に、北海道と北陸の総合通信局の貸出機を厚真町とむかわ町にそれぞれ1台、貸出しているとのことでありまして、厚真町については、今月末までの貸出し予定であると伺ってございます。次に、2点目の臨時災害放送局のシステムの把握と設置に向けた考えについてでございます。現在承知しているシステムの内容を申し上げますと、機材につきましては、送信機やアンテナのほか、マイクロホンなどの音響設備が必要になるものでございまして、これらの機材を新たに購入する場合には、他の放送局への影響を確認する必要があることから、事前に北海道総合通信局と協議が必要であるとお聞きしているところでございます。また、このほかには、北海道総合通信局の機材を無償でお借りして、臨時災害放送局として運用する方法がございます。この場合の事務手続といたしましては、後日、申請書類の提出が必要となりますが、特例措置として、電話による口頭申請と併せて、機材の貸出しについて相談を行い、そのときの総合通信局の判断により、臨時災害放送局の運用が可能になるものでございます。そして、本市の臨時災害放送局の設置に向けた考えについてでありますが、現時点では、その都度、北海道総合通信局から機材をお借りし、災害時に放送を行うことが望ましいと考えるところでありますけれども、北海道総合通信局の貸出機材は1台しかないとお聞きしておりまして、その他の総合通信局の機材をお借りすることも可能ではありますけれども、災害が広域の場合には、お借りすることが困難になることも想定されます。また、放送する電波の到達範囲の確認が必要など、これらの課題もあり、FMローカル放送局についての検討も引き続き必要と思っておりますので、今後も調査・研究に努めてまいりたいと考えているところであります。

出典:深川市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる